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WiMAXのLTEオプションとは?|通信速度が速くなる?制限に注意?必要かどうか徹底解説!

更新日:2020.06.24

WiMAXは通常のWiMAX回線の利用だけではなく、オプションの追加によってLTE回線も利用できます。それぞれの回線には特徴の違いがあり、速度制限の要件なども異なります。特徴の違いを知り、LTEオプションを上手に使いこなしましょう。

モバイルルーターのWiMAXでは、WiMAXやWiMAX2+の回線を利用できるだけではなく、さらにLTE回線が利用可能です。

LTE回線の利用は追加オプションですが、これを使うことでより幅広いエリアで高速通信ができます。ただし、利用時にはいくつか注意点があり、使い方を間違えると快適性が損なわれてしまいます。

LTEオプションの上手な使い方を知り、WiMAXの快適性を落とすことなく、便利に活用しましょう。

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WiMAXの使用回線モードは2種類

基本知識で知っておきたいこととしては、WiMAXで使用している回線の種類があげられます。

WiMAXの使用回線は2つであり、WiMAXのみのハイスピードモードと、LTEを追加したハイスピードプラスエリアモードがあります。

それぞれで特徴が異なるため、モードごとの違いを把握してWiMAXの回線について理解を深めておきましょう。

WiMAXのみ使用のハイスピードモード

ハイスピードモードはWiMAXの回線のみを利用するモードです。WiMAXには旧回線のWiMAXと新回線のWiMAX2+がありますが、旧回線は2020年3月31日にサービスが終了します。

そのため、現在利用している人の多くは、新回線のWiMAX2+を利用していることがほとんどでしょう。

LTEを追加のハイスピードプラスエリアモード

LTEオプションを追加するハイスピードプラスエリアモードでは、WiMAX2+とLTEの回線を同時に使用しています。

WiMAX2+のみでハイスピードモードとなり、LTEを足すとさらにプラスエリアモードになると考えましょう。

2つの回線を利用することで通信速度が改善されるのはもちろん、より幅広いエリアで快適な通信が可能となります。

地方や郊外などから、建物や地下でも速度を落とすことなく通信が可能です。

LTE回線を利用すると通常月額1,005円(税抜)のオプション料金がかかりますが、プロバイダによっては新規契約で無料としていることもあります。

ハイスピードプラスエリアモードが使えると便利であるため、契約時にはオプションの無料追加ができるかどうかもチェックするとよいでしょう。

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WiMAXとLTEの違い

それぞれ電波回線を利用し、インターネットに接続できるという点は共通していますが、回線自体が異なるため、当然違う点も多数あります。

WiMAXとLTEには大きな違いがあるため、接続や回線の方式の違いなどを知り、それぞれへの理解を深めていきましょう。

WiMAXは専用端末を経由したネット接続

UQコミュニケーションズが管理しているWiMAX回線は、専用の端末を経由してネット接続を行っています。

使用する端末はモバイルルーターですが、「WiMAX」という独自の回線と機器を使用していることが大きな特徴です。

独自回線を利用しているため、回線の混雑を防ぎ、快適な通信環境を維持しやすいことも特徴の1つでしょう。

LTEは基地局をアクセスポイントとした通信回線

そもそもLTEとは「Long Term Evolution」の略称であり、通信規格の1つです。スマホなどのキャリア回線と同じく、基地局にアクセスポイントを置いた回線であることが、LTEの特徴です。

通信規格でいえば3Gと4Gの間ですが、4Gと同程度の通信性能を持つため、「4G LTE」と呼ばれることもあります。

基地局から電波を発信して、ルーターやスマホに接続して使用する回線のため、WiMAX以外では、ドコモソフトバンクauなどの三大キャリアで利用されています。

また、ワイモバイル楽天モバイルといった、一部格安SIMでもLTE回線を利用する場合があることは覚えておきましょう。

WiMAXとLTEの違いは電波の周波数帯域

回線自体の違いもありますが、WiMAXとLTEのもっとも大きな違いは、電波の周波数帯域であるといえます。

WiMAX回線では2.4GHzや5GHzの高周波数帯域を使用しており、LTEでは700~900MHzといった低周波数帯域を使用しています。

高周波と低周波では電波の飛び方や性質に大きな違いがあり、これが通信性能にも影響すると考えましょう。

高周波数帯域で使用されるWiMAX回線の電波は、真っすぐ進む力強いため、電波強度自体は高いです。そのため、高速通信が可能ですが、直進性の高さゆえに反射もしやすく、障害物には弱いことが特徴です。

対してLTEで使用される低周波数帯域は、障害物があっても回り込んで進むことができるため、遮蔽物によって電波が弱くなりづらいという特徴があります。

建物や地下などでもLTEが繋がりやすいのは、そういった電波の性質が関係しています。

WiMAXにLTEオプションを利用した場合の比較

WiMAXでLTEを使うかどうかを判断するには、LTEオプションを利用した場合と通常時とで、どのような違いが出るのか比較しておくことが大切です。

通信エリアや通信速度、速度制限などでどのような違いが出るのか知っておくことで、LTEオプションの必要性を判断しやすくなります。

通信エリアの比較

同じ端末でも、WiMAXのみのモードとLTEを追加したモードでは、通信可能なエリアが違ってきます。

モード特徴
WiMAXのみのハイスピードモード
  • 壁などの障害物に弱い
  • 鉄筋コンクリートの建物内は使えないことも多い
  • 山や建物など、障害物があると使えないこともある
LTE追加のハイスピードプラスエリアモード
  • どのエリアでも電波が安定している
  • 建物内でも利用しやすい
  • 基地局が多いため、WiMAXよりも使用できるエリアが広い

使用している周波数帯域や基地局の数の違いが大きく、より広いエリアで安定して使えるのはLTEオプションを追加した場合です。

また、建物内での使用も、LTEオプションを追加しているほうが通信が安定しやすいでしょう。

通信速度の比較

下りの通信速度を比較すると、WiMAXとLTE追加のモードでは次のように異なります。

モード最大速度
WiMAXのみのハイスピードモード
  • 110Mbps
  • 220Mbps
  • 440Mbps
LTE追加のハイスピードプラスエリアモード
  • 75Mbps
  • 370Mbps

最大速度は利用するエリアや機種によって異なるため、一概にどちらが速いと決まっているわけではありません。

ただし、条件を揃えた場合の最大速度のみで見ると、WiMAX2+のほうが速いです。

LTEは通信を安定させ、かつ幅広いエリアで利用できる点が特徴であり、モードの切り替えをしても通信の最大速度自体がそれほど上がるわけではないことは理解しておきましょう。

しかし、LTEでも十分高速通信は可能であり、通信が安定することで実際の通信速度はLTEのほうが出ることも多いです。

最大速度はあくまで理論値であり、実測値は使用環境によって変動することは頭に入れておきましょう。

速度制限を比較

WiMAXでは使用したデータ容量に応じた速度制限があり、その要件はモードによって異なります。

モード使用可能なデータ容量制限期間制限時の最大速度
WiMAXのみのハイスピードモード直近3日間で10GB翌日18時~2時まで1Mbps
LTE追加のハイスピードプラスエリアモード月間7GB月末まで128kbps

WiMAXのみで利用している場合は、ギガ放題プランだと直近3日間で10GB以上の通信を行った場合に、翌日の18~2時までの約8時間通信速度が制限されます。

制限期間が短く、制限時の最大速度が1Mbpsと速い点が特徴であり、通信速度が低下してもそれほど気にならないレベルといえるでしょう。

対してLTEオプションは月間7GBまでしか使用できず、制限も既定のデータ容量を超えた時点から月末までと、長い点が特徴です。

制限時の通信速度も128kbpsと非常に低速であり、速度制限にかかるとネットが使いづらくなるため、注意しなければなりません。

通信モードの切り替え方法

WiMAXのハイスピードモードとLTEを追加したハイスピードプラスエリアモードは、自由に切り替えることが可能です。

どちらか一方を選択すると、以降そのままのモードで使用し続けなければならないわけではありませんので、必要に応じてモードの切り替えができるよう、操作方法を把握しておきましょう。

通信モードの切り替えは端末で行う

WiMAXとLTEの通信モードの切り替えは、WiMAXの端末本体から行います。

機種によって操作方法は若干異なるものの、端末から「設定」や「クイックメニュー」を選択すると、モード切り替えの項目が表示されます。

「通信モード」の項目を選択すると、WiMAXとLTEの2つのモードの選択肢が出てくるため、使用したい回線を選んで、モードの切り替えを行いましょう。

最新機種はハイスピードモード自動切り替え

従来の機種ではモード切り替えは手動で行わなければなりませんが、最新機種のWX05とW06では、LTEからWiMAX回線への切り替えが自動で行えます。

端末本体の設定からLTEで使用するデータ容量の設定が可能であり、規定値を超えたところで自動的にWiMAXのみのモードへと切り替わります。

また、一時的にLTE回線を使用したい場合は、「ワンタイム通信設定」から「時間切替」という機能を使うことで、タイマーを設定してモードの自動切り替えが可能です。

LTE回線の使いすぎを防ぐためにも、自動切り替えの機能は便利です。

LTEオプションの注意点

高速かつ快適に使えて便利なLTEオプションですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。

  • 月額通信制限が7GB
  • 速度制限が厳しい
  • データ量を追加チャージできない

これら3つのポイントを把握して、失敗なくLTEオプションを活用しましょう。

月額通信制限が7GB

LTE回線での通信は、月に7GBまでと制限がかけられています。ギガ放題のプランであってもこれは同じであり、LTEモードを一度でも使用すると、その月は7GB以上利用すると全てのモードで通信制限がかかります。

LTEオプションを利用した場合の通信制限の要件は、WiMAXとLTE両方の回線を合わせて、月に7GB以上通信した場合です。

そのため、WiMAX回線で3GB、LTE回線で4GB以上使った場合も、両方のモードで速度制限の対象となるため、注意しなければなりません。

実質使い放題であることがWiMAXギガ放題プランの魅力ですが、LTEオプションを利用した月は使い放題ではなく、月に7GBまでの制限付きプランになることは理解しておきましょう。

速度制限が厳しい

ギガ放題プランでも直近3日間で10GB以上の通信を行うと速度制限がかかりますが、この制限の程度はLTEオプションのほうがはるかに厳しいです。

ギガ放題プランの速度制限は約8時間と短く、制限時の最大速度も1Mbpsとある程度の速度は保たれています。

対してLTEオプションでは月末まで制限が続き、最大速度は128kbpsとギガ放題の制限時の約10分の1程度にまで落ちます。

動画の視聴やオンラインゲームのプレイはもちろん、ネットサーフィン程度でも不満を感じやすい通信速度になるため、LTEオプションを利用するなら制限がかからないよう注意しなければなりません。

データ量を追加チャージできない

スマホでは速度制限がかかると、データ量を追加購入して制限を解除できますが、LTEオプションではこれができません。

制限がかかると解除するには月末まで待つしか方法がないため、普段からネットをよく使う人は注意が必要です。

どれくらいのデータ容量を使っているのか知りたいなら、まずはUQ WiMAXで、無料お試しの「Try WiMAX」を利用してみることがおすすめです。

お試しで使って自分の通信量を把握しておくことで、適切なプランを選択しやすくなります。

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WiMAXとLTEオプションのお得な使い方

WiMAX回線とLTEオプションを上手に使うには、次の2点を意識することが大切です。

  • 毎月の通信量が7GB以内であることが前提
  • WiMAXだけのハイスピードモードへ戻す

様々な制限が厳しいLTEオプションですが、使い方を工夫することで便利に活用できます。

毎月の通信量が7GB以内であることが前提

そもそもLTEオプションは毎月通信量が7GB以内に収まる人に向いており、ライトユーザー向けのオプションといえます。

毎月の通信量が確実に7GBを超えるようならば、LTEオプションは利用せずに、ギガ放題のプランで使用したほうがよいでしょう。

月々の通信量が少なく、状況に応じてオプションを利用し、快適な通信環境を維持したいという人にLTEオプションが向いています。

WiMAXだけのハイスピードモードへ戻す

常にLTEオプションを使って通信していると、すぐに7GBの制限を迎えてしまうため、基本的にはWiMAX回線のハイスピードでの利用がおすすめです。

LTEオプションのハイスピードプラスエリアモードは、緊急時のみや、どうしても通信速度を高めたい場合のみ利用するようにし、普段はハイスピードモードで利用しましょう。

通常のWiMAX回線を基本利用とすることで、通信量の発生を抑えることができ、速度制限にもかかりづらくなります。

WiMAXのLTEオプションは通信量に注意

幅広い場所で使えて通信速度も高速なLTEオプションは便利ですが、速度制限にかかると快適性が一気に下がってしまうため注意が必要です。

LTEオプションを使うなら、データ容量には細心の注意を払い、使い方も工夫しなければなりません。

速度制限にかからない使い方を意識してLTEオプションを利用し、WiMAXをさらに便利に使いこなしましょう。

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