月額660円の格安SIM「TNC モバイル4G/D」って知ってる?

「@T COM」で有名なTOKAIコミュニケーションズが提供する「TNC モバイル4G/D」の格安SIMを徹底比較!月額料金が660円からとコストパフォーマンスが高いプランが特徴のMVNO。ISP(プロバイダー)としても有名で、自社の固定回線サービスを活かした「ヒカリセット割」の割引にも注目です!
この記事の目次
「@T COM」で有名なTOKAIコミュニケーションズが提供する「TNC モバイル4G/D」の格安SIMを知っていますでしょうか?月額料金が660円からと、低価格で運用ができるSIMカードです。固定回線光インターネット「TNCヒカリ」とのセット割もある、おすすめプランが満載のMVNOを徹底比較します!
TNC モバイル4G/Dから新サービス「LIBMO」に!
「TNC モバイル4G/D」は、2017年2月16日に新規受付を終了しています。現在は同じくTOKAIコミュニケーションズが提供する新サービス「LIBMO」が始まっていますので、そちらをチェックしてみましょう!
LIBMO(リブモ)について詳しくはこちら!
公式サイト:LIBMO
TNC モバイル4G/Dのプラン
TNC モバイル4G/Dの格安SIMプランを確認していきましょう。NTTドコモ系回線を利用したTOKAIコミュニケーションズのSIMは、月額料金が660円からと比較的安いのが特徴です。音声・SMS機能つきSIMもあり、オプションも豊富です。
月額料金とデータ容量
月額料金を見ていきます。最安は660円からとなっており、プラン改定でデータ容量が増量して更にお得になりました。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金 | SMS機能 | 音声通話機能 (SMS付属) | 最大通信速度 | 速度制限後の速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゼロプラン | なし | 660円 | +140円/月 | +700円/月 | 200Kbps | (3日間/366MB超過で更に制限) |
ミルプラン | 3GB | 880円 | +140円/月 | +700円/月 | 225Mbps | 200Kbps (3日間/366MB超過で更に制限) |
モアプラン | 5GB | 1,440円 | +140円/月 | +700円/月 | 225Mbps | 200Kbps (3日間/366MB超過で更に制限) |
ハイプラン | 7GB | 2,340円 | +140円/月 | +700円/月 | 225Mbps | 200Kbps (3日間/366MB超過で更に制限) |
ゼロプラン
月額660円・最大通信速度が200Kbpsの低速プラン。できるだけスマートフォンを安く運用したい方におすすめのSIMカードで、LINEのメッセージなら難なく行える速度です。
低速使い放題のプランではヨドバシ系「ワイヤレスゲート WiFi+LTE」が月額445円・250Kbpsなので、他社NVNOと比べるとコスパはあまり高いとは言えません。
ミルプラン
月額880円・LTE高速通信が3GB/月まで利用可能なプラン。人気のIIJmio・900円より安く、DMM mobileの最安850円に迫るほどのコストパフォーマンスを誇ります。
TOKAIコミュニケーションズの格安SIMプランの中では一番おすすめのプランといえます。
モアプラン
月額1,440円・LTE高速通信が5GB/月まで使えるプラン。こちらも楽天モバイル/OCN モバイル ONE
の1,450円と比べ、大手MVNOにも引けを取らない価格設定になっています。
ハイプラン
月額2,340円・LTE高速通信が7GB/月の大容量プラン。DMM mobile(DMMモバイル)が月額1,860円なので、大容量なら他社を選びたいところですね。
音声通話機能付きSIM
TOKAIコミュニケーションズでは、音声通話機能が各プラン料金にプラス700円で利用可能です。なお他社MVNOと同じく、SMS機能が付属します。
SMS機能付きSIM
プラス140円でSMS(ショートメッセージ)機能が利用できます。LINEの登録用に必要な場合は申し込みしましょう。


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最大通信速速度
月次プランの最大下り速度は225Mbpsです。APNリモートホストがvmobile.jpなのでMVNEはIIJと見られますし、実効速度にも期待が持てます。
速度制限
「月次のデータ容量を超えた場合」と「低速時(バンドルクーポンOFF含む)に366MB/3日間を超過した場合」の2通りの制限があります。
- 月次のデータ容量を超えた場合⇒ 200Kbps
- 200Kbps通信時に366MB/3日間を超過した場合⇒ さらに制限
制限は上記の通りですが、バンドルクーポン(高速通信データ容量)が残っている場合なら、基本速度制限がないのは嬉しいポイントです。
格安SIM枚数
SIMカードの枚数は契約につき1枚で、複数枚でのシェアプランはありません。
データ量繰り越し
余った通信容量は、翌月に繰り越すことが出来ます。
データ容量追加・バンドルクーポン
バンドルクーポンでのデータ量追加・バンドルクーポンの利用ON/OFFは出来ません。MVNEがIIJですがこの辺りの違いには注意が必要でしょうが、今後対応するかもしれません。
端末セット購入
SIMフリースマートフォンとのセット購入も可能です。端末のラインナップ自体は少ないので、今後の改善に期待しましょう。
光コラボの「ヒカリセット割」
自社提供の光インターネット「TNCヒカリ」と同時に利用すると、割引をうけることが出来ます。
- ゼロプラン 割引なし
- ミルプラン 毎月-100円割引
- モアプラン 毎月-200円割引
- ハイプラン 毎月-300円割引
最大5回線まで割引対象になるので、自宅で同社の固定回線サービスを利用していれば、よりお得に格安SIMを運用できるでしょう。
最低利用期間
音声通話機能付きSIMのみ、課金開始日から1年以上の最低利用期間があります。1年以内に解約の場合は9,500円の解約金が発生するので確認しておきましょう。
TNC モバイル4G/Dの特徴
TOKAIコミュニケーションズの格安SIMの特徴を確認し、メリットとデメリットを見ていきましょう。
おすすめポイント・メリット
先述の通り、3GBの「ミルプラン」と5GBの「モアプラン」は、他社MVNOに比べてもコストパフォーマンスが高い内容となっています。音声・SMSにも対応しているので、多様な用途に使えるでしょう。
データ容量の翌月繰り越しに対応しているので、余った通信量も無駄無く使えます。IIJ系列の回線なので、実効速度にも期待が持てるのはおすすめポイントですね。
また固定回線とのセット割引「ヒカリセット割」の対象なら、業界最安水準でSIMカードの運用が可能です。
メールアドレスが無料もらえたりもするので、この辺りはISP(インターネットサービス)の流れをくんでいるMVNOならではのメリットと言えそうです。
注意点・デメリット
データ容量(バンドルクーポン)の追加・高速通信のON/OFFが出来ないので、プランを慎重に選ばないと月間通信容量を超えてしまう可能性があります。そうなると通信制限がかかり、Youtubeなどの動画サービスは見れなくなってしまうので注意しましょう。
またSIMカード複数枚のシェアプランがないのも惜しいところです。せめて7GBの大容量プランでは対応していれば利用の幅は広がるので、今後に期待。
その他実際のユーザーレビュー・実効速度も調査したところ概ね良好のようで、プラン選びさえ間違えなければ、おすすめの1枚と言えそうですね。
TNC モバイル4G/DのMVNO情報
格安SIMとしては新しい会社なので、その辺りの情報や評判を調査しました。インターネット関連では「@T COM」として有名なプロバイダーです。
株式会社TOKAIコミュニケーションズの評判
通信業関連では有名な会社で、ADSL・CATV・光インターネットなどを提供していました。東海地域・特に静岡に強いISPです。
固定回線事業「@T COM」でのユーザー評判は「★5つ満点中の約★2.5点」と、可もなく不可も無く、といったところでしょうか。
それだけにこちらの「TNC モバイル4G/D」のモバイル通信事業が鍵を握っていると言えそうです。
TNC モバイル 4G/D・格安SIMのまとめ
回線自体の評判は現状良く、プランの月額料金も比較的安い構成です。利用者の増加が伴えば、人気が出てくることでしょう。
こちらの他にも、おすすめの格安SIMを提供しているMVNOは沢山あります。下記の「おすすめ格安SIM」では、無料でおすすめのSIMカードを教えてくれます。スマートフォンの月額料金にお悩みの方は、ぜひお試しください。
「TNC モバイル4G/D」は残念ながら終了してしまいましたが、現在は同じくTOKAIコミュニケーションズが提供する新サービス「LIBMO」が始まっていますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
公式サイト:LIBMO