MVNOを契約するときにSIM発行手数料がかかるって本当?
MVNOを契約する際に発生する料金の中に「SIM発行手数料」と呼ばれるものがあります。今回は、初期費用の中に含まれているSIM発行手数料について紹介。なぜ、手数料がかかるのか?すべてのMVNOで請求されるのか?この「SIM発行手数料」について知っていきましょう!
この記事の目次
MVNO会社を契約する際に「SIM発行手数料」がかかるって知っていましたか?事務手数料に加えて発生するSIM発行手数料がよく分からないという方のために、今回はMVNOのSIM発行手数料に関して紹介。本記事で、SIM発行手数料について詳しく理解しましょう!
MVNOを契約するときにかかるSIM発行手数料ってなに?
これから格安SIMを契約する方、またはすでに契約した方の中で「SIM発行手数料」や「SIM発行準備料」といった言葉を目にした方はいませんか?これまで、MVNOで発生する初期費用といえば事務手数料が一般的でした。
今回は、MVNOを契約するときに気になるSIM発行手数料について紹介。発生する理由や、どのMVNOだと請求されるのか?そしてSIM発行手数料を節約する方法を紹介していきます!
SIM発行手数料について知っておこう
- SIM発行手数料とは、キャリアがMVNOに請求している手数料のひとつ
MVNOは、基本的にキャリアの回線を借りて運営しています。そのため、キャリアから回線に付随する手数料徴収がMVNOに対して行われた場合、その手数料をユーザーに負担してもらう動きが発生することがあります。例えば、事務手数料やSIM再発行手数料などは、これまでも当たり前のように発生していました。
SIM発行手数料は2017年の夏~秋を目処に、多くのMVNOが請求を始めた手数料です。これ以降にMVNOと契約する方の多くが、SIM発行手数料を支払っています。
SIM発行手数料を支払う理由
そもそも、これまでも発行手数料はかかっていましたが、価格が安かったためユーザーに手数料という形では請求されていませんでした。しかし、キャリア側の値上げによって、MVNOのユーザーがSIM発行手数料を支払う形になっています。
SIM発行手数料は、どのMVNOも400円程度の料金です。契約事務手数料とは別に請求されるため、初期費用が少しだけ高くなりますが、サービスを提供してもらう立場からすると、これまで無料だったことがある意味ラッキーな状態と言えたかもしれません。
SIM発行手数料について理解しておけば、初期費用に含まれていても疑問に思わず支払いを行えます。どうしてもSIM発行手数料を節約したいという方は本記事で紹介するSIM発行手数料がかからないMVNOと契約することをおすすめします!
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主要なMVNO22社別!SIM発行手数料まとめ!
それでは、各MVNOのSIM発行手数料に関して見ていきましょう。今回は主要な22社を対象にSIM発行手数料をまとめてみました。MVNOで契約する回線によって手数料が違ったり、中にはSIM発行手数料が発生しなかったりする場合もあるので、本章でよく確認してください。
また、SIM発行手数料を節約する方法も紹介していきます。「どうしてもSIM発行手数料が発生してしまうけど、なんとか安くしたい!」という方は参考にしてみてください。
2018年1月時点の情報です。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
SIM発行手数料がかかるMVNO会社
- mineo
- Dプラン:425円
- Aプラン:438円
- LINEモバイル
- 432円
- DMMモバイル
- 425円
- U-mobile
- 425円
- U-mobile S:415円
- BIGLOBEモバイル
- 425円
- IIJmio(みおふぉん)
- タイプD:425円
- タイプA:438円
- OCNモバイルONE
- 425円
- エキサイトモバイル
- 425円
- DTI SIM
- 425円
- nuroモバイル(nuromobile)
- D回線:425円
- S回線:414円
- QTモバイル(QTモバイル)
- 421円
まずは、SIM発行手数料が発生するMVNO11社の紹介です。SIM発行手数料の中で最安なのが「SoftBank回線」のもの。次に「docomo回線」、もっとも高いのが「au回線」です。
ただ、どの回線も料金に開きはなく、基本的に400円程度がSIM発行手数料となります。必ず、契約する前にSIM発行手数料がいくらなのか確認しましょう。
SIM発行手数料がかからないMVNO会社
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
- b-mobile(ビーモバイル)
- イオンモバイル
- NifMO(ニフモ)
- TONEモバイル(トーンモバイル)
- ロケットモバイル(ロケモバ)
- LIBMO(リブモ)
- Fiimo(フィーモ)
- J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
続いて、SIM発行手数料が発生しないMVNO11社の紹介です。ワイモバイルのように独立した回線で運営している、または他の手数料などに組み込まれている、大手のためユーザーから回収しなくても自社でまかなえる…など、各社にSIM発行手数料がかからない理由があります。例えばFiimoは2017年9月以降に400円ほど契約事務手数料が増えているため、他の手数料に組み込んだケースと思われます。
どうしてもSIM発行手数料を節約したいという方は、上記の11社から契約するMVNOを選ぶといいでしょう。
SIM発行手数料を節約する方法はある?
- パッケージ版を購入して契約事務手数料を節約すればSIM発行手数料分がお得に!
SIM発行手数料がかかる11社の中から契約先を選びたいけど、手数料が気になる…という方はパッケージ版の購入がおすすめです。SIMのパッケージ版を購入すると契約事務手数料である約3,000円が無料になります。
お得に購入するならこちらの記事をチェック!(価格などは記事執筆時のものです)
上記の記事でお得に購入する方法をまとめてあるので、ぜひご覧ください。MVNOによっては契約事務手数料の3分の1程度の料金でパッケージが購入できるため、SIM発行手数料を差し引いてもお釣りが返ってくるほどお得になります。
MVNO会社のSIM発行手数料を理解して契約しよう!
MVNOのSIM発行手数料について紹介しました。MVNOによってSIM発行手数料がかかる会社とかからない会社があります。自分がこれから契約するMVNOのSIM発行手数料を確認しておくことで、契約時にSIM発行手数料の項目を見ても納得して手続きできますよ。
もしSIM発行手数料が発生する場合は、最後に紹介したパッケージ版を購入して、少しでもSIM発行手数料を節約することをおすすめします!
SIM発行手数料について理解できたところで、次は自分のライフスタイルに最適な格安SIMのプランを選びたいですよね。そんな方は、下の「格安SIM比較診断」をぜひお試しください!そろそろ格安スマホに買い替えたいという方は「格安スマホ比較診断」も必見ですよ。