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格安SIMでも使えるキャリアアグリゲーションとは?徹底解説!

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格安SIMでもキャリアアグリゲーションによる高速通信は利用できます。しかし格安SIMでキャリアアグリゲーションを明確に活かすことは難しい状態です。なぜ格安SIMでキャリアアグリゲーションをしっかり活かすことができないのか、どうすれば少しでも効果を出せるのか紹介します。

キャリアアグリゲーションはLTEの通信速度をさらに速くする技術でドコモ、au、ソフトバンクでも利用できます。ではドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の格安SIMでもキャリアアグリゲーションは使えるのか調べてみました。


キャリアアグリゲーションとは

まず最初にキャリアアグリゲーションという機能はどういうものなのか説明します。

キャリアアグリゲーションとその機能

キャリアアグリゲーションは「CA」と略して表されるインターネットデータ通信速度を高速化する技術です。キャリアアグリゲーションを使うとLTEの高速通信をさらに高速化できます。

具体的には複数あるLTE回線を一つにまとめます。たとえば1900Mhzという周波数のLTE回線100Mbpsと800Mhzの周波数のLTE回線 100Mbpsがあったとするとこの2つのLTE回線をまとめ、200Mbpsの高速通信が使えるようにします。

キャリアアグリゲーションの技術がないままだと、2つの100MbpsのLTE回線を使ったとしても最大通信速度は100Mbpsにしかなりません。

キャリアアグリゲーションという技術があるからこそ通信速度はどんどん速くなることができるのです。

ドコモのキャリアアグリゲーション

ドコモのキャリアアグリゲーションは複数パターンの組み合わせがあり、現在では3つのLTE回線を組み合わせて通信速度の高速化を図っています。2017年5月のドコモの下り最大通信速度は682Mbpsです。

auのキャリアアグリゲーション

auの場合キャリアアグリゲーションで使う通信回線にLTEだけでなくWiMAX2+の回線も含めることができるようになっています。2017年5月の下り最大通信速度は370Mbpsです。

ソフトバンクのキャリアアグリゲーション

ソフトバンクはSoftBank 4G回線とSoftBank 4G LTE回線の2つの回線をキャリアアグリゲーションによってまとめ、通信速度の高速化を図っています。

2017年5月の下り最大通信速度は262.5Mbpsです。

ソフトバンクの4Gと4G LTE

ソフトバンクのSoftBank 4GとSoftBank 4G LTEは似たような名前ですが、全く別の回線で通信方式が違います。4G回線はAXGPと呼ばれる通信方式を採用しています。4G LTEはFDD-LTEと呼ばれる通信方式を採用しています。

格安SIMでもキャリアアグリゲーションは動作可能

格安SIMを使った場合、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアアグリゲーションは利用できるのでしょうか?

実はドコモ、au、ソフトバンクのキャリアアグリゲーションは格安SIMでも使うことができます。格安SIMだからといってキャリアアグリゲーションを制限していたりはしていません。

そのため、ドコモ回線の格安SIMなら最大682Mbps、auであれば最大370Mbps、ソフトバンクだと最大262.5Mbpsの通信速度が使えます。

格安SIMをキャリアアグリケーションで用いる時の2つの難点

しかし、キャリアアグリゲーションの恩恵を格安SIMでもしっかり活かしたい場合、2つの難点があります。

難点①:キャリアアグリゲーションは対応スマホが必要

キャリアアグリゲーションを格安SIMで使う場合の難点の1つ、それはキャリアアグリゲーション対応のSIMフリースマホでなければ効果がないことです。

HUAWEI P9やZenfone 3、HUAWEI nova等の比較的新しいSIMフリースマホであればキャリアアグリゲーションに対応しているのですが、それ以前のSIMフリースマホを使っている場合、キャリアアグリゲーションは使えません。

キャリアアグリゲーション機能をONにして実際に通信回線もキャリアアグリゲーションに変わった場合、表示が4GLTEが4GLTE+へと変わります。

難点②:それでも通信速度が遅い?その原因はPOIにある

キャリアアグリゲーションをONにしていても通信速度が速くなったようには思えないという声があります。

それはキャリアと格安SIMの相互接続点「POI」の能力と格安SIMからインターネットに接続する地点のスループット能力が低い場合に起こります。格安SIMでもキャリアアグリゲーションによる転送速度の効率化は行われています。しかし、転送速度は速いのですがPOIとインターネットへの出口が混雑しているため通信速度としては遅いということがあるのです。

キャリアとMVNO、POI、インターネットの仕組みは、以下のmineo(マイネオ)スタッフブログの図を見ていただくとわかりやすいと思います。


出典:スタッフブログ | マイネ王

つまりキャリアアグリゲーションの恩恵をしっかり受けようと思うならばPOIとスループット能力の高い格安SIMを選ばないと意味がありません。筆者の体験でPOIとスループット能力が比較的高いと思う格安SIMは以下の4つです。

もちろん速度が落ち込むこともありますが、それでも比較的POIとスループット能力が高いと感じることがあります。

格安SIMでもキャリアアグリゲーションは使える!

格安SIMでもキャリアアグリゲーションは使えます。格安SIMでしっかりキャリアアグリゲーションの能力を使いたいと思うなら、キャリアアグリゲーション対応のSIMフリースマホとLINEモバイル、OCNモバイルONE、楽天モバイル、UQ mobile(UQモバイル)の格安SIMを使うようにしましょう。

POIとスループット能力が高いと筆者が感じた格安SIM