【提供終了】ロケモバプレミアムは本家ワイモバイルよりお得?
ロケモバプレミアムが登場したことで、U-mobile SUPERも含めてY!mobile(ワイモバイル)回線を利用したMVNOが増えています。今回は本家Y!mobile(ワイモバイル)も含めて月額料金やかけ放題・キャンペーンの内容を比較し、お得なプランは一体どれなのか調査しました!
ロケモバプレミアムが登場したことで、U-mobile SUPERも含めてワイモバイル回線を利用したMVNOが増えています。今回は本家ワイモバイルも含めて月額料金やかけ放題・キャンペーンの内容を比較し、お得なプランは一体どれなのか調査しました!
2023年10月3日よりワイモバイルの料金プランが新しくなりました。
新料金プランの「シンプル2 S/M/L」は、データ使用量にあわせて選べるお得なプランです。
プラン | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 (税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
総データ利用量が 1GB/月以下の場合 | - | 1,078円 | 1,078円 |
なお、一部旧プランを掲載している記事がございます。ご了承くださいますようお願いいたします。
2016年8月の記事です。ロケモバプレミアムの提供は終了しています。
「ロケモバプレミアム」ワイモバイル回線を利用した格安SIMはお得なのか
ワイモバイルの回線を利用したMVNOの格安SIMプランがここ数ヶ月で一気に増えました。その2つが「U-mobile SUPER」と「ロケモバプレミアム」です。
一旦内容を整理しておくと、以下のようになります。
- ワイモバイル:本家MNO
- U-mobile SUPER:ワイモバイルの回線を利用したSIMプラン
- ロケモバプレミアム supported by U-mobile:U-mobile支援経由での、ワイモバイル回線を利用したSIMプラン
U-mobile SUPERが直接ワイモバイルから回線を仕入れているのに対して、ロケットモバイルのプランはU-mobileを経由して回線仕入をしているのがわかります。
いずれにしてもソフトバンク系のエリアが使えることには間違いないのですが、プランの内容には若干の違いも。それぞれの項目を比較してみましょう。
月額料金
下の表はキャンペーン適用時の月額料金の比較です。
音声通話SIM | R | →容量 | U | →容量 | Y | →容量 |
---|---|---|---|---|---|---|
スマホプランS | (1年目:2,138円) 3,218円 | 2年間:2GB/月 通常:1GB/月 | (1年目:2,138円) 3,218円 | 2年間:2GB/月 通常:1GB/月 | 1年目:2,138円 3,218円 | 2年間:2GB/月 通常:1GB/月 |
スマホプランM | (1年目:3,218円) 4,298円 | 2年間:6GB/月 通常:3GB/月 | (1年目:3,218円) 4,298円 | 2年間:6GB/月 通常:3GB/月 | 1年目:3,218円 4,298円 | 2年間:6GB/月 通常:3GB/月 |
スマホプランL | (1年目:5,378円) 6,458円 | 2年間:12GB/月 通常:7GB/月 | (1年目:5,378円) 6,458円 | 2年間:12GB/月 通常:7GB/月 | 1年目:5,378円 6,458円 | 2年間:14GB/月 通常:7GB/月 |
(ロケットモバイル=R、U-mobile=U、ワイモバイル=Y)
- キャンペーンが適用で月額料金が1年間安くなる、データ容量が2年増量するのは3社共通
- 月額料金は同じだが、ワイモバイルはスマホプランLもデータ容量が2倍でお得
割引適用時の月額料金は3社横並びですが、大容量のLプランではロケモバとU-mobileが12GB/月と倍になっておらず、14GB/月を2年間使えるワイモバイルの方がコストパフォーマンスは高いという結果になっています。
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無料通話・かけ放題
3社「10分以内の国内通話が月300回まで無料」という特典が付いており、これがワイモバイル系の格安SIMを利用する魅力です。ただしワイモバイルのみはオプションが使えるので、使い勝手には少し差が出てきます。
- 1,080円/月を追加することで「スーパーだれとでも定額」が利用可能で、時間無制限のかけ放題オプションが使える。
この辺りは今後MVNO側も提供してほしい部分ですが、時間無制限のかけ放題がオプションで使える分、通話の面でもロケモバプレミアムよりワイモバイルの方が使い易いと言えます。
通信エリア
回線が同じなので、3サービス同じエリアで通信を利用可能です。
速度制限
月間容量の超過後は、各社最大128Kbpsまで通信速度が低速化します。他の格安SIMは200Kbps程度のことが多いので、高速データ通信の月間容量には注意が必要です。
キャンペーン
月額料金と通話面ではワイモバイル本家を使うメリットが大きいですが、MVNO独自のキャンペーンを利用するとロケモバプレミアムやU-mobile SUPERも負けていません。
- ロケモバプレミアムのキャンペーン
- 新規契約の場合:2,000ポイント
- MNP契約の場合:3,000ポイント
- 24か月間、毎月200ポイント付与
- HTC Desire EYE:5万7,024円→4万9,464円
- HTC Desire 626:2万4,624円→2万1,384円
ロケモバプレミアムでは新規・MNPの契約で「ロケモバポイント」の特典がある分お得です。また新たにセット販売を行うHTCの格安スマホも割引価格で購入できます。
- U-mobile SUPERのキャンペーン
- ZTE Blade V6が同額値引きで実質0円(1年割引のスーパーおトク割との併用は不可)
U-mobile SUPERでは、ZTE Blade V6の24分割金額同等の割引を受けることができるのでおトク。スーパーおトク割との併用はできないのですがBlade V6の定価が2万円程度なことから、端末を安く買いたい方には良い選択肢と言えます。
ただしワイモバイル本家も端末セット購入で別途「月額割引」があり、実質0円で購入できる機種も。従って「どのキャンペーンがおトク」というよりは「欲しい端末が買えるキャンペーンを選ぶ」のがベストです。
最低利用期間・解約金
最低利用期間と解約金は以下の通りです。
名称 | Y | U | R |
---|---|---|---|
最低利用期間 | 約2年毎の自動更新契約 | SIM開通日(SIM着荷日)が属する月を開通月とし、開通月を含む24か月間 | ? |
解約金 | 1万260円 | 1万260円 | ? |
ワイモバイルの更新契約に対して、U-mobile SUPERは24か月間のみの最低利用期間となっています。「解約を忘れてしまってまた2年縛り」ということがないので、解約関連はMVNOの方が柔軟で安心できます。
ちなみにロケモバプレミアムの最低利用期間はまだ発表されていません。
ロケモバプレミアムは買うべき?
プランの全容が発表されていないので何とも言えませんが、現時点はロケモバプレミアムやU-mobile SUPERよりもワイモバイルの方がおトクと言えます。すでに紹介したメリットは以下の通り。
- ワイモバイルを選ぶべき理由
- キャンペーン適用で、スマホプランLのデータ容量が他社より多くなる
- 時間無制限の通話「スーパーだれとでも定額」がオプションで使える
- 機種のラインナップが充実しており、セット購入で実質0円(2年利用)近くになる機種もある。MVNOでも割引特典があるが、よく見てみるとワイモバイルの方がお得なケースが多い。
最低利用期間を除けば、まだまだ本家サービスの方がお得感があります。あとはロケモバプレミアムの詳細発表次第ですが、現状はワイモバイルを利用するべきでしょう。