楽天スーパーセールで楽天モバイルのSIMフリースマホを買ってみた!
この記事の目次
※この記事では2018年3月に開催された楽天スーパーセールでの購入体験をレポートしています。記事内で紹介している料金プラン等は当時の情報なのでご注意ください。
格安SIMの「楽天モバイル」は、MMD研究所が実施した「2018年3月 格安SIMサービスの利用動向調査」の「メインで利用している格安SIMサービス」でNO.1のシェアを獲得するなど今とても勢いにのっています。
テレビCMも頻繁に放送されていましたので、docomoやau、SoftBankといったキャリアや他の格安SIMからの乗り換えを考えている人も少なくないでしょう。
そんな楽天モバイルは「楽天市場」が年に数回実施する「楽天スーパーセール」でSIMフリースマホを回線契約とセットで大幅割引で販売することがあります。
今回は筆者が実際に楽天スーパーセールを利用して楽天モバイルと契約をし、SIMフリースマホを購入しましたので、その流れを紹介したいと思います。
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そもそも「楽天スーパーセール」とは何か?
まず最初に、楽天スーパーセールを知らない人のために概要を簡単に説明していきましょう。
楽天スーパーセールは楽天市場最大級の「お祭り」
楽天スーパーセールとは、オンラインショッピングモールである「楽天市場」が年に数回開催するイベントのことです。
楽天市場ではほぼ1年中に渡って大小何らかのセールが開催されていますが、その中でも楽天スーパーセールは最大級のものとなります。通常よりも割引率が高くなりますし、半値以下で販売されるような目玉商品も豊富に用意されることも珍しくありません。
楽天スーパーセールは年に4回開催される
楽天スーパーセールの開催時期はあくまでも「不定期」となっています。しかしここ数年はずっと「3月」「6月」「9月」「12月」に開催されているので、しばらくはこの「3の倍数月で3カ月おきに開催」というペースが続くと予想されます。
開催される週は3の倍数月の第1週目となることがほとんどですが、「2月」「5月」「8月」「11月」の末日が土日の場合はその日から開催されることが多いです。
また、6月のみは例外的に第1週目ではなく第3週目に開催される傾向にあります。
以上のことは楽天が公式にアナウンスしているわけではないので必ずしもこのとおりにいくとは限りませんが、楽天スーパーセールを狙って買い物をしたい人は「楽天スーパーセールはおおむね3の倍数月に開催される」ということを頭に入れたうえで、その時期には楽天市場を注意深くチェックしておくことをおすすめします。
また楽天スーパーセールは地上波のテレビCMで大々的に告知が行われることが多いので、地上波のテレビをよく見る人は開催に気づくことができると思います。
楽天モバイルの契約を考えている人は楽天スーパーセールを待つべし!
これから楽天モバイルを契約しようと考えている人、楽天モバイルで機種変更しようと考えている人は、できれば次回の楽天スーパーセールの開始を待った方がいいです。
その理由は冒頭にも少し触れたように「楽天モバイルは楽天スーパーセールに合わせてSIMフリースマホを大幅に割り引き販売するから」です。
そして大幅に割り引き販売されるSIMフリースマホは、原則として「回線契約とセット」となります。つまりSIMフリースマホのみを購入することはできません。
そのため楽天モバイルの契約と同時に新しいスマホを買おうとしている人は確実に待つべきだといえますし、新しいスマホを買うつもりはない人も「この価格なら買って持っておいてもいいかな」と思える機種が出てくる可能性があるので、楽天スーパーセールの開始を待った方がいい、というわけです。


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楽天スーパーセールで楽天モバイルの「ZenFone 4 Max」を買ってみた
さて、前述のように筆者は2018年3月に開催された楽天スーパーセールでASUSの「ZenFone 4 Max」を買いましたので、その際の流れを紹介していきます。これから楽天スーパーセールを利用して楽天モバイルでSIMフリースマホを買って契約をしたい、という人はぜひ参考にしてください。
楽天モバイルでは2018年3月の楽天スーパーセールでどんな割り引き販売をしたのか
楽天モバイルではさまざまなSIMフリースマホを販売していますが、楽天スーパーセールの時期にはこれらの価格が大幅に割り引きされます。
これは2018年3月に開催された楽天スーパーセールにおける楽天モバイルのセール内容です。
この時の楽天スーパーセールは2018年3月3日19時から3月8日1時59分まで開催されましたが、開始と同時に12機種のSIMフリースマホ、モバイルルーターをデータSIM、もしくは通話SIMとのセットでの割り引き販売を始め、翌4日からはこれら12機種以外のSIMフリースマホを通話SIMとのセットで日替わりのタイムセールを4回行いました。
また楽天スーパーセールの開始に先駆けて2月26日10時から3月3日18時59分までを「プレ期間」としてこの期間もセールを行っていました。
それぞれで販売されたSIMフリースマホ(モバイルルーター含む)の機種と販売価格の表が以下のとおりです。なお表中の価格はすべて2018年当時の税込価格で、事務手数料を含んでいます(楽天スーパーセールで販売される楽天モバイルのSIMフリースマホは事務手数料を特典価格に含む)。
当時のセール前価格 | セール価格 | 対象プラン | 対象契約タイプ | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
ZenFone Live | 2万2,889円 | 5,724円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | ※プレ期間の販売価格 |
iPhone SE 16GB(海外販売モデル) | 2万2,572円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | ||
iPhone 6s Plus 128GB(メーカー認定済整備品) | 8万9,838円 | 4万3,092円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
HUAWEI nova lite | 2万7,209円 | 8,424円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
AQUOS SH-M04 | 3万5,849円 | 7,344円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
arrows M04 | 4万1,249円 | 1万584円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
AXON7 | 6万2,849円 | 2万3,544円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
ZenFone Live | 2万2,889円 | 6,264円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
ZenFone 4 MAX | 2万5,049円 | 1万692円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
ZenFone 4 Selfie | 1万4,472円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | ||
Moto G5s | 1万3,824円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | ||
AQUOS SH-N01 | 3万449円 | 4,104円 | 通話SIM全プラン | 通話SIM | |
HUAWEI E5577 | 1万4,249円 | 5,292円 | 組み合わせプラン | データSIM | |
GRANBEAT | 9万5,249円 | 4万2,984円 | スーパーホーダイ1年契約 組み合わせプラン | 通話SIM | ※3月4日1時~1時59分までのタイムセール |
iPhone 6s 16GB(メーカー認定整備済) | 6万5,009円 | 3万0,672円 | スーパーホーダイ1年契約 組み合わせプラン | 通話SIM | ※3月5日16時~16時59分までのタイムセール |
ZenFone 4 | 6万5,009円 | 3万672円 | スーパーホーダイ1年契約 組み合わせプラン | 通話SIM | ※3月6日16時~16時59分までのタイムセール |
honor 9 | 6万1,769円 | 2万9,052円 | スーパーホーダイ1年契約 組み合わせプラン | 通話SIM | ※3月7日22時30分~22時59分までのタイムセール |
どのSIMフリースマホも当時のセール前価格と比較して大幅に割り引き販売されていたのがよくわかると思います。
注意が必要なのは「対象プラン」と「対象契約タイプ」です。
楽天モバイルの料金プランは「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」の2つに分かれています。前者は「データSIM(SMSなし)」「050データSIM(SMSあり)」「通話SIM」の3つをそれぞれ「3.1GB」「5GB」「10GB」「20GB」「30GB」「低速で使い放題」という月々使えるデータ通信量と組み合わせて使うという格安SIMで一般的な料金プラン、後者は速度最大1Mbpsの使い放題と国内通話5分かけ放題がセットになった料金プランです。
スーパーホーダイは通常最低利用期間が1年ですが、「2年」「3年」を選ぶこともでき、その場合は「長期優待ボーナス」として2年なら1万円、3年なら2万円のキャッシュバックを受け取ることができます。
「対象契約タイプ」というのは「データSIM(SMSなし)」「050データSIM(SMSあり)」「通話SIM」のことです。
楽天スーパーセールで割り引き販売されるSIMフリースマホは、機種によってこの対象プランと対象契約タイプが指定されています。
上記の表をみると対象プランが「通話SIM全プラン」となっているものと「スーパーホーダイ1年契約 組み合わせプラン」となっているものがあります。前者は「組み合わせプランの通話SIM」「スーパーホーダイ1年契約」「スーパーホーダイ2年契約」「スーパーホーダイ3年契約」が対象となり、後者は「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ1年契約」が対象(「スーパーホーダイ2年契約」「スーパーホーダイ3年契約」は対象外)という意味です。
そして対象契約タイプがモバイルルーターのHUAWEI E5577を除いてすべて通話SIMになっています。つまりその他の機種ではデータSIMや050データSIMで契約することはできない、ということです。
なおスーパーホーダイ1年契約と同様、組み合わせプランの通話SIMは最低利用期間が1年、となっています。どちらも1年以内に解約をすると10,780円(税込)の契約解除料が発生します。
つまりいくらSIMフリースマホが安く手に入るからといって、いわゆる「契約即解約」をすることはあまり得策とはいえません。
購入前に確認しておきたいこと
実際の購入の流れを紹介する前に、購入前に確認をしておきたいことに2つ触れておきます。
「楽天モバイル楽天市場店」からの購入になる
まず大前提として、楽天スーパーセールの大幅割り引きを利用して楽天モバイルで回線契約と端末をセットで購入する場合、「楽天モバイル楽天市場店」を通じての購入となることを押さえておいてください。
楽天モバイルの公式サイトから回線契約と端末をセットで購入するわけではありません。
楽天モバイルから直接購入しているのに変わりはありませんが、楽天市場というオンラインショッピングモールを経由することで手続きの流れが公式サイトでの購入と若干異なります。
最も大きく異なるのが「まず最初に端末の購入手続きのみを行い、回線契約は翌日以降に行う」ということですが、この流れについてはこの後詳しく説明します。
事前に購入する端末とカラーは必ず決めておく
楽天スーパーセールの対象端末は、ほとんどの場合販売台数に限りがあります。そのため端末の人気、価格、販売台数によっては一瞬で売り切れてしまうことも少なくありません。
実は筆者は昨年にも1度楽天スーパーセールでSIMフリースマホの購入を試みたことがありますが、発売開始と共に買い物カゴに入れ、その後急用で5分ほど席を外して再び購入手続きを進めたところなんと売り切れになってしまっていて買えませんでした。つまりその端末は発売から5分以内で売り切れてしまった、というわけです。
すべての端末がこのようにすぐに売り切れてしまうわけではありませんが、どうしても買いたい場合は発売開始と同時に買い物カゴに入れ、一直線に購入手続きまで完了させるべきです。
そのためにはあらかじめ買う端末はもちろん、カラーまで決めておくことを強くおすすめします。
端末は台数制限あり!人気端末はセール開始直後に売り切れる可能性も
それではいよいよ、楽天スーパーセールの大幅割り引きを利用して楽天モバイルで回線契約と端末をセットで購入した時の流れを順を追って説明していきましょう。
なおこの購入手続きの流れはあくまでも楽天スーパーセール開催ときに楽天モバイルでセール対象機種を購入する際のものです。通常楽天モバイルの公式サイトで購入する際の流れとは若干異なる場合があることをあらかじめご了承ください。
今回数ある対象機種の中から筆者が狙いを定めたのはASUSのZenFone 4 Max、カラーはサンライトゴールドです。
当時事務手数料と消費税込みで25,049円で売られていたものが半値以下の10,692円で販売予定でした。
ちなみにZenFone 4 Maxを選んだ理由は「最大37日間待ち受け可能」という触れ込みの4,100mAhという大容量バッテリーを搭載していたからです。メインメモリが3GB、内蔵ストレージが32GBと筆者がスマホに要求する最低スペックを満たしている点も背中を押しました。
ネックなのはディスプレイ解像度が1,280×720ドットでフルHDに対応していない点ですが、ここは妥協しました。
楽天スーパーセールで楽天モバイルが割り引き販売するSIMフリースマホは基本的にすべて販売台数が明記されており、予定の販売台数の上限に達した時点で販売終了となります。
以前に「売り切れ」という苦い経験をしているので、2018年3月の楽天スーパーセールは開始日の3月3日夜にパソコンの前でキャンペーンページを開いてセール開始を待ちました。
19時の時報と同時に買い物カゴに入れて購入手続きに進もうとしたところ、案の定アクセスが集中しているようで画面が上手く遷移してくれません。
根気強く何度も何度もリロードを繰り返し、ようやく10分後くらいに購入手続きに進み、無事購入することができました。
ここまでの画面キャプチャは非常に焦っていたので取れていません。ごめんなさい。
楽天モバイルとの「通信契約」は翌日にメールが届いてから
購入手続きが終了すると、すぐに楽天市場から「【楽天市場】注文内容ご確認(自動配信メール)」というタイトルでメールがきます。これは楽天市場で商品を購入した時すべてに共通するものです。
そして翌日のお昼過ぎに「【楽天モバイル楽天市場店】通信契約のご案内」というメールが楽天モバイル楽天市場店から届きました。
このメールを受け取った後に申し込みページから通信契約の手続きを行い、(通話SIM、一部データSIMを申し込んだ人のみ)その後に本人確認書類をアップロードする、という流れになります。
通信契約の流れ
ここからはいよいよ楽天モバイルの通信契約を行っていきます。
タイプ選択
まず最初に「タイプ選択」を行います。上の画面では既に「端末/SIM」と「SIMタイプ」が選択済みとなっています。これは今回の楽天スーパーセールではZenFone 4 Maxは通話SIMでの契約が必須となっているためです。
「SIMサイズ」は機種を選択した時点で自動的に決まりますのでここでは「nano SIM」が、カラーも既に端末の購入手続きで選択したサンライトゴールドが選択済みとなっています。
最後の「特典」というところは「事務手数料無料」が選択済みとなっています。
つまりこの画面で選択するのは料金プランとなります。ちなみに私は「3.1GBプラン」を選択しました。
オプション選択
次は「オプション選択」です。オプションの中には端末購入ときにしか申し込めないものがあります。それは「端末補償・あんしんリモートサポートパック」と「端末補償」です。
端末補償はスマホが水濡れ、画面割れ、破損、全損してしまった場合に4,400~7,700円(税込)の負担で交換してくれる、というもの、あんしんリモートサポートパックはスマホの設定や使い方がわからなくなった場合に電話やチャット、遠隔サポートアプリなどを駆使して助けてくれる、というものです。
これらのオプションが必要な場合、端末購入ときに忘れずに申し込むようにしてください。
上の画面では「端末補償」が選択済みになっていますが、これはこの画面に遷移した時点で自動的に入ってしまっています。不必要な場合は手動で外すようにしてください。外すのを忘れると選択されたまま進んでしまいます。
アクセサリー購入
次は「アクセサリー購入」です。ここではUSBケーブルやイヤホン、microSDカードなど、端末とセットで購入することができるアクセサリーが表示されます。ほしいものがある人はここで一緒に購入してしまうのも悪くないでしょう。
特に買うものがない人はそのまま次へ進んでください。
お客様情報入力
ここから先はいよいよ「お客様情報入力」となります。
楽天会員であれば「楽天会員ログイン」をクリックして手続きを進めると、楽天会員の登録情報から申し込みに必要な情報を引っ張ってきて自動入力してくれるのでとても便利です。
楽天会員情報を利用せず、すべて手打ち入力で手続きを進めることもできます。
もしも楽天会員になっていない場合は、ぜひ「楽天会員新規登録(無料)へ」をクリックして楽天会員になることをおすすめします。楽天会員になれば楽天スーパーポイントで月額料金を支払うことができるようになるなど、便利な点も多いからです。
なおスーパーホーダイの楽天会員割(月額料金が1,000円割り引き)、ダイヤモンド会員割(月額料金が1,500円割り引き)の適用を希望する場合は楽天会員ログインが必須となります。
筆者は楽天会員ログインを選びました。
ここまでは楽天モバイル楽天市場店のページでしたが、ここから先は楽天モバイルのページへ移動することになります。
そのため楽天市場のユーザーIDを利用して提携サイト(楽天モバイル)へログインしてもいいかどうかの同意を求められます。
問題なければ「同意する」をクリックしてください。
ここから先は画面キャプチャをいくつかに分割します。まずは「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の利用」と「楽天でんわのプランのご選択」という項目です。
MNPとは「モバイルナンバーポータビリティ」の略で、携帯電話会社を乗り換えてもそれまで使っていた携帯電話番号が引き続き使えるようになるという制度です。
もしもそれまで使っていたdocomo、au、SoftBankといったキャリアや、他の格安SIMから発行された携帯電話番号を楽天モバイルでも引き続き使いたい場合、それまで契約していた会社で「MNP転出」という手続きをして「MNP予約番号」を発行してもらい、楽天モバイルに「MNP転入」をする必要があります。
筆者は「新規の電話番号を取得する」を選びました。
次に「楽天でんわのプランのご選択」ですがここは「必須」となっていることからもわかるように、楽天スーパーセールの大幅割り引きを利用して楽天モバイルで回線契約と端末をセットで購入する場合は「楽天でんわ」の申し込みが必須となります。
楽天モバイルの通話料は30秒22円(税込)ですが、「楽天でんわ」という専用アプリを使って発信すると通話料が半額の30秒11円(税込)になります。
楽天でんわの利用自体は無料です。
ただし「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」(楽天でんわアプリを使った1回あたり5分以内の国内通話がかけ放題)は月額935円(税込)の有料オプションになっています。
「同意しました」のチェックボックスにチェックを入れると「楽天でんわ」か「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」のどちらかを選べるようになります。筆者は「楽天でんわ」を選びました。
この次は「ご契約者情報」に氏名、契約者が満20歳以うえであることの確認のチェックボックス、生年月日、性別、連絡先メールアドレス、住所、連絡先電話番号を入力しますが、ここはモザイクだらけになってしまうので画面キャプチャは割愛します。
「契約者が満20歳以上であることの確認のチェックボックス」についてですが、楽天モバイルは満20歳以上の人でないと契約をすることができません。満20歳以下の人が楽天モバイルを使いたい場合、満20歳以上の人を契約者にしたうえで「利用者登録」をすることによって使うことになります。
次は「パスワード設定」「配送先情報」「お支払方法」です。
パスワードは楽天モバイルの会員ページ(メンバーズステーション)や「楽天モバイル SIMアプリ」の利用に必要になるもので、英数字の他に最低1文字の記号を含めた6-8桁のパスワードを決めます。
配送先は「ご契約者住所」を選べば楽天会員情報に設定された住所に届くことになります。楽天会員ログインをしていればここで住所を入力する必要はありません。
また東京、神奈川、埼玉、千葉の一部のローソンの店頭で受け取ることもできます。不在がちな上に近隣に受け取り可能なローソンがある人はこちらを利用するのもいいでしょう。
支払い方法ですが、楽天モバイルはクレジットカードの他デビットカード(楽天銀行デビットカードとスルガ銀行デビットカード)や口座振替も利用可能です。クレジットカードを持っていない人にとっては使いやすい格安SIMの1つといえます。
筆者はここでクレジットカードを選択しましたが、口座振替を選択すると「口座情報の登録へ」というボタンが出てきます。
口座振替を使う人はここで手続きを進めることになります。
楽天モバイル以外にも口座振替を利用できる格安SIMはありますが、webでの契約手続きの場合は多くが後日「口座振替依頼書」のようなものが送られてきて、必要事項を記入して返送する形になります。
この点楽天モバイルは契約手続きの時点で完結させることができるので便利です。
続いて「楽天スーパーポイントのご利用設定」「ご契約者/ご利用者情報」です。
保有している楽天スーパーポイントがある場合は使うことができます。
満20歳以下の人に持たせる場合はここで「利用者は契約者と異なります」を選んでください。
次は「カード情報」「ご契約内容の通知方法」です。
筆者は支払い方法にクレジットカードを選択したためここでカード情報を入力する必要があります。クレジットカードは契約者本人の名義のものしか使うことができません。
「ご契約内容の通知方法」ですが、格安SIMも含めた携帯電話会社には契約内容を記した書面を契約者に交付する義務が課せられています。紙に印刷したものがほしいという人以外はメンバーズステーションで確認する方法(電子交付)を選ぶようにしましょう。
続いて「お知らせ設定」「ご利用特典」です。
「お知らせ設定」は「楽天モバイル契約者ニュースおよび高速通信容量の残容量通知」の設定になります。これはとりあえず「配信を希望する」にしておき、後から必要ないと思うものを個別に配信停止にする、という形をおすすめします。
「ご利用特典」ですが、ここでは「楽天マガジン」という月額418円(税込)で200誌以上の雑誌等が読み放題になるサービスに関するメールの配信について「希望する」「希望しない」を選ぶ必要があります。
楽天モバイルを契約すると「契約後に楽天マガジンにログインしてから31日間」は無料で楽天マガジンを使うことができます(契約後31日間ではないことに注意)。興味がある人は「希望する」にチェックを入れておき、楽天マガジンを使ってみるのもいいと思います。
ここまですべての入力が終わったら画面下の「お客様情報確認へ進む」をクリックします。入力内容に不備がある場合は次の画面で赤字で指摘されます。不備がなければ「利用規約確認へ進む」というボタンが出てきますのでこれをクリックします。
利用規約と重要説明事項を確認し、「同意しました」のチェックボックスにチェックを入れると「申し込みを確定する」というボタンが押せるようになるので、クリックします。
これで「お客様情報入力」および「通信契約」がすべて完了しました。
次に本人確認書類のアップロードが必要になりますが、そのまま手続きができる人は「本人確認書類アップロード」というボタンをクリックして先に進んでください。
この画面が出た時点で「楽天モバイル]お申込完了のお知らせ」というメールが届きますが、このメールの中に本人確認書類をアップロードするページのURLが記載されていますので、手続きを一旦止めて後から改めて本人確認書類のアップロードをする、ということもできます。
なお「本人確認書類アップロードへのログイン情報」は必ずメモや画面キャプチャなどで記録しておくようにしてください。
本人確認書類のアップロード
続いて本人確認書類のアップロードですが、これは後ほど紹介する本人確認書類をカメラで撮影してそのデータをアップロードする、という作業になります。
本人確認書類のアップロードサイトへアクセスし、IDとパスワードを入力してログインします。
次の画面では提出する本人確認書類を選択することになります。
webで楽天モバイルの新規契約をする際に使える本人確認書類は以下のようになっています。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証+補助書類
- 日本国パスポート+補助書類
- 住民基本台帳カード+補助書類
- 身体障がい者手帳(住所記載がない場合は必ず+補助書類)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 在留カード
健康保険証とパスポート、住民基本台帳カード、そして住所記載がない身体障がい者手帳は単体では本人確認書類としては使えず、以下の補助書類もあわせて提出しなくてはなりません。
- 公共料金領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
運転免許証を持っている人は運転免許証を用いるのが一番簡単だと思います。運転免許証を持っていない人は健康保険証もしくはパスポートと公共料金領収書(電気・都市ガス・水道のいずれか)がベターですが、契約者と公共料金領収書の宛先が別の場合(実家に住んでいて公共料金領収書の宛先が親名義など)は住民票か届出避難場所証明書を用意することになります。
なお筆者は無難に運転免許証を選択しました。
提出する本人確認書類によってさまざまな提出条件が定められていますが、運転免許証の場合は
- 氏名、住所、生年月日が申し込みと同内容であること
- 有効期限内であること
- 公安印が鮮明に映っていること
- 顔写真が確認できること
- 裏面の画像もアップロードしていること
……となっています。特に公安印は手振れで不鮮明にならないように注意してください。公安印とは運転免許証右下の「○○県公安委員会」と入っている印影のことです。
運転免許証をアップロードする場合は「運転免許証の氏名住所の変更はございませんか?」と聞かれます。「運転免許証には実家の住所が記載されているが今は上京して一人暮らしをしている」「運転免許証を取得した時は独身だったが今は結婚したので苗字が変わってしまった」というような場合は「変更している」にチェックを入れることになります。
ただしこの場合、今住んでいる場所を管轄する都道府県警の運転免許センターや警察署に「運転免許証記載事項変更届」を提出したうえで運転免許証の裏面に変更内容の記載と公安印を押してもらう必要があるので注意してください。
最後にプライバシーポリシーを確認して「同意する」にチェックを入れ、「アップロードする」をクリックします。
本人確認書類のアップロードが終わると「出典:楽天モバイル 本人確認書類画像データ受領のご連絡」というメールが届くので、ここまでたどりつけば一連の新規契約手続きはとりあえずすべて終了、ということになります。
提出した本人確認書類に問題がなければ「出典:楽天モバイル 本人確認書類お手続き完了のご連絡」というメールが届きます。
後はスマホ本体とSIMカードが送られてくるのを待つばかりです。
なお本人確認書類に何らかの問題があれば再提出を促すメールが届きますので、メールの内容に従って対応するようにしてください。
楽天モバイルから「ZenFone 4 Max」とSIMカードが届いた!
新規契約手続きがすべて終了した翌々日の朝、楽天モバイルカスタマーセンターよりヤマト運輸の宅急便で荷物が届きました。
中を開けるとこのような感じになっていました。スマホ本体にSIMカードが同梱されています。
この台紙を裏返すとSIMカードが固定されていました。下の画像ではモザイクをかけていますが、この面に割り当てられる携帯電話番号が書かれています。
内側にはAPN設定情報や各種サポート案内、注意事項などが記載されています。
ちなみに楽天モバイルでSIMカードとセット販売されているAndroidスマホは、原則として楽天モバイルのAPN設定が登録済みです。ただし契約者によって割り当てられるAPNが異なりますので、必ずこの台紙でご自身が使うことになるAPN設定を確認し、スマホ側のAPN設定では間違いない設定をするようにしてください。
SIMカードが固定されている台紙その他を取り出すとその下にZenFone 4 Maxの箱が入っていました。きちんと緩衝材として丸めた紙が敷かれています。
緩衝材以外に箱の中に入っていたものはSIMカードが固定された台紙、スマホ本体、定額制音楽配信サービス「KKBOX」のチラシ、楽天マガジンのチラシ、楽天モバイルユーザーズガイドです。
ユーザーズガイドは楽天モバイルを使ううえで知っておきたいあらゆることが掲載されていますので、捨てずに取っておくことをおすすめします。使っていて何かわからないことが出てきた場合、辞書的に情報を探すことができるからです。
契約内容等を記載した書類や領収書などは同梱されていませんでした。契約内容等の確認が必要な場合は契約者用のメンバーズステーションや「楽天モバイル SIMアプリ」などを使うことになります。
購入手続きからスマホとSIMカードが到着するまでの所要日数
最後に今回の購入の流れを、購入手続きから端末+SIMカードの到着までを時系列に沿ってまとめてみましょう。
- 2018年3月3日 19時00分:楽天スーパーセール開始
- 2018年3月3日 19時19分:端末購入手続き完了
- 2018年3月4日 13時13分:「通信契約のご案内」メールが届く
- 2018年3月4日 14時07分:「お申込み完了のお知らせ」メールが届く
- 2018年3月4日 14時21分:「本人確認書類画像データ受領のご連絡」メールが届く
- 2018年3月4日 20時10分:「本人確認書類お手続き完了のご連絡」メールが届く
- 2018年3月5日 21時18分:「商品発送手配完了のご連絡」メールが届く
- 2018年3月6日 09時50分:ヤマト運輸の宅急便にて商品が届く
筆者の周りの人やネット上の口コミなどを総合すると、「購入手続きの翌日に通信契約のメールが届く」という流れはほぼ共通しています。その後の流れは各段階で手続きをするタイミングによって変わってくるでしょう。
筆者の場合は通信契約のメールが届いた数十分後に手続きを始め、そのまま本人確認書類のアップロードも済ませましたので、同じ日に本人確認書類手続き完了のメールが届きました。もしも夜遅くに手続きをしていれば楽天モバイル側での確認手続きが翌日回しになる可能性があったわけで、その場合スマホとSIMカードが到着するまでの所要日数は1日ずれていたかもしれません。
また筆者は本人確認書類手続き完了のメールが届いた翌日に商品が発送されましたが、本人確認手続きが午前中、もしくは午後の早い段階で済んでいれば当日中に商品が発送されるケースもあるかと思います。
いずれにしても筆者はほぼ最速での対応を行った結果、注文から約63時間でスマホとSIMカードが到着しました。楽天モバイルの受付から発送、荷物の到着までの速度は「早い」といって差し支えないのではないでしょうか。
なお本人確認書類をアップロードすると「楽天モバイルお申し込み状況ご確認ページのご案内」というメールが届きます。メールに記載のURLにアクセスすると申し込み状況が今どうなっているのか、ステータスを確認することができます。
上の画像は本人確認書類アップロード直後の状態ですが、アップロード直後はまだ最新の状況が反映されていません。
本人確認書類の確認が終わるとこのように「出荷手配中」となります。
出荷が完了すると「配送中」となって伝票番号が表示され、ヤマト運輸のページから配送状況も確認できるようになります。
楽天モバイルの契約は楽天スーパーセールを待つのがおすすめ!
ここまで楽天スーパーセールを利用してSIMフリースマホを購入した際の流れについて紹介しました。
筆者が購入したZenFone 4 Maxは楽天スーパーセール前の価格が25,049円でしたが、楽天スーパーセールを利用することによって半額以下の10,692円で購入することができました。通話SIMの契約とのセットなので最低1年間は使う必要がありますが、ちょうど楽天モバイルは使ってみたいと思っていましたし、ZenFone 4 Maxもほしいと思っていたので大満足です。
「楽天モバイルへの乗り換えを検討している」「とにかく端末を安く手に入れたい」という人は、3の倍数月に開催される楽天スーパーセールのタイミングを待ってみるのも悪くないと思います。
スーパーセールではなくても、楽天モバイルで実施中のキャンペーンはたくさんあります。お得に契約したい方はぜひチェックしてください。