楽天モバイルへのMNP転入の手続きを解説!乗り換えのメリットや注意点、キャンペーンも紹介

楽天モバイルにMNP転入したいと思っても、何から始めればよいかわからず、乗り換えをためらっていませんか?しかし楽天モバイルなら、オンラインで簡単に手続きが可能です。今回は、楽天モバイルへのMNP転入手順やメリット、注意点を紹介します。
この記事の目次
「楽天モバイルにMNP転入するにはどうしたらいいの?」「今利用している携帯電話会社から、電話番号は変えずに楽天モバイルに回線を乗り換えたい!」と考えていませんか?楽天モバイルは、楽天回線エリアではデータ無制限で利用でき、プラン料金も安いので他社から乗り換えを検討している人も多いでしょう。
しかし電話番号をそのままに楽天モバイルに乗り換える「MNP転入」は、手続きが複雑そうで自分にはできないのではないかと不安になりますよね。
そこで今回は、楽天モバイルにMNP転入する手順をわかりやすく解説します。楽天モバイルに乗り換えるメリットや注意点も紹介しているので、本記事を参考に、ぜひ楽天モバイルへの乗り換えを検討してみてくださいね。
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楽天モバイルにオンラインでMNP転入する設定方法・手順
出典:楽天モバイル
楽天モバイルでは、以下の手順でオンライン上でMNP転入による乗り換えが可能です。自宅にいながら自分のペースで回線の乗り換えができるので、店舗に行く時間がない人や、生活圏内に店舗がない人に向いています。
楽天モバイルにオンラインでMNP転入する設定方法・手順
- 端末のSIMロックを解除する
- 申込みに必要なものを準備する
- MNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルに申し込む
- 楽天モバイルで開通手続きを行う
- APN設定をする
手順1.端末のSIMロックを解除する
MNPを利用して楽天モバイルに回線契約を移行する場合には、まず、利用中の端末にて「SIMロック解除」が必要です。利用中の端末にSIMロックがかかっているかは、端末の「設定」アプリから確認ができます。
SIMロックがかかっているかの確認手順は、iPhone端末かAndroid端末かでも異なります。まずは、次の手順で自分の端末がSIMロック解除が必要かを確認しましょう。
iPhone端末のSIMロック確認方法
- 端末に標準搭載されている歯車マークの「設定」アプリを開く
- 「一般」を選び「情報」をタップする
- SIMロック欄が「SIMロックなし」になっていたら解除は不要
Android端末は、機種によってSIMロックの状態を確認できない場合があるので注意が必要です。一部の機種では、次の手順でSIMロックの状態を確認できます。
Android端末のSIMロック確認方法
- 端末に標準搭載されている歯車マークの「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」から「SIMカードステータス」をタップする
- 「許可されています」と表示されれば解除は不要
上記の手順でSIMロックがかかっている状態であった場合、SIMロックを解除する必要があります。SIMロックを解除する方法は、主に次の2つです。
- ショップ(店舗)で直接解除してもらう
- オンライン手続きで自分で解除する
「スマホの操作が苦手で、自力でのSIMロック解除は難しい」という人は、携帯電話会社のショップでSIMロック解除をしてもらうのがおすすめです。手数料として3,300円(税込)程度かかるケースが多いですが、操作に慣れたショップ店員に確実にSIMロック解除してもらえます。
もしショップに行く時間や手間を省きたいという場合には、各携帯電話会社の公式ページからオンラインでのSIMロック解除も可能です。
オンラインでSIMロック解除する場合には、15桁の製造番号(IMEI)の入力が必要になります。製造番号(IMEI)は、iPhone端末でもAndroid端末でも、電話アプリで「*#06#」にダイヤルするだけで確認可能です。
手順2.申込みに必要なものを準備する
SIMロック解除ができたら、楽天モバイルへの申し込みに必要なものを用意しましょう。楽天モバイルの申し込みに必要なものは、次の通りです。
楽天モバイル申し込み時に必要なもの
- 本人確認書類
- 楽天ID、パスワード
- クレジットカード、銀行口座情報
- MNP予約番号
- 楽天モバイル回線対応機種
- 18歳未満の場合:法定代理人の同意書・捺印
- 18歳/19歳の場合:「18歳以上のため本同意書の記入は対象外」の「同意する」にチェックを入れた同意書
本人確認書類としては、下表の書類が利用可能です。
補助書類が不要 | 補助書類が必要 | |
---|---|---|
日本国籍の場合 | 運転免許証 運転経歴証明書 マイナンバーカード(個人番号カード) 精神障がい者保健福祉手帳 療育手帳 | 身体障がい者手帳 健康保険証 日本国パスポート 住民基本台帳カード |
外国籍の場合 | 在留カード 特別永住者証明書 | – |
補助書類には、氏名と住所が一致している、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書や住民票が利用できます。
クレジットカードや銀行口座の情報は、契約者名義以外のものでも利用可能です。子供名義で楽天モバイルを契約し、支払い先を保護者名義のクレジットカードに設定したい場合には、保護者名義のクレジットカード情報が必要になります。
ただし、MNPを利用して楽天モバイルに移行する場合には、移行前の契約名義と楽天モバイルの契約名義が同じでなければなりません。もし楽天モバイルへの移行を機に契約名義を変更したい場合には、楽天モバイル契約後に名義変更手続きをしましょう。楽天モバイルのキャンペーンを利用して乗り換えたい場合には、利用中の携帯電話会社にて名義変更手続きを完了させてから転入する方法もあります。
20歳未満の人が契約をする場合には、保護者の同意書が必要です。18歳未満なら保護者の署名・捺印がされた同意書、18歳・19歳なら「18歳以上のため本同意書の記入は対象外」の欄にチェックされている同意書の提出をしなければなりません。
また、利用中の端末を楽天モバイルでも継続して使い続けたいなら、該当端末が楽天モバイル回線に対応している機種かを「楽天回線対応製品」にて確認しておきましょう。
手順3.MNP予約番号を取得する
出典:楽天モバイル
楽天モバイルにMNP転入する場合には、乗り換え前の携帯電話会社にてMNP予約番号を取得しておく必要があります。携帯電話会社に「MNP転出」の希望を伝えて、MNP予約番号を取得しましょう。MNP転出の申請方法は各社で異なりますが、主に次の2つが利用可能です。
MNP転出の申請方法
- 電話
- Webサイト(マイページ)
MNP予約番号には、有効期限があります。有効期限は15日しかないうえに、Webから楽天モバイルに申し込む場合には有効期限が7日以上残っている必要があります。有効期限の残り日数が7日を切る前に、楽天モバイルでの申し込み手続きを終えるように気をつけましょう。
手順4.楽天モバイルに申し込む
SIMロック解除、必要書類の準備、MNP予約番号取得が完了したら、楽天モバイルに申し込みましょう。
申し込み手順
- 公式サイトの「お申し込み」ボタンをタップ
- ピンク色の「プランを選択をする」をタップ
- 画面の案内に従って、希望のオプションや製品・SIMタイプを選択
- 本人情報を入力
- 電話番号の選択では「他社から乗り換え(MNP)」を選び、MNP予約番号を入力
- 支払い方法情報を選択・入力
- 「重要事項説明・利用規約」に同意
- 「同意して申し込む」をタップ
公式サイトの「お申し込み」ボタンをタップすると、プラン選択画面が表示されます。楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VII」しかありませんので、ピンク色の「プランを選択をする」をタップしましょう。
画面の案内に従って、オプションや製品・SIMタイプを選ぶと、本人情報を入力画面に遷移します。電話番号の選択では「他社から乗り換え(MNP)」を選び、取得したMNP予約番号を入力しましょう。
支払い方法情報を入力すると、申し込み内容が表示されます。申し込み内容に間違いががなければ「重要事項説明・利用規約」を確認し「同意しました」にチェックを入れましょう。ピンクのボタンの「同意して申し込む」をタップすれば、申し込み手続きは完了です。
手順5.楽天モバイルで開通手続きを行う
出典:楽天モバイル
無事に申し込みが完了したら、楽天モバイルで開通手続きを行う必要があります。開通手続き方法は、SIMタイプがSIMカードかeSIMかで異なるので、自分のSIMタイプに適した方法で開通手続きを行いましょう。
開通手続きを受け付けした時間帯によって、MNP完了時間が異なります。受付時間に対する完了時間は下表の通りですが、午後9時直前に申し込みをした場合も、翌日の開通になる場合があるので注意が必要です。
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
午前9:00〜午後9:00 | 当日中 |
午後9:01~翌日午前8:59 | 翌午前9:00以降 |
SIMカードの場合は、以下の手順で開通手続きが可能です。楽天モバイル用のSIMカードは、通常申し込みから数日~1週間ほどで届きます。
SIMカードの場合
- 公式ページから「my 楽天モバイル」にログイン
- 該当の申込番号をタップ
- 「転入を開始する」をタップ
- 「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れて「MNP転入を開始する」をタップ
- 「開通手続き中です」と表示されていることを確認
- 手続きが完了し、通話ができなくなったことを確認
- SIMカードを製品にセット
eSIMの場合には、SIMカードの到着を待つ必要がありません。申し込み手続きが完了すれば、開通手続きが可能です。eSIMの開通手続きの手順は、次の手順を参考にしてください。
eSIMの場合
- 「my 楽天モバイル」アプリを起動
- 画面下メニュー「ホーム」から該当の申込番号をタップ
- 「転入を開始する」をタップ
- 「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れて「MNP転入を開始する」をタップ
- 手続きが完了し、通話ができなくなったことを確認
- Wi-Fiに接続した状態で「my 楽天モバイル」アプリを起動
- 画面下メニュー「ホーム」から該当の申込番号をタップ
- 「開通手続きへ進む」をタップ
- 画面の案内に従って開通を完了させる
- 「開通手続きが完了しました」と表示されれば手続き完了
SIMカード、eSIMともに開通手続きが完了したら、利用したい端末で楽天回線が利用できるよう、端末の初期設定が必要です。初期設定方法は、端末によって異なります。
端末別の初期設定方法は「楽天モバイルで購入した各種製品の初期設定」にて確認可能です。
楽天モバイルへの契約と機種購入をあわせて行った場合、すでに初期設定は完了している場合が多いです。端末は以前と同じものを利用しSIMカードだけ交換する場合には、初期設定が必要になります。
手順6.APN設定をする
楽天回線対応製品であればほとんどの端末でAPN設定は不要ですが、初期設定とは別にAPN設定が必要な端末もあるので注意が必要です。APN設定をしないと、端末で楽天モバイル回線を利用できません。
もし開通手続きや初期設定が完了しているのに楽天回線が利用できない場合には、APN設定が必要かどうかを確認する必要があります。
まずは、自分の利用している端末がAPN設定が必要な端末かを「ご利用製品の対応状況確認」にて確認しましょう。
製品を選択し「APN 自動設定」にチェックがついていれば、APNの設定は不要です。
ただし、iPhone端末を利用していてインターネットに接続できない場合には「APN構成プロファイル削除」が必要なケースがあります。
楽天モバイルに店舗でMNP転入する設定方法・手順
出典:楽天モバイル
「オンラインでのMNP転入は難しい」と感じる人向けに、楽天モバイルショップのスタッフに手続きをお願いする方法もあります。SIMロック解除さえ済ませておけば、あとは開通手続きや初期設定まで、すべて代行してくれます。
楽天モバイルに店舗でMNP転入する手順
- SIMロック解除をしておく
- 申込みに必要な書類・楽天IDを準備する
- MNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルショップに来店予約をする
- 楽天モバイルショップに行く
MNP転入と同時に機種を新しいものに買い替える場合には「データ移行サポート」の利用がおすすめです。
有料サービスではありますが、新しい端末へのLINEをはじめとするアカウントの移行や、端末に保存したデータの移行もサポートしてくれます。データ移行サポートは一部店舗では非対応のサービスなので、ショップ検索時にデータ移行サポートに対応しているショップかも確認しておきましょう。
楽天モバイルにMNP転入する時の注意点
楽天モバイルにMNP転入する際には、次の3つの点に注意が必要です。事前に確認しておくべきポイントもあるので、MNPの転入手続き前に確認しておきましょう。
楽天モバイルにMNP転入する時の注意点
- エリア対象外の地域があるので事前に確認する
- カスタマーサポートに繋がりにくいことがある
- MNP転入のタイミングは月の前半にする
注意点1.エリア対象外の地域があるので事前に確認する
出典:楽天モバイル
楽天モバイルは、他の大手携帯電話会社と比較すると、回線エリアの充実度は低めです。2022年3月末時点の集計では人口カバー率97%突破していますが、非対応エリアはパートナー回線(KDDI)での対応となります。
楽天モバイルは、楽天回線を使用している限りデータ無制限ですが、パートナー回線には月5GBまでのデータ使用量の上限があります。パートナー回線で月5GB以上のデータ通信量になると、通信速度制限がかかるので注意が必要です。
特に地方や人口の少ない地域では楽天回線が使用できない可能性があるので、事前に「サービスエリア」にて、楽天回線エリアを確認しておきましょう。


どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
注意点2.カスタマーサポートに繋がりにくいことがある
楽天モバイルでは「お申し込みサポート」にて、電話でのMNP転入手続きが可能です。ただし、曜日や時間帯によってはなかなかオペレーターに繋がらない可能性があるので注意が必要です。
お申し込みサポート「ご契約窓口」の営業時間は10:00~19:00で、年末年始を除く土日祝日も対応しています。通話料は利用者負担になるので、電話代が気になる人はオンラインかショップでの申し込みがおすすめです。
電話でのMNP転入は「お申し込みサポート」ページの「お申し込みのお電話の前に」より、次の手順で行えます。
電話での申し込みの流れ
- SIMロック解除
- 必要書類の準備
- MNP予約番号の取得
- 電話で相談しながら申し込み
- 終話後、申し込み内容の確認・支払い方法の登録
- SIMカード・製品お届け時に本人確認
- 初期設定後、利用開始
SIMカード・製品受け取り時に提示する本人確認書類には「運転免許証」「マイナンバーカード(個人番号カード)」「日本国パスポート+補助書類」が利用可能です。
注意点3.MNP転入のタイミングは月の前半にする
楽天モバイルにMNP転入するなら、月の前半に転入すると損をしにくいです。
楽天モバイルでは、契約開始時にプラン料金やオプション料金の日割計算はありません。毎月1日〜末日までのデータ使用量に応じた1カ月分のプラン料金が、翌月に請求されます。月の後半でMNP転入した場合、転入前の携帯電話会社への支払いと、楽天モバイルのプラン・オプション料金の支払いが二重で発生するので、注意が必要です。
たとえば8月31日に楽天モバイルに転入した場合、楽天モバイルを1日しか使用していなくても1カ月分のプラン・オプション料金が発生します。
楽天モバイルの料金プランでは、最低でも月1,078円(税込)かかります。よりお得に他社から乗り換えたいなら、月の前半にMNP転入を済ませましょう。
楽天モバイルにMNP転入するメリット
楽天モバイルに他社から乗り換えるメリットとしては、主に5つのメリットが挙げられます。
楽天モバイルにMNP転入するメリット5つ
- キャンペーンでお得になることが多い
- 最新のiPhoneを安く購入可能
- データ無制限でテザリングを利用可能
- 「Rakuten Link」を利用すれば通話料無料
- 海外利用も可能
1.キャンペーンでお得になることが多い
楽天モバイルでは、MNP転入でお得になるキャンペーンを随時開催しています。特に、対象端末の購入と楽天モバイルへの初回契約が条件のキャンペーンが非常にお得です。MNP転入とあわせて新しい機種に買い替えたいと考えているなら、有効活用できるでしょう。
回線だけを乗り換えたい場合にも、利用できるキャンペーンがあります。MNP転入でお得になるキャンペーンの詳細は、本記事で後述する「楽天モバイルへのMNP転入がお得になるキャンペーン」を参考にしてください。
2.最新のiPhoneを安く購入可能
楽天モバイルでは、他のキャリアより最新のiPhoneを安い価格で提供しています。通常、最新のiPhoneを購入する場合、ドコモ・au・ソフトバンクではApple Storeで購入するよりも高額になるケースが多いです。
他の格安SIM回線業者(MVNO)では、ほとんどの場合で最新のiPhoneは取り扱っていません。しかし楽天モバイルでは、最新のiPhoneでもApple Storeと同程度の価格で購入可能です。
さらに、iPhone購入時に「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を活用すれば、より安い価格で最新iPhoneを入手できます。楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムとは、iPhoneを48回払いで購入した場合、24回目の支払いを終えてから購入したiPhoneを返却した場合、最大24回分の支払いが不要になる購入サポートサービスです。
iPhoneはほぼ毎年新機種が出るので、2年程度使用したら最新のiPhoneに乗り換えたいと考えている人も多いでしょう。新機種に乗り換えるタイミングで端末を返却すれば、実質半額程度でiPhoneを購入できる計算になります。iPhoneは端末が高額ですが、楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムを利用すれば、入手しやすいでしょう。
2022年10月現在、楽天モバイルでの最新iPhoneモデル「iPhone 14シリーズ」の販売価格は、下表の通りです。
販売価格(税込) | iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone14 Pro Max |
---|---|---|---|---|
128GB | 131,800円 アップグレードプログラム適用:65,880円 | 148,800円 アップグレードプログラム適用:74,400円 | 164,800円 アップグレードプログラム適用:82,392円 | 181,800円 アップグレードプログラム適用:90,888円 |
256GB | 148,800円 アップグレードプログラム適用:74,400円 | 164,800円 アップグレードプログラム適用:82,392円 | 181,800円 アップグレードプログラム適用:90,888円 | 197,800円 アップグレードプログラム適用:98,880円 |
512GB | 181,800円 アップグレードプログラム適用:90,888円 | 197,800円 アップグレードプログラム適用:98,880円 | 214,800円 アップグレードプログラム適用:107,400円 | 230,800円 アップグレードプログラム適用:115,392円 |
1TB | なし | なし | 247,800円 アップグレードプログラム適用:123,888円 | 263,800円 アップグレードプログラム適用:131,880円 |
3.データ無制限でテザリングを利用可能
楽天モバイルでは、楽天回線を利用している限りデータ使用量は無制限です。テザリングで多くのデバイスで通信をしても、データ使用量の上限を気にせずに利用できます。
テザリングとは、インターネットに未接続のPC・スマートフォン・ゲーム機などのデバイスでも、インターネットに接続できる端末を経由して、回線が利用できる機能。楽天モバイルと契約している端末があれば、テザリング機能を活用して複数のデバイスでインターネットを利用し放題になります。
テザリングでは、光回線よりは通信速度が遅くなるデメリットがあります。しかし「インターネットの利用はSNSや動画の閲覧程度」「大容量のデータをダウンロードすることはほとんどない」という場合には、自宅にWiFiや光回線を別途契約しなくても十分な可能性があります。
楽天モバイルでは、テザリングオプションの料金は無料で、申し込み手続きも不要です。固定費を削減したい人にも向いているでしょう。
4.「Rakuten Link」を利用すれば通話料無料
楽天モバイルには「Rakuten Link」という、独自の電話アプリがあります。「Rakuten Link」を使用して電話をかける場合、日本国内であれば相手が「Rakuten Link」を使っていなくても、無料で通話可能です。
固定電話にかける場合も通話料無料なので、離れて暮らす親族と頻繁に長電話する人や、職場や施設へ連絡する機会が多い人に向いています。発信はiPhone端末・Android端末共に可能ですが、iPhone端末では「Rakuten Link」での着信ができない点には注意が必要です。
また、(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。
「Rakuten Link」以外との通話料は、下表の通りです。なお「Rakuten Link」同士であれば、通話料無料で利用できます。
Android端末 | iPhone端末 | ||
---|---|---|---|
発信料金 | 日本から日本の電話番号へかける | 無料 | 無料 |
海外から日本の電話番号へかける | |||
日本から海外の電話番号へかける | 国・地域別従量課金 | 国・地域別従量課金 | |
海外から海外の電話番号へかける | |||
着信料金 | 日本で電話を受ける | 無料 | 着信できません ※iOS標準の電話アプリでの着信 |
海外で電話を受ける |
5.海外利用も可能
楽天モバイルは、世界66の国・地域で海外ローミングサービスが利用できます。オプションへの申し込み手続きは不要で、料金も無料です。月2GBまでは通信速度制限も受けませんが、足りなくなった場合にはデータ容量の追加もできます。
海外対応のポケットWiFiを契約する際に発生する料金や、契約手続きの手間が省けるので、海外に渡航する機会がある人には便利なサービスです。
「Rakuten Link」を活用すれば、海外から日本へ電話をかける際の通話料が無料になる点もメリットのひとつ。出張先から国内の家族へ連絡したい人も、通話料を気にせず長電話できるでしょう。
楽天モバイルにMNP転入するデメリット
メリットが豊富な楽天モバイルですが、MNP転入する際には次の3つのデメリットに注意が必要です。
楽天モバイルにMNP転入するデメリット3つ
- MNP転入に手数料や違約金など費用がかかることがある
- 楽天エリア以外のデータ通信は月5GBまでしか使えない
- 今まで利用していたキャリア独自のサービスが使えなくなる可能性がある
1.MNP転入に手数料や違約金など費用がかかることがある
MNP転入する際、楽天モバイル側では契約事務手数料は発生しません。しかし、転入前の携帯電話会社にて、手数料が発生する可能性があります。
MNP転入する際に発生する可能性のある費用は、下表の通りです。
手続き内容 | 料金・料金目安 |
---|---|
【移行前】違約金 | 原則無料 |
【移行前】MNP転出手数料 | 原則無料 |
【移行前】SIMロック解除手数料 | ショップで手続きする場合:3,300円(税込)程度かかる場合が多い オンラインで手続きする場合:無料なケースが多い |
【楽天モバイル】契約手数料 | 無料 |
【楽天モバイル】データ移行サポート | 1,100円〜2,200円(税込)/回 ※ショップ契約時、データ移行サポートを利用する場合 |
以前は、携帯電話回線の解約をすると手数料が発生しました。しかし現在では、MNP転出手数料や契約解除料は原則無料となっています。ただし、SIMロック解除をショップで行う場合や、楽天モバイルショップにてアカウントやデータの移行を代行してもらう場合には、手数料が発生するので注意しましょう。
2.楽天エリア以外のデータ通信は月5GBまでしか使えない
楽天モバイルでは、楽天回線非対応エリアでの使用時にはパートナー回線が使用されます。楽天回線を使用している限りデータ使用料は無制限ですが、パートナー回線使用時には、データ使用量は月5GBが上限となっているので注意が必要です。
パートナー回線での使用量が月5GBを超えると、パートナー回線使用時に通信速度制限がかかります。もしパートナー回線で月5GBを超えてしまい、速度制限を解除したい場合には、データチャージにてデータ容量の追加が必要です。
ただし、パートナー回線で5GB超過後にかかる速度制限は、最大1Mbpsです。必ずしも1Mbpsの速度が出るわけではありませんが、1MbpsでもWebサイトの閲覧やLINEやTwitterでのやりとりはできます。
速度制限後も最大1Mbpsで使い放題になるともいえますが、不便さを感じたらデータ容量の追加がおすすめです。国内の場合、1GBあたり660円(税込)でデータチャージできます。
3.今まで利用していたキャリア独自のサービスが使えなくなる可能性がある
楽天モバイルに限りませんが、回線を他社に乗り換えると、今までの携帯電話会社で利用していた便利なサービスが使えなくなる可能性があります。たとえば、スマホの回線料金と自宅の光回線料金のセット割を利用していた場合には、割引が適用されなくなるので注意しましょう。
ドコモが提供している「iコンシェル」やauが提供している「auスマートパス」などの独自サービスも、楽天モバイルに移行すると使用できなくなります。その他、キャリア決済していたサービスも、移行手続きや解約が必要です。手続きをしないと、キャリアとの契約解除をしてサービスが利用できなくなったのにも関わらず、課金が続いてしまうケースもあるので注意しましょう。
また、アプリによっては楽天モバイルに乗り換える前に手続きをしないと、データが引き継がれずアプリ内の通貨が使えなくなる場合もあります。楽天モバイルに乗り換えても問題なく利用できるか、問い合わせておくと安心です。
なお「@docomo.co.jp」「@ezwe.co.jp」などのキャリアメールは、手続きをすれば楽天モバイルに移行した後も利用可能です。月額(年額)料金が発生しますが、今まで通り同じメールアドレスを使い続けたい人には嬉しいサービスでしょう。
楽天モバイルに乗り換える際には、各キャリアにて「キャリアメール持ち運び」サービスの利用手続きを忘れずに行ってくださいね。
楽天モバイルへのMNP転入がお得になるキャンペーン
楽天モバイルへのMNP転入で利用できる、お得なキャンペーンは主に次の3つです。
キャンペーン名 | 特典内容 | 適用条件 | 期間 |
---|---|---|---|
iPhoneトク得乗り換え! | 対象のiPhone購入で最大24,000円相当分の楽天ポイント還元 | Rakuten UN-LIMIT VIIに初めて申し込み、対象のiPhoneを購入する | 終了未定 |
スマホトク得乗り換え! | 対象のAndroid端末/WiFiとセットで最大19,000円相当の特典進呈 | Rakuten UN-LIMIT VIIに初めて申し込み、対象のスマホ・WiFiを購入する | 終了未定 |
お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで最大8,000円相当分のポイント還元! | 他社で利用していた端末をそのまま、回線のみの乗り換えで最大8,000円相当分の楽天ポイント還元 | 他社からの乗り換えでRakuten UN-LIMIT VIIに初めて申し込む | 終了未定 |
iPhoneトク得乗り換え!
出典:楽天モバイル
iPhoneトク得乗り換え! | |
---|---|
特典 | 対象のiPhone購入で最大24,000円相当分の楽天ポイント還元 |
提供条件 | 期間内に①②③の条件を全て満たした楽天会員 ①対象商品の購入&「Rakuten UN-LIMIT VII」へ申し込み(新規・他社乗り換え・プラン変更(移行)で初回の申し込み限定) ②「Rakuten UN-LIMIT VII」プラン利用開始 ③「Rakuten Link」で10秒以上発信して通話 |
期間 | 2022年9月10日(土)4:00~終了日未定 |
「iPhoneトク得乗り換え!」は、初めて楽天モバイルと契約する際に、同時に対象のiPhone端末を購入すると、最大24,000円相当分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。
MNP転入時にも適用されるので、回線乗り換えと同時に新しいiPhoneに機種変更をしたい場合に有効活用できるでしょう。キャンペーンを利用する際にエントリーは不要ですが「Rakuten Link」での10秒以上発信が必要なので、注意が必要です。
ポイント付与時期は「Rakuten Link」利用日の翌々月末日頃で、期間限定ポイントとして付与されます。ポイントには有効期限があるので、期限内に使い切るように心がけましょう。
還元されるポイントや内訳は、iPhoneの機種により異なります。詳細は下表を参考にしてください。
対象のiPhone機種 | 還元されるポイント |
---|---|
iPhone 14 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 14 Plus iPhone 14 iPhone 13 Pro Max iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone SE(第3世代) | プラン初回申し込み:3,000ポイント 対象iPhone購入:13,000ポイント 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム:5,000ポイント 合計:24,000ポイント |
iPhone 12 | プラン初回申し込み:8,000ポイント 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム:5,000ポイント 合計:13,000ポイント |
スマホトク得乗り換え!
出典:楽天モバイル
特典 | 対象のAndroid端末/WiFIのセット購入で、最大19,000円分の特典進呈 |
---|---|
提供条件 | Rakuten UN-LIMIT VIIに初めて申し込み、対象製品を購入 期限までにRakuten Linkから発信して10秒以上通話 |
期間 | 2022年7月1日~終了日未定 |
「スマホトク得乗り換え!」は、初めて楽天モバイルと契約する際に、対象のAndroid端末かポケットWiFiを購入すると、最大19,000円分の特典が受け取れるキャンペーンです。
このキャンペーンを利用すると「Rakuten Hand 5G」は実質1円で購入できます。もし「スマホはシンプルな機能で十分」「端末代金をできる限り安くしたい」と考えているなら、有効活用できるキャンペーンです。
特典内訳は端末代金の値引きとポイント還元となり、対象機種により値引き額と還元ポイントが異なります。詳細は下表を参考にしてください。
対象のAndroid機種/ポケットWiFI | 還元されるポイント |
---|---|
Rakuten Hand 5G Rakuten BIG s Xperia 5 IV OPPO Reno7 A Redmi Note 11 Pro 5G OPPO A55s 5G OPPO Reno5 A Xperia 10 III Lite AQUOS sense6 AQUOS sense6s AQUOS wish AQUOS zero6 | 16,000円値引き 3,000ポイント還元 合計:19,000円相当 |
Xperia 10 IV | 10,000円値引き 3,000ポイント還元 合計:13,000円相当 |
Rakuten WiFi Pocket 2C Rakuten WiFi Pocket 2B | 3,579円値引き 4,401ポイント還元 合計:7,980円相当 |
お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで最大8,000円相当分のポイント還元!
出典:楽天モバイル
特典 | 通常の申し込み特典に加えて、さらに5,000ポイント(合計8,000ポイント) |
---|---|
提供条件 | 期間内に①②③の条件を全て満たした楽天会員 ①「Rakuten UN-LIMIT VII」へ申し込み(新規・他社乗り換え・プラン変更(移行)での初回申し込み限定) ②楽天回線対応製品を利用し「Rakuten UN-LIMIT VII」プラン利用開始 ③楽天回線対応製品を利用し「Rakuten Link」の利用 |
期間 | 2022年7月20日(水)9:00~終了日未定 |
「今まで使用していたスマホを、楽天モバイルでもそのまま使用したい」という人は、最大8,000円相当分のポイント還元を受け取れるキャンペーンが利用できます。
MNPで楽天モバイルに転入後、楽天回線にて「Rakuten Link」を使用し、10秒以上発信する必要がありますが、キャンペーンへのエントリー手続きは不要です。
ポイントは、Rakuten Link利用日の翌々月末日頃に、付与日を含む6カ月間の期間限定ポイントとして付与されます。端末購入が不要なので、コストをかけずに乗り換えたい人にとっては、純粋に8,000円相当分をお得に受け取れるキャンペーンといえるでしょう。
楽天モバイルへのMNP転入に対応可能な機種
出典:楽天モバイル
楽天モバイルへMNP転入が可能な機種は「ご利用製品の対応状況確認」にて確認が可能です。
該当する選択肢を選ぶだけで、簡単に楽天モバイルで利用できる機能と利用できない機能も把握できるます。現在利用中の端末を使い続けたい場合には、MNP転入の手続きをする前に端末が対象機種か確認しておきましょう。
楽天モバイルでのMNP転入に関するQ&A
楽天モバイルにMNP転入する際によくある質問をまとめました。MNP転入手続きをする前に、疑問点は解消しておきましょう。
Q.MNP転入にかかる手数料はいくら?
MNP転入時、楽天モバイル側で発生する手数料は無料です。ただし、楽天モバイルショップでデータ移行サポートを利用する場合には、1,100〜2,200円(税込)/回が発生します。
また、MNP転入前に必要な「SIMロック解除」を利用中の携帯電話会社のショップで行う場合、3,300円(税込)程度のSIMロック解除手数料が発生します。ただし、オンラインから自分でSIMロック解除をする場合には、手数料無料です。
利用中の携帯電話会社でもMNP転出手続きや違約金は原則無料となっており、MNP転出・転入には多くの場合で手数料は発生しないといえます。
Q.月の途中で転入したら費用はどうなる?
楽天モバイルではプラン料金の日割計算はされないので、1カ月分のデータ使用量に応じたプラン料金が発生します。オプション料金も1カ月分発生するので、月末よりも月初にMNP転入したほうがお得です。
Q.名義は契約者と一致してないといけない?
はい、楽天モバイルにMNP転入する際には、MNP転入前に契約していた名義と同じ名義で楽天モバイルに契約する必要があります。もし、楽天モバイルでは違う名義で利用したい場合には、転入前の携帯電話会社にて名義変更手続きをしておくか、楽天モバイル転入後に名義変更する必要があります。
なお、支払い方法で指定するクレジットカードや銀行口座の名義は、契約者と違う名義でも対応可能です。
Q.端末の残債金が残っていてもMNP転入可能?
はい、可能です。ただし、端末の残債金はMNP転入前の携帯電話会社に支払う必要があります。もし支払い先が二重になるのを避けたいなら、回線契約の解除時に一括で支払いましょう。
Q.eSIMへの転入は可能?
はい、可能です。SIMカードが届くのを待つ必要がなく、SIMカードの入れ替えも不要なので、eSIMのほうがオンラインでスムーズに手続きできます。
Q.転入手続きにかかる期間は?
楽天モバイルへのMNP転入が完了するまでにかかる期間は、最大で15日が目安と考えてよいでしょう。MNP転出手続き時発行されるMNP予約番号の有効期限は、15日間と限られています。
有効期限が切れたMNP予約番号は使用できなくなるので、MNP予約番号を取得したら、なるべく早く楽天モバイルにて転入手続きをしましょう。楽天モバイルへの乗り換え時に、MNP予約番号の有効期限が切れた場合には再取得も可能ですが、場合によっては1〜2日程度かかる可能性があります。
なお、Webから楽天モバイルへの転入手続きをする場合、MNP有効期間が「7日以上」残っているMNP予約番号が必要です。
SIMカードを利用してMNP転入手続きをする場合にかかる日数は、最短でもMNP予約番号取得までの日数(1〜2日)と、楽天モバイルのSIMカードが手元に届くまでの日数(数日〜1週間程度)が目安となります。
eSIMを利用してMNP転入手続きをする場合にかかる日数は、最短でMNP予約番号取得までの日数(1〜2日)のみです。
楽天モバイルへのMNP転入まとめ
今回は、楽天モバイルに他社から電話番号をそのままに回線契約を乗り換える「MNP転入」について、必要な手続きを紹介しました。楽天モバイルにMNP転入する方法には、次の3つがあります。
楽天モバイルにMNP転入する方法
- オンラインで自分で手続きする
- 店舗(ショップ)で手続きしてもらう
- 電話で申し込む
オンラインなら、自分の都合に合わせて待ち時間なくWeb上で手続きが完了するので、スムーズにMNP転入が可能です。ただし、開通手続きや初期設定なども自分で行う必要があるため、操作に不安があるならショップに行き、操作に慣れたスタッフに手続きをしてもらいましょう。
電話での申し込みも可能ですが、営業時間が限られており、混雑してれば待ち時間も発生します。開通手続きや初期設定なども自分で行う必要があるため、オンラインや来店予約したうえでショップで手続きするのがスムーズです。
楽天モバイルに乗り換えると、楽天回線エリアならデータ無制限で利用でき、Rakuten Linkアプリを使用すれば国内の固定電話への発信も通話料無料になります。
多くのメリットがあるので、この機会にぜひ楽天モバイルへMNP転入を検討してみましょう。