2017年に新規事業者として参入してきた楽天は、現在国内シェアの2.2％の獲得に成功しています。

新規参入企業でありながら着実にユーザーを増やしている楽天モバイルの人気の秘訣は、大手3キャリアよりも、月々の通信費を安く抑えることができるためだといえるでしょう。

楽天モバイルでは月ごとにバリエーション豊富なキャンペーンの実施を行っています。そこで本記事では、2022年8月時点の最新のキャンペーン詳細を徹底解説すると共に、楽天モバイルのWEB契約とショップ契約の違いについてご紹介していきます。

本記事を最後まで読むことで、楽天モバイルのキャンペーンの特徴を知り最適なタイミングで買い替えが可能となることでしょう。ぜひ最後までお付き合いください。

【8月最新版】楽天モバイルのキャンペーン一覧

楽天モバイルは安いことで有名なキャリアですが、安い理由として豊富なキャンペーンを

楽天モバイルは豊富なキャンペーンが魅力的な通信キャリアです。新規・MNPユーザーを中心に還元率の高いキャンペーンを実施中です。

月ごとに実施されているキャンペーン内容がリニューアルされています。ここからは、8月の最新キャンペーンを紹介していきます。

店舗限定キャンペーン

楽天モバイルには店頭のショップとWEBからの2種類の申し込み方法があります。

まずは楽天モバイルのショップ限定キャンペーンを紹介していきますので、近くに楽天モバイルショップがある場合はぜひチェックしてみてください。

【初めて申し込み限定】対象機種最大25,980円お得

出典:楽天モバイル

楽天モバイルではショップ限定キャンペーンが実施されています。androidスマートフォンのAQUOS、OPPOシリーズなどの対象機種を購入すると、プラン割引として16,000円が値引きとなります。

この端末値引きは一括購入でも対応しています。当日の端末代金の支払いから直接値引きが可能な数少ない割引キャンペーンですので、注目です。

またRakuten UN-LIMIT VIIの新料金プラン加入で3,000ポイント、楽天モバイルショップ限定キャンペーンの適用でプラス1,000ポイントの楽天ポイントが付与されます。

ポイントは翌々月以降に付与されるため、端末代金を一括購入を希望した場合は、端末の当日会計には適用できません。付与される楽天ポイントは１ポイント1円の価値があるため、ショップで契約する方がより多くのポイントをもらうことができます。

キャンペーン対象となるandroidスマートフォンの中で最も高性能のAQUOS sense6sでは端末代金が39,800円(税込)のところ、楽天モバイルショップ限定のキャンペーンを利用することで実質負担を13,820円(税込)に抑えることができます。

メーカー販売価格の約3分の1の実質負担で最新のandroidスマートフォンを購入できるのは楽天モバイルならではです。

端末代金を当日に決済してしまえば、月々の基本料金のみの請求となりますので、大手3キャリアの平均的な月々の通信量の半額以下のランニングコストで最新の5G対応スマートフォンを維持することができるのです。

iPhoneシリーズなどは対応していませんが、現在androidスマートフォンを利用していて、楽天モバイルでお得にスマートフォンを利用したい人向けのキャンペーンと言えるでしょう。

オンラインでのキャンペーン

楽天モバイルショップ限定のキャンペーンと同様に、オンライン申し込み限定キャンペーンも実施中です。

順番に紹介していきますので、各キャンペーンの特徴を抑えていきましょう。

乗り換えでiPhoneが最大24,000円お得

出典:楽天モバイル

楽天モバイルでは期間限定で2022年7月からiPhone13シリーズ新規利用者に向けたキャンペーンを実施中です。

最大で24,000円分の楽天ポイントの付与を受けられるため、これから楽天モバイルの利用を検討している人にとっては、嬉しい特典だとえいえるでしょう。キャンペーンを最大限利用して24,000ポイントを余すことなく受け取ってお得にiPhoneを利用しましょう。

他社からのMNPで付与される24000ポイントを受け取るためには、iPhoneアップグレードプログラムへの加入が必須となります。iPhoneアップグレードプログラムとは、楽天モバイルでiPhoneを購入する時の長期利用者向けのオプションのことです。

iPhoneアップグレードプログラムでは、端末代金を48回で分割し、24回の支払いが完了したタイミングで、端末残債を気にせずに次の機種に交換することができます。

機種の買い替えは任意ですので、まだ買い替えたくない人はそのまま利用を続けることも可能です。iPhoneアップグレードプログラムは端末を回収することで、端末残債を相殺する買い方です。

分割48回払い限定の特典ですので購入時にしか選択ができません。途中から加入することはできないので、初回の申し込み時に、申請する必要があります。

また新料金プランRakuten UN-LIMIT VIIへの加入が条件となっています。キャンペーン対象となるiPhoneシリーズは現行の最新機種であるiPhone13シリーズです。例年の新シリーズが発売される前の最後のお得なキャンペーンといえるでしょう。

MNPを利用して少しでもお得に人気のiPhoneシリーズを購入したいという人にとっては楽天モバイルはおすすめできる移転先事業者と言えます。

スマホ/WiFiお得乗り換えで最大19,000円お得

出典:楽天モバイル

楽天モバイルのWEB申し込みでは、対象androidスマートフォンとモバイルルーターの同時契約で最大19,000円分お得に最新端末を購入することが可能です。

対象となるandroidスマートフォンは、楽天の自社製品であるRakutenHand5Gをはじめ、Xperia、AQUOSなどの国内製メーカーが中心です。

キャンペーンの内容は端末代金から16,000円分の直接値引きと、Rakuten UN-LIMIT VIIの新料金プラン加入で3,000ポイント付与を受けることになっています。

キャンペーン対象機種で最も高性能のAQUOSzero6は端末代金は69,800円ですが、楽天モバイルのWEB申し込みを利用することで5万円弱の端末負担で購入することができます。

また、同時購入するモバイルルーターは通常端末代金が7,980円ですが、本キャンペーンを利用することで実質負担0円で購入が可能です。

新料金プランのRakuten UN-LIMIT VIIは月々のデータ使用量によって料金が変動するプランとなっています。楽天モバイルのモバイルルーターでデータ通信を行うことで、スマートフォンのデータ使用の節約ができるでしょう。

また、スマートフォンを利用していてOSの更新や、データのバックアップ、アプリのバージョンアップなどWi-Fi環境を求められることも多いです。

セットで購入することで、端末負担が実質0円のWi-Fi環境が手に入ります。そのため、自宅のネット環境が整っていない人や、新生活シーズンで引っ越しをする人におすすめできる割引プランです。

使ってる携帯でそのまま契約で最大8,000円分還元

出典:楽天モバイル

楽天モバイルへのMNPを検討していても端末を買い替えたばかりの人であれば、新たに端末を購入しなおさなくてはMNPができないと考えている人も多いのではないでしょうか。

楽天モバイルは現在利用中の端末はそのままで、SIMのみでMNPを手続きすることが可能です。MNPのキャンペーンは通常どこのキャリアでも、端末の購入と回線の切り替えがセットになっていることがほとんどです。

楽天モバイルではSIMのみのMNPにも注力しており、最大で8,000円分の楽天ポイントの還元を受けることができます。

還元ポイントの内訳は、本キャンペーンの利用で5000ポイント、新料金プランRakuten UN-LIMIT VIIへの同時加入で更に3000ポイントになっています。

どちらも楽天ポイントでの還元となっていて、即時で反映されるわけではないので、注意をしましょう。

また、キャンペーン適用条件のひとつとして、楽天モバイル専用の通話アプリでの10秒間の発信が必要となります。発信を忘れてしまうとポイント還元の資格を失効してしまいますので、注意が必要です。

新規、乗り換えでRakuten Hand 5Gが実質1円！

出典:楽天モバイル

RakutenHand5Gとは楽天モバイルの自社製品のandroidスマートフォンです。

5Gに対応しており、性能も比較的高性能なRakutenHand5Gですが、現在MNP・新規・機種変更時にRakuten UN-LIMIT VIIへの加入を行うと端末代金が実質1円となるキャンペーンを楽天モバイルでは実施中です。

総務省の指導により過度な値引きに自粛傾向の強かった通信業界ですが、楽天モバイルは端末販売価格を抑えることで実質1円端末販売を実現しています。

新規で参入したスマホメーカーとして試験的に展開されているプライスの可能性が高いです。楽天の開発するスマートフォンに興味のある方は格安で手に入れることができます。

端末を一括で購入する場合、元の端末価格は19,001円です。キャンペーン適用の16,000円引きと、3,000ポイント還元で端末価格実質1円になるので、当日のお会計が1円になるわけではありません。混同しないようにしましょう。

その他のandroidスマートフォンも本キャンペーンの対象となります。割引価格のベースは16,000円引きで、それが最大値引き額です。にかく安くMNPをしたい、機種を買い替えたいという方にはRakutenHand5Gという選択肢は良いかもしれません。

キャンペーンコード・クーポン一覧

楽天モバイルのキャンペーンにはそれぞれクーポンコードというものが付与されています。

キャンペーンの内容や条件、併用の可否などを楽天モバイルの窓口で確認する際には、クーポンコードの提示を求められる可能性があります。

気をつけなくてはいけないポイントとしては、クーポンによって還元ポイント数や、適用条件、キャンペーン実施期間が異なる点です。

また、基本的に楽天モバイルのキャンペーンは楽天ポイントでの付与となりますので、ギフト券やキャッシュバックなどの金券類ではありません。

クーポンやキャンペーンの内容をしっかりと理解しておけば、契約終了後に「こんなハズではなかった…」とがっかりすることも防げます。楽天モバイルの公式ホームページには、現在実施中のキャンペーンの詳細が全て記載されていますので、自分に適用されるキャンペーンは一度確認をしておきましょう。

楽天モバイルのキャンペーンを利用する際の注意点

楽天モバイルのキャンペーンにはいくつかの適用条件が付与されています。

条件を満たさないとポイント還元は受けられませんので注意が必要です。ここからは、代表的な適用条件をご紹介していきます。

注意点1.Rakuten Linkの発信が必要

RakutenLinkとは楽天モバイルが提供する通話アプリです。楽天モバイルのキャンペーンの中でもっとも多い適用条件がこの「RakutenLinkからの10秒以上の発信」になります。

RakutenLinkはアプリ同士の通話は無料で行えます。また、SMSの送受信、海外通話なども一切無料となるため非常に使い勝手の良いアプリです。

楽天モバイル以外の発信には30秒あたり20円の通話料が発生しますので、発信する際には注意が必要です。

新規事業として参入した楽天のサービスを積極的に利用しようと考えている人には問題ないでしょう。ただ、つい忘れてしまう適用条件のひとつですので、注意しましょう。

注意点2.エントリーが必要

楽天モバイルの各キャンペーンにはQ＆Aのようなコーナーが設けられています。キャンペーンによっては、キャンペーンの参加申請を行わないとポイント還元の適用対象とならないことがあります。

自分が対象となるキャンペーンの質問コーナーから登録の必要があるかを確認することができます。楽天モバイルの公式ホームページに掲載されている該当キャンペーンページを確認しておきましょう。

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注意点3.併用不可のキャンペーンがある

楽天モバイルのキャンペーンには併用できるものとそうでないものがあります。最新のキャンペーンでは、複数のキャンペーンがもともと併用されているため、特に気にする必要はありません。

併用できない代表的なケースは、旧プランや、試験的に運用されていたプランなどからの切り替え時にうけとれるものがほとんどです。

楽天モバイルの公式ホームページには併用できないキャンペーンも一覧で記載されています。気になる人は確認してみましょう。

楽天モバイルの店舗でできることとできないこと

実施しているキャンペーン内容もことなりますが、楽天モバイルのWEBと店頭では提供しているサービスにも差があります。

ここでは楽天モバイルのショップで対応が可能な手続きと、そうでない手続きを切り分けて説明していきます。

できること

楽天モバイルのショップではどのような契約手続きが対応可能かをご紹介していきます。

楽天モバイルショップで対応できない業務を把握することで、無駄に楽天モバイルのショップに足を運ぶ必要がありません。また、よくあるトラブルが発生した時の対処法もご紹介していきます。

新規や乗り換え、契約変更などの手続き

楽天モバイルではWEB同様に携帯電話の購入、機種変更・新規・MNPなどのデュアル回線の契約が可能です。モバイルルーターのようなデータ通信専用端末などの契約も取り扱っています。基本的にWEB契約でできることは全て楽天モバイルショップでも対応が可能です。

また、契約内容の変更や、プラン変更、各種手続きなど、端末契約以外の業務も対応可能です。

楽天モバイルショップではショップ限定のイベントやキャンペーンも実施中です。近所にショップがある場合は、WEBで購入するよりもメリットが大きくなる可能性がたかいです。

まだまだショップの数は大手3キャリアと比較すると少ない印象ですが、今後増えていく可能性は大いにあります。

故障した製品の修理の受付

楽天モバイルショップでは故障した端末の点検や修理などの保守業務にも対応が可能です。

「急に端末の調子が悪くなってしまった…」などの相談ごとは近所の楽天モバイルショップの販売員さんに相談してみても良いかもしれません。

ショップで対応できなくても、代理店サポートのような窓口を持っています。そのため、可能な範囲の対応はしてくれるでしょう。

さらに、楽天モバイルショップでは端末の故障を保証するオプションがあります。リフレッシュ品の交換などオプション内容の案内を受けることができるのもショップならではのサービスといえるでしょう。

操作案内やデータ移行などのサポート

楽天モバイルではあんしん操作サポートという月額550円(税込)のオプションサービスがあります。

あんしん操作サポートではサポート担当者から以下のレクチャーを受けることが可能です。

個人情報保護の観点から、担当者に全ての操作をお任せできるわけではありません。しかし、プロのアドバイスを月々550円で回数無制限で受けることができるため、スマートフォンをはじめて利用する高齢者などにはおすすめできるサービスだといえるでしょう。

一部家電量販店で営業している楽天モバイルショップでは当サービスの対応はしていないため、楽天モバイルの公式ホームページから対応可能なショップを探して来店しましょう。

できないこと

楽天モバイルのショップでも一部対応ができない業務があります。ここでは対応できない業務の説明と対処法を合わせてご紹介していきます。

楽天モバイル以外の故障した製品の対応

上記2機種は楽天モバイルのオリジナルブランドです。そのため楽天モバイルショップで修理や保守の手続きが可能となります。

楽天モバイルで契約したiPhoneやandroidスマートフォンの修理に関しては基本的に発売しているメーカーに問い合わせをしなくては対応ができないことがほとんどです。そのため、窓口として購入したショップに問い合わせをしてもその場で修理をしてもらえるわけではありません。

iPhoneであればappleの公式修理サービスでなければ端末保証が効かなくてなってしまいます。そのため、正規代理店以外で修理を申し込むことはおすすめしません。

Web申し込みの問い合わせ

楽天モバイルではどの窓口から申し込んだ内容かで問い合わせ先が異なります。Webで契約した内容についての詳細はショップでは対応ができないことにも注意しましょう。

大手3キャリアであれば、基本的にどの窓口でも顧客情報を共有していることがほとんどです。そのため、全国のどこの店舗で問い合わせをしたとしても一律の回答に期待ができます。

しかし、楽天モバイルはWebで進めている手続きに関してはシステム上、店頭で変更できない仕様にあるようです。今後の改善に期待しましょう。

解約の手続き

楽天モバイルでは解約の窓口はすべてWeb経由となります。

楽天モバイルのショップに来店したとしても、解約の手続きは受けつけていません。そのため、急いで解約したい方は最初からWebからの申し込みをおすすめします。

楽天モバイルは解約金がかからない数少ないキャリアです。端末を分割購入した場合などは端末の残債は残ってしまいますので注意が必要です。端末の支払い方法は一括か分割か選択できるので、残債が残っているからと言って乗り換えができないわけではありません。

楽天モバイルの店舗で契約をするメリット・デメリット

楽天モバイルショップで契約をするメリット・デメリットについて解説をしていきます。Wec契約と比較して、ご自身の希望するサービスから最適な選択をしましょう。

メリット

楽天モバイルの店頭でしか体験できないサービスは数多くあります。ここからは、楽天モバイルショップのメリットを５つに分けて解説していきます。

対面で申し込みまですることができる

対面で申し込みをするメリットは、販売員が責任を持って親切に対応をしてくれることでしょう。販売員は契約するにあたって、コンプライアンスを遵守しながら受付を担当しています。

総務省からの指導があってからは、ほとんどの通信事業者で利益優先の案内から顧客ファーストの案内に切り替わりました。そのため、販売員は営業ノルマに追われることなく、受付に専念することができます。

過剰な表現や、誤解を招くような案内は禁止されていますので、顧客も安心して案内してもらえるでしょう。

楽天モバイルのスマートフォンの料金プランは他社と比較しても、わかりやすいです。しかし、キャンペーンの適用条件や、オプションの詳細などは少々複雑になっていますので、わからないことはその場で聞いておくと良いでしょう。

また、従業員の入れ替わりがショップの方が激しくないため、いつも対応してくれるスタッフさんがいると助かります。対面接客の良さを重視する人は迷わずショップで契約することをおすすめします。

来店予約で待ち時間がない

昨今は新型コロナウイルスの影響もあり、密集することを嫌う風習にあります。楽天モバイルのショップでも顧客に安全に来店してもらうために感染症対策の一環として、予約来店を推奨しています。

完全予約制ではないため、予約無しでも来店は可能です。しかし、予約優先制ですので待ち時間が長くかかる可能性はあります。楽天モバイルアプリから来店予約が可能ですので、店舗に行く際は最寄りのショップの予約状況を確認して予約を抑えましょう。

来店予約をすることで、待ち時間の短縮にも繋がりますので、スムーズに契約を進めたい人は予約をしてから来店する方が良いでしょう。

実際に触って端末の使用感を確かめることができる

携帯ショップには実際の商品が展示されています。電源の入った展示品をホットモックと呼び、実際の操作感や機能性を体験することができます。

また、電源に繋がれていないタイプの展示品をコールドモックと呼びます。コールドモックは機能などは試すことができませんが、実際の端末の大きさと重さを忠実に表現していて、手に持ったときの感覚を購入前に体験可能です。

楽天モバイルのショップにももちろんどちらのモックも展示されているため、大手3キャリアと同様のサービスを期待することができるでしょう。

店舗に行ったその日に即日開通することができる

楽天モバイルショップでは契約当日にすべての手続きを完結することができます。

Web契約では、平均的に申し込みから自宅に契約端末が届くまで2週間かかるといわれています。すぐにでも楽天モバイルを利用したい方、ショップ限定のキャンペーンなどに魅力を感じている方はショップでの契約がおすすめです。

新規の審査は通常の機種変更の審査よりも厳しく審査されます。そのため、時間が少し掛かりますが、ショップでの契約であればスマートフォン1台の契約に長くても1時間くらいあれば手続きが完了するという強みがあります。

時間のない人には助かる契約のスピード感だといえるでしょう。

親権者がいれば未成年でも開通可能

楽天モバイルでは未成年でも契約者になることが可能です。

未成年で学生の場合、学生証は身分証明証として扱われません。また、補助書類がすべて原本でなくてはいけないので、来店する際には注意が必要です。

Web申し込みを見る限りでは親権者同意書の提出の必要はなさそうですが、念のため親権者に同伴してもらい契約をする方が安心です。民法の改正で成人年齢が引き下げられたことから18歳以上であれば、親権者に同伴してもらう必要はありません。

デメリット

楽天モバイルは大手3キャリアと比較するとすべてのサービス面で追いついているとはいえません。今後の改善に期待したい楽天モバイルショップ利用のデメリットもご紹介していきます。

大手のショップと比べると店舗数が少ない

大手3キャリアのau・ドコモ・ソフトバンクの全国のショップ数はおおよそ2,000店舗を超えています。それにたいして、楽天モバイルのショップ数は現状で200店舗弱となっており、窓口の少なさは否めません。

現状ではワイモバイルが800店舗弱の店舗数ですので、楽天モバイルもあと４倍増えればより存在感は引き立つのではないでしょうか。

店舗数が少ないということは、それだけショップが混雑する可能性があり、顧客満足度の低下にも繋がりかねません。今後の改善に期待しましょう。

店頭在庫が売り切れている可能性がある

楽天モバイルは公式ホームページ上で最新機種の在庫確認が可能です。

しかし、この表記されている在庫はあくまでもオンライン契約における在庫数ですので、ホームページの情報を見て、楽天モバイルショップに来店することはおすすめしません。

販売販路によっては売れる商品の数に比例して在庫も振り分けられています。そのため、繁華街から遠い位置にあるショップの在庫状況は芳しくないでしょう。楽天モバイルは現状Webでの販売が強いことから、オンライン在庫の方が潤っている可能性が高いです。

オンライン限定のキャンペーンとは違いがある

前述の通り、楽天モバイルではWEBかショップで適用できるキャンペーンに違いがあります。自分の欲しい端末によってはどちらかがキャンペーン対象外となると正直面倒くさいです。

楽天モバイルでお得にキャンペーンを利用して端末を買い替えたい場合は、情報を収集する手間がかかります。

また、〇〇店限定といった地域密着型のサービスを実施している場合もあります。繁忙期や週末などに狙いを定めて来店すると思わぬキャンペーンに遭遇できる可能性があることを覚えておきましょう。

電話番号が公表されていないことがある

家電量販の中に入っている楽天モバイルショップなどは代表窓口が量販店になっているため、ショップ直通の電話番号が公表されていないことがあります。そのため、端末の初期不良や、契約内容に不明な点がある場合などの問い合わせ先に困ることもあるかもしれません。

家電量販店などでは量販店のスタッフが対応に入ってから内線でショップに繋がれることが多いため、スムーズな連絡には期待ができないでしょう。

どのような人に楽天モバイルがおすすめ？

楽天モバイルの店頭契約のメリット・デメリットを解説したうえでどのような人におすすめなのかをまとめていきます。来店前にご自身に当てはめて、どちらの窓口が良いか選択してください。

すぐに携帯の契約を結びたい人

楽天モバイルのWeb契約は申し込みは申し込みから端末が到着するまで２週間前後かかります。

申し込み時期によってはそれ以上かかるため、すぐにでもスマートフォンの買い替えを希望する方にとってはあまりおすすめできないサービスだといえるでしょう。

楽天モバイルの店頭契約であれば当日に契約が可能なため、WEBでの申し込みよりも早めに端末を手に入れることができます。料金プランやオプション契約などはWebで申し込みをする場合と同様のプランが選択可能です。

契約をするのに対面がいい人

楽天モバイルに限らず、通信契約は複雑で分かりにくい契約内容のものもあります。

「期待していたサービスが利用できない」「思っていたよりもコストの高いオプションを契約してしまった」という経験のある方もいるのではないでしょうか。

楽天モバイルショップでは、対面契約のメリットを活かして、契約内容の説明やオプションの詳細など詳しく説明を聞くことができます。また、スマートフォンの買い替えに行ったときに、SNSアカウントの引継ぎや、データ移行などのアドバイスを受けることも可能です。

操作方法に関しては月々550円(税込)で利用できるあんしん操作サポートを利用することで、何回でも専門スタッフからのアドバイスを貰うこともできます。年配の利用者やスマートフォンの操作が苦手な人にはおすすめできるオプションです。

端末の使用感を確かめてから携帯を選びたい人

楽天モバイルショップでは契約前に実際の端末を手に取って使用感を確認可能です。

機種情報が掲載されているカタログには、端末の重量や大きさなどの記載があります。しかし、実際に手で持ってみないと、この端末を利用し続けるイメージがなかなか湧きません。

電源の入っている展示品もありますので、アプリの機能性やレスポンスなども確認可能です。スマートフォンは１度購入した場合、数年は使用しますので、購入前に一度手に取って操作をしてみることをおすすめします。

楽天モバイルの店舗の探し方

最寄りの楽天モバイルショップを探す方法を解説していきます。楽天モバイルショップの探し方は2種類あり、公式ホームページから検索する方法と、現在地から探す方法があります。

住んでいる都道府県から探す

都道府県から楽天モバイルショップを探す場合、公式ホームページにまずはアクセスしましょう。

以上の操作で該当する都道府県の楽天モバイルショップが一覧で表示されます。

現在地から探す

楽天モバイルの公式ホームページを利用して現在地から楽天モバイルショップを探すには、スマートフォンの位置情報サービスを利用する必要があります。

以上の操作で現在地から一番近い楽天モバイルショップの情報を取得することが可能です。

楽天モバイルを店舗で契約する際の手順

楽天モバイルの契約を店舗で行う場合、原則契約者本人の来店は必須となります。

もしも代理人が来店する場合には、法定代理人同意書兼支払い名義人同意書という専用の書類の提出が必要になります。Web上から印刷をして記入後に来店をしましょう。

手順1.必要書類などを集める

楽天モバイルの契約にはどのような書類が必要になるのでしょうか。ここからは、契約時に提出を求められる書類を説明していきます。

楽天モバイルは18歳未満の未成年でも契約者になることができます。学生証は本人確認書類として認められないので、基本的に健康保険証と補助書類で本人確認可能です。

コピーではなく原本が必要となりますので来店前に必要書類をしっかりと準備しましょう。

本人確認書類

ユーザーIDとパスワード

楽天モバイルは新規申し込み時に楽天idの発行が行われます。楽天idとは無料で発行できる会員idのことです。

楽天のネットショッピングや、楽天のさまざまなサービスと連動しています。楽天モバイルのサービスに紐づいた会員情報ですので、契約完了後の明細は大切に保管することをおすすめします。

楽天idは楽天モバイルの契約内容の変更や確認などで使用することがあります。

クレジットカード、キャッシュカード

口座の引き落とし設定をするためには、クレジットカード・キャッシュカードの設定が必要になります。

家族間の契約で無い限りは基本的には、本人名義のクレジットカードやキャッシュカードが必要となりますので、持参しましょう。

楽天カードを引き落とし先にすると楽天のポイントを二重で貯めることもできます。楽天カードを所有している場合、クレジットカードの引き落とし先に設定することをおすすめします。

MNP予約番号

MNP予約番号は移転前のキャリアから取得する必要があります。

予約番号がなくては楽天に移動手続きができませんので、楽天にMNPを希望している場合は事前に取得しておくことをおすすめします。

移転元によっては解約時に違約金が発生してしまう可能性がありますの。事前に情報をを整理しておくことをおすすめします。また、タブレットや光回線などスマートフォンとセット契約していることで、受けられていたサービスや割引を失効してしまう可能性もありますので、事前に確認をしておきましょう。

手順2.来店予約を取る

楽天モバイルのショップはau・ドコモ・ソフトバンクと比較すると店舗数がまだ少ないです。そのため、ショップが混雑していることが多くあります。平日仕事をしていて土日しか時間が取れない人は事前に来店予約を取っておく必要があります。

また、店舗限定の特典を用意していることも珍しくありません。案内を聞いた時の店舗限定のキャンペーンを適用してもらう場合は、同じ販売員に契約をしてもらうと良いでしょう。

予め来店予定日が決まっているのであれば、当日の担当者を指名しれば契約もスムーズにすすみます。案内を受けたスタッフの名刺をもらっておくなどの工夫をしておきましょう。

手順3.店舗で手続きを行ってもらう

楽天モバイルのショップに行くときは、予約時間の数分前には到着しておくことをおすすめします。

というのも、楽天ショップは前述の通り店舗数が少ないことから平日でも顧客の数が多く、混雑している日が多いようです。そのため、予約無しで来店する人もいるため、予約をしていても案内される時間が遅れてしまう可能性もあります。

おおよそどこの店舗でも、契約スタッフに対応してもらう前にアンケートが実施されることが多いです。

アンケート内容は自宅のひかり回線の状況や、決裁権などがあるかなどの顧客情報を読み取るのに使用していますので、正確な情報を記入しましょう。

希望していない商材の案内など、スタッフの営業トークを聞く気がないのであれば、時間がない旨を事前に伝えれば契約時間を大幅に短縮できるでしょう。

また、新人スタッフを充てられる可能性も低くなり、トラブルも未然に防ぐことができます。

楽天モバイル店舗キャンペーンまとめ

申し込み窓口によって適用できるキャンペーンが異なるため、キャンペーンの詳細は事前に確認しておくことをおすすめします。また、ショップでは実際に接客してもらえるので、対面でのサービスを受けたいという方におすすめです。楽天モバイルのショップ契約をおすすめする人は、以下の通りです。