楽天モバイルの下取りサービス徹底解説|価格・評判はどう?

楽天モバイルの下取りは、楽天モバイルユーザー以外も利用できる無料サービスです。今回は下取りサービスの特徴やメリット・デメリット・評判を紹介します。処分に困っている対象製品のスマートフォンがあるなら、ぜひこの機会に利用を検討してみてください。
この記事の目次
楽天モバイルには、スマートフォンやタブレットの下取りサービスがあります。対象端末なら楽天モバイルユーザー以外も利用でき、楽天モバイルで新しい機種の購入も不要なので、使いやすいサービスです。
しかし「査定が厳しいのでは?」「手続きが面倒なのでは?」と、下取りサービスの利用を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天モバイルの下取りサービスの詳細や利用するメリット・デメリット、実際に下取りサービスを利用した人のリアルな口コミ・評判を紹介します。
注意点も解説しているので、下取りサービスを利用しようか迷っているならぜひ本記事を参考にしてください。
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楽天モバイルの下取りサービス
楽天モバイルの下取りサービスとは、今まで使用していたスマートフォーンやタブレットを楽天モバイルに下取りに出すと、査定された金額が楽天キャッシュ(オンライン上の電子マネー)で受け取れるサービスです。
楽天モバイルで購入したものに限らず、ドコモやau、ソフトバンク、SIMフリー端末も対象端末であれば下取りに出せます。ただし、付属品は下取り対象外なので、付属品をつけても査定額がアップすることはありません。
もし使っていない端末が対象製品なら、下取りに出せば楽天キャッシュとしてお金を受け取れる可能性があるので、有効活用できるサービスです。
下取り価格
執筆時点で、楽天モバイルの下取り最高価格はiPhone端末「iPhone 12 Pro Max 512GB」で最大66,120円です。Android端末は「HTC U12+ 128GB」で最大22,500円となっており、いずれもキャリアは楽天モバイルのものとなっています。
価格は変動する場合があるので、最新情報は公式サイトをチェックしてください。
ただし、下取り価格は製品の状態によって変わるので、表記されている金額がそのまま受け取れるとは限りません。査定は製品状態を4段階で評価しており、査定結果によって下取り金額が決まります。
iPhone端末の下取り価格目安
iPhone端末の下取り価格は、モデルや容量、状態で決まりますが、キャリアによっても多少異なる場合があります。ここではドコモで購入したiPhone端末の一例を一覧表で紹介します。
容量 | 下取り価格目安(ドコモの場合) (楽天キャッシュ) | |||
---|---|---|---|---|
良品 | 画面損傷品 | 外装損傷品 | ||
iPhone 11 | 64GB | 15,900 円 | 4,770 円 | 1,590 円 |
128GB | 18,700 円 | 5,610 円 | 1,870 円 | |
256GB | 21,450 円 | 6,440 円 | 2,150 円 | |
iPhone 11 Pro | 64GB | 23,200 円 | 6,960 円 | 2,320 円 |
256GB | 26,950 円 | 8,090 円 | 2,700 円 | |
512GB | 31,900 円 | 9,570 円 | 3,190 円 | |
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 26,400 円 | 7,920 円 | 2,640 円 |
256GB | 29,700 円 | 8,910 円 | 2,970 円 | |
512GB | 34,650 円 | 10,400 円 | 3,470 円 | |
iPhone 12 | 64GB | 42,840 円 | 12,850 円 | 4,280 円 |
128GB | 43,940 円 | 13,180 円 | 4,390 円 | |
256GB | 46,000 円 | 13,800 円 | 4,600 円 | |
iPhone 12 mini | 64GB | 36,200 円 | 10,860 円 | 3,620 円 |
128GB | 37,000 円 | 11,100 円 | 3,700 円 | |
256GB | 38,850 円 | 11,660 円 | 3,890 円 | |
iPhone 12 Pro | 128GB | 53,520 円 | 16,060 円 | 5,350 円 |
256GB | 55,120 円 | 16,540 円 | 5,510 円 | |
512GB | 58,050 円 | 17,420 円 | 5,810 円 | |
iPhone 12 Pro Max | 128GB | 57,200 円 | 17,160 円 | 5,720 円 |
256GB | 58,520 円 | 17,560 円 | 5,850 円 | |
512GB | 62,190 円 | 18,660 円 | 6,220 円 | |
iPhone SE(第2世代) | 64GB | 13,200 円 | 3,960 円 | 1,320 円 |
128GB | 14,490 円 | 4,350 円 | 1,450 円 | |
256GB | 16,320 円 | 4,900 円 | 1,630 円 |
キャリアがドコモの場合「iPhone 12 Pro Max 512GB」の62,190円が最も高額です。上表の機種は一例で、iPhone 7シリーズやiPhone Xも対象機種に含まれています。
Android端末の下取り価格目安
Android端末の下取り価格目安は下表の通りです。Android端末はキャリアによって扱っているモデルが異なるため、ここではドコモの対象機種について紹介します。
下取り価格目安(ドコモの場合) (楽天キャッシュ) | |||
---|---|---|---|
良品 | 画面損傷品 | 外装損傷品 | |
arrows 5G F-51A | 8,640 円 | 2,590 円 | 860 円 |
arrows NX9 F-52A | 12,880 円 | 3,860 円 | 1,290 円 |
Google Pixel 3 | 1,260 円 | 380 円 | 130 円 |
Google Pixel 3 XL | 1,260 円 | 380 円 | 130 円 |
HUAWEI P20 Pro HW-01K | 2,160 円 | 650 円 | 220 円 |
HUAWEI P30 Pro HW-02L | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
LG style2 L-01L | 500 円 | 150 円 | 50 円 |
LG style3 L-41A | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
LG V60 ThinQ 5G L-51A | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
LG VELVET L-52A | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
Galaxy A51 5G SC-54A | 8,640 円 | 2,590 円 | 860 円 |
Galaxy Feel2 SC-02L | 4,550 円 | 1,370 円 | 460 円 |
Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A | 17,280 円 | 5,180 円 | 1,730 円 |
Galaxy Note9 SC-01L | 12,380 円 | 3,710 円 | 1,240 円 |
Galaxy S10 SC-03L | 12,600 円 | 3,780 円 | 1,260 円 |
Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L | 16,920 円 | 5,080 円 | 1,690 円 |
Galaxy S10+ SC-04L 128GB | 14,310 円 | 4,290 円 | 1,430 円 |
Galaxy S20 5G SC-51A | 17,280 円 | 5,180 円 | 1,730 円 |
Galaxy S20+ 5G SC-52A | 17,280 円 | 5,180 円 | 1,730 円 |
Galaxy S8+ SC-03J | 4,050 円 | 1,220 円 | 410 円 |
Galaxy S9 SC-02K | 6,930 円 | 2,080 円 | 690 円 |
Galaxy S9+ SC-03K | 6,930 円 | 2,080 円 | 690 円 |
AQUOS R2 SH-03K | 500 円 | 150 円 | 50 円 |
AQUOS R3 SH-04L | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
AQUOS R5G SH-51A | 8,640 円 | 2,590 円 | 860 円 |
AQUOS sense2 SH-01L | 500 円 | 150 円 | 50 円 |
AQUOS sense3 SH-02M | 4,000 円 | 1,200 円 | 400 円 |
AQUOS sense5G SH-53A | 4,320 円 | 1,300 円 | 430 円 |
AQUOS zero2 SH-01M | 8,640 円 | 2,590 円 | 860 円 |
Xperia 1 II SO-51A | 17,280 円 | 5,180 円 | 1,730 円 |
Xperia 1 SO-03L | 12,600 円 | 3,780 円 | 1,260 円 |
Xperia 10 II SO-41A | 13,950 円 | 4,190 円 | 1,400 円 |
Xperia 5 II SO-52A | 17,280 円 | 5,180 円 | 1,730 円 |
Xperia 5 SO-01M | 11,880 円 | 3,560 円 | 1,190 円 |
Xperia XZ2 Compact SO-05K | 7,740 円 | 2,320 円 | 770 円 |
Xperia XZ2 Premium SO-04K | 6,930 円 | 2,080 円 | 690 円 |
ドコモのAndroid端末では17,280円が最も高額な下取り価格です。
対象端末
対象端末はキャリアによって異なるので、まず「下取り対象製品の価格一覧」にて自分の所有している端末が対象製品かを確認する必要があります。
iPhone端末・Android端末どちらも対象ですが、古すぎるものは対象外の可能性が高いです。また、スマートフォン以外にも一部タブレット端末も下取りに出せます。
特典内容
出典:楽天モバイル
楽天モバイルの下取りサービスの特典は、下取りに出した対象製品の、査定金額に応じた楽天キャッシュを受け取れるものです。下取り価格確定後、約1カ月程度でチャージされます。付与された楽天キャッシュの有効期限は10年と長いですが、期限があるので注意が必要です。
なお、付与される楽天キャッシュは「楽天モバイル」よりチャージされます。楽天キャッシュは、楽天市場・楽天トラベル・ラクマなどのインターネットサービスや、楽天ペイアプリ加盟店などで支払いに使えるオンライン上の電子マネーです。
街中で楽天キャッシュを利用して買い物をしたい場合には、楽天ペイアプリをインストールして、楽天Pay加盟店で使う必要があります。
下取り条件
利用中のスマートフォンやタブレットを下取りに出すには、以下3つの条件をクリアしている必要があります。
下取り条件
- 下取り対象製品を下取りに出すこと
- 楽天IDを保有する楽天会員であること
- 満18歳以上であること
下取りに出す端末が対象製品であることに加え、楽天会員である必要があります。楽天会員には無料でなれるので、楽天モバイルの下取りサービスを利用する前に楽天会員になって楽天IDを取得しておきましょう。
18歳未満の人は楽天モバイルの下取りサービス自体を利用できないので、保護者にお願いして下取り手続をしてもらいましょう。
査定基準・期間
下取りサービス査定基準は、下表のように4段階となっています。
査定ランク | 基準詳細 |
---|---|
良品 | 使用感が少なく、傷や打痕が軽度 |
画面損傷品 | 画面割れ・画面の焼け・画面の劣化・ドット抜けがある |
外装損傷品 | 良品の範囲を超える傷・打痕・変色、カメラの機能不良があるもの |
下取り不可製品 | 下取り対象外の製品 製品の電源をオンにし、電源を入れたままの状態にできない製品 各種ロック(スクリーン、 アクティベーション、おサイフケータイを含む)の解除が行われていない製品 製品を探す機能が有効化されたままの製品 改造品、盗難紛失品、およびネットワーク利用制限該当品 など |
下取り不可製品の場合、査定価格は0円となるため製品は返送されます。対象製品で状態が良品でも、ロックが解除されていなかったり、製品の初期化がされていなかったりする場合には、下取り不可となるので注意が必要です。
下取りに出す前には、忘れずに端末の初期化やデータ移行・バックアップ・各種ロック解除をしておきましょう。
楽天モバイルの下取りサービスのメリット・デメリット
楽天モバイルの下取りサービスには、メリット・デメリットの両面があります。「下取りに出して失敗した」とならないように、サービスを利用前にメリット・デメリットのどちらも把握しておきましょう。
メリット
楽天モバイルの下取りサービスのメリットは、主に以下3点です。
楽天モバイルの下取りサービスのメリット
- 下取り手数料や送料がかからない
- 楽天モバイルユーザー以外も利用できる
- 「良品」の範囲が広め
下取り手数料や送料がかからない
楽天モバイルの下取りサービスは、無料で利用可能です。手数料はかからず、製品を梱包して楽天モバイルに送る際に利用する「返送キット」は、無料で楽天モバイルから届きます。下取りに出す際の送料もかかりません。
仮に査定額が0円だった場合、楽天モバイルから製品が送り返されますが、その際の送料も無料です。申し込みの当日中まで受け付けている「キャンセル」も、無料でできます。
下取りサービスの利用には基本的に料金は発生しないと考えてよいでしょう。
楽天モバイルユーザー以外も利用できる
楽天モバイルの下取りサービスは、楽天会員なら楽天モバイルユーザーでなくても利用可能です。ドコモやソフトバンク、auなどの回線で利用していた端末でも、対象製品なら下取りしてもらえます。
自宅で棄てられずにいるスマートフォンやタブレットが対象製品なら、下取りサービスで楽天キャッシュを得ながら処分できるのは大きなメリットです。
楽天モバイルの下取りサービスなら、製品の個人情報は正しい手順で適正に消去してくれます。モバイル製品保守・検品の専門業者が適切な対応をしてくれるので、リサイクルショップに持ち込むよりも安全性が高いでしょう。
「良品」の範囲が広め
出典:楽天モバイル
楽天モバイルの下取りサービスの査定は、値段がつく場合には「良品」「画面損傷品」「外装損傷品」の3種類に分けられます。「良品」が最も高額で下取りしてもらえますが、良品の基準は「使用感が少なく、傷や打痕が軽度であるもの」です。
つまり、多少の傷やへこみがあっても「良品」と査定してもらえる可能性があります。各段階の査定基準一例は、楽天モバイルの下取りサービスのページに写真付きで掲載されているので、下取りに出すか検討している製品の状態と照らし合わせて確認しておきましょう。


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デメリット
楽天モバイルの下取りサービスは、利用するメリットが大きいサービスですがデメリットもあります。以下3つのデメリットもしっかり把握してから、サービスを利用するか検討しましょう。
楽天モバイルの下取りサービスのデメリット
- 楽天キャッシュでしか下取り金額を受け取れない
- 査定額に不満があってもキャンセルできない
- 楽天キャッシュにチャージされるのが遅い
楽天キャッシュでしか下取り金額を受け取れない
楽天モバイルの下取りサービスで査定されて値段がついた場合、査定されたお金は楽天キャッシュでしか受け取れません。現金では受け取れないので注意が必要です。
楽天キャッシュは、下取りサービス利用時に使用した楽天IDに、楽天モバイルからチャージされます。チャージされた楽天キャッシュは、楽天ポイントと同じように、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスで利用可能です。
街中で楽天キャッシュを利用したい場合には、提携店舗なら楽天ペイの電子マネーとしても使えます。楽天キャッシュの有効期限は10年と長いですが、10年経過すると消失するので、使える機会には積極的に利用するとよいでしょう。
査定額に不満があってもキャンセルできない
楽天モバイルの下取りサービスを利用すると、楽天モバイルへ製品が到着してから1週間ほどで査定額が確定します。仮に確定した査定額に不満があり、下取りをやめたくてもキャンセルはできません。査定後、製品の状態によって楽天モバイル側が価格を変更する場合もありますが、やはりキャンセルは不可です。
再査定も受け付けておらず、一度確定した査定額は変更できません。下取りに出す前に必ず楽天モバイルの下取りサービスページにある「査定基準について」の写真を参考に、下取りに出す製品を確認してから下取りサービスを利用しましょう。
楽天キャッシュにチャージされるのが遅い
下取りで査定額が確定してから楽天キャッシュへ査定額相当の金額がチャージされるまでに、1カ月~1カ月半程度かかります。
下取り金額をすぐに買い物の支払いにあてられないので注意が必要です。なお、楽天キャッシュにチャージされたかどうかは「楽天PointClub」に下取りサービスを利用した楽天IDでログインし、ページ右側のにある「ポイント実績を見る」という赤いボタンをクリックすると確認できます。
楽天モバイルの下取りの流れ
出典:楽天モバイル
楽天モバイルの下取りサービスは、以下3ステップです。特に難しい手順はないので、誰でも簡単に利用できるでしょう。
楽天モバイルの下取りの流れ
- 下取り希望製品の情報を入力する
- 返送キットを受け取り製品を送る
- 下取り金額を受け取る
1.下取り希望製品の情報を入力する
楽天モバイルの下取りサービスのページにアクセスし、ピンク色のボタン「下取りの申し込みはこちら」から手続きを開始します。「スマホ下取りサービス」ページが表示されたら、ピンク色のボタン「下取りを開始する」をタップしましょう。
楽天IDとパスワードの入力をしてログインし、表示されたログイン情報が正しいことを確認したら「OK」ボタンをタップします。
製品情報の入力画面に遷移するので、製品を購入したキャリア、製品の端末情報、製品の状態を画面の案内に沿って入力してください。製品の端末情報を入力する際に「製品IMEI」の入力を求められます。「製品IMEI」は、スマートフォンに標準搭載されている電話アプリで「*#06#」を入力すると確認可能です。
製品の状態まで入力したら、下取り見積もり金額が表示されます。見積り金額に納得したら「同意して続行」し、顧客情報を入力すれば下取りサービスの申し込み完了です。
2.返送キットを受け取り製品を送る
下取りサービスへ申し込みが完了すると、3〜5日程度で本人限定受取郵便にて返送キットが届きます。返送キットに以下のものを同封して、楽天モバイルへ製品を下取りに出しましょう。
返送キットに同封するもの
- 下取りに出す製品
- 本人確認書類
- 下取り申込書
下取りに出す製品は「iPhoneを探す」機能に搭載されているアクティベーションロックを解除し、初期化を行う必要があります。データ・おサイフケータイの情報は各種ロックを解除・消去してから送りましょう。
なお、電源やケーブル、SIMなどの付属品を同封する必要はありません。スマートフォーン・タブレット本体以外の付属品が同封されていた場合、楽天モバイル側で破棄されます。
3.下取り金額を受け取る
製品が楽天モバイルに届いたら、7日程度で査定が完了し金額が確定します。査定額に満足がいかなかった場合でも、下取りのキャンセルや再査定依頼はできません。査定金額が0円だった場合には、製品が楽天モバイルから返送されます。不要でもそのまま引き取ってもらえないので注意が必要です。
査定金額確定後、1カ月程度で楽天キャッシュに下取りした金額がチャージされます。
楽天モバイルの下取りサービスの他社との比較
以下は楽天モバイルの下取りサービスの他社を比較した一覧表です。ドコモ・ソフトバンク・auは、基本的に店頭での申し込みが必要で、新たにそのキャリアで機種を購入しなければ下取りサービスを利用できません。
しかし楽天モバイルは、楽天モバイルで機種の新規購入は不要でWeb上で手続きが完結するので、使いやすいでしょう。
サービス利用対象者 | 下取り方法 | 下取り金額受け取り方法 | |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 楽天会員であること 満18歳以上であること (楽天モバイルユーザーである必要はない) | Webで下取りサービス申し込み後、対象機種を発送 | 楽天キャッシュ |
ドコモ | 携帯電話機などの購入時に、iPhone、iPad、ドコモのAndroidスマートフォン・タブレット・ドコモ ケータイを下取りに出すこと dポイントクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブに加入していること | ドコモショップ、ドコモ取扱い店舗、ドコモオンラインショップで申し込み 店頭で受け取れない場合には「NTTドコモ下取り窓口」との郵送での手続き | dポイント |
ソフトバンク | ソフトバンクで通信契約する際に、新しい指定機種を購入すること | 店頭で下取りの申し込み ※郵送で下取り機種を送る際にも店頭での申し込みが必要 | PayPayポイントか機種代の値引き |
au | 機種変更でauスマートフォン、iPhone、auケータイ、auタブレットを購入すること | au Style/auショップ、au Online Shop、その他のau取扱店で申し込み ※au Style/auショップ機種変更時は、郵送による後日下取りも可能 | Pontaポイント |
楽天モバイルの下取りの評判
楽天モバイルの下取りサービスを実際に利用した人の、よい評判と悪い評判を紹介します。
よい評判
楽天モバイルの下取りサービスについてのよい評判には、以下のような口コミが多い印象です。
楽天モバイルの下取りサービス、無事に満額査定を頂ける見込み。良かった。 pic.twitter.com/9O4wn6r1OY
— ハンハン (@fanfan2336) April 21, 2022
楽天モバイルのスマホ下取りサービスに当時1円で買った楽天ミニを出したら、2,000円で下取り成立しました✌️
傷だらけだったけど嬉しいな😊
— サラリーマンうさぎ@資産運用中 (@AdUFUUbUnvXQW88) March 24, 2022
#RakutenMini の下取り価格2千円に決定!
ひゃっはー!#楽天モバイル https://t.co/qbNvJCX0GD pic.twitter.com/eWBLqg8C6U— 碧い瞳の隷 (あおいひとみのしもべ) ⇒通称しもじー (@BlueAndGold1913) April 5, 2022
下取りに出す前に見積額が提示されますが、満額受け取れたと満足している意見が散見されました。特に当時1円で購入した楽天オリジナル端末が2,000円になったという声が複数あったことが印象的です。
悪い評判
楽天モバイルの下取りサービスについての悪い評判には、以下のような口コミが多い印象です。
楽天モバイルでiPhone7を下取りに出したら、査定額より低くなってしまった😢
本人限定郵便を受け取るのが遅くなってしまい、受け取ってすぐに付属のレターパックで本体送付したものの、土曜日に発送したせいで日曜日は楽天側で受け取りがされず、、見積もり有効期限を1日過ぎてしまった😭 pic.twitter.com/TtfJUacxF5
— おゆ (@nanameue655) April 11, 2022
楽天モバイルの下取りはかなり酷い。
キャンセル不可のルールで、エビデンス無しで査定を見積もりの1/10する。文句を言わせない規約でクレームにも応じない。
楽天は好きだが、モバイルの対応は最悪。— μ (@miyuu_porsche) November 19, 2021
下取り前に提示された見積額よりも大幅に減額されたという人も多い印象です。楽天モバイルの下取りサービスページでは、査定基準を写真付きで公開していますが、実際はそれよりも厳しめに査定されている可能性があります。
また、見積もりの有効期限を1日でも過ぎると査定額が下がるので、返送キットが送付されたらすぐに手続きする必要があるでしょう。もし返送キットが送られてくるのが遅かった場合には、その時点で楽天モバイルに問い合わせてみましょう。
なお、下取り価格に満足できなかったとしてもキャンセルできないので、見積額よりも大幅に下げられた場合、端末を引き取って別会社に売りたくてもできません。楽天モバイル側に査定がおかしいのではないかと訴えても、キャンセルや再査定に対応していない点についてマイナスな意見が集まっています。
楽天モバイルの下取りサービスは、査定額が低くても納得しなければならないことを把握して利用する必要があるでしょう。
楽天モバイルの下取りの注意点
楽天モバイルの下取りサービスを利用する際には、以下3つの点に注意しましょう。
楽天モバイルの下取りサービスの注意点
- 一度決定した査定額は覆せない
- 見積もり価格には有効期限がある
- 下取りに出せる台数は過去1年以内に5台まで
一度決定した査定額は覆せない
楽天モバイルの下取りサービスに申し込み後、キャンセルできるのは申し込みした当日中だけです。楽天モバイルの下取りサービスに申し込み、端末を楽天モバイルに送ったら、査定額が0円でない限り取り戻せません。
査定額が見積もりで提示された金額を大幅に下回っていても下取りのキャンセルはできず、異議を楽天モバイル側に伝えても再査定も非対応です。
楽天モバイルの下取りサービスを利用する場合には、下取りに出した端末は査定額に不満があってもキャンセルできないと把握しておく必要があるでしょう。
見積もり価格には有効期限がある
下取りサービスに申し込みした際に見積もり額が表示されますが、見積もり価格が有効なのは申し込み完了から14日間です。申し込みから14日以内に、楽天モバイルに下取り端末が到着している必要があります。
返送キットの発送が、本人限定受取郵便で行われる点にも注意が必要です。スムーズに返送キットの受領手続きができれば、申し込みから3〜5日程度で手元に届きます。本人限定受取郵便の受け取りは、最寄りの郵便局に取りに行くか、電話で自宅配達依頼手続きをする必要があり、受け取りには本人確認書類の提示が必要です。
返送キットが届いたら、端末の各種ロックを解除とデータの初期化を行い、楽天モバイルへ端末を発送します。発送後、楽天モバイルに下取り端末が届くまでにはおよそ5営業日かかることにも注意が必要です。
申し込みから返送キット受け取りまで5日、発送した端末が楽天モバイルに届くまで7日と考えると、それだけで12日かかります。返送キットを受け取ったら、できればその日のうちに送りましょう。
下取りに出せる台数は過去1年以内に5台まで
楽天モバイルの下取りサービスを利用できる台数は、過去1年以内に5台までとなっています。また、複数の端末をまとめて手続きすることはできません。1台ずつ下取りサービスの手続きを行う必要があります。
使用済みで処分に困っていた端末を、楽天モバイルの回線契約や端末購入なしに下取りに出せる点は魅力ですが、1年に5台までの制約がある点には注意しましょう。
楽天モバイルの下取りに関するQ&A
楽天モバイルの下取りサービスに関するよくある質問をまとめました。不明点を確認しなかったために「こんなはずじゃなかった」とならないように、サービスを利用する前にわからない点は確認しておきましょう。
Q.楽天キャッシュはいつ付与される?
楽天キャッシュの付与は下取り金額確定後、1カ月〜1カ月半ほどかかります。査定後すぐにチャージされるわけではないので注意しましょう。楽天キャッシュにチャージされたかどうかは「楽天PointClub」にログインし、ページ右側にある赤いボタン「ポイント実績を見る」をクリックすると確認できます。
Q.キャンセルは可能?
下取りサービスのキャンセルは、サービスに申し込んだ当日中(23:59まで)であれば可能です。「手続き状況を確認する」よりキャンセル手続きを進めましょう。
査定額に納得がいかなくても、下取りサービスのキャンセルはできないので注意が必要です。下取りサービスに出したら査定額が0円でない限り、端末は取り戻せないと考えてよいでしょう。
Q.店舗で下取りは可能?
下取りサービスは、楽天モバイルの実店舗では対応していません。楽天モバイルの「スマホ下取りサービス」から、Web上で申し込み手続きをし、郵送でやりとりする必要があります。
Q.査定は厳しい?
下取りサービスの査定基準を見る限り、傷があっても軽度なら「良品」になるため、査定は厳しいとはいえません。しかし、口コミを見ると「傷はなかったのに『良品』にならなかった」という声も複数ありました。
楽天モバイル側の査定基準の詳細は不明なので明確なことはいえませんが、ある程度はシビアにチェックされると考えておいたほうがよいでしょう。
楽天モバイルの下取りを利用しよう
今回は、楽天モバイルの下取りサービスについて、基本情報やメリット・デメリット、実際に下取りサービスを利用した人のリアルな口コミ・評判を紹介しました。
楽天モバイルの下取りサービスのメリットは、主に以下3つです。
楽天モバイルの下取りサービスのメリット
- 下取り手数料や送料がかからない
- 楽天モバイルユーザー以外も利用できる
- 「良品」の範囲が広め
楽天モバイルの下取りは手数料や送料がかからず、無料で利用できるサービスです。
楽天モバイルユーザー以外も利用でき、新機種を購入する必要もないので、リサイクルショップに不要な端末を売る感覚で利用できます。
査定基準も一部公開されており「良品」の範囲も広めです。ただし、詳細の基準は不明のため、場合によっては「良品」にならず査定額が大幅に下がる可能性もあります。査定額に満足できなくてもキャンセルできない点には注意が必要です。
楽天モバイルユーザーでなくても利用できるのが大きな魅力の「下取りサービス」。もし処分に困っているスマートフォンやタブレットが下取り対象製品なら、楽天モバイルの下取りサービスを有効活用してみてはいかがでしょうか。