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au通信障害で実感した「デュアルSIM」の強み・サブ回線で利用したい3つの格安SIM

3,915万回線に影響を与えたau通信障害。今後も発生する可能性のある通信障害の対策として有効な「デュアルSIM」のメリットと格安で運用できるSIMを3つご紹介します。

今後も起こりえる通信障害

7月2日に発生したauの通信障害では、最大で3,915万回線に影響したと3日のKDDIの記者会見で発表されました。影響を受けたユーザーがauショップに殺到するなど一部混乱もありましたが、4日午後4時時点で全国でほぼ回復したと発表されています。

通信障害は今回のauに限りません。2021年の10月14日にはNTTドコモも通信障害をおこしており、「VoLET」という通信技術規格を採用しているドコモ・au・ソフトバンク各社とも今後も同様の通信障害が起こりえます[1]。

通信障害が起こるとデータ通信も通話も利用できなくなり日常生活に支障が出ます。「キャッシュレス決済がメインで現金を持ち歩かない」「業務では電話が不可欠」という方にとっては死活問題になります。

[1]参考:auの大規模通信障害はなぜ起きたか? ITジャーナリスト三上洋氏「今後も同じ規模の障害がどのキャリアでも起こり得る」

通信障害への本質的な対策は「デュアルSIM」

「通信障害時に備えWi-Fiスポットを確認しておく」といった対策も考えられますが、遠出する際や電話を利用したい場合はWi-Fiスポットは役に立ちません。

キャッシュレス決済をメインで使っている方はsuicaにチャージが残っていなければその時点でアウト、身動きが取れなくなってしまいます。

通信障害への本質的な対策はメイン回線と異なるキャリアをサブ回線として「デュアルSIM」で利用することです。

例えばメイン回線がauならソフトバンク回線の「LINEMO」をサブ回線として利用することで、auが通信障害を起こした場合も「LINEMO」のソフトバンク回線でデータ通信・通話ができます。

格安SIMの中には月々の利用料をワンコイン以下に抑えることができるプランもあります。現代では欠かせないインフラとなったスマホ通信の障害に備え、サブ回線を持っておくことは賢いリスクヘッジと言えるでしょう。

物理的なSIMカードを必要としない「eSIM」に対応した格安SIMであれば一時間程度でネット上で契約完了するため、わざわざ携帯ショップに足を運ぶ必要もありません。

デュアルSIMについて詳細に知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

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サブ回線で利用するときの格安SIM候補まとめ

サブ回線として利用する際の格安SIMの候補として「HISモバイル」「LINEMO」「povo」の三つが挙げられます。

なお「通話し放題プランがある」「キャンペーンがお得」などの条件で絞り、各社の料金をまとめて比較したい方は『格安SIM比較診断』が便利です。

ドコモ回線のHISモバイルは月100MBで290円

ドコモ回線のHISモバイルは2022年5月19日から通信量が100MB以下の月は利用料が290円になるプランを開始しました。

楽天モバイルの0円プラン廃止後、0円運用ができるのはau回線のpovoだけであり、後述するようにpovoは3カ月に一度トッピングを購入する必要があり手間がかかります

このことを考えると、HISモバイルは現状最も手軽に利用できる格安SIMの一つだと言えるため、ドコモ回線ユーザー以外であれば非常におすすめです。

【HISモバイルONE】詳細はこちら

ソフトバンク回線のLINEMOは実質利用料金が半年無料

現在LINEMOでは半年間にわたって月額利用料分のPayPayポイントが付与される「実質利用料金無料キャンペーン」を行っています。

短期で見れば0円で利用できるという点でLINEMOは魅力的です。

ドコモ回線ユーザーでHISモバイルは選択できず、かつ「povoのトッピングを定期的に購入するのは面倒」という方にはLINEMOがおすすめです。

【LINEMO】詳細はこちら

au回線のpovoはマメな人に最適

povoは必要に応じてデータをトッピングして利用するシステムになっています。1GBあたり390円でトッピングでき、データを利用しない月は0円で運用することができます。

しかし注意点としてpovoをずっと無料で利用することはできません。「180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となる」ことがあり、3ヵ月に1度はトッピングを購入して費用を負担する必要があります。

このため330円(税込)で最も安い「データ使い放題(24時間)」を3カ月に1度負担する、というのが最低維持費となります。「3カ月に1度忘れずにトッピングを購入する」ことができるマメな方にはpovoが最も安くサブ回線を持てるためおすすめです。

一方で「定期的にトッピングを購入したりするのは面倒」という方は手間なく安く利用できるHISモバイルがおすすめの選択肢になります。

まとめ

今回のauの通信障害では影響が広範囲に及びました。今後も各社で通信障害が発生する可能性はあり、もしもの時に備えサブ回線を持っておくことは賢いリスクヘッジと言えます。

今回ご紹介した格安SIMを利用して費用を抑えてリスクに備えましょう。

今回ご紹介した格安SIM以外にも「複数の格安SIMを一度に比較したい」という方は『格安SIM比較診断』をご活用ください!

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