povo(povo2.0)でiPadやタブレットは使える?データシェアについても解説!

povoでタブレットは利用できるのか、という疑問についてお答えしていきます。また他テザリングで利用する場合の月額料金や、auのタブレットプランについても触れていきます。これからタブレットをau回線で利用したいと考えている方は、参考にどうぞ。
この記事の目次
auのオンライン申し込み専用プランであるpovo。
高品質な通信を利用できるにもかかわらず、低料金であることから人気を集めています。2021年9月29日には、「povo2.0」と0円〜自分好みにトッピングをしていくスタイルの新プランを発表したことで、さらに注目を集めています。
そういった中で、「タブレットをpovoで利用したい」「タブレットの費用を抑えたい」といった方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、「iPadやタブレットはpovoでも利用できるのか」という疑問について解説をしていきます。
povoはauのオンライン専用プランであることから、auのタブレットプランとも比較しながら確認していきましょう。
povoでタブレットは使える?
結論、povo・povo2.0ではiPadやタブレットを利用することはできません。
それぞれ公式サイトの対応端末には、iPhoneやAndroidの記載はあるものの、タブレットに関する記載はありません。(SIMカード・eSIMどちらも非対応)
現在iPadやタブレット利用については未発表であり、あくまでpovoはスマホ利用を想定したプランであるといえます。
しかし、それでもpovoでiPadやタブレットを利用したいという声があり、実際に対応してほしいと思うユーザーが多い印象です。
実際にpovoでタブレットが利用できたという声もあるので、使えないことはないかもしれませんが、あくまで自己責任で利用することになるでしょう。
たとえばeSIMで利用したい場合、申し込みの際にeKYCによる本人確認や、電話認証が必要になります。どちらもiPadやタブレットでは対応していない為、申し込みを完了できません。
ただ、他のスマホでpovoの申し込みを行い、プロファイル構成のQRコードの読み取りをタブレットで行えば利用できたという方もいます。
そういった手間や知識が必要になってきますが、特殊な方法でpovoを利用できます。公式での記載はありませんので、あまりおすすめはしません。
どうしても利用したいという方は、十分に注意した上で、自己責任で行いましょう。
タブレット専用のプランはない
povo・povo2.0ともにタブレットに対応したプランは用意されていません。
トッピングという追加オプションもありますが、タブレットに関連するものはありません。
よく耳にするデータシェアプランについても、povoでは利用できないので、利用したい場合にはauでスマホ、タブレットを契約する必要があるでしょう。
ドコモのahamoやソフトバンクのLINEMOも同様に、データシェアプランには非対応となっています。
対応機種は未発表
現状、povo1.0・povo2.0の対応端末にiPadやタブレットの記載はされていません。
とくにpovo2.0は、データを好きな時に好きな容量分のトッピングで追加でき、使い勝手がいいことからタブレットでも利用したいという声が多いです。これは今後対応してくれると期待するしかありませんね。
iPhoneやAndroidでは、かなり多くの機種が対応しているので、スマホでの利用には嬉しいのではでないでしょうか。


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テザリングでの使用は可能
povoでは、タブレット専用プランやデータシェアプランは存在しません。
しかし、povoを契約しているスマホからテザリングを利用して、iPadやタブレットを利用することは可能です。
デザリングとは、スマホの電波を他のデバイスに飛ばして、受信したデバイスがネット接続できるようになる機能のことです。
povoではテザリング利用料が無料なので、別途料金が発生することなく使えます。
WiFiテザリングであれば、比較的通信速度も安定しており、快適にタブレットを利用することが可能です。
データ使い放題のトッピングを追加すれば、24時間ブラウジングや動画視聴などを楽しむこともできます。
povoではなくauのタブレットプランがおすすめ
povoではありませんが、auではタブレットプランが用意されています。
ここではauのタブレットプランの詳細をお伝えしつつ、テザリングでタブレットを利用した場合の、料金やデータ容量についても解説していきます。
auタブレットプランの詳細
auでのタブレットプランは以下の通りです。
プラン | タブレットプランライト 4G | タブレットプランライト 5G |
---|---|---|
月額料金 | 1,100円/月(税込) | 1,100円/月(税込) |
データ容量 | 1GB/月 | 1GB/月 |
データシェア | 利用可能 | 利用可能 |
通信 | 4G LTE | 5G |
タブレットプランライトは、auのタブレットであれば加入できます。4G・5Gどちらにも対応しており、料金も変わることはありません。
ただ1GBで1,100円(税込)となると、コストパフォーマンスはあまりよいとはいえません。格安SIMのデータSIMであれば、1,000円程度で3GBは利用できるでしょう。低速時には128Kbpsになってしまうので、ストレスを感じる方もいるかもしれません。
その場合、auでは、データシェアを利用できます。
データシェアは、スマホとタブレットでデータ容量を共有できるので、大容量データをタブレット側でも使えるのです。
以下はデータシェアした際の、タブレットで利用できるデータ容量です。
プラン | 利用可能データ容量 |
---|---|
使い放題MAX 4G / 5G | 30GB/月 |
使い放題MAX 4G / 5G Netflixパック(P) | 60GB/月 |
使い放題MAX 5G Amazonプライム | 60GB/月 |
使い放題MAX 4G / 5G テレビパック | 70GB/月 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック | 80GB/月 |
スマホ側で加入するプランによって異なりますが、最大で80GBのデータ容量を分け合って利用できるので、長時間タブレットで動画やゲームを楽しみたい方には嬉しいプランです。
データシェアの利用料は無料ですが、申し込みをする必要があります。またスマホとタブレットの契約者が同一である必要があるので、注意しましょう。
データ容量1GBで足りるという方は、単体でも利用できる「タブレットプランライト」に、大容量データでないと利用できないという方は、「シェアプラン」に申し込みすることをおすすめします。
テザリングとどっちがお得?
ではauのタブレットプランとpovoのテザリングを利用した場合で、どちらが料金的にお得か見ていきましょう!
以下、auタブレットプランとpovoテザリングとの比較表になります。
タブレットプランライト 4G / 5G | povo1.0 | povo2.0 | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,100円/月(税込) | 0円 | 0円 |
データ容量 | 1GB | 20GB | データトッピングの容量による |
低速時の最大通信速度 | 128Kbps | 1Mbps | 128Kbps |
データシェア | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
通信 | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G |
auのタブレットプランライトは月額料金1,100円(税込)が発生し1GBしか利用できないのに対し、povo1.0のテザリング利用時は0円で20GBを利用できます。
ただ20GBというのはスマホでのデータ容量なので、タブレットで利用した分は、そこから消費をしていくイメージです。
またpovo2.0ではデータ容量もすべてトッピング制となっているので、追加した容量分がテザリングでも利用できるようになります。
povo2.0のデータトッピングは、以下の中から追加できます。
- データ使い放題:330円(税込)/24時間
- データ1GB : 390円(税込)/7日間
- データ3GB : 990円(税込)/30日間
- データ20GB : 2,700円(税込)/30日間
- データ60GB : 6,490円(税込)/90日間
- データ150GB : 12,980円(税込)/180日間
タブレットプランライトと同等金額のトッピングと比較すると、データ3GBで利用できるので、お得なのはpovoといえるでしょう。
また一時的に大容量のデータを使いたくなった場合は、データ使い放題をトッピングすれば、低速になる心配もなく安心して利用できます。
テザリング利用時のスマホの電池持ちの心配はあるものの、利用シーンによって柔軟に対応できる点や利用料金といった部分では、圧倒的にpovoを利用した方が良さそうですね。
povoの申込方法
これからpovoを申し込む方は2.0のプランになります。(povo1.0の新規受付は終了)
またpovoに申し込みをする際は、事前に持ち込む端末が対応端末なのか、SIMロック解除がされているのかという2点を必ず確認しておきましょう。
他社からの乗り換えの場合は、MNP予約番号(10桁)が必要となりますので、移転元キャリアで取得しておいてください。電話番号をそのまま引き継ぐ際に入力が必須になります。
事前準備ができたら、povo2.0公式サイトにアクセスし画面に沿って申し込みを進めましょう。
申し込み後、トッピングを追加したい時は、povo2.0アプリから行うことが可能です。
あとはテザリングの設定を行えば、iPadやタブレットでネットに繋げられるようになります。
こちらの記事では、povoのデザリングの利用方法を紹介していますので、あわせて参考にしてください。
タブレットプランの申込方法
auのタブレットプランライト4G/5Gは、auのタブレットが対象機種になっています。
申し込みは、auショップ、au Style、KDDI直営店、au取扱店、My au、お客さまセンターから可能です。
契約後はタブレット単体でも電波を受け取れるようになりますので、WiFi環境下以外でも利用できます。
またauスマホ利用中の方で、データシェアに申し込みたい場合は、上記とは別に申し込みが必要となりますので注意しましょう。
タブレットプランで使える機種
auのタブレットプランライトで使える機種は以下の通りです。
- iPad Pro 12.9インチ(第5世代)
- iPad Pro 11 インチ(第3世代)
- iPad mini(第6世代)
- iPad(第9世代)
現在auではiPadのみ販売しており、Androidタブレットの販売は行っていません。
auのタブレット以外では、タブレットプランライトに加入することはできませんので、気をつけてください。
まとめ
月額料金を考えると、povoのテザリングで利用するのが低コストでおすすめです。
povoではタブレット専用プランやデータシェアプランに加入することはできませんが、スマホのテザリングを利用すれば、電波を飛ばしてiPadやタブレットを利用することは可能です。
もしくはデータ1GBでおさまる方であれば、スマホはpovoでタブレットはauのタブレットプランライトに加入すれば、コストを抑えて2台持ちを維持できますね。
利用用途にあわせて、最適なプランを選択してみてください。