通信費を節約できる格安SIM|節約する方法・一人暮らしの平均価格は?

通信費の節約方法についてまとめました。家庭の構成人員別の通信費の平均や、平均的な使い方をした場合に各キャリアで通信費がいくらかかるのかがわかります。通信費を節約するための格安SIMやモバイルWiFiの活用方法、おすすめの格安SIM、WiMAXプロバイダも紹介します。
この記事の目次
家計における通信費と言えば、以前は固定電話料金くらいでした。しかし、近年はインターネット接続料金や携帯電話料金(スマホ料金)と増える一方です。
そこでこの記事では、主にスマホ料金を中心に通信費を節約するための方法を考えてみました。
一般的な家庭では一体どのくらいの通信費を払っているのか、平均値はどのくらいなのか、キャリア各社の平均的な料金プランはいくらくらいかかるのか、格安SIMを使うなど通信費を節約する方法はないのか…といったことが気になっている人は、ぜひ参考にしてください。
通信費の平均は?
2020年2月に総務省統計局が公表した2019年の家計消費状況調査(世帯人員・就業者数別の特定の財(商品)・サービスの1世帯当たり1か月間の支出)の結果を参考に、モデルケース別に1カ月の通信費の平均を見てみましょう。
1カ月の通信費平均
- 毎月のスマホ料金:1人あたり約6,000円
- インターネット接続料:1世帯あたり約3,000円
- 合計:約9,000円~10,000円
一人暮らしの通信費の平均
世帯人員1人の通信費の平均
- 毎月のスマホ料金:5,707円
- インターネット接続料:2,255円
- 合計:月7,962円
夫婦の通信費の平均
世帯人員2人の通信費の平均
- 毎月のスマホ料金:8,879円
- インターネット接続料:3,317円
- 合計:月12,196円
3人家族の通信費の平均
世帯人員3人の通信費の平均
- 毎月のスマホ料金:14,277円
- インターネット接続料:4,331円
- 合計:月18,608円
ドコモ・au・ソフトバンクの通信費の平均
株式会社MM総研が2020年5月に発表した「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年2月時点)」によると、ドコモ・au・ソフトバンクの3社の利用者の月額利用料金の平均は6,755円となっています(月額利用料金は通話料+データ通信量+オプション料+端末購入金額)。
また、月間データ通信量の平均は6.94GB、中央値は3.00GBでした。
これらのデータを踏まえた上で、ドコモ・au・ソフトバンクで平均的な料金プランを選択した場合の通信費を見てみましょう。
ドコモの場合
ドコモの料金プランは、月のデータ通信量が30GBまでの「ギガホ」と、0GB~7GBまでの使った分だけ料金を支払えばよい「ギガライト」の2つに分かれています。
4Gスマホで月7GBを使う場合、ギガライトの「~7GB」は月3,465円(税込)~です。
ここに別途通話料金が30秒あたり22円(税込)かかります。かけ放題にしたい場合は1,870円(税込)の「かけ放題オプション」が、1回あたり5分までの通話をかけ放題にしたい場合は「5分通話無料オプション」が770円(税込)でそれぞれ用意されています。
ドコモの平均通信費(端末料金は別)
- 月5,980円~7,680円程度が必要
auの場合
auの料金プランは、月のデータ通信量が30GBまでの「データMAX 4G LTE」と、0GB~7GBまでの使った分だけ料金を支払えばよい「ピタットプラン 4G LTE」があります。
このほか、TELASA、Paravi、FODプレミアムの3つのエンタメサービスの利用料込みで70GBまでの「データMAX 4G LTE テレビパック」、Netflix、TELASAの2つのエンタメサービスの利用料込みで月60GBまでの「データMAX 4G LTE Netflixパック」、そして5Gのみの料金プランとしてNetflix、Appleミュージック、YouTubeプレミアム、TELASAの4つのエンタメサービスの利用料込みで月80GBまでの「データMAX 5G ALL STARパック」などもあります。
4Gスマホで月7GBを使う場合、ピタットプラン4G LTE「~7GB」は2年契約N適用時で月3,278円(税込)~です。
ここに別途通話料金が30秒あたり22円(税込)かかります。かけ放題にしたい場合は1,980円(税込)の「通話定額2」が、1回あたり5分までの通話をかけ放題にしたい場合は「通話定額ライト2」が880円(税込)でそれぞれ用意されています。
auの平均通信費(端末料金は別)
- 月5,980円~7,780円程度が必要
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの料金プランは、月のデータ通信量が無制限の「メリハリ無制限」と、0GB~3GBまでの使った分だけ料金を支払えばよい「ミニフィットプラン」の2つに分かれています。
4Gスマホで月7GBを使う場合、メリハリ無制限の7,238円(税込)です。
ここに別途通話料金が30秒あたり22円(税込)かかります。かけ放題にしたい場合は1,980円(税込)の「定額オプション+」が、1回あたり5分までの通話をかけ放題にしたい場合は「準定額オプション+」が880円(税込)でそれぞれ用意されています。
ソフトバンクの平均通信費(端末料金は別)
- 月7,480円~9,280円程度が必要


どのくらいおトクなの?
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通信費を節約するためのポイント
毎月の通信費を少しでも節約するためのポイントを4つ紹介します。
スマホのプランを見直す
料金プランを見直す際にカギを握るのがデータ通信量です。
キャリア、格安SIM問わず、料金プランはその月に使えるデータ通信量によって変わってくるからです。
キャリア各社の料金プランは大容量プランと従量制プランの2つに大別されます。月のデータ通信量がドコモ・auなら7GB未満、ソフトバンクなら5GB未満にほぼ収まるのであれば、大容量プランは必要ありません。
「何となく」や、例外的にたくさん使う時に備えて大容量プランを選択している場合は、1度従量制プランに切り替えて様子を見ることをおすすめします。
また、格安SIMの多くは「月〇GBで✕✕円」という料金体制です。毎月のデータ使用量の平均を把握した上でベストなプランを選びましょう。
自分のデータ使用量に対して最も効率良く使える最適な料金プランがない場合、他社への乗り換えも検討すると良いかもしれません。
不要なオプションを解約する
月々支払っているスマホ料金の中には、様々なオプション料金が上乗せされていることがあります。
例えば通話がかけ放題になるオプションは、果たして本当に必要なのかをよく考える必要があります。
LINEの音声通話や、その他の無料通話アプリで通話を代替できるのであれば、かけ放題オプションの解約でスマホ料金の大幅節約に繋がります。
また、キャリアの料金プランは「端末を安く購入する代わりにつけたオプション」がそのままになっているケースがよくあります。
うっかり解約を忘れたままずっと料金を支払い続けているものがあるかもしれません。また、「昔は必要で使っていたけど今はもう必要ない」というオプションもあるでしょう。
どのようなオプションがついていて、いくら料金がかかっているのかは毎月の請求書に掲載されていますので1度確認してみましょう。
割引キャンペーンを利用する
各社に割引サービスがあるので、積極的な利用でスマホ料金を節約しましょう。
例えばauでは、スマホの契約とセットで自宅のインターネット回線を「auひかり」やJ:COMなどの提携先ケーブルテレビや、工事不要で使える「auスマートポート」で契約したりすると「auスマートバリュー」というサービスに加入できます。
そしてauスマートバリューに加入すると、加入翌月からスマホ料金が550円(税込)引きになります。
ソフトバンクも、スマホ契約とセットで自宅のインターネット回線を「ソフトバンク光」で契約すると「おうち割 光セット」が適用されてスマホ料金が月1,100円(税込)割り引かれます。
また、ソフトバンクは新規契約やMNP、機種変更や契約変更であれば、契約から6カ月間は「半年おトク割」が適用されて月1,100円(税込)割引となります。
公共のWiFiを使う
スマホ料金はデータ通信量によって左右されます。そのため、データ通信量を節約すればスマホ料金も節約できます。
「公共のWiFi」は「公衆無線LAN」「フリーWiFiスポット」などと呼ばれることもあります。
このようなWiFi環境が用意されている場所では、スマホのモバイルネットワークではなく、フリーWiFiを活用するとデータ使用量の節約、ひいてはスマホ料金の節約に繋がります。
最近は駅や公共交通機関の車内、デパートやショッピングモール、オフィスビルの中など、ありとあらゆる場所に公共のWiFiが用意されています。
自分の生活圏内にある公共のWiFiを探してみて、大容量のデータ通信はそこで行うといった工夫をすると良いでしょう。
通信費を節約するおすすめの方法
少ない労力で通信費を節約するためにおすすめの方法を紹介します。
格安SIMに乗り換える
格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアから回線を借りてサービスを運営しています。
自社で回線その他の設備を持たないため、キャリアに比べてコストがかからず、安い料金でサービスを提供することができます。
MMD研究所が2019年2月に公表した「2019年スマートフォンの料金に関する調査」によると、月々のスマホ料金の平均はキャリアが8,451円なのに対して、格安SIMは2,753円となっています。
現在キャリアでスマホを契約していて、何よりもコストパフォーマンスを重視したいという人は格安SIMへの乗り換えを強くおすすめします。
特に家族全員でキャリアから格安SIMに乗り換えた場合、その効果は大きいでしょう。
モバイルWiFiを契約する
ここで言うモバイルWiFiとは「WiMAX」のことです。WiMAXはUQモバイルの他、「WiMAXプロバイダ」と呼ばれる各社がサービスを提供しています。
WiMAX最大の特徴は「月間のデータ使用量の上限がない」ことで、これは毎月大容量のデータ通信を行う人には大きなメリットです。
キャリアの大容量プランは月額料金が非常に高額な上、どれもデータ使用量に上限があります。真の意味での「データ使い放題」のプランはありません。
そのため、スマホは段階制料金プランの最も安い段階に抑える使い方をして、本格的なデータ通信はモバイルWiFiルーターに接続して行うという使い分けをすると、月々の料金を節約できる場合があります。
- ソフトバンクのメリハリ無制限:7,238円(税込)
- ソフトバンクミニフィットプラン(~1GB):3,278円(税込) + UQWiMAX ギガ放題:4,268円(税込) = 合計7,546円(税込)
格安SIMとモバイルWiFiの併用もおすすめ
キャリアのスマホ契約を格安SIMに切り替えて、さらにデータ通信をモバイルWiFiで行う「格安SIMとモバイルWiFiの併用」も節約効果が高いです。
月々のスマホ料金の比較において、格安SIMは今でもキャリアに比べて大幅に安いです。約半額程度、場合によっては3分の1程度に抑えることも可能でしょう。
そのため、「通話と最低限のデータ通信は格安SIMを挿したスマホで」「本格的なデータ通信はWiMAXのモバイルWiFiルーターで」のように分けると、通信費は更に節約できます。
通信費が節約できるおすすめ格安SIM
通信費の節約に効果的な、おすすめの格安SIMを5つ紹介します。
ワイモバイル|キャリアと同等の品質

ワイモバイルはソフトバンクが直接運営しており、サブブランドと呼ばれることもあります。
ワイモバイルの特徴
- 安定の通信品質
- 充実した家族割引
- キメ細やかなショップ網
通話品質
一般的にキャリアのサブブランドの通信品質は高いと言われています。ワイモバイルも、各所の通信速度調査で他の格安SIMに比べて通信速度が比較的速いことが明らかになっています。
そのため、通信速度・通信品質にこだわりたい人にはワイモバイルはおすすめです。ただし、料金は他の格安SIMに比べると若干高めです。
家族割引
ワイモバイルは家族で利用する複数の回線を指定の料金プランで契約すると、2回線目以降の月々の料金が毎月550円(税込)割引(9回線まで)になります。
ワイモバイルの家族定義
- 家族は同居していなくてもOK
- 同一住所に住んでいれば別姓の他人(同居中の恋人など)でも対象
ショップ
全国いたるところに「ワイモバイルショップ」があります。格安SIMのデメリットの1つに「ショップの少なさ」が挙げられますが、この点ワイモバイルには当てはまりません。
ショップの数が多いということは、自宅や会社のそばにショップがある可能性が高く、何か困ったことがあればショップを訪れて助けてもらうことができます。
スマホにあまり詳しくない人にとって、この点は大きなメリットと言えるでしょう。
LINEモバイル|充実のSNS使い放題オプション
出典:LINEモバイル
LINEモバイルは、あのメッセージアプリ「LINE」を提供しているLINE株式会社の子会社、LINEモバイル株式会社が運営しています。
LINEモバイルの特徴
- LINE使い放題
- 「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」で各種SNS・音楽ストリーミングサービスが使い放題
- セット販売されるスマホの種類が豊富
LINEが使い放題
LINEはトークをしている程度ならあまりデータを消費しません。しかし、音声通話は1時間で18MB程度、ビデオ通話は1時間で307MB程度を消費します。
特にビデオ通話は、1回1時間の通話を4回すれば1GB以上のデータ使用量となります。遠方に住んでいる家族や恋人などとビデオ通話をする機会が多い人に、LINEモバイルはおすすめです。
データフリー
最近はLINEのみならず、SNSのメッセージ機能も友人間のコミュニケーションツールとして多用されるようになっています。また、音楽はSpotifyでしか聴かないという人もいるでしょう。
これらのサービスを使う頻度の高い人にとっては嬉しいサービスです。
なお、LINEモバイルはテザリングしている端末でもカウントフリーになります。これは他社の同様のサービスにはあまりありません。
SNSデータフリー | SNS音楽データフリー | |
---|---|---|
月額料金 | 318円(税込) | 528円(税込) |
使えるサービス | LINE | LINE LINEミュージック Spotify AWA |
セット販売されているスマホの種類が豊富
ハイスペックスマホからエントリースマホまで、予算とニーズに合わせてスマホを選べます。
頻繁にタイムセールも実施しているので、タイミングが合えばかなり格安でスマホを購入できます。
LINEモバイルの端末のタイムセール情報は、LINEでLINEモバイルのアカウントを友達登録しておくと漏れなくチェックできるので、気になる人は登録しておきましょう。
UQモバイル|安定した通信速度

UQモバイルは2020年10月1日から、沖縄県以外でのUQモバイル事業はKDDIに移管されました。つまりUQモバイルはau同様、KDDIが直接運営しているということになります。
UQモバイルの特徴
- 安定の通信品質
- キメ細やかなショップ網
- UQモバイルの料金プランは通話定額が含まれていないので、ワイモバイルより安い
UQモバイルはワイモバイル同様にキャリアのサブブランドなので、「通信品質の高さ」「キメ細やかなショップ網」という2つの特徴は同じです。
料金プランは通話定額が含まれていない
かけ放題が欲しい場合は月770円(税込)の「国内通話10分かけ放題」オプションで付加できます。
mineo|毎月1GBもらえる

mineoは昔からユーザー満足度の非常に高い格安SIMとして知られています。
最近もMMD研究所が実施した「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」で「総合満足度」「NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度=家族や友人におすすめしたいかどうか)」の2部門で1位を獲得しています。
mineoの特徴
- 「フリータンク」機能で毎月1GBまで無料でもらえる
- 「パケットギフト」機能で余ったパケットを誰とでも分け合える
- 公式サイト「マイネ王」でわからないことは何でも解決
フリータンク
mineoは、ユーザー間での助け合いとそれを後押しする数々の機能がたくさん用意されています。
フリータンクは各ユーザーが「余ったパケット(データ通信容量)」を入れる架空のパケット貯蔵庫のようなものです。そして「今月は少しデータ容量が足りなくなりそうだな」という人は、このフリータンクから毎月1GBを上限にパケットを受け取ることができます。
mineoのパケットをユーザー間で融通し合うという仕組みが確立されており、これは他社では見ることができません。
パケットギフト
「パケットギフト」は自分の当月分のパケットから「相手を指定して」プレゼントできるというものです。
指定できる相手は家族や友人に限らず、mineoユーザーであれば誰でもOKです。ただし、パケットギフトコードをメール等で送る必要があるので、原則として相手を指定する必要があります。
家族でmineoを使えば、例えばパケットをほとんど使わないお父さんがヘビーユーザーの息子にパケットを贈るというようなことが可能になるわけです。
マイネ王
「マイネ王」はmineo公式のユーザーコミュニティサイトです。
mineoに関する様々な情報がアップされており、特にQ&Aコーナーは非常に充実しています。わからないことや困ったことはここに書き込めば、すぐに他のmineoユーザーがレスをつけてくれるので、メールサポートを利用するのに比べるとかなり早く問題が解決します。
初めての格安SIMの利用で設定などに自信がない人にとっては、マイネ王はとても頼りになるでしょう。
楽天モバイル|月額3,278円(税込)でデータ使い放題

楽天モバイルは元々格安SIMとしてスタートしましたが、現在はドコモ・au・ソフトバンクに続く「第4のキャリア」として生まれ変わりました。
現在では格安SIMとしての楽天モバイルは新規受付を終了しており、既存ユーザーに向けたサービスを提供しているのみです。
そのため、ここで格安SIMの1つとして紹介するのは本来適当ではありませんが、キャリアとしては破格の、格安SIM並みの料金でサービスを提供していることから、あえて取り上げます。
mineoの特徴
- とにかく安い
- 音声通話もデータ通信も使い放題(条件あり)
- 多額のポイント還元を受け取れる
料金が安く使い放題
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」のみで、月3,278円(税込)で国内向け音声通話がかけ放題、データ通信は4G、5G共に使い放題となります。しかも300万名を対象に1年間無料で使うことができ、これは2020年11月時点でもまだ継続中です。
注意点
- かけ放題になる音声通話は「Rakuten Link」というアプリを使った通話のみ
- データ通信が使い放題になるのは「楽天回線エリアのみ」
- アンテナの設置が追いついていない地域では提携しているauの回線
- 提携しているauの回線は月5GBを超えると最大1Mbpsの速度制限あり
ポイント還元
2020年11月時点では、Rakuten UN-LIMIT Ⅴの契約で8,000円相当のポイントが還元され、事務手数料が0円になります。
そしてスマホ本体も一緒に購入すれば、機種によっては2万円相当のポイントの還元を受けることができます。つまり合計最大28,000円相当のポイント還になります。
このキャンペーンがいつまで続くかわかりませんが、楽天モバイルへの乗り換えを検討している人は早めに決断をすることをおすすめします。
通信費が節約できるおすすめモバイルWiFi
キャリアや格安SIMと組み合わせて使いたい、おすすめのモバイルWiFi(WiMAXプロバイダ)も3つ紹介しておきましょう。
WiMAXの料金プランは、提供する会社が違っても原則として「使い放題プラン」と「月7GBまでのプラン」の2本立て、もしくはその片方のどちらかです。
おすすめのモバイルWiFiや選ぶときのポイントについては、こちらを参考にしてください。
【PR】カシモWiMAX|業界最安級の料金プラン
※カシモWiMAXは当サイトを運営している株式会社マーケットエンタープライズの子会社であるMEモバイルが運営しています。
カシモWiMAX最大の特徴は「月額料金が業界最安値級」という点にあります。
ただし、WiMAXにありがちな契約時に発生する多額のキャッシュバックがありません。
キャッシュバックは受け取れるのが半年後や1年後など、時間がかかったり、手続き方法が煩雑だったりと色々問題が多く、敬遠する向きも少なくありません。
そのため、キャッシュバックをなくして、その分月額料金をお得にカシモWiMAXの手法は、ある意味で非常に良心的だと言えるでしょう。
申し込みが必須となるオプションなどもなく、料金プランがシンプルなのも好感が持てます。
「安価かつ気軽にWiMAXを使いたい」という人には、カシモWiMAXがおすすめです。
UQ WiMAX|スマホとセットでお得

UQ WiMAXを提供しているのは、KDDIの子会社であるUQコミュニケーションズ株式会社です。
そもそもWiMAXというサービス自体がUQコミュニケーションズのものであり、UQ WiMAXはその「本家本元」になります。
UQ WiMAXは親会社であるKDDIがUQモバイルを手掛けている関係で、スマホとネットをセットでお得に使える「ウルトラギガMAX」プランがあります。これはスマホとネットの契約をまとめると、スマホ料金が毎月550円(税込)ずっと割引になります。
UQモバイルを使っている人がWiMAXを使いたい場合、UQ WiMAXがおすすめとなります。
Broad WiMAX|違約金を負担
出典:BroadWiMAX
Broad WiMAX最大の特徴は「他社の契約解除料(違約金)を最大19,000円まで負担してくれる」という点です。
対象となる他社のサービスには、ADSLや光回線、ケーブルテレビやモバイルWiFiなど、全てのインターネット回線が含まれます。
インターネット回線の契約には「最低利用期間」と「契約解除料」が定められていることが多く、最低利用期間に達する前に契約を解除すると高額の契約解除料が発生してしまうことがあります。
しかし、他社からBroad WiMAXに乗り換えたいと思った場合、契約解除料の心配をすることがありません。
このように契約解除料を負担してくれるWiMAXプロバイダはBroad WiMAXのみで、大変貴重な存在です。
「今すぐにでも回線を乗り換えたいが契約解除料は払いたくない」という人は、Broad WiMAXへ乗り換えましょう。
通信費を見直してお得に利用しよう
家庭の通信費の節約について、主にスマホ料金の見直しを中心に紹介しました。
現代においてスマホは1人1台に必要なものとなっており、ある程度のスマホ料金が発生すること自体は覚悟する必要があります。
しかし、様々な工夫を組み合わせることによって、多くの家庭でスマホ料金を節約する余地は大いにあるでしょう。
まずは各人の契約内容をよく確認した上で無駄を省き、必要があれば料金プランの変更や他社への乗り換えを検討するようにしましょう。
1人1人の節約額は小さくても、家族全員で1年、2年と積み重ねていけばかなりの金額を節約することができます。