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スマートウォッチの防水等級とは?防水機能付きおすすめモデル・選び方も解説!

スマートウォッチの防水等級・防塵等級を始め、防水スマートウォッチの選び方を解説しています。運動時に使えるモデル4選と、海やプールでも利用できるモデル6選もそれぞれ紹介します。またApple Watchの防水性能についてもわかりやすく説明します。

スマートウォッチとは、スマホと連動して心拍数の計測や歩数・消費カロリーの計算など、あらゆる機能が使えるウェアラブル端末です。

現在では心拍数計測などの基本的な機能に加えて、フィットネスやアウトドアでも使える防水機能が搭載された機種も販売されています。

ここではスマートウォッチの防水機能を始め、防水機能搭載モデルの選び方とおすすめ機種を紹介します。また、最後にはApple Watchの防水機能についても解説していきます。

スマートウォッチの防水等級とは?

防水等級には、「IP〇〇」で表す防水防塵性能と、「○ATM」で表される気圧防水があります。

IPX」とは防水等級を指し「IPX0〜IPX8」までの9段階で表されます。

防水等級水が侵入してきた場合の保護の程度
IPX0特に保護されない
IPX1垂直に落ちた水滴に対しては影響を受けない
IPX2垂直より左右15°以内の降雨による有害な影響を受けない
IPX3垂直より左右60°以内の降雨による有害な影響を受けない
IPX4いかなる方向からの水の飛沫による有害な影響を受けない
IPX5いかなる方向からの水の直接噴流による有害な影響を受けない
IPX6いかなる方向からの水の強い直接噴流による有害な影響を受けない
IPX7規定の圧力、時間であれば水中に落としても水は侵入しない
IPX8水面下で使用可能

水が跳ねる程度であればIPX4で対応できますが、シャワーが掛かる程度になるとIPX5の性能が必要です。

IPX7とIPX8は防水等級の中でも高い防水性能を誇りますが、水の中で使うことを推奨するわけではありません。

特にIPX8は完全防水と言われますが、プールや海水、温水・シャワーなどの水は、浸水し故障の原因となる可能性があります。

なぜならプールや海水は常温水ではなく、塩素が含まれていたり塩分濃度が高いためです。それに加えて、IPXテストの条件外である場合は防水等級に当てはまらないため浸水の恐れがあります。

防塵等級は「IP0X〜IP6X」までの7段階で表示されます。

防塵等級保護の程度
IP0X特に保護はなし
IP1X手などの固形物体の接近からの保護(直径50mm以上の固形物体)
IP2X指などの固形物体の接近からの保護(直径12mm以上の固形物体)
IP3X工具の先端などの固形物体からの保護(直径2.5mm以上の固形物体)
IP4Xワイヤーなどの固形物体からの保護(直径1.0mm以上の固形物体)
IP5X粉塵からの保護
IP6X完全な防塵構造

防水・防塵は別々に表される場合だけでなく一緒に表示されることもあります。一番高いレベルのものは「IP68」で、IPの後ろの6は防塵レベル、8は防水レベルを表します。

「気圧防水」と呼ばれる防水機能もあり「ATM」で表されます。5つの基準から耐水震度や機能性が異なります。

気圧防水耐水深度説明
3気圧防水3atm 3bar 100ftにわか雨などに耐えられる程度
5気圧防水5atm 5bar 165ft水場の仕事に耐えられる程度
10気圧防水10atm 10bar 330ft水に使っても耐えられる程度
海水やプール、飛び込みなどには耐えられない
20気圧防水20atm 20bar 660ft水泳・競泳などができる程度
30気圧防水30atm 30bar 1000ft本格的なダイビングにも対応できる

30気圧防水のスマートウォッチであれば本格的にダイビングができます。しかし、防水性能を維持するために定期的に防水テストを受けるのがおすすめです。

防水スマートウォッチの選び方

防水機能が搭載されたスマートウォッチの選び方は大きく分けて、利用シーンに合わせて選ぶ、防水以外の機能で決める、対応OSで選ぶの3つがあります。

スマートウォッチはスマホと連動して使うことが多く、スマートウォッチで計測した情報をスマホ端末で確認できます。

利用するシーンに合わせて選ぶ

スマートウォッチは、利用するシーンによって必要な防水機能が異なります。水泳やダイビングなど水中で使う場合は、気圧防水も確認しておきましょう。

特に水泳であれば5ATMや10ATMが適しています。しかし、ダイビングをメインにという人であれば30ATMでなければ対応できません。

このようにスマートウォッチをどういったシーンで利用するのかによって防水性能を確認し、適したモデルを選びましょう。

搭載されている機能で選ぶ

一般的にスマートウォッチに搭載されている機能には次のようなものがあります。

  • 健康管理機能(歩数計、心拍数計測、消費カロリー計測、睡眠トラッキング機能など)
  • 通知機能
  • 音楽再生
  • GPS機能

健康管理を目的にスマートウォッチを探している人であれば、基本的な機能が搭載されているもので問題ないでしょう。

しかし、本格的なフィットネスやランニング・サイクリングなどの運動時に使いたい人であれば、GPS機能・音楽再生機能がついているものがおすすめです。

音楽の停止や再生の操作が手元ででき、GPS機能がどんなルートをどれくらいの時間で走ったのなどを計測してくれます。

現行のApple Watchにあるように、運動中に端末を持ち歩かなくても、スマートウォッチ単体でスマホと同様の操作ができるモデルもあります。

OSに合わせて選ぶ

スマートウォッチとスマホを連携させる際に利用するアプリケーションの関係で、iPhoneもしくはAndroidで利用できない場合があります。

そのため、事前に自分が利用しているスマホのOSに対応しているかどうかを確認する必要があります。

モデルによって対応OSは異なるので、気になるスマートウォッチを見つけた際には、どのOSが連携可能かをチェックしておきましょう。

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運動時におすすめな防水スマートウォッチ4選

健康管理を始めフィットネスやダイエットなど、運動時におすすめのスマートウォッチを4つ紹介していきます。

Yamay SW353

防水レベル対応OS
IP68iOS
Android

防水レベルはIP68と防水防塵性能に優れています。ウォーキングやサイクリングを始めとする14種類の運動モードも搭載されているため、トレーニングの種類に合わせた計測が可能です。

スマートウォッチはスリムなモデルで運動時の妨げにもなりづらく、ディスプレイが大きいため、数値や時間がはっきりと見えやすくなっています。

運動に適した機能はもちろん、心拍計や睡眠モニター機能もついているため、健康管理を目的とした人にもおすすめです。

SOUNDPEATS Watch 1

防水レベル対応OS
IP68iOS
Android

株式会社ヒアアンドシーから販売されているスマートウォッチです。

防水防塵レベルはIP68に対応しています。トレーニングモードも12種類と豊富に内蔵されているので、水や汗による故障の心配なく利用できます。

スポーツシーンに限らず、ディスプレイが大きくスタイリッシュなモデルのため、普段使いにも向いています。

心拍数によるノンレム睡眠・レム睡眠を計測する睡眠モニターも搭載されています。健康管理を目的とするユーザーにもおすすめです。

Fitbit Versa 2

防水レベル対応OS
水深50までiOS
Android

Fitbitが開発・販売しているスマートウォッチです。

Fitbitアプリ内のデータベースに基づいたコーチング機能とalexaが搭載されており、音声操作にも対応しています。

運動リマインダー機能や目標に基づいたエクササイズモードで、健康維持やダイエットをサポートします。

また、300曲以上を保存・再生が可能なため、スマホを持ち歩かずに音楽を聴きながらトレーニングができる点も魅力です。

SUNGYIN スマートウォッチ

防水レベル対応OS
IP67iOS
Android

スポーツモードは7種類搭載されており、1.4インチのタッチディスプレイで自由に操作しやすいモデルです。

運動時間や心拍間隔、歩数や距離を自動で記録し、スマホでいつでも見られて、トレーニング経過を確認できます。

電話やアプリの通知機能もついているため、運動はもちろん普段使いにも優れています。

海やプールで利用可能な防水スマートウォッチ6選

海やプールで利用できるスマートウォッチは、防水性能の他に気圧防水についても確認して選ぶ必要があります。ここでは気圧防水性能も含めて、海などで使えるスマートウォッチを6つ紹介します。

TicKasa Vibrant

防水レベル対応OS
5ATMiOS
Android

Mobvoiが製造しているスマートウォッチです。

5ATMの耐水性能なので、水泳はもちろん合計14種類のスポーツモードに対応しています。海やプール以外の運動時にも利用できます。

睡眠トラッキングと心拍数モニターも内蔵されています。寝ている間の変化も計測し健康管理をサポートしてくれるでしょう。

電話やメッセージの通知機能もあるので、泳いだり走るときだけでなく普段使いもできるモデルです。

Xiaomi Mi Smart Band 4

防水レベル対応OS
5ATMiOS
Android

5ATMの防水性能で、水泳を含む6種類のスポーツモードが利用できます。

カラーディスプレイとタッチパネルの搭載により、従来モデルよりも快適に操作ができます。音楽を再生したり停止するといった操作も、スマートウォッチだけで完結します。

1日の目標設定ができ、達成した際には通知してくれるので、モチベーションの維持もサポートしてくれます。

GARMIN Garmin Swim 2

防水レベル対応OS
5ATMiOS
Android

GARMINが販売しているスマートウォッチです。

5ATMの防水レベルでプールスイムモードが搭載されているため、水泳中に心拍数・タイム・ペース・ストロークなどを計測してくれます。

水泳に適したモデルなので、ダイエットや趣味で泳ぐ人だけでなく、本格的な競泳などのトレーニング用としても利用可能です。

スマホと連携させるとメールの通知もしてくれるため、日常生活でも身に付けられます。

Huawei Honor Band 5

防水レベル対応OS
5ATMiOS
Android

Huaweiから販売されているスマートウォッチです。

5ATMの耐水性能で水泳ストローク認識機能が搭載されているため、水泳速度、距離、カロリーを自動で記録してくれます。

水泳を含む10個のスポーツモードに対応しています。ランニングやサイクリングなど他の運動の記録も計測可能です。

心拍数があまりにも高かった場合は、警告をして運動時のリスクを軽減してくれるので、安全にエクササイズができるようサポートしてくれます。

UMIDIGI Uwatch 2S

防水レベル対応OS
5ATMiOS
Android

UMIDIGIが販売しているスマートウォッチです。

5ATM防水性能なので、プールで水泳をしても故障の心配はありません。また、14種類のスポーツモード搭載なのでランニングなど基本的な運動だけでなく、ヨガやダンスなども計測可能です。

睡眠追跡機能により、眠っている間も眠りを記録してくれます。軽量でシンプルなデザインなので、普段使いにも向いています。

GARMIN アウトドアウォッチ Instinct

防水レベル対応OS
10ATMiOS
Android

GARMINが販売しているスマートウォッチです。

10ATMの防水機能とマリンアクティビティの計測機能が搭載されているため、アウトドアに特化したモデルと言えます。

エクササイズはもちろん、登山や水泳、スノーボードなど25種類のアクティビティモードが搭載されています。

繊維強化ポリマー製ケースで耐久性や強度にも優れているため壊れにくく、あらゆるアクティビティで利用できます。

▼以下記事では、その他のおすすめのスマートウォッチを紹介しています

Apple Watchの防水性能は?

Apple社は2020年の9月18日に、最新のApple Watch Series 6とApple Watch SEを発売しました。このSeries 6とSEの防水性能はどちらも50mの水深で泳げるだけの耐水性能を備えています。

防水性能は同じですが、Series 6には血中酸素ウェルネスアプリが搭載されており、体内に取り込まれた酸素のレベルを自動で計測します。

血中酸素を調べることで血液の働きがどれほどうまく行われているのかがわかります。今までのApple Watchではできなかった健康管理が可能です。

SEは転倒検出機能や睡眠アプリなど、Series 6とほぼ同等のスペックを持ち合わせながら、価格が2万円近くも安くなっているため、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。

どちらもGPS+Cellularモデルが発売されており、iPhoneがなくてもApple Watchだけで着信やメールの返信ができます。

Apple Watchの最新モデルについてより詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

自分にあった防水スマートウォッチを見つけよう

スマートウォッチの防水・防塵性能を始め、スマートウォッチの選び方やおすすめのモデルを紹介してきました。

スマートウォッチの選び方は、利用シーンに合わせた防水機能や防水以外の機能を見る、対応OSで選ぶという3つの方法があります。

フィットネスやダイエット、趣味の他に普段使いもできるスマートウォッチがあるので、用途に合わせて選ぶことが大切です。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた・普段から座り仕事で運動不足という人、水泳やダイビングなどでスマートウォッチを使いたい人は、自分にあった防水性能のモデルを選びましょう。

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