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スマホ用スピーカーの選び方・おすすめスピーカーを紹介|選び方は?コーデック・ワット数とは?

更新日:2020.12.29

スマホ用のスピーカーの選び方をまとめました。音質や音量など性能で選ぶのか、本体サイズなど見た目や大きさで選ぶのかによっても変わってくるでしょう。おすすめのスマホ用スピーカーを1万円以下のコスパ重視、音楽以外の性能もほしい方向けなどジャンル別に紹介します。

スマホにスピーカーは内蔵されているため、そのままでも音楽を楽しめますが、スマホスピーカーを使えばより大音量、高音質で音楽が楽しめます。

しかし、通常のスピーカーに比べて接続方法や駆動時間などチェックすべき点も多く、自分に合った製品を選ぶのが一苦労。

この記事では、スマホスピーカーを選ぶ際にチェックするポイントや、おすすめのスマホスピーカーを紹介していきます。スマホスピーカーは欲しいけれど、製品が多すぎてどれを買えばいいか悩んでいる方は参考にしてください。

スマホスピーカーの選び方

スマホスピーカーは活躍するシーンが多いため、利用シーンによって求められる能力が違います。家で利用するだけなら音量や音質を中心に選んでもいいですが、外出先でも利用するのであれば他にも注意しなければいけない点がいくつかあります。

持ち運びしやすいサイズかどうか、バッテリーの容量や場合によって防水性能も要チェックです。まずはスマホスピーカーを選ぶ際のチェックポイントを紹介していくので、自分に必要なスピーカーを選べるようにしましょう。

音質・音量で選ぶ

スピーカーである以上、音量と音質のチェックは欠かせません。どのような基準で検討すればいいか、それぞれ見ていきましょう。

対応コーデックをチェック

Bluetoothを利用してスマホからスピーカーに音楽を送信する場合、データ量が多すぎてそのままの状態では送信できません。

有線に比べて無線で送られるデータ量が限られているので、Bluetoothの場合は音楽データを圧縮しなければいけません。その音声を圧縮する方法が「コーデック」です。

コーデックには様々な種類があり、それによって「圧縮効率」と「遅延」、「音質」が変わります。そのため、スピーカーがどのコーデックに対応しているかで、音質や遅延に差が出てしまうのです。

もちろんコーデックだけで音質が変わる原因のすべてではありません。しかし、音質にこだわりたいのであればできるだけ高音質のコーデックがおすすめです。

高音質を求める方向け音楽だけでなくゲームや動画を楽しみたい方
LDAC
aptX adaptive
aptX HD
aptX LL
aptX=aptX adaptive
AAC

高音質のコーデックを求める場合は、「LDAC」「aptX adaptive」「aptX HD」などがおすすめです。いずれもハイレゾ対応のため、満足できる高音質が楽しめるでしょう。

また、音楽だけでなくゲームや動画を楽しみたい方は「低遅延」のコーデックを選ぶと、映像とのズレを抑えられます。低遅延のコーデックには「aptX LL」「aptX=aptX adaptive」「AAC」があります。

「aptX」「aptX HD」「aptX LL」はAndroid端末で使用されることが多く、対応しているスマホスピーカーも多数ラインナップされています。また、「AAC」はAppleの端末で使用されるコーデック。

所有している端末が対応しているモデルを選ぶようにしましょう。

出力をチェック

スマホスピーカーの出力は「W(ワット)」という単位で表示されており、数字が大きいほど大きな音を出せます。

ただし、出力と本体のサイズは比例関係にあるため、どのようなシーンで使うか想定しながら選ばなければいけません。

携帯性を重視する方や外出先での使用を主に考えている方は、手軽に持ち運べる3~5Wのものがおすすめです。一方で自宅やオフィスなど屋内で使うなら15~25Wで迫力あるパワフルなサウンドが楽しめます。

  • 手軽に持ち運べる:3~5W
  • 迫力あるパワフルなサウンド:15~25W

防水・防滴性能で選ぶ

アウトドアやお風呂での使用を考えているなら防水機能付きのスピーカーがおすすめです。防水機能にはレベルがあり、IPX0~8の9段階で表されます。

キッチンや洗面など水回りで使うならIPX4もあれば十分ですが、アウトドアやお風呂で使うならより高性能なIPX7以上がおすすめです。

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本体サイズで選ぶ

スマホスピーカーを家で使うなら、あまり大きさを気にする必要もありません。しかし、外に持ち出して使うことを想定しているならスピーカーのサイズも気にしなければいけません。

バッグなどに入るサイズになっているか、持ち運びやすいサイズになっているか確認しましょう。

駆動時間で選ぶ

スマホスピーカーを家で使うなら、いつでも充電できるため駆動時間をあまり気にする必要はありません。

しかし、屋外など充電できない環境で利用するなら駆動時間、つまりバッテリー容量もチェックしましょう。 1日中使用することもあるようなら、連続駆動時間が10時間以上のスピーカーがおすすめです。

ただし、バッテリーが大きくなるほど本体のサイズも大きくなりがちなので、希望のサイズに収まっているかも重要なポイントです。

接続方法で選ぶ

スマホスピーカーの接続方法は大きく「Wi-Fi」「Bluetooth」「NFC」に分けることができます。Bluetooth接続はスマホがあればどこでも利用可能です。

さらにNFCに対応していれば、スマホとスピーカーを近づけるだけで接続可能なので、Bluetoothより簡単に接続できます。

Wi-FiはWi-Fi環境がなければ利用できませんが、スピーカーが直接ネット通信をするので、より高音質が楽しめます。

スピーカーによっては3つの接続方法に全て対応しているものもあり、状況により使い分けることも可能です。

おすすめスマホスピーカーを紹介

ニーズごとにおすすめのスマホスピーカーを紹介していきます。

コスパ重視|1万円以下

今は1万円以下でも高性能なスマホスピーカーが多数あります。

ただし、1万円以上のスピーカーに比べて性能や機能が絞られるため、自分がどのような状況で使うか想定し、どんな機能が必要なのか把握しておきましょう。

自分に必要な機能だけ揃っているものであれば、大きく値段を抑えられるでしょう。

Anker Soundcore 2

6Wのスピーカーが2つついているため、大音量でスマホサウンドを楽しみたい方におすすめです。防水機能もあるため、お風呂場でも音楽を聞きたい人も要チェック。最大24時間再生できるので、充電切れの心配はまずありません。レビュー評価も高く、コストも抑えられるのでスマホスピーカーをはじめて利用する人にもおすすめです。

アウトドアで使用したい|防水・大容量・大出力

アウトドアでも音楽を楽しみたい方には、防水機能つきの大容量・大出力のスマホスピーカーがおすすめです。

突然雨が降っても安心で、充電できなくても長時間使え、外でもしっかり音楽を楽しめるでしょう。

JBL FLIP5

小さなボディながら豊かな低音を聴かせてくれ、確実に濡れる場所に置いても問題ないIPX7対応のスピーカー。水にしばらく沈めていても、浸水する心配がありません。

屋外はもちろん、お風呂やキッチンでの利用にもおすすめします。​​​​​12時間以上再生可能なバッテリーを採用し、20Wの大音量で音楽が楽しめます。

音質重視|ハイゾレ音源対応

音質重視でスピーカーを選びたい方はハイレゾ音源対応のスピーカーを選びましょう。

最近ではハイレゾ音源が増えていますが、対応していないスピーカーでは意味がありません。家でゆっくり音楽を楽しみたい方は要チェックポイントです。

ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-HG10

持ち運べるサイズのハイレゾ対応スピーカーなら、「SRS-HG10」がおすすめです。iPhoneならAAC・Androidの一部スマホに対応した高音質LDACにも対応

外出先でもハイレゾ音源を再生できます。Wi-Fi接続もできるので自宅のPC・タブレットと接続して音楽や映画を楽しむことも可能です。

デノン(Denon) 高音質ネットワークスピーカー Denon HOME 150

高品質な25mmドームツィーターと89mmコーンウーファーを搭載した、アクティブ型ハイレゾ対応スピーカーです。コンパクトなフォルムながら厚みのある低域を再生できるのが特徴。

Bluetooth接続対応で、スマホやタブレットに保存した音楽ファイルをワイヤレスで再生できるのも便利。インターネットラジオや複数のAirPlay2対応機器によるマルチルーム再生、さらにAlexaによる音声コントロールなど多機能性も魅力の1台です。

機能性重視|通話機能・音声/AIアシスト機能

音楽を聞くだけでなく、その日の用事や天気を聞いたり、IoT家電の操作を声で行いたい方にはAIアシスト機能つきのスピーカーがおすすめです。

日本ではまだ普及していませんが、海外ではAIアシストを使った新しい暮らしが徐々に広がりつつあります。スピーカーによって何ができるのか違うので、自分のニーズにあったスピーカーを選びましょう。

Google Home(グーグルホーム)

Google製のスマートスピーカーです。これまでGoogleが積み上げてきた、検索データベース、音声解析、ユーザーの趣向解析、などの技術が「Googleアシスタント」と呼ばれるAI技術としてまとめられて詰め込まれています。

また、GoogleはAndroidOSやChromeCastとの連携や、多数のWebサービス(GMail, Goolgeカレンダー, Play Music, Google Photos…等)も充実しているため、他にはない使いやすさを実現しています。

Amazon Echo(アマゾンエコー)

スマートスピーカーの先駆けの「Amazon Echo」。欧米で最も普及しています。

その理由は、音声認識AIシステムは「Alexa(アレクサ)」による品質の高い音声認識と、1秒以内に答えを返すという快適さによるものです。また、サードパーティが拡張する仕組みが整っており、すでに様々なアプリやサービスとの連携が行われています。

スマートスピーカーについてはこちらの記事でもおすすめを紹介しています

まとめ

今はスマホに内蔵されたスピーカーも進化しているため、スマホだけでも十分音楽を楽しむこともできます。しかし、高音質で音楽を楽しみたいというならスピーカーは欠かせません。

お気に入りのスピーカーが1台あるだけで、音楽や動画などの楽しみ方が大きく変わるでしょう。

家でゆっくり使いたいのか、外でアクティブに使いたいのか、どんなシーンで使うのか想像しながら選んでみてください。

▼こちらの記事ではスマホの音質を改善する方法をまとめています。ぜひご一読ください。

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