スマホが膨らむのはバッテリーの膨張が原因|膨張したバッテリーの対処方法を紹介

スマホが膨らむ原因や対処方法を解説しました。膨らんだバッテリーは思わぬ事故を引き起こす可能性があるので危険です。いくつか対処方法を紹介しているので、自分に合った方法を選んでください。
この記事の目次
スマホがなぜか膨らんできたと不安に思っていませんか。
スマホが膨らむのはバッテリーの不具合に原因があり、そのままにしておくと危険です。すぐにバッテリー交換または修理を検討しましょう。
この記事ではスマホが膨らむ原因や危険性、対処方法について詳しく説明します。
スマホが膨らむ原因は?
スマホが膨らむ原因は、どのようなことが関わっているのでしょうか。
詳しく説明するので、原因となることをしてしまわないように気をつけましょう。
バッテリーの膨張が原因
スマホに内蔵されているバッテリーが膨れあがることで、スマホが膨張してしまうのです。
それでは、なぜバッテリーが膨張してしまうのでしょうか。
バッテリーが劣化してくると、電池内部が酸化してガスが発生してしまいます。
そのため、バッテリーの寿命が近づいてくると、発生したガスによりバッテリーが膨張するのです。
一般的にバッテリーの寿命は約500回ほどの充電とされています。
ほぼ毎日のように充電すれば、およそ1年半〜2年ほどで500回の充電をする計算です。同じスマホを2年以上使い続けている方は気をつけましょう。
そのほかにも、スマホを落としたり充電機器の不具合で過充電したりすると同じようにバッテリーが膨張してしまいます。
膨張したバッテリーの危険性
スマホの膨張したバッテリーは、見た目以上に危険度が高いです。
放っておくとどんなことが起きてしまうのでしょうか。


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発火や爆発
最悪のケースでは、スマホが発火や爆発をしてしまいます。バッテリーの膨張は、内部で発生したガスが原因です。
ガスは強い可燃性をもっているため、発火や爆発が起きることも考えられます。
実際に海外では、バッテリーの発熱によりスマートフォンが爆発して死に至る事故がありました。
大したことないだろうと高を括らずに、処理方法を試してください。
異常な発熱
スマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、性質上どうしても発熱しやすいのです。
日本でもスマホが熱くなりすぎて、低温やけどを負ったという症例が多くあります。
バッテリーの膨張は、事故につながりかねないので気をつけましょう。
スマホが熱くなってしまったときの対処法などをまとめていますので、あわせてお読みくださいね。
内部の部品が損傷
膨らんだことで他の部分に圧力が掛かり、部品が破損したり変形したりしてしまうのです。
程度によっては修理が不可能になってしまうので、早めに対処するようにしましょう。
膨張したバッテリーの処理方法
膨張してしまったバッテリーは、どのように処理すればよいのでしょうか。
残念ながら冷却等をしても元に戻すことはできません。
キャリアショップでバッテリー交換する
膨張したバッテリーは、修復できないのでキャリアショップで交換してもらいましょう。
ドコモショップでの手続き
ドコモユーザーの方は、ドコモショップで手続きを行いましょう。
実際の店舗に訪問する場合は、希望の機種が受付対象となっているか事前に確認した上で、来店予約をしてください。
予約せずに店舗へ行くと、混雑状況によっては後日の対応になってしまうこともあります。
故障の可能性が高い場合には、ドコモ側で預かって修理をすることになります。修理期間中はドコモから代替機種を借りられるので安心です。
修理が完了するとドコモからメールか電話で連絡がくるので、修理が完了したスマホを受け取りましょう。
オンライン修理受付サービスもあるので、近くにドコモショップがない方や忙しい方は利用してみてください。
ソフトバンクでの手続き
ソフトバンクの場合は、基本的にオンラインでの手続きです。
電池パックを取り外せる機種の場合は、オンラインショップで購入してください。
「あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)」、「スーパー安心パック」に加入している場合は、電池パックを1つ無料でもらうことが可能です。(1年以上、同機種の利用が条件)
iPhoneなどの電池パックを取り外せない機種の場合は、交換・修理をしましょう。
iPhoneの修理受付窓口
- Apple 正規サービスプロバイダ
- Apple Store
- Apple オンライン修理サービス
- ソフトバンクショップ(一部店舗のみ)
スマートフォン/ケータイ(ガラケー)/タブレットの受付窓口
- ソフトバンクショップ
- オンライン修理受付
あんしん保証に加入している場合、オンライン修理であれば、修理代金20%オフなどのサービスを受けられるのでオンライン修理をおすすめします。
auでの手続き
auの場合、iPhoneのバッテリー交換は、基本的にApple社での預かり修理になります。
また、一部のauショップでもiPhoneの修理を受付可能です。近くのauショップが対応してくれるかどうかは、公式サイトで確認できます。
Androidのバッテリーが取り外し可能な機種については、au Online Shopにてバッテリー・電池パックを購入してください。
残念ながら、ほとんどの機種ではバッテリーの取り外しができません。そのため、メーカーによる預かり修理が必要です。
auショップにスマートフォンを持ち込み、預かり修理を依頼してください。本人確認書類をもって近くのauショップに訪問しましょう。
近くにauショップがない方や、訪問する時間のない方は、まずは故障紛失サポートセンターに問い合わせてください。
iCracked(アイクラックト)
出典:iCraked
修理を急いでいる方や、目の前で修理をしてもらいたいという方はキャリア以外の修理店を利用しましょう。
iPhoneの修理であればiCrackedがおすすめです。2010年にシリコンバレーで創業した総務省の登録修理業者で、これまで100万件以上の修理の実績があります。
日本でも全国に店舗を構えていて、対面で修理を行ってくれるので安心です。
iPhoneの修理であれば、5,000円台〜20,000円台とそこまで高額ではないのも魅力です。iPhoneだけでなく、Google pixelやXperiaの修理にも対応しています。
一度修理したあとの再来店時は、無料で点検を行ってくれるアフターフォローも選ばれる理由の1つです。
駅に近い店舗で、即日修理をしてくれるので時間もかかりません。まずは一度点検してもらってみてはいかがでしょうか。
予約してから店舗へ訪問するとスムーズです。
モバイル保険

スマホを長く使っていると故障はつきものなので、保険に加入しておくのがおすすめです。
モバイル保険は月額の保険料がたったの700円(非課税)で、モバイル機器3台までの修理を年間10万円まで全額補償してくれます。
月額700円(非課税)なので年間に換算しても1万円以下です。1年の間で3台のモバイル機器があれば、1度は修理に出すのではないでしょうか。
スマホやタブレットだけでなく、スマートウォッチやワイヤレスイヤフォンなどにも適用できます。
修理金額は1万円を超えることがほとんどなので、元がとれる方も多いはず。事故発生時の自己負担金がないのも良心的です。
修理方法については、郵送もしくは提携店舗でのキャッシュレス修理もできます。
モバイル保険と提携している業者のリペアパートナーであれば、店舗に端末を持ち込んで、お金を払うことなくその場で修理を受けることが可能です。
マイページから近くのリペアパートナーの場所を確認して訪問し、申し込み後に発行されるモバイル保険証を提示してください。
スマホの修理代が不安な方は、ぜひ加入を検討してください。
justInCase

justInCaseのスマホ保険は、月額の保険料が安いことが魅力です。
justInCaseのWebサイトでは、機種によって変わる保険料を簡単に確認できます。
Androidのスマホ保険料例
- 1〜3ヶ月目:370円(非課税)
- 4ヶ月目以降:約259円(非課税)
4ヶ月目以降の割引率は、スマホの安全スコアにより変動します。スマホに内蔵されているセンサーにより、スマホの扱い方を安全スコアとして数値化して、安全スコアが高いほど割引率が上がる仕組みです。
最新機種のGoogle Pixel 4aや、iPhone SE2なども補償してくれます。機種によっては月額約200円で保険をかけられるので、かなりお得です。
補償してくれるトラブル
- スマホの画面割れ
- スマホ内部の故障
- 突発的な水漏れ
- 盗難
さらに、アプリで申し込みから請求まですべて完結するので手間いらずです。
途中解約もいつでもできるので、まずは自分の端末の月額料金を確認して申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
スマホが膨らんでしまったときの原因や対処方法について紹介しました。
バッテリーの劣化などに原因があり、膨張したまま放置しておくと極めて危険です。
利用しているキャリアのショップや、iCrackedなどの修理店に対処してもらうようにしましょう。
まだ修理が必要ない場合も、いつ高額修理が発生してもいいようにスマホ用の保険に加入しておくことをおすすめします。
ぜひ、安全にスマートフォンを使えるようにしてください。