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スマホの充電が遅くなる原因と対処方法を解説|充電速度を速くするコツも紹介

更新日:2021.03.29

スマホの充電が遅い原因と対処法についてまとめました。スマホの充電が遅い理由は「充電器・ケーブルの性能の低さや劣化」「バッテリーの劣化」が多く、それぞれの場合にどうすればよいのかがわかります。おすすめの充電器・ケーブルも併せて紹介しています。

スマホを使っていて「充電時間がずいぶん掛かるな」と思ったことはありませんか。

スマホの充電時間が遅いと、出掛けるまでに充電が満タンにならなかったり、外出先でバッテリーがゼロになってしまったりと、何かと不便なことが多くなります。

そこでこの記事では、スマホの充電が遅いと悩んでいる人のために、その原因と対処法についてまとめました。

充電機や充電ケーブルの買い換えをしたい人には、おすすめの商品も紹介しています。

スマホの充電が遅い原因と対処法

スマホの充電が遅い原因

  • 充電ケーブル
  • 充電器
  • バッテリー本体

別の充電器本体に同じ充電ケーブルを挿して充電速度が速くなるなら、「充電器本体」に原因があります。遅いままなら「充電ケーブル」に原因があるということです。

充電ケーブルも充電器も問題ないのに充電速度が遅い、という場合は「バッテリー本体」に問題があることが考えられます。

充電ケーブルが原因

充電ケーブルとは、コンセントに挿す充電器本体やパソコンなどのUSBコネクタとスマホの充電口を結ぶケーブルのことです。

充電ケーブル自体が劣化していると、充電速度が遅くなります。

充電ケーブルが劣化している

充電ケーブルは、使っているうちにどうしても劣化してしまいます。

典型的な劣化例は内部の断線です。特に充電器本体やスマホの充電口に近い箇所は、どうしても触る機会やケーブルの向きが変わる機会が多いので、内部で少しずつ線が切れていくことがあります。

内部の錆つきによる抵抗の増大

気温差の多い環境にずっと充電ケーブルを置いておくと、充電ケーブルの内部に結露ができることがあります。充電ケーブル内部にできた結露は、最終的に錆になります。

この錆が充電ケーブル内部を流れる電流の抵抗=障害になり、充電速度が遅くなることがあるのです。

充電ケーブルの性能が低い

充電器や充電ケーブルは規格にあわせて作られています。しかし、充電器本体と充電ケーブルの規格が異なっている場合や、低い電流しか流せない充電器・充電ケーブルを使っている場合などに充電速度が遅くなることがあります。

たとえば、「iPhone 8シリーズ以降のiPhoneで高速充電に対応していない充電ケーブル(と充電器)を使う」というようなケースです。

また、充電ケーブルには「充電専用」のものと「充電・データ通信兼用」のものの2つがあります。充電・データ通信兼用のものはUSB BCに対応していないので、充電専用のケーブルを使った場合に比べると充電速度は遅くなりがちです。

充電器が原因

充電器本体に問題がある場合も、当然充電速度が遅くなります。

充電器が劣化している

充電ケーブル同様、充電器も劣化します。

劣化しているかどうかを確認することは難しいですが、充電機本体と充電ケーブルが外せるタイプのものの場合、充電ケーブル側に問題がなければ充電器本体の問題ということになるでしょう。

充電器の性能が低い

電流と電圧の問題は充電ケーブルだけでなく充電器にも当てはまります。

自分のスマホがどの充電規格に対応しているのかを調べて、その充電規格に最大限対応している充電器を選ぶのが充電速度を早めるコツです。

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スマホのバッテリーが原因

充電ケーブル・充電器ともに問題がないのにスマホの充電時間が遅い場合、その原因はスマホのバッテリー自体にある可能性が非常に高いです。

スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは充電を繰り返すうちに劣化していきます。つまりスマホのバッテリーは消耗品です。

新品時の性能を100%とすると、300回程度の充電で約70%へ、500回程度の充電で約50%へ劣化するといわれています。経過年数ではなく、あくまでも充電回数によって劣化することに注意してください。

iPhoneのバッテリー劣化状態を調べる方法を解説していますので、iPhoneを使用されている方で気になる場合はぜひお読みください。

おすすめ修理店を紹介

以前より充電時間がかかるようになったり、バッテリーの減りが早くなったりした場合は、思い切ってバッテリーを新品に交換してしまうのも1つの手です。

スマホのバッテリーを新品に交換できる業者を3つ紹介します。

iCracked(アイクラックト)


出典:iCracked

iCrackedは、アメリカのカリフォルニアで創業された世界最大級のスマホ・タブレット修理業者です。

日本国内では総務省登録修理業者として、各都道府県に50以上の「iCracked Store」という店舗を構えており、急速に出店を加速させています。

iCrackedの特徴

  • 総務省登録修理業者
  • 「iTech」と呼ばれるスタッフのレベルが高い
  • 原則として対面カウンターでお客の目の前で修理を実施
  • 3カ月間の保証期間

総務省登録修理業者は、修理箇所や修理の方法が適正であって、修理後のスマホやタブレットが国の定める技術適合基準(技適)に適合していることを自らが確認できるなど、電波法という法律で定める登録の基準に適合する業者です。これらの基準に適合していなければ、総務省に登録できません。

バッテリー交換に限らず、スマホを修理に出すときはiCrackedのような総務省登録修理業者にお願いするのが安心です。

そしてiCrackedは、厳しい研修や試験をクリアした「iTech」と呼ばれるスタッフのみが実際のスマホの修理を担当しています。スタッフ教育にコストも時間も掛けているので、同業他社に比べるとスタッフのスキルが高いです。

さらに、iCracked Storeでは原則として対面カウンターでお客の目の前でスマホの修理をしてくれます。

スマホは個人情報の塊です。見えないところで作業をされると「何か情報を抜き取っているのではないか」という気持ちにもなってしまいますが、iCrackedの場合はそのような心配がありません。

そして、修理には3カ月の保証期間が設けられています。そのため、修理後に何か初期不良が発生した場合は無償で再修理を行ってくれます。

バッテリー修理に掛かる費用(一例)

  • iPhone 6シリーズ:4,180円(税込)
  • iPhone 7シリーズ:5,280円(税込)
  • iPhone 8シリーズ:5,280円(税込)
  • iPhone Xシリーズ以降:7,480円(税込)
  • Google Pixelシリーズ:11,880円(税込)

iCrackedでiPhoneを修理する

充電速度をできるだけ速くする方法

充電速度をできるだけ速くする方法を4つ紹介します。

電源をオフにする・機内モードにして充電する

スマホの充電速度を速くするには、スマホの電源をオフにした状態で充電をするのが1番早いです。

スマホは使っていなくても電源が入っていれば、LINEやメールも受信待機状態になっていて、受信があれば当然通知が鳴ります。

そのため、どうしてもバッテリーを消費していくので、その分充電には時間が掛かることになります。

スマホの電源をオフにするのに抵抗がある場合は、「機内モード」に設定するという方法もおすすめです。

スマホを機内モードに設定すると、モバイルデータ通信やWiFi通信、Bluetooth通信やGPS通信など、あらゆる通信機能がオフになります。

この状態であれば、電源は入っているものの消費電力は非常に少なくなるので、バッテリーの充電速度は普通に電源をオンにしている状態に比べるとやや速くなります。

スマホケースを外して充電する

スマホにスマホケース・スマホカバーをつけて使っている人も多いと思いますが、ケースやカバーをつけているとスマホ本体の温度が上昇します。

スマホ本体が放った熱がスマホケース・スマホカバーに遮断されて外へ放熱されないからです。スマホ本体が熱を持つと、スマホの充電スピードが落ちてしまうことがあります。

そのため、スマホを充電するときは、なるべくスマホケース・スマホカバーを外した状態で充電することをおすすめします。

急速充電用ケーブルで充電する

スマホの充電速度を速くしたければ、自分のスマホが対応できる範囲で「急速充電用ケーブル」を使うとよいでしょう。

UGREEN USBケーブル Type-C 3A急速充電

この商品は、USB Type-Cの急速充電対応ケーブルです。

5V3Aに対応していますし、USB PDやQuick Chargeにも対応しています。充電速度にこだわる人は、このような充電ケーブルを1本持っておくようにしましょう。

SDBAUX USB Type C ケーブル

USB Type-Cの急速充電対応ケーブルです。

ただし、充電のみに対応しており、データ通信はできません。充電とデータ通信を兼用するケーブルは充電速度が落ちることがあるので、充電は充電専用ケーブルで行いたい人におすすめです。

急速充電規格はQuick Chargeには対応しているようですが、USB PDには適していないようです。

高出力の充電器を使う

おすすめの高出力充電器も紹介しておきましょう。

エレコム 充電器 ACアダプター USB Type C 折畳式プラグ (2.4A出力)

エレコム製でUSB Type-C、5V/2.4Aに対応しています。

5V/3.0Aにまで対応可能なスマホにはやや物足りない可能性もありますが、2.4A出ていれば十分に急速充電が可能です。

粗悪な輸入品の中には、高出力を謳っていても実際に計測するとそれほどの出力がないものもありますが、エレコム製の充電器であればおおむね表示通りの出力は出ると考えられます。

ケーブルと充電器本体の一体型ですが、(充電器側の)ケーブルの抜き差しがなくなるため、耐久性もよいでしょう。

Anker PowerPort 2 Elite (24W 2ポート USB急速充電器)

中国製ですが、元グーグルの社員が起業したことで話題を集めたAnkerの商品です。Ankerは様々なスマホ周辺機器を販売していますが、国内メーカー品に勝るとも劣らない品質には定評があります。

この商品は2ポートで、それぞれ最大2.4Aで充電可能です。複数台のガジェットを安定的に高速で充電したい人には、この手の複数ポートの充電器がおすすめです。

すなおな虹 USB充電器 QC3.0 搭載

2つのポートが2.4Aに、残り1つのポートがQuick Charge3.0に対応しています。

Quick Chargeに対応しているスマホと、対応していないスマホの両方を持っている人は、このようにポートによって規格が分かれているものを使うと、効率よく各スマホを充電できます。

スマホの充電が遅いなら充電器とケーブルをチェック!だめならバッテリー交換

スマホの充電が遅い原因は、「スマホの給電規格を活かせていない充電ケーブル・充電器を使っている」もしくは「スマホのバッテリーが劣化している」のどちらかである可能性が大きいです。

まずは使っているスマホの給電規格と充電ケーブル・充電器の性能が、適切な組み合わせかどうかを確認してみてください。

100円ショップなどで売られている激安品は、0.5A程度にしか対応していないものも多いです。このような商品を使っていてはバッテリーの充電に時間が掛かってしまいます。

また、激安量販店で販売されている商品の中には、パッケージ通りの性能が出ていない粗悪品も多いと聞きます。性能に疑いがあれば、スマホメーカーやキャリアが販売している純正品に買い換えてみるのもよいでしょう。

それでも充電時間が長い場合は、恐らくスマホのバッテリーが劣化しています。スマホ自体を買い替えるという手もありますが、長く使いたいのであればiCrackedのような修理業者に依頼して、バッテリーを新しいものに交換してもらうようにしましょう。

SIMチェンジでは、iPhoneを急速充電する方法やおすすめのケーブルをまとめていますので、あわせてお読みくださいね。

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