「Appleは独占者だ」フォートナイト運営のEpic Gamesが裁判所に申し立て

Epic Gamesが、裁判所に「『フォートナイト』のApp Store復活とデベロッパーアカウントの停止差し止め」を申し立てたことを発表。
Epic Gamesは現地時間9月4日、裁判所に「『フォートナイト』のApp Store復活とデベロッパーアカウントの停止差し止め」の申し立てを発表しました。
182ページに及ぶ訴訟をツイートと共に公開し、「#FREEFORTNIGHT」運動に寄り添う形となりました。


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ディレクトペイメント追加によるApple Storeからのアプリ削除が発端
遡ること8月半ば、Epic Gamesはフォートナイト内の購入において、「自社から直接購入する場合にApp Storeよりも割安で購入できるディレクトペイメント(Direct Payment)」を追加しました。
これを受けたAppleが、デベロッパーガイドラインに反するとしてフォートナイトをApp Storeから削除したことにより、今回の騒動が起こりました。
Epic Gamesは「Appleは独占禁止法に違反している」と異議を申し立て今回の訴訟にいたっています。
Today we asked the Court to stop Apple’s retaliation against Epic for daring to challenge its unlawful restrictions while our antitrust case proceeds. This is a necessary step to free consumers and developers from Apple’s costly, anti-competitive control. https://t.co/r2XxhitjMp
— Epic Games Newsroom (@EpicNewsroom) September 5, 2020
「Appleは独占者だ」という記述も
訴訟文(ツイート内のリンク)で、「Appleは独占者(monopolist)だ」や「世界中の友人や家族間とフォートナイトとの繋がりを切り離した」といった文章でAppleに対して異議を申し立てました。
iOS版のユーザーの約63%がiOS版のみのプレイをしており、一日のアクティブユーザーが削除される前から約60%減ってしまったと述べられています。
Appleは「ディレクトペイメントを削除すればApple Storeへの復活を歓迎する」と以前の裁判所への申し立て時に発表しており、両社譲らない展開となっています。
Source:MacRumors,Epic Games Twitter