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インターネット回線と配線方式の種類|回線別おすすめサービスも紹介

更新日:2020.09.26

インターネットの回線の種類と特徴について紹介します。インターネット回線には大きく分けで有線回線と無線回線があります。さらに接続方法にも種類があり回線や接続方法で速度がかわります。メリットやデメリット、申し込みから開通までの流れについても解説します。

インターネット回線には様々な種類があり、詳しくない人にはわかりづらいかもしれません。

自分にあったインターネット回線を選ぶために、種類ごとにどのような特徴があるのかを知っておくとよいでしょう。

この記事では、「有線と無線」「ADSLと光回線」「配線方式」「接続方式」という4種類にわけて特徴を解説しています。

インターネット回線の選び方と開通までの流れについてもまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

インターネット回線の種類

インターネット回線は大きく分けて有線と無線の2種類です。有線タイプにはVDSL方式と光配線方式、LAN配線方式というものがあります。

どの方式を利用する場合でも光回線が必要で、光回線サービスを提供している会社は主に3種類あります。NTT系と電力系、ケーブルテレビ系です。

インターネット回線の種類が色々あるとわかっても、実際利用するにあたってどう影響するのかわかりにくいでしょう。

この記事では、インターネット回線の種類別の特徴とメリットやデメリットについて解説します。

有線のインターネット回線の特徴

有線のインターネット回線の通信品質や有線ならではの手間な部分、3種類ある配線方式について解説します。

安定した通信が可能

LANケーブルで直接繋ぐ有線は、距離や場所に関わらず通信が安定しています。

無線とは違い、電子レンジやBluetooth機器などによる電波の影響で通信速度が遅くなったり通信が切れてしまったりするなどの心配もありません。

動画視聴やファイルの送受信などがよりスムーズに行えます。快適なインタネット通信を重視している人には、有線での利用がおすすめです。

大容量・高速通信が可能

有線は無線と比べて、通信速度が速いという特長があります。また、通信そのものも安定しているため、動画などの大容量なデータ通信もスムーズです。

ただし、通信速度に影響を与えるものは有線か無線かどうかだけではありません。使用するルーターやプロパイダ、接続方式、ケーブルの状態などといった他の要因も絡んできます。

たとえばLANケーブルは外圧に弱いため、ケーブルの上に物を置いているとすぐに劣化して通信速度が落ちやすくなります。

光回線かつ有線の利用なのに通信速度が遅い場合は、この記事の他の項目も参考に速度低下に関わる要因を探してみましょう。

開通には工事が必要

インターネット回線の開通には、配線を通すための工事が必要です。およその期間や費用は、戸建てかマンションやアパートなどの集合住宅かによって異なります。

住居タイプ費用期間
戸建て20,000円~40,000円1-2ヶ月程度
集合住宅
(マンション・アパート)
15,000円~30,000円2週間程度

開通費用に関しては、キャンペーンでキャッシュバックや割引サービスを実施している場合もあります。

工事は宅内で行うものと宅外で行うものがあります。同日に実施する場合と別日に実施する場合があるため、詳細は申し込み先の業者に確認をとっておきましょう。

ちなみに集合住宅だと配線方式を変更できないケースがあり、その場合は配線工事を取り行えません。そのときは、すでに用意されている配線方式を利用しましょう。

配線方式の種類

マンションなどの集合住宅の場合、有線のインターネット回線には大きく分けて3種類の配線方式があります。これはマンションの設備がどの程度整っているかによって用意できる配線方式が異なるからです。

光配線方式であれば光ファイバが建物内に敷設されている必要があり、LAN配線方式の場合だと建物内にLANケーブルが敷設されていなければなりません。

どちらの設備もない場合にVDSL配線方式が採用されます。3種類ある配線方式の簡単な特徴とそれぞれのメリットやデメリットについて解説します。

光配線方式

光配線方式では光ファイバのみを利用し、宅内に設置されている光コンセントを通じて利用します。

その光コンセントからONUと呼ばれる専用装置に接続し、ONUとルーターやパソコンを繋いで設定すればインターネットが利用可能です。

光配線方式のメリットは、なんといっても通信品質が安定していることです。各部屋で共有している装置もないため、通信速度が他の部屋の利用状況に影響されません。

しかし、既存のマンションで新たに配線を行うのは難しいというデメリットがあります。光配線方式を利用したいなら、もとから光配線方式を採用しているマンションを探すことをおすすめします。

LAN配線方式

LAN配線方式は、光ファイバとLANケーブルを組み合わせた配線方式です。

宅内にLANケーブルの差込口があり、そこからルーターやパソコンと直接接続して設定すればインターネットが利用できます。

LAN配線方式のメリットは、宅内に設置する機器が他の方式より1つ少なくてすむ点です。

反対にLAN配線方式を利用する上でのデメリットには、LANケーブルの規格が古いと通信速度が低下しやすい、他の住人の使用状況によって通信速度に影響がでる、などがあてはまります。

そもそもLAN配線方式を採用しているマンションが少なく、あまり見かけないのも特徴です。

VDSL配線方式

VDSL配線方式は、光ファイバと電話回線を組み合わせた配線方式です。宅内にある電話線の差込口とVDSLモデルという装置を繋ぎ、さらにルーターやパソコンに接続して設定すればインターネットが利用できます。

VDSL配線方式のメリットは、電話回線を流用するために配線工事の手間がない点です。

一方でデメリットには、通信速度が遅い、他の部屋の利用状況によっても通信速度に影響が出るなどがあげられます。

VDSL配線方式の下り最大速度(ダウンロード)は100Mbpsで、上り最大速度(アップロード)は40Mbpsですが、これは光回線方式の約10分の1から25分の1の通信速度です。

動画視聴といった重たいデータのやり取りをする人にとっては、物足りない通信速度といえます。

無線のインターネット回線の特徴

無線がインターネット回線のメリットや気をつけるべきポイント、提供している事業者についての特徴について解説します。

工事が不要・配線がなく部屋がすっきりする

有線と違って回線を引き込む必要がないため、工事する必要がありません。

工事にかかる費用や時間を節約できるのは嬉しいポイントです。また、必要な機器が届けばすぐにインターネットが利用できます。

他にも、回線と繋ぐ専用機器やそこからルーターやパソコンに接続するケーブルも必要ないため、部屋をすっきりさせられる点もメリットです。

引っ越し先でもできる限り早くインターネットを使いたい人、室内で配線に悩みたくない人は無線のインターネット回線を利用しましょう。

光回線より速度が遅くセキュリティ対策が必要

無線のインターネット回線のデメリットは、有線と比較して通信速度が遅く安定していない点です。

親機から利用する子機までの距離が遠い、近くに電波を発生する別の機器がある、などが原因で通信速度が遅くなったり通信自体が途切れてしまったりというケースも発生します。

他にも、セキュリティ対策がしっかりされていなければ、盗聴や不正アクセスが発生する恐れがある点も問題です。無線タイプは手軽に利用できる反面、通信速度とセキュリティ対策に多少難を抱えています。

カシモWiMAX

出典:カシモWiMAX
契約プランギガ放題プラン(制限なし)ライトプラン(月間7GB)
初月
(カシモキャンペーン割引適用)
1,380円
※1カシモおトク割引適用
1,380円
※1カシモおトク割引適用
1ヶ月目
(カシモキャンペーン割引適用)
1,380円
※1カシモおトク割引適用
1,380円
※1カシモおトク割引適用
2〜24ヶ月目
(カシモおトク割引適用)
3,580円
※カシモおトク割引適用
2,980円
※カシモおトク割引適用
25ヶ月目以降4,079円
※カシモ長期割引適用
3,379円
※カシモ長期割引適用

※1「カシモおトク割」および「カシモ長期利用割引」および「カシモキャンペーン割引」適用後の料金になります。

カシモWiMAXは月額1,380円から利用でき、用途に合わせてホームルーターとモバイルルーターの2種類の端末が選べます。

家のみでの利用を考えている人には室内での通信が安定しているホームルーターがおすすめです。外でも利用したい人には持ち運びしやすいモバイルルーターを選びましょう。

カシモWiMAXの中で1番通信速度が速いホームルーターは、「Speed Wi-Fi HOMEL02」です。下りの通信速度が最大1000Mbpsあります。

モバイルルーター中では「Speed Wi-Fi NEXTW06」が1番速く、下りの通信速度が最大1237Mbpsもあります。ただし、この通信速度は東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の一部エリアのみ対象です。

カシモWiMAXの速度制限

カシモWiMAXの速度制限には2種類あります。

  • 直近3日間で10GB以上使用した場合
  • ハイスピードプラスエリアモードで月間7GB以上使用した場合

直近3日間で10GB以上使用すると、翌日の18:00~26:00まで速度制限がかかってしまい、最大1Mbpsにまで低下します。

また、26時前から連続して使用していると朝の6時まで速度制限が継続してしまうケースもあるため、一度セッションを切断して解消しましょう。

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GB以上使用した場合、月末まで通信速度が最大128Kbpsにまで制限されます。

この速度制限にはハイスピードの「WiMAX2+」も対象なので、ハイスピードプラスエリアモードでの通信を使いすぎないようにしましょう。

※通信速度は、お住いの地域や環境、または接続環境によって変動しますのであくまで参考値としてお受け取りください。

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ソフトバンクエアー

出典:ソフトバンク取扱店DRM

【端末をレンタルで利用する場合】

基本料金月額4,880円
Airターミナルレンタル料490円

※ソフトバンクまたはワイモバイルを利用している場合、スマホの通信料金が永年毎月1,000円割引(データプランメリハリ/ミニフィット、データプラン50GB+/ミニ、データ定額 50GBプラス/ミニモンスター、データ定額50/20/5GBの場合)

ソフトバンクエアーのホームルーターは家での使用に適しており、下りの通信速度は最大962Mbpsあります。

しかし、これはホームルーターの本体がAirターミナル4、公式が指定したエリアであるという2条件を満たした場合にのみあてはまります。Airターミナル4単体での下りの通信速度は最大481Mbpsです。

※通信速度は、お住いの地域や環境、または接続環境によって変動しますのであくまで参考値としてお受け取りください。

ソフトバンクエアーにも速度制限はありますが、使った分と連動しているわけではありません。

ソフトバンクエアーの速度制限

ソフトバンクエアーでは次の条件にあてはまる場合、速度制限されるケースがあります。

  • 利用者が集中する夜間などの時間帯
  • 特定のエリアで高負荷となった場合

条件を見ればわかるように、ソフトバンクエアーの速度制限は他の人の利用状況にも左右されます。また、どの程度速度制限されてしまうのか正式な記載はありません。

速度制限の条件にあてはまっても問題なく使えるという人もいれば、使い物にならないと判断する人もいます。ソフトバンクエアーは8日間無料で使えるため、実際に自分で使用感を確かめた方が確実でしょう。

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有線のインターネット回線の種類

有線のインターネット回線は、光回線のみのものと電話回線と併用しているものとの2種類に分けられます。

それぞれの特徴と、光回線を提供している事業者の種類についても解説します。

ADSL

ADSLは電話回線を流用したインターネット通信方法です。ADSLのメリットは、毎月の通信費を安く済ませられる点です。

NTTの固定回線を持っていなくとも、業者によって月2,000円程度で利用できます。

反対にデメリットは、通信速度が光回線よりも遅く安定性に欠ける点です。

ADSLはもとの通信速度が速くないうえに、NTTの基地局から遠方になるほど通信速度が低下しやすい特徴があります。周辺の同回線による影響でノイズが発生してしまうと通信に悪影響がでるのも問題です。

他に気をつけたい点として、2023年1月31日までにサービスが終了してしまうというものがあげられます。

NTT東日本とNTT西日本では、関連商品の製造終了や利用者数の減少にともないサービスの停止を決定・発表しました。

すでにADSLを利用している人は、サービス終了までにADSL以外の通信方法に変えた方がおすすめです。

光回線

光回線は、光ファイバを利用したインターネット通信方法です。物理的距離の影響を受けずに高速通信ができ、ノイズの影響が少ないため通信の品質が安定しているメリットがあります。

一方で光回線のデメリットは月々の通信費が割高なことです。マンションタイプでは4,000円以上、戸建てタイプでは5,000円以上する場合もあります。

光回線は、費用を多少多く支払ってでも通信速度や安定性を重視したい人におすすめです。光回線サービスの利用にあたって、主に3種類の会社から選ぶ必要があります。

サービス展開の規模や内容に違いがあるため、自分にあったものを選びましょう。

NTT系

NTT系は、NTTとプロバイダーサービスを提供する会社のインターネット回線サービスを実施しています。光コラボレーションもフレッツ光コラボなのでNTT系のサービスです。

NTT系はNTTが国営時代だったときに回線設備を全国展開していました。この基盤を活かして光回線サービスを全国47都道府県に提供しています。

そのため、マンションタイプでも戸建てタイプでも最も導入されているタイプです。他県に引っ越す場合でも継続して使える可能性が高い特長もあります。

【ドコモ光】

出典:ドコモ光

ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、フレッツ回線を利用した光コラボレーションです。スマホとセットの「ドコモ光セット割」が利用できるため、ドコモユーザーにおすすめの光回線です。

ドコモ光セット割とは、ケータイ回線(ファミリー割引グループやシェアグループを含む)とセットで、ケータイ回線の月額基本使用料またはパケットパック定額料が永年割引になるものです。

「ギガプラン」シリーズ契約で1回線ごと月額500円から1,000円割引、「カケホーダイ&パケあえる」シリーズ契約で1回線ごと月額100円から3,500円の割引となります。

また、ドコモ光の最大の特長は、自分の好みに合ったプロパイダが選べることです。

GMOとくとくBBをはじめ、「ドコモ光 1ギガ」は24のプロバイダ、「ドコモ光10ギガ」は7のプロバイダに対応しており、各プロバイダのサポートやセキュリティサービスもそれぞれ充実しています。

現在は最大で現金20,000円のキャッシュバック+dポイント最大20,000ポイントプレゼントなど、キャンペーンや特典も豊富です。事前に適用条件をチェックして、もれなく受け取れるように申請しましょう。

※本記事で紹介したキャンペーン(またはキャッシュバック)の内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。

ドコモ光を詳しく見る

電力系

電力系は、所有している電柱を利用して光回線サービスを提供しています。地域によって提供される光回線サービス名に違いがありますが、これは地域ごとに電力会社が異なるためです。

たとえば、近畿圏であれば関西電力が「eo光」という光回線サービスを提供しています。他にも中部地方や四国、中国地方、九州地方にて電力系の光回線サービスが利用可能です。

【eo光】

eo光は、格安SIM「mineo」の運営会社である関西電力系のオプテージが提供する光回線で、関西エリアでは長い間「顧客満足度No1」の実績を誇ります。

月額料金・通信の品質・サポート体制のすべてにおいて優れている点が多いためで、セット割や光熱費と組み合わせてお得に使えることも魅力の1つです。

月額料金は1ギガ2,953円から利用でき、電話とセットなら3,239円から、テレビと電話とネットのセットでも3,239円から利用できます。

また、eo光は独自の通信回線を敷設しているため、特定の地域に利用者が限られています。

光コラボはフレッツ光回線を流用するため利用者数が多く、回線混雑で速度が出にくいことがあります。

しかし、eo光は独自回線で総利用者数が少なく、回線混雑が起きにくいので、速度や安定感ともに快適なインターネットを利用できます。

また、訪問サポートや初期設定も無料で、困ったときにオペレーターが遠隔でパソコンを操作しながらサポートしてくれるリモートサポートまで無料という手厚い体制のため、初心者でも安心です。

eo光を詳しく見る

CATV系

CATV系はケーブルテレビ系ともいい、テレビ配線用のケーブル網を利用してインターネット回線サービスを提供しています。

CATV系を利用するメリットは、ネット回線とテレビ視聴をセットにして支払いを安くできる、映画やアニメといった専門のチャンネル試聴を楽しめる、などです。

一方でデメリットは、光回線と比べて通信品質があまりよくなく通信速度も劣っている点があげられます。

光ファイバー化への取り組みを行っている業者もあるものの、光回線と同スペックを引き出せていない業者もまだ存在しているのです。

【J:COM】

J:COMは、KDDIの連結子会社ジュピターテレコムが提供するCATV系インターネットサービスです。ケーブルテレビを利用する人にとっては、組み合わせ次第でお得に利用できます。

12Mから10Gまでの様々な速度プランや、ケーブルテレビチャンネル数、電話や光熱費との組み合わせが選べる多彩なプランと、プロバイダ料金込みの料金設定、セキュリティサービスが無料という点が特長です。

ただし、12M・40M・120M・320Mプランまでは、他社光回線が通常1Gからであることを考えると、かなり低速なサービスとなるため注意が必要です。

インターネットとケーブルTVがセットの「スマートお得セレクトNET320M」が月額2,500円から利用できますが、速度が下り最大320Mであるため、自分のネット利用目的に対応できる速度かどうか、事前によく考えておきましょう。

他社と同等速度の1Gでは、戸建て限定で対応エリアのみとなる、J:COMひかりサービスの「スマートお得セレクト NET1G」というケーブルテレビセットプランが月額4,980円から利用できます。

いずれも2年間の継続が条件となり、解約月以外の解約には違約金が戸建てで15,000円、集合住宅で10,000円かかります。

速度や安定供給が期待できる住まいや地域条件に該当するかどうか、事前によく調べ検討する必要があります。

※通信速度は、お住いの地域や環境、または接続環境によって変動しますのであくまで参考値としてお受け取りください。

J:COMを詳しく見る

光回線について詳しく知りたい方はこちらをご一読ください。

光回線の接続方式

光回線を利用する場合、接続方式によっても通信速度やアクセスできる場所、使用できるIPアドレスに違いがあります。

IPアドレスとは、インターネット通信を行う機器の場所を特定する住所のようなものです。IPアドレスがあることでインターネット通信のやりとりができます。

実際に、接続方式の違いによって特徴にどういった差があるのか解説していきます。

PPPoE接続方式

PPPoE接続方式とは、電話回線を使った従来のインターネット接続方式です。IPv4アドレス(IPアドレスのバージョン4)のみの通信に対応しています。

IPv4アドレスでは約43億個ものアドレス数があるものの、現代のインターネット使用状況を考慮すると数が足りない点が問題です。

他にもPPPoE接続方式の利用には、ユーザーが用意しなくてはならない機器があったり、インターネット接続にIDやパスワードの入力が必要だったりと手間がかかります。

また、利用者が増える夜間など、通信が混雑しだすと通信速度が低下しがちです。PPPoE接続方式は、現代のインターネット利用状況で考えるとやや難を抱えた接続方式といえます。

IPoE接続方式

IPoE接続方式は新しい接続方式で、IPv6アドレス(IPアドレスのバージョン6)のみの通信に対応しています。IPv6アドレスは、対応できるアドレス数が約340澗(かん)個もあり膨大です。

PPPoE接続方式と比較して、手間があまりかからない、通信が混雑しだしても通信速度が安定しているといったメリットがあります。

しかし、今でも使われているIPv4アドレスにアクセスできない点が問題です。

IPoE接続方式は、基本的に現代のインターネット利用状況に対応しているものの、古いサイトへの接続には対応しきれていない接続方式といえます。

IPv4 over IPv6

IPv4 over IPv6とは、IPv6環境下で従来のIPv4アドレスとの通信も可能な超高速インターネットのことです。IPv4にしか対応していないサイトでも閲覧でき、IPoEを併用しているため通信速度も安定しています。

ただし、IPv4 over IPv6の利用には、プロバイダとルーターがIPv4 over IPv6に対応していなければなりません。場合によっては追加料金がかかるケースもあるので、プロバイダに確認をとっておくとよいでしょう。

IPv4アドレスかIPv6アドレスかを気にせずにインターネットを楽しみたい人は、IPv4 over IPv6の利用を検討しましょう。

インターネット回線の選び方と開通までの流れ

インターネット回線を選んでから開通するまでの流れを解説します。

使えるインターネット回線の種類を調べる

まずは、自分の住んでいる場所で使えるインターネット回線には何があるか調べましょう。そのためには、ある程度自分の状況を洗い出す必要があります。

たとえば、自分の住んでいる地域でサービスを提供している事業者はどこか、賃貸であれば工事しても問題ないかどうか、などです。

光回線の利用も考えている場合、自宅が光回線サービスの提供エリア内かどうかも調べておきましょう。また、マンションなど賃貸物件の場合は工事可能かどうかを管理会社に確認する必要があります。

工事不可物件の場合は光回線は利用できないため、それ以外のインターネット回線を選択することになります。

プロバイダを選ぶ

プロパイダを選ぶポイントは4点です。

  • どの接続方式を利用しているか
  • 配線方式には何を使っているか
  • 月額料金
  • 通信速度

たとえば接続方式がPPPoE接続方式だと、通信速度が遅かったり閲覧できないサイトがあったりします。接続方式によって通信速度や利用できるサイトに違いが出てくるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

また、光配線方式やLAN配線方式、VDSL配線方式といった配線方式によっても通信速度が異なります。

既存のマンションでは、希望の配線方式に工事ができないケースもあるため、工事が可能かどうかも含めて確認が必要です。

月額料金や通信速度は、継続してインターネット利用する上での重要なポイントです。あわせてチェックしておきましょう。

申し込み

契約するプロパイダまで決まったら申し込みを行います。公式の申込専用フォームに、個人情報や支払情報、契約したいオプション、工事の希望日程などを記入・選択しましょう。

入力内容に不備がないか確認して送信すれば申し込み完了です。内容確認のメールや電話が来る場合もあるため、必要に応じてメールボックスを確認したり申し込み先の電話番号を登録しておきましょう。

工事

インターネット回線の開通には配線を通すための工事が必要です。

工事には立ち合いが必要なので、時間や日程には余裕を持たせておきましょう。おおよその期間や費用を表にまとめました。

住居タイプ費用期間
戸建て20,000円~40,000円1-2ヶ月程度
集合住宅
(マンション・アパート)
15,000円~30,000円2週間程度

工事自体は宅内で行うものと宅外で行うものの両方があります。同日に実施する場合と別日に実施する場合があるため、詳細は申し込み先の業者に確認しておきましょう。

初期設定

初期設定は、1台のみ行う場合と複数台行う場合では手順が少し異なります。1台のみの場合、工事業者が持ってきた機器とパソコンをLANケーブルで接続すれば完了です。

複数台での利用を考えている場合は次の手順で行います。

  1. 工事業者が持ってきた機器とルーターをLANケーブルで接続
  2. ルーターとパソコンをLANケーブルで接続

有線接続でインターネットを利用する場合、たったこれだけの手順で初期設定が完了します。

マンションの回線状況を確認する方法

マンションの回線状況の確認方法は2種類あります。

  • 契約書類から調べる
  • 光回線事業者のサイトから住所検索して確認する

契約書類を見れば、回線事業者やプロバイダの申込み控えなどの書類があるため、そこから確認できます。

1つ1つ調べる手間はかかるものの、光回線事業者のサイトで住所検索するのも手です。その事業者の光回線が導入されているかどうかを確実に確認できます。

自分の住んでいるマンションの回線状況はこれらの方法で確認しましょう。

自分の希望にあったインターネット回線を利用しよう

インターネット回線は、有線か無線かどうかという点以外にも見るべきポイントがあります。

有線であれば、ADSLなのか光回線なのか、配線方式には何が使われているのか、接続方式にはどれが使われているのか、などです。

ここで紹介したそれぞれの特徴をインターネット回線を選ぶ際の参考にしてみてください。

自分の希望に合ったインターネット回線で、快適なインターネット生活を満喫していきましょう。

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