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光回線にルーターは必要?基礎知識・選び方・おすすめ製品を紹介

更新日:2020.11.14

光回線で使う「ルーターとは何ですか?」と聞かれて役割を説明できる人は少ないのではないでしょうか。この記事ではルーターの基礎知識から選ぶポイント、手に入れる方法まで解説します。自分にぴったりなルーターを見つけるときの参考にしてください。

「ルーター」という名称は知っているけれど、どんな役割をしているのか本当はよくわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

ここではインターネットに接続するうえで利用する「ルーター」について紹介していきます。

ルーターの基礎知識から選ぶポイント、手に入れる方法まで徹底解説しています。自分にぴったりなルーターを探している人は必見です。

光回線のルーターとは

光回線におけるルーターとは何かから解説します。

自宅に引いた光回線が複数の端末で同時に使えるのは、まさにルーターがあるおかげです。

複数の端末を同時接続するために必要

ルーターは1つの光回線から複数の通信端末へ接続する役割を果たします。性能によって同時接続端末の数は様々で、個人利用程度なら市販のルーターで充分使えます。

そのため、パソコン1台のみを有線接続でしか使わない場合はルーターは必要ありません。光回線のモデムには有線接続のためのLAN端子があるので、パソコンと接続するだけだからです。

しかし、今やパソコンやスマホ・タブレット、ゲーム機など複数の端末をネットに繋げる時代です。ルーターはこのような「充実したネットライフ」に欠かせない機器だといえます。

ルーターには、有線接続だけに対応したタイプもありますが、一般によく使われているのは「無線接続(Wi-Fi接続)」対応タイプです。受信範囲に入れば自動的に接続するよう設定できるので、かなり便利に使えます。

ルーターとモデムの違いについて

ルーターとよく似た使い方をされる言葉に「モデム」があります。どちらもインターネットを利用するために使いますが、両者はまったく違う機器です。

  • ルーター:光回線などインターネット回線から複数の端末に接続する機器
  • モデム:電話回線で使うアナログ信号と、パソコンで使うデジタル信号を相互に変換する機器

モデムは、電話回線を使ったインターネット回線「ADSL」では必須の機器です。しかし、現在主流の光回線では、アナログ信号からデジタル信号に変換する必要がないので使いません。

その代わり、光回線では光信号をデジタル信号に変換する「ONU(光回線終端装置)」が必要です。信号を変換するという意味ではモデムと同じ役割を果たします。

光回線は光ファイバーからONUへ、ONUからLANケーブルを使ってルーターへ、ルーターからLANケーブルまたはWi-Fi接続で端末へとつながります。

このようにルーターはONUと端末を「中継する」役割をしています。

光回線ルーターを選ぶ前に知っておきたい基礎知識

家電量販店でルーターを探すと、多数のメーカーが様々なタイプを発売しているため、どれを選べばよいのか悩むでしょう。

しかも現在はインターネットの通信方式が新しく変わる途中です。ルーターも旧方式と新方式に対応したタイプや、新方式だけに対応したタイプが一緒に並んでいるため、一層選びづらくなっています。

ここでは、接続方式がどう違うのか、それぞれどのような特徴があるのかを解説します。

IPv6とIPv4の違い

IPv6やIPv4という言葉は、「インターネット・プロトコル・バージョン(6または4)」を略したものです。

インターネット・プロトコルは、インターネットに接続する端末どうしがデータを送受信するための方法を定めた規約のことです。IPv6はその「バージョン6」、IPv4は「バージョン4」で、IPv6が新しい規約です。

インターネットに接続すると端末は1台に1つずつ「IPアドレス」が割り当てられます。IPv4では約43億個の割り当てが可能ですが、時代と共に接続機器が急増したためIPv4ではIPアドレスが足りなくなってきました。

そこで次世代のIPv6が登場しました。

IPv6では、340澗(かん)個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスを割り当てることができます。IPv4とは比べられないほど多く、事実上「無限」となり不足は解消されることになったのです。

PPPoEとIPoEの違い

IPv4とIPv6の違いは、インターネットへの通信方式にも影響します。

従来の接続方式「PPPoE(IPv4)」はモデムを使って端末をインターネットに接続、またはルーター同士を接続します。

接続にはIDとパスワードが必要なので、利用者数が増える時間帯に混雑が起き問題とされてきました。

一方でIPv6を前提に作られた通信方式「IPoE」では、接続にID・パスワードの必要ないため(ネイティブ接続方式)、混雑がなく快適な通信が行えます。

しかし、IPv4とIPv6は別々のネットワークとして存在しているため、互換性がありません。そのため、IPoE方式では従来のIPv4のIPアドレスを使ったWebサイトにはアクセスできないという問題が出てきました。

そこでIPv6で通信しながらも従来のIPv4でも通信できるように、IPv4のデータをカプセル化してIPv6に含めてしまう「IPv4 over IPv6」という技術が生まれました。

新しいWi-Fi規格「WiFi6」とは

Wi-Fiにも規格があり、世代によって通信速度が違います。「Wi-Fi6」とは、もともと「IEEE 802.11ax」と長かった呼び名を改め、2019年に定められた現在の最新Wi-Fi規格です。

Wi-Fi6には次のようなメリットがあり、従来のWi-Fi5と比べてもかなり使いやすくなっています。

  • 最大通信速度はWi-Fi5の最大約1.4倍
  • レイテンシー(遅延時間)が抑制される
  • 多端末を接続しても通信品質に安定感がある

これまでのWi-Fi規格

Wi-Fi規格名称新呼称最大通信速度利用できる周波数帯
IEEE 802.11a54Mbps5GHz帯
IEEE 802.11b11Mbps2.4GHz帯
IEEE 802.11g54Mbps2.4GHz帯
IEEE 802.11nWi-Fi4600Mbps2.4GHz帯・5GHz帯
IEEE 802.11acWi-Fi56.9Gbps5GHz帯
IEEE 802.11axWi-Fi69.6Gbps2.4GHz帯・5GHz帯

表の最大通信速度からわかるように、Wi-Fi4以前の規格を使っている場合は、光回線を引いていてもルーターの性能により十分な速度を出せないため、新調することをおすすめします。

光回線のルーターを用意する方法は2つ

光回線のルーターを用意する方法を紹介します。

大きく分けると自分で購入する方法と、プロバイダからレンタルするという2つがあります。

自分でルーターを選んで購入する

ルーターは最新規格だけを見ても、多数のメーカーが様々なタイプを発売しています。購入の場合は、同じ性能でも自分の好みのデザインや大きさのものを選べるといったメリットがあります。

また、新型が出たときに交換しやすいのもメリットです。より高性能、より充実した機能にこだわれるので、常に最新を求める人や、ルーターの性能にこだわりがあるユーザーには購入がおすすめです。

プロバイダでルーターをレンタルする

レンタルする場合は、ルーターをレンタルできるプロバイダと契約する必要があります。レンタルでは、高性能ではあっても選択肢は少なく必ずしも好み似合うものを選べるとは限りません。

機種は限られるものの、最新のIPv6対応タイプがほとんどなので、こだわらないユーザーには手軽です。

レンタル料は、長期間使うほど購入するより総額が高くなる場合もあります。

レンタルできるプロバイダではサポートサービスが受けられるので、あまり詳しくないユーザーには接続・利用のための設定や、トラブル対処などをサポートしてくれるのは大きなメリットでしょう。

ルーターを選ぶときのポイントとおすすめのルーター

実際にルーターを購入するときの選び方のポイントと、おすすめのルーター2機種を紹介します。

ルーターを選ぶポイントは通信方式・Wi-Fi規格・付加機能

ルーターを選ぶポイントは、通信方式、Wi-Fi規格、付加機能の3つです。

それぞれどのようにチェックするといいのか、詳しく解説していきます。

通信方式はIPv6を選ぶ

現在ほとんどの光回線でIPv6が提供されています。しかし、その高い通信品質もルーターがIPv6対応でなければ充分に発揮できません。

要となる通信方式は、従来のIPv4に比べて混雑する時間帯でも通信速度が落ちにくいIPv6対応ルーターがおすすめです。

通信速度が速いWi-Fi規格のルーターを選ぶ

ルーターと端末の間のWi-Fi通信の速度も速いルーターを選びましょう。Wi-Fi規格は、安定した速い速度かつ2つの周波数帯で使えるWi-Fi6がおすすめです。

これはそれぞれの周波数帯に電波的特徴があることが理由です。

周波数帯通信速度到達距離・障害物
2.4GHz帯比較的遅め比較的遠くまで可能・家電と電波干渉が起こりやすい
5GHz帯速いあまり遠くまで届かない・障害物に弱い

通信速度が速さだけでいうとWi-Fi5対応もおすすめですが、Wi-Fi5で使える周波数帯は5GHz帯のみです。

そのため、Wi-Fi5対応ルーターでも対応していない端末や、戸建ての1階・2階など障害物がある場合は電波が弱くなります。

Wi-Fi5対応ルーターでもWi-Fi4の規格で2.4GHz帯を利用できますが、結果的にWi-Fi4を使っているのとあまり変わりがありません。

Wi-Fi6に対応した最新型は10,000円程度から購入可能です。予算や求める性能の許容範囲内で検討してみましょう。

搭載されている機能を比較して選ぶ

最近のルーターは速度を含め、通信品質を向上させる機能が搭載されているものも多いです。

よく見られる機能

  • ビームフォーミング:ルーターが受信する端末までの距離や方向を判別し、集中的に電波を発信する
  • MU-MIMO:複数の端末と同時に通信しても速度が落ちにくい
  • バンドステアリング:2種類の周波数帯のうち、適切な周波数帯を選んで自動的に切り替え接続する

これらの機能はWi-Fi通信を自動的により効率よく適切にサポートしてくれるため、できるだけ搭載されているルーターがおすすめです。

おすすめの光回線ルーター

上記のポイントを押さえた光回線ルーターを2つ紹介します。どちらもIPv6対応ですが1つはスペックの高いWi-Fi6対応、もう1つはリーズナブルなWi-Fi5対応のルーターです。

バッファロー WSR-5400AX6/NMB

死角のない4本のハイパワーアンテナを最適な配置で内蔵し、電波をムラなく同心円状に届けます。戸建なら3階建、マンションなら4LDKまでしっかりサポートしてくれます。

また、2台のスマホを同時通信できる「MU-MIMO」対応で、通信速度は最大4803MbpsとWi-Fi5の約2.7倍のため、速さを実感しやすいルーターです。

NEC Aterm WG1200HP3

Wi-Fi5対応のリーズナブルなルーターですが、NEC独自の回路設計やチューニング技術の「ハイパワーシステム」を搭載し、Wi-Fi電波の送受信可能範囲が従来より約15%広くなっています。

また、特定の端末に向かって電波を届ける「ビームフォーミング」機能と、適切な周波数帯を自動的に切り替える「バンドステアリング」機能、「MU-MIMO」機能が、通信をしっかりサポートしてくれます。

ルーターをレンタルできるおすすめ光回線プロバイダ

ルーターを「レンタル」できる、おすすめの光回線プロバイダを2社紹介します。どちらも利用できる特典が豊富ですから、レンタルを希望する場合はぜひ検討してみましょう。

So-net

ソニーネットワークコミュニケーションズが運営するプロバイダです。独自回線を使った「NURO光」をはじめ、auひかりやフレッツ光など様々な回線で契約できるという特徴があります。

中でもプロバイダがSo-netしか選べない「NURO光」は、利用できるエリアが限られていますが、下り通信速度が比較的低速の「G2 V プラン」でも最大2Gbpsと非常に速いので人気があります。

「NURO光」は工事が必要なことや違約金の設定があるため、短期間で解約する可能性がある人にはあまりおすすめできません。

しかし、「G2 V プラン2年契約」は、ルーターレンタル料金込みで月額料金4,743円と高品質の速度に対し料金がお手頃です。

また、基本工事費40,000円や契約事務手数料3,000円も一定の条件を満たせば無料と特典も豊富です。

NURO光を詳しく見る

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBは、回線としてドコモ光とauひかりが使えるプロバイダです。

とくにドコモ光で利用する場合は、v6プラス対応のハイスペックルーターが永年無料になります。

GMOとくとくBBの「v6プラス」は、接続して30分待つだけで設定が完了するので手間がかからず、初心者でも楽に利用を開始できるメリットもあります。

ドコモ光の月額料金は、戸建タイプで5,200円、マンションタイプで4,000円と平均並です。しかし、GMOとくとくBB独自のキャッシュバックや特典dポイントなど特典は豊富です。

オプション加入の有無や、オプションの種類によりキャッシュバックの金額は変わるため、最新情報は公式サイトで確認しましょう。

ドコモ光 GMOとくとくBBを詳しく見る

光回線ルーターに関するQ&A

光回線におけるルーターについて、よくある質問と回答を紹介します。

光回線ルーターの接続方法は?

光回線とルーターを接続するには、まず次のものをそろえることから始めます。

光回線とルーターを接続するために必要なもの

  • ONU(光回線終端装置):光回線開通時に業者が設置する機器
  • LANケーブル:ONUからルーターまたはホームゲートウェイに接続するためのケーブル
  • ルーターまたはホームゲートウェイ:購入またはレンタル
  • プロバイダが発行したIDとパスワード:プロバイダとの契約後送られてくる書面に記載

LANケーブルは付属されている場合もあります。自分で手配するときは規格カテゴリ(CAT)が5e以上のものがおすすめです。

そろったら、あとはプロバイダの説明書を見ながら接続、初期設定を行います。

  1. 光コンセントとONUを接続する
  2. ONUとルーターをケーブルで接続する
  3. Wi-Fiルーターの設定をする
  4. 接続したい端末でWi-Fiの設定をする(SSIDを選択しパスワードを入力する※)
  5. PCの場合は、プロバイダが発行したIDとパスワードを入力して設定する

※SSIDとパスワードはルーターの側面や裏側に記載されていたり、カードが同梱されています。

ルーターなしでも光回線は使える?

ルーターはあくまで「光回線を複数端末で同時に利用するための機器」なので、ルーターはなくても光回線は使えます。ただし、使えるのは1台だけで原則有線接続です。

実際に光回線1契約につき端末1台だけを利用するというのは考えにくいでしょう。スマホやパソコンなど無線で光回線を利用するならルーターは必須です。

光回線では便利なルーターを使うのがおすすめ

ルーターは光回線の進化に伴って新しい技術が開発され、パワーアップしています。IPv6やWi-Fi6もその1つですが、それに従ってプロバイダも高性能ルーターをレンタルできるよう変化しています。

ルーターの中でも通信品質を向上させる機能を搭載したものは、日頃の通信をより快適にしてくれます。

接続方法はルーターにより様々ですが、絵のついた取扱説明書があることがほとんどです。そのため、初めての人でも設定の難易度はそれほど高いものではありません。

せっかく光回線を使うのなら、ルーターを使って複数の端末で便利に使いましょう。

自分で購入またはプロバイダでレンタルするか、光回線に見合った規格のルーターを選んでインターネットをより快適にしましょう。

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