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インターネット契約に必要な光回線とは?回線の種類や契約方法を解説

更新日:2020.09.28

光回線とは何かをまとめました。光回線という言葉を知っていても、他のインターネット回線との違いが分からないという人も多いでしょう。そこでこの記事では、光回線とその他のインターネット回線を比較し、光回線のメリットや導入の手順、そのほか気になることをQ&A式で紹介します。

光回線は日本で最も利用されているインターネット回線です。

しかし、光回線という言葉を知っていても、光回線がどのようなものなのかわからない人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では光回線とは何か、導入する手順や注意点について説明します。

光回線とは

光回線とは、光ファイバーを利用してデータ通信を行うインターネット回線のことです。

光ファイバーを通して光通信を行うことで、ADSL回線やCATV回線といった従来のインターネット回線よりも大容量のデータを高速で通信できます。

光回線を利用するためには光ファイバーを物理的に屋内に通す必要があるため、導入には工事が必要です。また、モバイルWi-Fiのように持ち運んで利用することはできません。

光回線と各種インターネット回線を比較

光回線には大きく分けてNTT系、電力会社系、ダークファイバーの3種類があります。

この項目ではNTT系、電力会社系、ダークファイバーの光回線に加え、そのほかの代表的なインターネット回線を比較紹介します。

回線の種類光回線(光コラボ)光回線(電力系)光回線(ダークファイバー)CATV回線ADSL回線モバイルWi-Fi

最高通信速度
(下り)

1Gbps1Gbps2Gbps320Mbps50Mbps708Mbps
通信速度制限なしなしなしなしなしあり
月額料金3,800~6,000円3,500~5,000円2,600~4,700円6,000円2,000~4,300円3,000~4,500円
工事必要必要必要必要必要不要
エリア日本全国ほぼすべて対応エリア限定エリア限定エリア限定日本全国ほぼすべて対応日本全国ほぼすべて対応
契約違約金約9,500円約9,500円約9,500円約9,500円約9,500円

14,000~25,000円
(1、2年目)
9,500円
(3年目以降)

持ち運び不可不可不可不可不可
おすすめできる人既に「フレッツ光」を契約している人光回線の支払を安くしたい人オンラインゲームなど高速通信が必要な人ケーブルテレビを利用している人(※1)外出先でもインターネットを利用したい人

※1 2023年にフレッツのADSL回線サービス提供が終了するため、今からの導入はおすすめできません。

光回線(光コラボ)

NTTはフレッツ光という自社の光回線サービスを提供していましたが、2015年に光回線の普及を目的として他事業者にフレッツ光の卸売りを開始しました。

そのため各事業者が、独自サービスやキャンペーンを付けてフレッツ光の光回線を販売するようになりました。これを光コラボレーション(光コラボ)と呼びます。

従来の光回線契約の場合、回線そのものを提供する「光回線事業者」と、回線をインターネットに繋ぐ役割を担う「プロバイダ」をそれぞれ契約する必要があり、料金の請求や問い合わせ窓口も別々でした。

しかし、光コラボは光回線とプロバイダが一体となっており、料金の請求や問い合わせ窓口も一本化されるため迷うことがなくなります。

代表的な光コラボ事業者として「ドコモ光」や「ソフトバンク光」が挙げられます。光コラボ事業者はフレッツ光回線を利用していることもあり基本的には通信速度が安定しているため、自宅でのインターネット利用の機会が多い人におすすめです。

現在、既に光コラボかフレッツの光回線を利用しているのであれば、利用中の配線をそのまま再利用できるため、新たに導入工事をすることなく乗り換え(転用)が可能です。

光コラボはNTTのフレッツ光回線網を利用しているため対応エリアが広く、全国的に普及しています。

そのため、光コラボ事業者の数も多く、料金プランやサービスの選択肢も広いため、まだ光回線が通っていない人にもおすすめです。

また、携帯キャリアや格安SIMなどとのセット割を実施している事業者もあり、これらと一緒に契約を検討している人にもおすすめです。

光回線(電力系)

電力系の光回線事業者とは、各電力会社が保有する独自の電力線網を利用して光回線を提供している事業者のことです。全国展開しているNTT系事業者とは異なり、あくまで対応エリアは各電力会社の電力供給範囲に限られます

代表的な電力系事業者として、東海地方限定の「コミュファ光」や近畿地方限定の「eo光」が挙げられます。

電力系の光回線事業者は対応エリアこそ限定されますが、ほかの光回線事業者よりも料金が安く、電力やガスなどを併せて契約すると割引が効く場合もあるため、お得に光回線を利用したい人におすすめです。

また、電力系の光回線事業者とKDDIは提携関係にあるため、割引を受けられるauユーザーにもおすすめです。

光回線(ダークファイバー系)

ダークファイバーとはNTTが保有する光回線のうち、未使用の光回線のことを指します。ダークファイバー系の事業者は、このダークファイバーをNTTからレンタルする形で利用し、独自の光回線サービスの提供を行っています。

ダークファイバー系の事業者の特徴として、その通信速度の速さが挙げられます。NTTの光回線は複数の事業者が利用していることから、利用者が増える時間に混雑し、速度が遅くなることがあります。

しかし、ダークファイバー系の事業者は、NTTが利用している光回線網を経由しないため、高速通信が可能です。代表的なダークファイバー系の事業者として「NURO光」「auひかり」が挙げられます。

ダークファイバー系の事業者は通信速度が非常に高速かつ安定しているため、オンラインゲームなどを快適にプレイしたい人におすすめです。

また、「NURO光」はソフトバンクスマホとの割引が適用されるため、ソフトバンクユーザーにもおすすめです。

CATV回線

ケーブルテレビとは、地上波のテレビ電波が受信しづらい場所でも安定してテレビを視聴できるように、有線接続で各家庭にデータを送るサービスのことです。

ケーブルテレビが保有しているケーブルを利用し、インターネット通信ができるようにした回線のことをCATV回線と呼びます。

CATV回線は光回線と比較すると通信速度、安定性ともに劣りますが、ネット回線とテレビ視聴の支払いがセットになり安く利用できるというメリットもあります。

インターネットの利用とケーブルテレビの視聴の両方を検討している人におすすめです。

ADSL回線

光回線の普及以前は主流だった電話回線を利用したインターネット通信です。

光信号で通信する光回線とは異なり、ADSL回線は電気信号を使って通信を行うため、NTTの基地局と距離が離れるほど、通信に遅延が発生するというデメリットが存在します。

また、一般的な光回線の最高通信速度(下り)が1Gbpsであるのに対し、ADSL回線は50Mbpsと通信速度そのものにも大きな差があります。

そのため、2023年にNTTはADSL回線のサービス提供を終了し、光回線に完全移行する予定です。

モバイルWiFiルーター

モバイルWiFiルーターは光回線などの固定回線とは異なり、スマホなどと同じようにLTE回線を利用してインターネットに接続します。

LTE回線を利用していることから、電波が通じている場所であればどこでも利用可能であり、導入工事などが一切必要ないというメリットがあります。その一方で、データの利用量が上限を超えると通信制限がかかる場合があるというデメリットもあります。

そのため、家よりも外出先でのインターネットの利用の機会が多い人や、転勤などで引っ越しが多い人におすすめです。

光回線の選び方のポイント

光回線サービスを提供している事業者数は非常に多く、どれを選べばよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。そのため、ここでは光回線の選び方のポイントについて説明します。

代表的な光回線事業者を比較

項目ドコモ光ソフトバンク光auひかりNURO光
月額料金(マンション)4,000円3,800円4,050円4,743円
月額料金(戸建て)5,200円5,200円5,200円4,743円
最大速度(下り)1Gbps1Gbps1Gbps2Gbps
セット割(対象キャリア)ドコモソフトバンクauソフトバンク
プロバイダ24社Yahoo!BB8社So-net

回線速度

回線事業者やプロバイダが提示している通信速度はあくまで最高速度です。

実際に光回線を利用する際の速度はルーターや、地域のインターネット利用状況などの要因によって変化するため、常に最高速度が出るわけではありません。より快適な回線速度を求めるのであれば、光回線の通信規格も気を付けておきたいポイントです。

光回線の通信規格にはIPv4とIPv6の2種類があります。

従来の通信規格であるIPv4でインターネットを利用する場合は、NTTが保有する網終端装置を経由する「PPPoE方式」で接続を行います。しかし、現在この網終端装置が非常に混雑している状況です。

そのため、多くの人が利用する時間帯にはインターネットにつながりにくくなるといった通信障害が発生しています。

その一方で、新しい通信規格であるIPv6の場合は、網終端装置を経由しない「IPoE方式」でインターネット接続が可能なため、混雑を回避して通信ができます。

そのため、通信速度の安定を求める場合は、インターネットの接続方式がIPv6対応か確認しておきましょう。

対応エリア

光回線の事業者を選ぶ際には、その回線事業者のサービス対応エリアも確認しておきましょう。サービスが気に入って利用したいと思っても、住んでいる地域が対応していなければ利用はできません。

回線事業者ごとにサービス対応しているエリアが異なり、とくにダークファイバーや電力系の光回線事業者は、利用できるエリアが限定されている場合が多いため事前の確認が必要です。

多くの各回線事業者のホームページ内には、住所検索から対応エリアかどうかを確認できるページが設置してあります。

契約期間

一般的な光回線の契約期間は2年で、契約期間内に解約を行う場合には1~2万円ほど解約金がかかります。

契約期間なしのプランがあるケースもありますが、その場合は契約期間ありのプランと比べて月額料金が高くなることがほとんどです。

そのため、転勤などで突然住む地域が変わる可能性がある場合には、もともと契約期間の縛りがない回線事業者を選ぶとよいでしょう。

また、光回線ではなく、ホームルーターやモバイルWiFiなど工事不要の無線回線の利用もおすすめです。

プロバイダ・料金プラン

提供している回線事業者やプロバイダによって契約プランも様々です。

光回線の料金プランは必ずしも定額というわけではなく、回線事業者や利用期間で月額料金は異なります。

たとえば、フレッツ光の回線を使用した「光コラボ」のプロバイダ、ドコモ光、ビッグローブ光、ソフトバンク光の月額料金は最大200円の差があることがわかります。

また、スマートフォンとのセット割が適用される場合もあるため、自分の環境に合ったプロバイダ・料金プランを検討しましょう。

キャリアプロバイダ月額料金(マンションタイプ)セット割
ドコモドコモ光4,000円/月~携帯料金から最大1,000円/月(※1)
auビッグローブ光3,980円/月~携帯料金から最大1,200円/月(2年間)
ソフトバンクソフトバンク光3,800円/月~携帯料金から最大1,000円/月(2年間)

※1.「ドコモ光」のペア回線で「パケットパック」を契約した場合、最大割引額は3,500円です。

光回線を比較し、おすすめ回線を解説した記事もご一読ください。

光回線契約の流れ

光回線の契約は主に次のような流れで行います。ここでは各項目の詳しい内容について解説していきます。

  1. 回線事業者・プロバイダを決める
  2. 公式サイトまたは代理店を経由して契約を申し込む
  3. 光回線の工事

回線事業者・プロバイダを決める

光回線を利用するには、光回線の提供を担う回線事業者とインターネット接続を担うプロバイダの両方と契約を行う必要があります。

かつては回線事業者とプロバイダは別々に契約する必要がありました。最近では回線とプロバイダが同じの「一体型サービス(光コラボ)」が多いです。

回線事業者、プロバイダを決める際には料金プランや回線の速度、サポート品質や行っているキャンペーンなどを比較し、自分に合ったものを見つけましょう。

公式サイトまたは代理店を経由して契約を申し込む

回線の契約は、各サービス会社の公式サイトから申し込む方法と、代理店を経由して申し込む方法があります。

代理店を経由して回線契約を行うメリットは、代理店独自のキャッシュバックがあることです。

代理店は光回線事業者から委託を受ける形で、より多くの人に光回線を契約してもらうために営業、販売の代行を行っています。

契約が決まるごとに光回線事業者から代理店へマージンが支払われ、その一部がキャッシュバックとして私たちに支払われる仕組みです。

しかし、代理店からキャッシュバックを受け取るためには「有料のオプションに加入しなければならない」「受け取り期間が非常に短い、または受け取れるのが1年後」など厳しい条件が設けられている場合もあります。

キャッシュバックは嬉しいサービスですが、検討の際にはキャッシュバック金額だけでなく、受け取り条件の確認も忘れないようにしましょう。

光回線の工事

住んでいる家やアパートで過去に光回線の導入の工事を行っていない場合は、必ず工事をする必要があります。ここでは光回線の導入工事の流れやかかる費用、期間について説明します。

導入までの流れ

  1. 回線業者に連絡し日程調整
  2. 工事(ケーブルを引き込む)
  3. ケーブルを光回線終端装置(ONU)に接続
  4. 光回線終端装置(ONU)をルーターに接続

ONU、ルーターをレンタルしない場合は、工事までの間に自分で準備しておきましょう。

また、光回線の導入工事の際は必ず立ち合いが必要なため、当日の予定は空けておきましょう。

工事にかかる費用

導入工事の費用は回線事業によって異なりますが、戸建ての場合は20,000円~40,000円、集合住宅(マンション・アパート)の場合は15,000円~30,000円ほどかかります。

各回線事業者やプロバイダが開催しているキャンペーンにより実質無料になる場合もあるため、工事費用を抑えたい人は事前に確認しておくとよいでしょう。

工事の期間

光回線の工事は長くても2時間ほどで導入が完了するケースがほとんどです。

しかし、利用する光回線の種類やその日の天候など、様々な要因により予定よりも時間がかかる可能性があるため、工事当日の予定は空けてくようにしましょう。

光回線に関するよくある質問

光回線の導入に関するよくある質問について、Q&A形式で説明します。

光回線のONUとは?設置場所はどこがいい?

ONU(光回線終端装置)とは、光信号とデジタル信号を相互変換する装置のことです。

具体的には、光回線から届く光信号をパソコンが認識できるようにデジタル信号に変換し、逆にパソコンからのデジタル信号を光信号に変換し光回線に送る役割を持っています。

そのため、光回線でインターネットを利用するためには、ONUが必要です。

ONUのおすすめの設置場所

  • 壁やドアから離れた場所
  • 床から離れた場所
  • 家屋の中央部分

無線の電波は障害物があると遮られてしまいます。また、ONUとインターネット接続をする機器の距離が離れると通信が安定しづらくなります。

そのため、ONUの設置は周りにドアや壁などの遮蔽物がなく、利用する機器と距離が遠くならない家の中央部分がおすすめです。

ONUのおすすめできない設置場所

  • コンセントから遠い場所
  • 電波を発する機器の近く
  • 水場の近く

ONUを利用するためには電源ケーブルをコンセントに接続する必要があるため、コンセントから離れた場所に設置してしまうとケーブルが生活の邪魔になるためおすすめできません。

また、障害物と同様に電波を発生させる機器が近くにあると通信が安定しなくなる恐れがあるため、できるだけ離れた場所に設置するようにしましょう。

また、当然ながらONUは電子機器のため、水場や湿気の溜まりやすい場所に置いておくと故障につながる可能性があるため、こちらもおすすめできません。

引っ越し先でも継続して使用することはできる?

サービス提供地域への引っ越しであれば、原則として継続して使用可能です。引っ越しが決まった際には、まず契約しているプロバイダもしくは光回線事業者に連絡して、引っ越し先がサービス提供地域かどうか確認しましょう。

しかし、フレッツ光の場合、NTT東日本/西日本のエリアが変わる場合は継続して利用できないため、一旦解約する必要があります。

また、継続できるのはあくまで契約についてであり、引っ越し場所に光回線が通っていない場合には新しく導入工事を行う必要があります。

マンションでも新しく配線工事は可能?

マンションにファミリータイプの光回線を導入する場合は、必ずオーナー、管理会社、管理組合などの許可を得る必要があります。

また、無派遣工事で光回線の引き込みができる場合でも、万が一のトラブルを避けるためにも、念のため許可を取っておいたほうがよいでしょう。

マンションタイプの光回線が導入されている場合は、基本的に許可を取る必要はありません。

もしもNTTや事業者から工事をすることをオーナー等に連絡してほしいと言われた場合は、事前にその旨を伝えなくてはなりません。

また、穴あけやビス止めなど、建物に手を加える必要がある場合も許可取りが必要です。

光回線導入で快適なネット生活を

光回線は、従来のインターネット回線よりも高速かつ安定した通信をすることが可能です。

また、ADSL回線の廃止が決まったこともあり、これからのインターネット通信は光回線へと完全に移行します。

そのため、これから新規で光回線の契約を考えている人も多いと予想されますが、光回線を提供している回線事業者、プロバイダは数多く存在します。

そのため、以下のような点に注目しましょう。

  • 料金プランは高くないか
  • 契約期間や工事費の分割期間が長すぎないか
  • 自分の住んでいる場所が対応エリアの範囲内か
  • 転居の予定はないか

このように自分の状況に適した条件を設定することで、契約する光回線を絞り込むことができます。

快適なインターネット利用のためにも、自分の環境に適したサービスを見つけることができるように、複数の事業者を十分に比較、検討することが大切です。

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