テスラモバイルアプリの2要素認証の導入が遅滞中。イーロン・マスク氏がツイート

アメリカの自動車大手テスラのCEOイーロン・マスク氏が、「テスラモバイルアプリ」に2要素認証機能を取り入れる作業が遅滞していることをTwitterに投稿しました。


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出典:テスラ
Elon, say something about the two factor authentication man … is it happening? Last year it depended on some IT system overhaul …
— Cybergrade (@vicentes) August 14, 2020
Sorry, this is embarrassingly late. Two factor authentication via sms or authenticator app is going through final validation right now.
— Elon Musk (@elonmusk) August 14, 2020
Twitterユーザーの「2要素認証について何か言ってほしい」とのリプライに「申し訳ない、遅れている」と返信したイーロン・マスク氏。
そもそも、テスラモバイルアプリでは何ができるのでしょうか。
テスラモバイルアプリを利用すると、離れた場所からでもテスラ車の情報を確認・操作が可能です。鍵やトランクの開閉から充電の確認、空調のコントロールまでスマホでコントロールできるのです。
さらに、「サモン」機能を使えば、車外から車を操作可能。狭いスペースに駐車する必要がある場合などに便利な機能です。
なぜ2要素認証が求められている?
2要素認証とは、パスワード(知識要素)+静脈認証(生体要素)など、異なる2つの要素を組み合わせることでユーザーの確認を行う認証方法。悪意を持った第三者の不正利用を防ぐために広く利用されています。
イーロン・マスク氏は「SMSやアプリを使った認証について現在検証中」としており、実際にどのような方法で認証を行うかははっきりしていません。
日本では、昨年に起こったセブンイレブンのスマホ決済アプリ「7Pay」の不正利用事件で「2段階認証」の言葉が取り沙汰され、多くの人がアプリのセキュリティ問題に関心を集めました。
テスラアプリでできることを考えると、ユーザーがセキュリティ面に安心感を求めるのは当然と言えるでしょう。
Source: Cybergrade (@vicentes) /Elon Musk (@elonmusk) / AppleInsider