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HUAWEI P40 Proを実機レビュー!コンデジ・一眼に負けない本気の「最強カメラスマホ」

更新日:2020.07.15

HUAWEIの最新モデル、P40 Proを実機レビュー!クアッドカメラ搭載、5G対応のモデルですが、Google Play Storeが利用できないなどのデメリットも。即購入はちょっと危険なP40 Proのメリット・デメリットを紹介しています!

2020年6月12日、HUAWEIから「HUAWEI P40 Pro」が発売されました。

これは前モデルの「HUAWEI P30 Pro」の進化版端末になります。日本国内ではIIJmioが取り扱いを開始しています。

このサイトでは最強カメラスマホと名高いHUAWEI P40 Proを実機をもとにレビューしていきます。

P30 Proとの比較レビューや、安く手に入れる方法までご紹介するので参考にしてみてくださいね。

また、SIMチェンジではHUAWEI P40 lite 5GHUAWEI P40 lite Eのレビューも行っています。ぜひご一読ください。

HUAWEI P40 Proってどんなスマホ?メリット・デメリットを紹介


出典:HUAWEI

それでは早速、HUAWEI P40 Proのメリットとデメリットを確認していきましょう。

メリットその1 カメラ機能が充実

HUAWEI P40 Proの一番の強みはなんといっても内蔵カメラのレベルの高さです。
詳しくは後述しますが、計4つもの高性能カメラが内蔵されており、まるでコンデジや一眼で撮影したかのような高画質の写真を撮ることができます。

また、暗所での撮影も得意としているので、夜景写真もばっちりです。

メリットその2 AI機能が便利

カメラの画質レベルの高さに加えて、搭載されているAI機能もかなりおすすめしたいポイントです。

P40 Proには、「HUAWEI Golden Snap」というAI機能が搭載されており、

  • 姿勢や表情を認識し写りのよい写真を自動的に選んでくれる
  • 背景に写った人の姿をを取り除く
  • ガラス面などを撮影したときの反射を修正する

などが可能です。

筆者が特に気に入ったのは反射の修正機能です。スカイツリーや東京タワーなんかで夜景を撮るときに大活躍しそうですよね。

メリットその3 5G対応のハイエンドスマホ

HUAWEI P40 Proは次世代の通信規格である5Gに対応しています。

5Gの特徴は、以下のようになっています。(※出典:NTTdocomo)

  • 高速・大容量
  • 低遅延
  • 多数端末との接続

▼SIMチェンジでは5Gでどんなことができるのかを解説しています。気になる方はぜひご一読ください。

デメリットその1 Google Play Store非対応|利用できるアプリに制限

大きなデメリットの1つに、P40 ProはGoogle Play Storeが使用できない点が挙げられます。また、Googleの主要サービスも利用不可。アメリカと中国の貿易摩擦の影響がHUAWEI製品のGMS(Googleモバイルサービス)非対応という形になって表れてしまったのが原因です。

ただし、アプリが全て使えないわけではありません。P40 Proには「App Galley」が搭載されており、App StoreやGoogle Play Storeと同様にアプリをダウンロードすることが可能です。

とはいえ、利用できるアプリの総数は少ないです。LINEやTikTokは利用可能ですが、App Galleyに登録されていない主要なアプリもちらほら。

アプリを端末にインストールしなくてもUI/UXを損なわず、軽量に利用することができる「Quick App」機能が付いていますが、このデメリットはかなり痛いかもしれません。

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端末の写真付きでデザインなどを解説

カラーはブラックフロストシルバーの2色展開です。

今回SIMチェンジが手に入れたのはフロストシルバーです。

以下で詳しくHUAWEI P40 Proのデザインについて見ていきます。

全体のデザイン

背面はさらさらとした質感で触り心地がいいです。

色名はシルバーとなっていますが、実際に見るとシルバーというよりかはメタリックな水色という印象を受けました。

カメラ部分がスクエア型になっており、都会的な雰囲気を感じるデザインになっています。持ち歩いて自慢したくなる端末です。

本体サイズは約72.6×158.2×8.95mm、重量は209gと結構大きめです。

カメラ部分はかなり本格的なつくりになっています。

  • ウルトラビジョンカメラ(メインカメラ)
  • 望遠カメラ
  • 超広角シネマカメラ
  • 3D被写界深度カメラ

の4つのカメラレンズが並んでいます。白色のものは色温度センサーといって、ホワイトバランスを調整してくれます。各レンズについては後述しますね。

LEICAの文字もプロらしさがあり気分があがります。まるでデジカメで写真を撮っているかのような気持ちにさせてくれます。

HUAWEI P40 Pro

イヤホンジャックは搭載せず。ただし、同時期に発表されたHUAWEI P40 liteシリーズには搭載されています。ハイエンドモデルでは有線イヤホンやUSB Type-C以外のイヤホンを使うユーザーが少ないと想定しての設計になっているのかもしれません。

HUAWEI P40 Pro

ベゼル(画面のフチ)がかなり狭くなっているので、画面に引き込まれるような感覚があります。

実際に撮った写真をディスプレイで見てみましょう。

写真を拡大すると……

このように画面いっぱいに画像を表示させることができます。迫力満点です。

HUAWEI P40 Pro

ノッチ(インカメラ部分)は左上にコンパクトに収まっていてスマートな印象。

HUAWEI P40 Pro

SIMトレイ部分は端末下部。

同梱物

付属品は画像の通りです。付属品の外部接続端子はCタイプなので、日本で充電する場合は自分が持っているものを使う必要があります。説明書は英語表記でした。

HUAWEI P40 Proのスペック

続いて、P40 Proのスペックの詳細をご紹介します。まずは従来機モデルであるHUAWEI P30 Proとの比較を行ってみましょう。

HUAWEI P30 Proとの比較

モデル名P30 ProP40 Pro
OS(発売時)EMUI(Emotion UI) 9.1
(Android 9)
EMUI(Emotion UI) 10.1
(Android 10)
プロセッサCPU: Kirin 980 オクタコア (2x2.6GHz A76+2x1.92GHz A76+4x1.8GHz A55)
デュアルNPU
CPU: Kirin 990 5G オクタコア (2x2.86GHz A76+2x2.36GHz A76+4x1.95GHz A55)
GPU: Mali-G76、NPU: Dual Big Core+Tiny Core NPUs
ストレージ128GB256GB
RAM6GB8GB
バッテリー容量4100mAh4200mAh
急速充電最大40W最大40W
ワイヤレス充電15W27W
ディスプレイしずく型ノッチ
デュアルエッジスクリーン
パンチホール型
クアッドカーブ・オーバーフロー・ディスプレイ(左右のサイドと四隅の4辺がカーブ)
カメラ・4000万画素 1/1.7型 RYYB 27mm相当 F1.6 (メイン)
・2000万画素 1/2.8型 16mm相当 F2.2 (超広角)
・800万画素 1/3.6型 125mm相当 F3.4 (望遠)
・TOF (3Dカメラ)
・5000万画素 1/1.28型 RYYB 23mm相当 F1.9 (メイン)
・4000万画素 1/1.54型 18mm相当 F1.8 (超広角シネマ)
・1200万画素 125mm相当 F3.4 (望遠)
・3Dデプスカメラ (被写界深度カメラ)
動画4K、フルHD 60fps、960fps正面&背面: 4K(3840x2160) 60fps、7680fps(スーパースローモーション動画)、4K HDR+
サイズ73×158×8.7mm約72.6×158.2×8.95mm
重量192g209g

HUAWEI P40 ProはP30 Proからどこが変わった?

ビジュアル面で大きく異なるのは、ノッチ部分。P30 Proは水滴型ノッチ(ウォーターフォール型ノッチ)が採用されていましたが、P40 Proではパンチホール型になりました。

ディスプレイも6.5インチから6.58インチと少しの差ではありますが大型化。ノッチの変更とも合わさって、より映像に没入感を持たせるようなデザインに変更となりました。

P30 Proの一番のウリだったクアッド(4眼)カメラは画素数を大きく伸ばして進化しました。メインカメラの画素数はなんと5,000万! 後ほど実際に撮影した写真を例にカメラの性能もご紹介します。

また、内部処理性能も高まっています。SoCがKirin 980からKirin 990 5Gに変更され、次世代の通信モデルである5Gに対応しました。

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HUAWEI P40 Proのカメラ機能をチェック!実際に撮影してみた

Leicaウルトラビジョンクアッドカメラを搭載するHUAWEI P40 Pro。実際に撮影を行って、そのカメラ性能を確かめてみました!

日中写真を撮影

日中の東京駅

こちらは標準レンズで撮影した一枚。画像加工などは全く行っていません。影で暗くなっている部分の比較的シャープに描写されている印象を受けました。

日中の丸の内

比較的明るめの場所で撮影しても、白が強く出すぎることはありませんでした。

また、P40 Proは最大50倍ズームが可能! こちらの写真の「止まれ」の看板にズームしてみると……

こんなに寄ることができます。とはいえ、さすがに50倍ともなると多少のボケや輪郭の荒れが出てきます。また、手で端末を持って50倍ズームを使う場合は僅かな手ブレでもきれいに撮影ができなくなるため、少々難しいかもしれません。

夜間写真を撮影

続いて、夜に撮影した写真を見ていきましょう。まずは通常のカメラで撮影した夜景写真。

夜の東京駅普通カメラ

続いて、「夜景」カメラで撮影した写真をご覧ください。

夜の東京駅 夜景カメラ

光量が強い部分のハレーション(レンズフレア)が若干抑えられえているのが分かるでしょうか? また、夜空とビル群、月のコントラストが若干強く出ています。

超広角カメラ

超広角カメラで撮影した一枚がこちら。他にも何枚か撮影を行いましたが、素人がなんとなく撮った写真でも、月が思いのほか綺麗に映し出されていてびっくりしました。

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HUAWEI P40 Proの価格|お得に購入できるのは?

先述の通り、HUAWEI P40 Proは現在IIJmioで取り扱われています。価格は以下の通り。

HUAWEI P40 Pro IIJmioでの価格
一括支払い99,800円(税抜)
24回分割払い4,160円

また、エキサイトモバイルでも取り扱い予定があると発表されていましたが、現在は価格や取り扱い開始日は未定となっています。

IIJmioのお得なキャンペーンを知りたい方はこちらの記事をご一読ください!

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HUAWEI P40 Proまとめ|この端末は買い?

5G対応・LEICAカメラを搭載するHUAWEI P40 Pro。GMS非対応という大きすぎるデメリットもありますが、カメラ性能や基本スペックはHUAWEIのハイエンドモデルとして平均点以上の端末になっているのではないでしょうか。

カメラ性能を重要視する方にはおすすめできる端末になっていると思います! ぜひご購入を検討してみてください。

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