ドコモのiPhoneを修理する方法と流れ|費用や修理前のバックアップ方法を紹介

ドコモのiPhone が故障したときの修理方法とその流れを紹介します。また、修理する前にやっておくことや確認事項はもちろん、ドコモやAppleの保証サービスに加入している場合、していない場合の修理費用が知りたい人も必見です。
この記事の目次
画面割れや水漏れなど、ドコモのiPhoneが故障した際、「どこに修理を頼めばよいの?」「修理の流れがわからない」という人もいるのではないでしょうか。
また、修理に出す前にはいくつかの注意点や確認事項があります。加えて、iPhoneの修理費用がお得になる、ドコモやAppleの保証サービスに加入しているかを事前に確認しておくと安心です。
ここでは、ドコモのiPhoneを修理する方法と流れ、修理をする前にやっておくことや確認しておきたいこと、また、ドコモのiPhone修理にかかる費用についても紹介します。
ドコモのiPhoneを修理に出す前にやっておくこと
ドコモのiPhoneが故障したとき、つい慌ててそのまま修理に出してしまいがちですが、iPhoneの修理前にいくつかやっておくべきことがあります。
バックアップを取る
iPhoneが故障したら、修理に出す前にバックアップを取っておきましょう。
一般的に、iPhoneを修理に出すと工場出荷時と同じ状態(初期化する)になってしまうため、大事なデータを守るためにも、修理前にはiPhone内のデータをバックアップしておく必要があります。
iPhoneの場合、iTunesまたはiCloudと同期する方法でバックアップが可能です。
「iPhoneを探す」をOFFにする
iPhoneが紛失したときに便利な機能である「iPhoneを探す」をOFFにしておきましょう。「iPhoneを探す」がONになっていると、iPhoneにロックがかかり修理できなくなります。
「iPhoneを探す」はiPhoneに標準装備されたアプリの1つです。
- ホーム画面の「設定」から「iCloud」を選択
- 「iPhoneを探す」をOFFしてAppleIDパスワードを入力
Apple IDとパスワードを確認しておく
iPhoneの修理にはApple ID(メールアドレス)とパスワードが必要です。不明な場合は、事前にAppleサポートに電話で問い合わせておきましょう。
Apple IDを忘れた場合、iCloudにサインイン済みであれば、「設定」画面上部のユーザー名をタップし「Apple ID 」画面に行くと確認できます。
Appleサポート | 0120-277-535 |
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iPhoneの修理を申し込む前の確認事項
iPhoneの修理申し込みをスムーズに進めるためにも、手続きに必要なものを事前に用意しておきましょう。また、ドコモのiPhoneに適用される保証やサービスの確認もしておくと安心です。


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申し込みに必要なものを用意する
修理の申し込みには、修理を希望する「iPhone機種」と、「本人確認書類」が必要です。また、手元に残っている場合は「商品購入時の領収書」なども用意します。
【修理申し込みに必要なもの】
- 故障したiPhone機種
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証等)
- 商品購入時の領収書(持っている場合)
保証やサービスに加入しているか確認しておく
修理の手続きを行う前に、故障など急なiPhoneのトラブルをサポートする、ドコモとAppleの保証・サービスに、加入しているかを確認しておくのもポイントです。
保証やサービスによって、修理代金や保証期間が異なるので事前にチェックしておきましょう。保証サービスに加入しているかどうかは、ドコモユーザー用の会員ページ「My docomo」から確認できます。
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iPhoneが故障したときのドコモの保証・サービス
ドコモやAppleの保証・サービスに加入しておくと、いざという時の修理費用を安く抑えることが可能です。保証やサービスに加入している場合、未加入の場合の費用料金を比較しました。
ケータイ補償サービス
出典:ドコモ
「ドコモのケータイ補償サービス 」は、加入時期・機種により異なりますが月額料金550円(税込)~1,100円(税込)で、全損・水没・紛失など、あらゆるトラブルを補償するドコモのサービスです。
修理不能な場合には、別途8,250円(税込)~12,100円(税込)必要ですが、交換電話を申し込み当日から2日以内に受け取れるほか、画面割れや故障などの修理代金をサポート(1年に2回)してくれます。
サービス未加入の場合、画面修理は17,160円(税込)から43,230円(税込)、その他の修理は36,520円(税込)から97,900円(税込)の実費がかかります。
ただ、ケータイ保証サービスに加入していると、購入から1年は無料、2年目以降は上限額5,500円(税込)で修理が可能です。
ケータイ補償サービス 加入 | ケータイ補償サービス 未加入 |
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水漏れ・紛失・全損(交換):8,250円(税込)~12,100円(税込) 画面修理・その他の修理:上限額5,500円(税込)(2年目以降)※購入から1年目は無料 データ復旧:1,100円(税込) | 水漏れ・紛失・全損(交換):機種代金 画面修理:17,160円(税込)~43,230円(税込)/回 その他の修理:36,520円(税込)~97,900円(税込)/回 データ復旧:8,800円(税込) |
※保証期間:無期限(1年に2回)
Apple care+for iPhone
全てのApple商品には1年間の製品補償が付いていますが、「Apple Care+ for iPhone」に加入することで製品補償が2年間に延長され、修理代金が安くなるというAppleの保証サービスです。
過失や事故による損傷の修理を2年間に2回受けられます。機種に関係なく、画面損傷の修理費は1回につき3,700円(税込)、そのほかの損傷は1回12,900円(税込)で修理できます。
Apple care+for iPhone未加入の場合、機種によって修理費は異なります。iPhoneSE(第2世代)を例に取ると、画面損傷の修理費は15,950円(税込)/回、そのほかの損傷には33,440円(税込)/回と実費修理は割高です。
【Apple care+for iPhone加入・未加入の修理費用】
Apple care+for iPhone加入 | Apple care+for iPhone未加入 |
---|---|
画面損傷:3,700円(税込)/回 その他の損傷:12,900円(税込)/回 バッテリー交換:0円 | 画面損傷:15,950円(税込)~39,380円(税込)/回 その他の損傷:33,440円(税込)~71,280円(税込)/回 バッテリー交換:5,940円(税込)~8,140円(税込) |
※保証期間:2年間(通算2回)
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ドコモのiPhoneを修理できる場所
ドコモのiPhoneを修理できる場所は、「ドコモ」のリペアコーナー・iPhone修理取次、「Apple」のApp store・Apple正規サービスプロバイダ、正規以外の「修理業者」の3つがあります。
リペアコーナー・iPhone修理取次
現在、ドコモでiPhoneの店頭修理を行っているのは、全国で「ドコモショップ丸の内店」と「ドコモスマーフォンラウンジ名古屋」の2店舗のみです。来店の際にはドコモショップのページで来店予約をしましょう。
また、全国のドコモショップ(一部店舗)では、Apple修理センターへの取り次ぎも行っています。
預かり期間は1週間から10日です。事前に修理取次店舗を確認のうえ来店予約すれば、当日は優先的に案内してもらえます。
App store・Apple正規サービスプロバイダ
全国の「Apple Store」で店頭修理が可能です。Apple Storeは、東京(新宿・銀座・丸の内・渋谷・表参道)、川崎、名古屋、京都・心斎橋・福岡の10店舗があります。
また、Appleが公認する、Apple製品の修理・サポート事業者「Apple正規サービスプロバイダ」でも修理が可能です。
Apple正規サービスプロバイダには、カメラのキタムラ・ビックカメラグループ・クイックガレージ・AND marketなど4事業者があり、対象店舗はApple公式ホームページや各事業者のホームページから確認できます。
最高水準のスマートフォン修理なら「iCracked」
出典:iCracked
「メーカーの保証に加入していない」「近くに店舗がない」場合などは、正規以外の修理業者に頼むのもよいでしょう。補償に入っていない人にとっては、Appleより安くiPhoneを修理できる場合もあります。
世界最大級のスマートフォン・タブレット修理事業者「iCracked」は、最先端のトレーニングを受けた経験豊富な修理スタッフが、高品質な修理パーツを使用し、目の前で(対面カウンター)修理してくれるので安心です。
また、メーカーでの修理は混雑していて予約が取れにくいこともありますが、iCrackedなら事前に予約して来店すれば、待ち時間なく即日修理できます。
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公式サイト |
ドコモのiPhoneを修理する際の流れ
ドコモのiPhoneが故障した時に慌てないためにも、修理申し込みから修理完了までの流れを事前に確認しておきましょう。突然のトラブルにも冷静に対処できて安心です。
ドコモでiPhoneを修理する際の流れ
ドコモの「リペアコーナー」と「iPhone修理取次」の、申し込みから修理完了までの流れをまとめました。
リペアコーナー
ドコモのWebサイト上から、希望する店舗を選んで来店予約してください。修理完了品は当日引き渡し可能ですが、iPhoneの故障状態や保証期間等によっては預かり修理になる場合があります。
- ドコモWebサイトで来店予約
- 店頭受付
- 修理依頼品の確認・見積もり
- 修理完了品の引き渡し・支払い
iPhone修理取次
Webサイトの「店舗ページ」で修理取次店を確認して来店予約します。店頭で故障したiPhoneを預けると、Apple修理センターに取り次いで修理(1週間~10日)するという流れです。
- Webサイトの「店舗ページ」で来店予約
- 店頭受付
- 修理依頼品の確認・見積もり
- 修理(1週間~10日)
- 修理完了の連絡(メールか電話)
- 修理完了品の引き渡し・支払い
AppleでiPhoneを修理する流れ
Apple直営店の「Apple store」と、Apple製品の修理・サポート事業者「Apple正規サービスプロバイダ」の、iPhone修理の流れを紹介します。
Apple store
Apple公式サイトの「修理サービスを申し込む」から来店予約できます。「サポートページ」で該当する不具合を選択し、「持ち込み修理」か「配送修理」を選択してください。
「持ち込み」の場合、希望するApple storeと時間を選択します。「配送修理」の場合は、集荷時間を予約した後、iPhoneをヤマト運輸に引き渡す流れです。修理状況はサポートページで確認できます。
「配送修理」を選択した場合の、修理の流れをみてみましょう。
- Appleから申し込み完了メールが届く
- 配送業者(ヤマト運輸)に修理依頼品を渡す
- 完了品が自宅に郵送される(約1週間~10日)
Apple正規サービスプロバイダ
Apple公式ホームページの「修理サービスを申し込む」から「持ち込み修理」を選択すると、最寄りのApple正規サービスプロバイダを検索、来店予約ができます。
- Apple公式ホームページで来店予約
- 店頭受付
- 修理依頼品の確認・料金説明
- 修理(当日引き渡し可能)
- 修理完了の連絡(預かり修理の場合)
- 修理完了品の引き渡し・支払い
icrackedでiPhoneを修理する流れ
icrackedのWebサイトで、エリア、店舗、修理する機種を選び、来店日時を予約(24時間受付)できるほか、電話や店舗でも予約できます。店舗の混雑状況にもよりますが、予約なしの修理も可能です。
店舗ではスタッフが依頼者の前で修理を行い、修理時間はディスプレイ交換がおおよそ1時間、バッテリー交換は約30分(修理時間中に外出可能)で、支払はTマネー、Tポイントを利用できます。
- Webサイトで来店日時を予約
- 来店・修理前の動作確認
- 見積り
- 修理後の動作確認
- 引き渡し・精算
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
自分に合った方法でiPhoneを修理しよう
ドコモでは、iPhoneが故障したときに手厚いサポートを受けられる保証やサービスがあります。加入している場合は大幅に修理料金を抑えることが可能です。
ただ、修理が受けられるドコモのリペアコーナーやApp storeは、全国的に見ても店舗数は少なく、都心部に限られているため、不便に感じる人もいるかもしれません。
「保障やサービスに加入していない」「近くに店舗がない」場合は、街の修理業者に依頼するのもひとつの選択肢です。ぜひ、自分に合った方法でお得にドコモのiPhoneを修理しましょう。