iPhoneの指紋認証が反応しない原因とすぐできる解決法!設定方法と解除方法も紹介
iPhoneの指紋認証を利用してホーム画面のロック解除などを行っているのに、上手く反応せずに焦るときはありませんか?この記事では、指紋認証が反応しないときの対処法や、指紋認証の登録の仕方、指紋認証に対応しているiPhoneの紹介をします。
この記事の目次
iPhoneの指紋認証は、簡単にホーム画面のロック解除を行えるなど、便利な機能です。しかし、すぐにロック解除を行いたいのに、上手く指紋認証が反応しないときがあります。
この記事では、指紋認証が反応しないときの原因や、その解決方法に加えて、指紋認証に対応しているiPhoneはどれなのかをご紹介します。
iPhoneの指紋認証が反応しない原因と解決方法
iPhoneの指紋認証が反応しないときには、さまざまな原因が考えられます。1つずつ確認して、何が原因なのか探りましょう。
指先との接触に問題がある
まず原因として考えられるのが、指先とホームボタンの接触が上手くいっていないということです。
指先が乾燥していたり、濡れていたりすると、指紋を上手く読み取ることができないため、指紋認証は反応しません。一度、指先を水で洗ってしっかり拭いてから指紋認証を試してみましょう。
また、指先のコンディションはよくても、登録した指紋のポジションとずれていと反応しません。正しいポジションで指紋認証を行いましょう。
指紋認証設定項目がONになっていない
設定の中の「Touch IDとパスコード」で、指紋認証の設定がONになっているかどうか確認してみましょう。
指紋が登録されていても、使用するシーンが適切に設定されていないと、指紋認証は利用できません。
端末が故障している
指紋認証設定項目がONになっていて、指先が正しくホームボタンと接着しているにも関わらず、指紋認証が反応しない場合は、端末が故障している可能性があります。
iPhoneは、Apple Storeでも修理が可能ですが、混んでいたり予約で長く待たなくてはいけなかったりします。
「iCracked(アイクラックト)」は、全国に店舗があるiPhone修理専門店です。公式サイトから最寄りの店舗を検索して、web予約を行い、店舗にiPhoneを持ち込むと修理を行ってくれます。
個人情報の扱いが気になる人もいるかと思いますが、「iCracked」は目の前で修理をしてくれるので安心です。
ホームボタンの修理は、6,380円(税込)~8,580円(税込)程度ですむことが多いようです。
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パスコードがわからないときの対処法
指紋認証が反応せず、パスコードも忘れてしまってiPhoneのロックを解除できない場合は、パソコンを利用してパスコードを消去しましょう。
このとき、設定などは一度全て消えてしまいます。パソコンにバックアップを取ってあれば、iPhoneを復元したあとに、設定は復元できます。
iPhone 7シリーズでパスコードを消去する場合
- iPhone がパソコンに接続されていないことを確認します。
- iPhoneの右にあるサイドボタンを、電源を切るスライダーが表示されるまで長押しして、iPhoneの電源を切ります。
- 音量を下げるボタンを押したまま、 iPhoneをコンピュータに接続します。
- リカバリーモードの画面が表示されるまで、音量を下げるボタンを押したままにします。
- 復元とアップデートを選ぶ画面にて、復元を選択します。
iPhone SE (第 1 世代)、iPhone 6sシリーズでパスコードを削除する
- iPhone がパソコンに接続されていないことを確認します。
- iPhoneの右にあるサイドボタンを、電源を切るスライダーが表示されるまで長押しして、iPhoneの電源を切ります。
- ホームボタンボタンを押したまま、 iPhoneをコンピュータに接続します。
- リカバリーモードの画面が表示されるまで、ホームボタンを押したままにします。
- 復元とアップデートを選ぶ画面にて、復元を選択します。
iPhoneで指紋認証が使える端末や機種は?
一口にiPhoneと言っても、多くの機種が発売されています。歴代iPhoneはどの認証に対応しているのか、早見表で確認してみましょう。
機種名 | 顔認証 (Face ID) | 指紋認証 (Touch ID) |
---|---|---|
iPhone SE(第2世代) | × | ○ |
iPhone 11 Pro Max | ○ | × |
iPhone 11 Pro | ○ | × |
iPhone 11 | ○ | × |
iPhone XR | ○ | × |
iPhone XS Max | ○ | × |
iPhone XS | ○ | × |
iPhone X | ○ | × |
iPhone 8 Plus | × | ○ |
iPhone 8 | × | ○ |
iPhone 7 Plus | × | ○ |
iPhone 7 | × | ○ |
iPhone 6s Plus | × | ○ |
iPhone 6s | × | ○ |
iPhone SE | × | ○ |
iPhone 6 Plus | × | ○ |
1iPhone 6 | × | ○ |
iPhone 5s | × | ○ |
2020年モデル新型iPhone SE(第2世代)
近年発売されていたモデルには、ホームボタンがありませんでしたが、2020年モデルの新型iPhone SE(第2世代)ではホームボタンが復活しています。
第1世代のiPhone SEよりスペックはよい分、サイズも大きくなっています。
よりくわしい情報は、新型iPhone SE(第2世代)の予約・購入方法をご覧ください。
iPhoneの指紋認証でできること
iPhoneの指紋認証では、ホーム画面のロック解除ができるほかにも便利な機能があるのはご存知ですか?
指紋認証機能でできることを再確認してみましょう。
Apple PayでTouch ID決済が可能
指紋を登録しておくことで、Apple Payを利用するときに、Touch ID決済が可能になります。
Apple Payを利用する際には、ホームボタンに登録した指を乗せて指紋認証をし、iPhone上部をカードリーダーにかざしてください。
アプリをダウンロード可能
各種アプリを入手する際、Apple IDのパスワードをいちいち入力する代わりに、ホームボタンで指紋認証することで、ダウンロードできます。
注意点も!セキュリティは万全ではない
指紋認証でロック解除やパスワード入力の手間の削減などはできますが、セキュリティは万全ではありません。
例えば、寝ている間に他人に勝手に指を使われてロックを解除されたり、アプリのダウンロードをされてしまう危険性もあります。
便利さとともに、リスクもあることを念頭に置いて利用しましょう。
iPhoneの指紋認証を設定する方法
実際にiPhoneの指紋認証を設定/削除する方法を説明します。
指紋を設定する方法
まずは指紋を設定する方法を紹介します。怪我をしたときを想定して、複数の指の指紋を登録しておくとよいでしょう。
指紋の設定方法
- ホームボタンと指が清潔で、濡れていないことを確認します。
- 「設定」から「Touch ID とパスコード」を探し、パスコードを入力します。
- 「指紋を追加」をタップして、普段ホームボタンに触れるように指を置きます。
- 画面の指示に従って、ホームボタンに指を置いたり離したりして指紋を登録します。
指紋を削除する方法
次に、登録した指紋を削除する方法を紹介します。
指紋の削除方法
- 「設定」から「Touch ID とパスコード」を探し、登録してある指紋の一覧を見ます。
- 削除したい指紋を左にスワイプすると、「削除」と出てくるので、タップします。
- 選択した指紋が削除できます。
まとめ
指紋認証は、簡単にホーム画面のロックが解除できるなど、便利な機能です。上手く指紋認証が出来ないときは、記事内で紹介した方法で、原因を突き止めましょう。
また、2020年モデルの新型iPhone SEにして、まだ指紋認証を利用していない人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。