ドコモ最安のプラン料金をシミュレーション|割引やキャンペーンを解説

ドコモで最安プランを組むには、どのように契約内容を選べばよいのか迷っていませんか?この記事では最新の料金プランと最安にするための方法を、ケース別にシミュレーションをして具体的な金額を紹介します。実際にプランを組む時の参考に役立ててください。
この記事の目次
2020年3月から5G対応のプランが増え、どのプランを選べばよいのかわかりづらい状況でしょう。
今回は最安プランでドコモと契約をするため、最新の料金プランからケース別の最安プランのシミュレーションまで紹介します。
家族構成やスマホの使い方を考えて、使い勝手のよい最安プランを選びましょう。
ドコモで契約可能な最新の料金プラン
2020年6月現在ドコモで契約可能な料金プランは7種類あります。
最安プランを検討するため、まずはそれぞれのプランで月額いくら必要なのか、どれだけ制限なしでデータ通信できるのかを見ていきましょう。
5G対応のギガホとギガライト
5Gとはドコモで2020年3月からサービスが開始された新しい通信方式で、2020年6月以降は最大4.1Gbpsの受信が可能です。
対応エリアはまだ一部の施設やドコモショップに限定され、全政令指定都市への導入でも2021年3月まで待たなければなりません。
5G対応のプランは、データ容量が100GBのギガホと7GBまで段階的に料金が上がるギガライトの2種類があります。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
5G対応ギガホ | 7,650円 |
5G対応ギガライト | ~1GB 3,150円 ~3GB 4,150円 ~5GB 5,150円 ~7GB 6,150円 |
ギガライトの支払いは、1~7GBの間で毎月使ったデータ量に合わせて決まるため無駄はありません。また、どちらのプランも定期契約はなく、いつ解約しても解約金はいりません。
利用可能データ量を超えた場合の月末までの通信速度は、ギガホで最大3Mbps、ギガライトで最大128kbpsとなっています。ギガホなら速度の制限がかかっても、快適にWebの閲覧は可能です。
※通信速度は実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
Xi対応のギガホとギガライト
すでに全国対応しているXi回線の料金プランは、5Gと同様にギガホとギガライトの2種類があります。
プラン名 | 定期契約なしの月額料金 | 定期契約ありの月額料金 |
---|---|---|
Xi対応ギガホ | 7,150円 | 6,980円 |
Xi対応ギガライト | ~1GB:3,150円 ~3GB:4,150円 ~5GB:5,150円 ~7GB:6,150円 | ~1GB:2,980円 ~3GB:3,980円 ~5GB:4,980円 ~7GB:5,980円 |
ギガホでもギガライトでも定期契約ありの場合2年間縛りで自動更新され、解約は契約満了から3ヶ月以内にしないと1,000円の解約金がかかります。
Xi対応プランでの速度制限は、ギガホで30GBを超えると最大1Mbps、ギガライトで最大128Mbpsです。
速度制限がかかってしまえば、5GでもXiでもギガライトでは最大速度に違いはありません。
データ容量をシェアするデータプラス
データプラスは、5GやXiのギガホ・ギガライトに契約している人を対象としたプランです。
毎月1,000円支払うと、タブレットやルーターでデータ通信ができるようになります。
データプラスで使えるデータ量は、契約しているギガホやギガライトとのシェアになります。5Gのギガホはキャンペーン中でデータ量が無制限ですが、データプラスは30GBが上限です。
データプラスの契約は単独や2回線以上での申し込みはできないので、使いたい端末をよく考えましょう。
通話がメインのドコモケータイプラン
ケータイプランは、データ量が100MBで通話がメインの人向けのプランとなっています。
プラン名 | 定期契約なしの月額料金 | 定期契約ありの月額料金 |
---|---|---|
ケータイプラン | 1,370円 | 1,200円 |
月額料金はギガライトの半額以下です。これまでスマホやケータイを持っていなかった両親などに連絡用としてこのプランを利用したら、スマホより月額料金を抑え気軽に連絡ができます。
副回線で契約するキッズケータイプラン
キッズケータイプランは月額料金が500円で、初めて子供にケータイを持たすのに向いたプランです。申し込みには年齢や使える端末で、以下の条件があります。
- 親回線の副回線として契約(単独での契約はできない)
- 申し込みのときに利用者は12歳以下で1人1回線
- キッズケータイ SH-03Mが必要
月額料金は親回線に500円足せばよいだけなので、生活の負担にはなりにくいでしょう。
申し込んでから子供が12歳を超えても、キッズケータイプランは継続できます。通常のスマホに買い換えるまでのつなぎに使えます。


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音声通話で共通する2種類のオプション
ドコモの料金プランには、キッズケータイプラン以外の音声通話で使える共通のオプションがあります。
かけ放題オプション | 5分通話無料オプション | |
---|---|---|
通話料 | 国内通話はかけ放題 海外や他社接続サービスなどは対象外 | 国内通話は5分以内なら何度でも無料 5分越えで20円/30秒 |
月額料金 | 1,700円 | 700円 |
家族以外への通話は20円/30秒なので、1度の通話が5分を超えて月の累計が42分30秒以上なら、かけ放題オプションがお得です。
仕事で要件を伝えるだけなど、5分以内の通話がメインなら5分通話無料オプションを選びましょう。
割引サービスやキャンペーンで最安プランを組もう
最安プランでドコモと契約するには、利用条件を満たしている割引サービスや開催中のキャンペーンを使う必要がります。
- みんなドコモ割
- dカードお支払い割
- ドコモ光セット割
最安プランにするために使えるものを、1つずつ紹介していきます。
各回線が安くなるみんなドコモ割
みんなドコモ割とは、三親等なら最大20回線まで利用できるファミリー割引を申し込むと回線の数によって1回線当たり最大1,000円引きになります。
回線数 | 割引料金 |
---|---|
1回線目 | なし |
2回線目 | 500円 |
3回線目以上 | 1,000円 |
ファミリー割引は離れて暮らしている親族を含められ、請求書の送付や引き落とし口座を個別に設定できるので、割引を最大にしやすいです。
割引対象の料金プランは、5G対応とXi対応のギガホ・ギガライトのプランです。ケータイプランやキッズケータイプランには使えないので、注意してください。
誰でも適用させやすいdカードお支払割
月額料金の支払いを、dカードかdカードGOLDの定期クレジットに設定すると、永続で毎月170円の割引になります。
5G対応とXi対応のギガホ・ギガライトのプラン、ケータイプランが対象で、Xi対応の場合は定期契約なしにする必要があります。
dカードは年会費無料で、最短申し込みから5分で審査が終わります。dポイント加盟店ならdカードの提示でポイントが貯まり、iDの支払いに対応しています。
dカードGOLDは年会費10,000円がかかってしまいますが、ドコモの利用料金の10%がポイント還元されます。
年間でドコモの利用料金が10万円を超えるなら、dカードGOLDにした方がよいでしょう。
選択するデータ容量に影響するドコモ光セット割
ドコモ光セット割は、ファミリー割引内にドコモ光の契約者がいれば、5G対応やXi対応のギガホ・ギガライトの人に割引が適用されます。
1人当たりの割引額は以下のようになっています。
プラン名 | 割引料金 |
---|---|
ギガホ(5GとXi) | 1,000円 |
ギガライト(5GとXi)5GB以上 | 1,000円 |
ギガライト(5GとXi)~3GB | 500円 |
ギガライト(5GとXi)~1GB | なし |
ギガライトではデータ容量が少ないと、通常の月額料金は安くなりますが割引が減ってしまいます。
ドコモ光はプロバイダ一体型のサービスだと、マンションで4,000円~/月、戸建で5,200円~/月です。
ドコモ光を利用したら、自宅ならWiFi接続でデータ容量を気にしなくてよくなります。
スマホで利用するデータ容量を減らせるので、Webへの接続は自宅がメインなら、家族全員がギガホにするよりドコモ光を利用した方が節約につながります。
ケース別ドコモの最安プランをシミュレーション
ドコモの料金プランや割引・キャンペーンを使って、3つのケースで最安プランをシミュレーションします。
- ドコモは1人だけでスマホを使う場合
- 家族3人でドコモのスマホを使う場合
- ドコモでガラケーを使う場合
使うデータ量が増えれば当然月額料金も増えるので、プランを決める目安の1つとしてください。
1人でスマホを使う場合の最安プラン
家族の中で1人だけがドコモのスマホを使うなら、Xi対応のギガライトで定期契約なしを選び、dカード払いだと最安プランとなります。
契約プランの月額料金 | 3,150円~ |
---|---|
dカードお支払割 | -170円 |
実際に支払う月額料金 | 2,980円~ |
消費するデータ量を少しでも抑えるため、外出先では無料のWiFiを活用し、自宅ではWeb接続の頻度を減らせば月1GB以下になります。
dカードなしの定期契約ありでも実際に支払う月額料金は同じですが、dカード払いによるポイント還元がなく、途中解約で違約金もかかるのでこちらの方がおすすめです。
また、5G対応のギガライトでも2,980円から使うことはできます。しかし、5G対応のスマホは端末料金が10万円以上と価格が高く対応エリアも限られているため、今はまだ全国で5Gの速度を活かすことはできません。
家族でドコモのスマホを利用する最安プラン
家族3人でドコモのスマホを利用するなら、みんなドコモ割とdカードお支払割を使ったXi対応のギガライトプランが最安プランです。
親回線 | 子回線1 | 子回線2 | |
---|---|---|---|
基本の月額料金 | 3,150円~ | 3,150円~ | 3,150円~ |
dカードお支払割 | -170円 | -170円 | -170円 |
みんなドコモ割 | -1,000円 | -1,000円 | -1,000円 |
実際に支払う月額料金 | 1,980円~ | 1,980円~ | 1,980円~ |
月に使えるデータ容量は1GBまでになりますが、家族3人で5,940円からスマホを使え、支払額の1%がdポイントとして貯まっていきます。
自宅でのWeb環境を充実させるなら、ドコモ光に加入しdカードGOLDでの支払いにしてください。戸建でドコモ光に契約した場合は、以下のようになります。
親回線 | 子回線1 | 子回線2 | |
---|---|---|---|
基本の月額料金 | 3,150円~ | 3,150円~ | 3,150円~ |
dカードお支払割 | -170円 | -170円 | -170円 |
みんなドコモ割 | -1,000円 | -1,000円 | -1,000円 |
ドコモ光(戸建) | 5,200円~ | – | – |
dカードGOLDの年会費(1月あたり) | 833円 | – | – |
実際に支払う月額料金 | 8,013円~ | 1,980円~ | 1,980円~ |
月額の合計は11,973円からですが、dカードGOLDなので10%はポイント還元されます。ポイントを支払いに充てれば、10,000円程度に収まります。
データ容量が1GBを超え3GB以内だと基本の月額料金は1,000円増えますが、ドコモ光セット割で500円引きがつくので実質は500円増です。
データ量を使い過ぎると、5GBまでは1人当たり500円ずつ支払いが増えると計算でき、支払う金額の予想がたてられます。
ドコモでガラケーを使う場合の最安プラン
ドコモでガラケーを使いたいなら、ケータイプランで定期契約なしで、dカード払いが最安プランです。
定期契約なしの月額料金 | 1,370円 |
---|---|
dカードお支払割 | -170円 |
実際に支払う月額料金 | 1,200円 |
定期契約ありでも実際に支払う月額料金は一緒ですが、dカード払いなら貯まったポイントをケータイの支払いに使えるから最安となります。
頻繁に家族以外に電話をするなら、音声オプションをつけて月額1,900円から、ケータイが使えます。
月額料金を抑える3つのポイント
ドコモの月額料金を抑える方法は、最安プランを選ぶだけではありません。
ドコモでのスマホ本体の買い方やつけるオプションの選択で、毎月1,000円以上得をします。
ドコモと契約するときは、一時的な割引に惑わされずトータルでお得になる料金プランを考えましょう。
割引で購入するスマホ本体の代金を安くする
ドコモでスマホ本体を分割で購入した場合、選んだプランの基本料金に分割した金額を上乗せして支払います。
そこでドコモが開催中の割引を使って、スマホ本体の代金を安くしましょう。
キャンペーン名 | 割引額 | 適用条件 |
---|---|---|
下取りプログラム | 最大63,546円 | 手持ちのiPhoneを下取り |
スマホおかえしプログラム | 36回払いの内最大12回分が支払い不要 | 対象スマホを36回払いで購入 スマホを返却(dポイントクラブ会員) |
端末購入割引 | 5,000~20,000円 | 新規やMNP、機種変更で対応機種を購入 |
下取りプログラムやスマホおかえしプログラムでは、スマホの状態が査定に影響します。画面割れなどが合った場合は査定評価が下がります。
本体価格が安い機種をドコモで選ぶ
スマホ本体の最新機種は、高性能ですが年々値段が上がっています。2020年3月に発売された5G対応の機種では10万円を超えています。
Androidの場合、最新機種にこだわりがなければ発売日から日にちが経ったものや型落ちで本体価格が安いものを選びましょう。
2019年に発売されたHUAWEI P30 Proだと、発売当初は90,000円台でしたが2020年5月段階で40,000円台と値下がりしています。
iPhoneの場合は、2020年5月に発売開始されたiPhone SEがおすすめです。64GBのモデルの場合、iPhone SEなら50,000円台です。
不要なオプションや割引は申し込まない
高額の月額料金になる原因として、不要なオプションに加入したままというのがあります。
割引などで当初は無料になっていたオプションが、有料になったことに気づかず支払い続けてしまっていることが原因です。
また、ワンランク上の料金プランが割引でお得に使える場合でも、割引終了後も高額の料金プランのままにしているというケースもあります。
割引終了前に解約の手続きを忘れない自信があるならよいですが、そうでないなら最初から申し込まない方がよいでしょう。
ドコモと契約するなら最安プランを選ぼう
ドコモで最安プランにすると、スマホは月額1,980円、ガラケーは月額1,200円から使うことができます。
家族でスマホを使いよくWebに接続するなら、ギガホにするよりドコモ光と契約しWiFi接続をした方がトータルで安くなるためおすすめです。
どんな使い方をするのかを考えて、ドコモの最安プランを選んでください。