SIMフリー化したiPhone 6におすすめの格安SIMは?SIMロックを解除する方法も紹介!

コンパクトで使いやすいことから根強い人気があるiPhone6。iPhone6はSIMロック解除ができるでしょうか?SIMフリーのiPhone6で利用できるおすすめの格安SIMを解説します。低価格での運用を実現してください!
この記事の目次
「格安SIMを利用できるなら、中古のiPhone6を購入したい!」
「SIMフリーのiPhone6で利用可能な格安SIMを知りたい」
このように考えている方に向けて、おすすめの格安SIMを紹介します。また、SIMロックの解除方法についても解説します。
iPhone6で格安SIMを運用したい場合は、参考にしてみてください。
iPhone 6でSIMロック解除はできる?
iPhone 6で格安SIMを運用するためには、キャリアに対応している格安SIMを選ぶか、SIMフリーのiPhoneを購入するほかにもう1つ方法があります。
それが、キャリアで購入したiPhone6のSIMロックを解除するというものです。
ただし、どんな端末でもSIMフリー化できるわけではありません。その事情を確認していきましょう。
au・ドコモ・ソフトバンクいずれもできない
2015年より総務省の勧告で「SIMロック解除原則義務化」の動きが活発になり、au・ドコモ・ソフトバンクはその対応に追われるようになりました。そのため、iPhone 6s、iPhone 6s Plusのように2015年5月以降に発売された端末は、キャリアに依頼すればSIMロックが解除できるようになっています。
しかし、iPhone 6が発売になったのは日本時間の「2014年9月19日」です。つまり、iPhone 6はキャリアにSIMロック解除を依頼しても対応してもらえないのです。
大手キャリアがiPhone 6のSIMロック解除を受け付けない根拠
- ドコモ:2011年4月~2015年4月までのSIMロック解除対象機種に含まれていない
- au:2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応機種でない
- ソフトバンク:2015年5月以降に発売された機種で購入日より101日目以降の場合に含まれていない
つまり、iPhone 6のSIMロック解除を行う場合は、キャリアではなく自分で行なわなければならないということです。「SIMフリー化するアダプタを利用する」「海外業者に依頼する」など、もはや裏技に近い方法があるにはあります。
しかし、いずれの方法も現実的なものではなく、気軽に利用できるものではありません。結論として、「キャリアで購入したiPhone 6をSIMフリー化するのはほぼ不可能」です。
この点をしっかり理解しておいてください。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
iPhone 6を格安SIMで使う方法
「iPhone 6は格安SIMで使えないのか?」と感じる方もいると思いますが、そんなことはありません。
iPhone 6を格安SIMで使える方法として、2つの方法が挙げられます。
- 契約中のキャリアと同じ回線の格安SIM業者で申し込み
- SIMフリーのiPhone 6を中古で購入する
それぞれの方法についてみていきましょう。


どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
現在契約中のキャリアと同じ回線の格安SIM業者で申し込み
現在キャリアのiPhone 6を契約している場合は、SIMロック解除などを行なわずに格安SIMを利用できる方法があります。それは、契約中のキャリアの回線を利用している格安SIM業者に乗り換えるというものです。
格安SIM業者の多くは、大手キャリアの回線を間借りしてサービスを提供しています。同じ回線を利用する格安SIM業者を選択すれば、SIMカードを差し替えるだけでそのままサービスを利用できるのです。
格安SIMの各業者がどの回線を利用しているのか、iPhone 6で動作確認が取れているかは公式ホームページで確認できます。どうしてもiPhone 6を利用したいという場合は、この方法を試してみるといいでしょう。
SIMフリーのiPhone 6を中古で購入する
どうしてもSIMフリー化したiPhone 6で格安SIMを運用したいと考えているならば、「SIMフリーのiPhone 6」を購入するほかありません。
現在AppleのオンラインショップではiPhone 6の取り扱いがなく、各Apple Storeでも購入できません。しかし、SIMフリーのiPhone 6の中古品なら中古品市場やネットオークションなどに出回っているため、まだ購入できるチャンスがありそうです。
iPhone 6の現在の相場としてはおよそ7,800円程度です。ただし、中古品ゆえに相場通りに購入できるとは限りませんので、自分で実際にリサーチをかけてみることをおすすめします。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
SIMロック解除が不要なiPhone 6が使える格安SIM3社
iPhone 6をSIMロック解除なしで利用できるおすすめの格安SIMについて紹介します。
キャリアごとのおすすめ格安SIM
- ドコモユーザーの場合:IIJmio
- auユーザーの場合:QT mobile
- ソフトバンクユーザーの場合:b-Mobile
ドコモユーザーにおすすめ:IIJmio

これまでドコモと契約してきて格安SIMに乗り換えたいと考えているなら、IIJmioがおすすめです。
おすすめの理由
- 組み合わせ可能なプラン・オプションで幅広いユーザーのニーズに応える
- データ利用量をシェアできる
- 家族同士の通話がお得に
もちろんiPhone 6は動作確認済みですので、安心して乗り換えられます。
組み合わせ可能なプラン・オプションで幅広いユーザーのニーズに応える
IIJmioでは、3つの基本プランが用意されています。
IIJmio タイプD | データ通信専用SIM | SMS機能付きSIM | 音声機能付きSIM | 高速通信容量 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン | 900円 | 1,040円 | 1,600円 | 3GB/月 | 最大2枚 |
ライトスタートプラン | 1,520円 | 1,660円 | 2,220円 | 6GB/月 | 最大2枚 |
ファミリーシェアプラン | 2,560円 | 2,700円 | 3,260円 | 12GB/月 | 最大10枚 |
2019年10月31日まで音声通話機能付きSIMは3カ月間1,300円割引 |
※タイプDのデータ通信SIM(SMS付)は、月額151円のオプションです。
3GBから12GBまで選択可能となっていますが、それに加えて「大容量オプション」が用意されているというのがポイントです。
容量が足りない方は、月額料金にプラスすることで「20GB」「30GB」を追加できます。購入当日からデータは利用可能で、組み合わせによっては大手キャリアよりもかなり節約できるのでおすすめです。
さらに、「20GB」「30GB」を組み合わせて合計50GBを追加することもできます。
データオプション料金
- 20GB:月額3,100円
- 30GB:月額5,000円
データ利用量をシェアできる
IIJmioは複数のSIMカードを使って、データ容量をシェアすることも可能です。そのため、家族で利用する場合でもお得に利用できます。
具体的には、ミニマムスタートプランとライトスタートプランで合計2枚のSIMカード追加が可能です。ファミリーシェアプランなら、音声通話SIM5枚、データ通信SIMと合わせて合計10枚まで追加可能となっています。
大容量プランと組み合わせることで、家族同士でデータをシェアしやすくなり大変便利です。
家族同士の通話がお得に
家族同士で通話する際に割引サービスが受けられるのもIIJmioの特徴です。同じIIJmio回線での通話の場合、30秒当たりの通話料が20円から16円に割引されます。
さらに、通話量が半額になる「みおふぉんダイアル」サービスを併用すれば、30秒当たりの通話料金は8円まで抑えることができます。
auユーザーにおすすめ:QTモバイル

au回線を利用しているユーザーには、QTモバイルがおすすめです。
おすすめの理由
- 1年目の料金が安い
- フィルタリング機能がある
- 端末保証サービスが充実
1年目の料金が安い
QTモバイルの料金形態の特徴は、利用1年目が低価格で利用できるということです。特に6GBプランなら、通常料金から1,260円割引され月額990円で利用できます。
格安SIM利用者の多くが、データ利用量が1ヶ月3GB未満にとどまっているというデータがあります。そのため、6GBなら十分に対応可能でしょう。
乗り換えはもちろん、サブ機としても利用しやすい格安SIMとなっています。
フィルタリング機能がある
子どもが利用するのに格安SIMを検討している場合も多いでしょう。
QTモバイルでは、月額350円のオプションでフィルタリングサービスを利用可能です。
端末保証サービスが充実
QTモバイルでは月額500円で1年に2回利用可能な端末補償サービスも整備されています。
修理対象となった場合は、年2回まで無料で修理でき、修理ができない場合は4,000円で端末交換にも対応してくれます。
UQモバイルは使える?
auユーザーの乗り換え先として人気が高いUQモバイルですが、iPhone 6は利用できません。現在、UQモバイルのiPhoneはマルチSIMのみ対応可能となっており、nanoSIMを使うiPhone 6は使用できないというのが理由です。
iPhone 6sや6s Plus以降であれば対応可能ですので、十分注意してください。
ソフトバンクユーザーにおすすめ:b-Mobile

ソフトバンクユーザーがiPhone 6で格安SIMを運用したいなら、b-mobileがオススメとなります。
おすすめの理由
- 月額料金が安い
月額料金が安い
b-Mobileでは音声通話SIMなら月額1,980円のライトプラン(3GB)、月額2,780円の高速定額プラン(使い放題)を選択できます。
さらに、より節約しやすいプランとして「JUST FIT SIM 990」というプランも用意されています。月額基本料金990円から利用するデータ量が1GBアップするごとに200円ずつ上昇していきます。
そのため、あまりデータ量を使わない方やもう少しだけ追加したいという方に、たいへんお得なプランです。b-mobileの公式サイトでiPhone 6の動作確認済です。
両方のプランが用意されていることから、幅広いユーザーのニーズに対応しやすい格安SIMといえるでしょう。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
まとめ
今回はSIMフリーのiPhone 6におすすめの格安SIMについて解説しました。
iPhone 6はSIMロック解除が難しいため、格安SIMで運用する場合は「SIMフリーのiPhone 6を利用」もしくは、「キャリアと同回線の格安SIMを利用」の2択となります。
この点についてはしっかり理解したうえで、格安SIMで通信費を抑えましょう。