ソフトバンクの解約手続き手順【写真付き解説】|注意点は?MNP予約番号の取得方法は?

今の携帯番号をそのまま引き継いで、格安SIMに乗り換えたいと考えてる人は、ソフトバンクの解約方法と今の携帯番号をどうやって引き継ぐのか気になりますね。実は解約には2つの種類があります。解約の種類を理解してスムーズに乗り換えましょう。
この記事の目次
大手キャリアのソフトバンクから、格安SIMに乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなることです。
1カ月月当りのデータ使用容量が500MBや1GBなどの低容量プランも多いので、毎月の使用料金をコストダウンすることも可能です。
こちらでは、ソフトバンクを解約するときの注意点や、今の携帯番号をそのまま引き継いで他社へ乗り換えるときの注意点をまとめています。
格安SIMに乗り換えを検討されている人に役に立つ情報なので、ぜひ最後まで読んでください。
解約とMNPの違い
契約中の携帯電話を「解約する」場合と「MNP」では手続きが違います。
解約すると電話番号は使えなくなる
携帯電話の解約は「携帯電話を使えなくする」場合と「電話番号だけを引き継いで他社へ乗り換える(MNP)」という2つの方法があります。
解約の手続きをすると電話番号が使用できなくなります。また、一度解約手続きをすると、携帯電話番号を他社へ乗り換えることができなくなるので注意しましょう。
電話番号を引き継ぐMNP転出
MNPとは、Mobile Number Portabilityの略で、携帯電話ポータビリティのことです。ナンバーポータビリティー、番号ポータビリティともいいます。
MNPは、他社に乗り換えたあとも同じ携帯電話番号を使うために電話番号を引き継いで解約する方法です。
ソフトバンクの解約手続き方法
解約の手続きは、契約者本人が必要書類を持参しソフトバンクショップへ来店する必要があります。解約に必要な書類の種類、手続きなどを詳しくみていきましょう。
解約手続きの必要書類
解約には本人の確認ができる書類が必要になりますので、忘れずに持って行きましょう。なお、全てコピー不可ですので原本を持参してください。
本人の確認ができる書類は以下の通りです。この中のどれかを必ず持参しましょう。
※申込内容により、上記以外の証明書類が必要な場合があります。
補助書類は、住民票記載事項証明書、公共料金領収書(電気、ガス、水道、NHK受信料)、ソフトバンク発行の請求書や領収書(発行日から3ヵ月以内に限る)などです。
解約する機種の本体(携帯電話機、デジタルフォトフレーム本体、データ通信機器)、「USIMカード」を持って行きましょう。「USIMカード」が手元にない場合は、手続きのときに相談してください。


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解約手続きは店頭で行う
ソフトバンクの携帯電話を解約する場合は、来店して手続きする必要があります。インターネットや電話で解約手続きをすることはできません。
解約手続きの流れ
まず、ソフトバンクショップに行き、スタッフに解約したいという旨を伝えます。そして、スタッフの指示に従いましょう。
- 本人確認書類を提示し、携帯の電話番号を伝える
- 情報照会が済んだら、スタッフから違約金などの説明を受ける
- 了承後、解約の手続きを行う
MNPでソフトバンクから乗り換える方法
他社に乗り換えをする場合、ソフトバンクの解約前に「MNP予約番号」を取得する必要があります。予約番号の取得、注意点についてみていきましょう。
MNP予約番号を取得する
解約前に、ソフトバンクからMNP予約番号を取得する必要があります。乗り換え先の通信会社で、MNP予約番号を提示して契約すれば同じ電話番号が引き続き使えるようになります。
MNP予約番号は電話、インターネット、店頭でのいずれかで取得できます。
乗り換え先に申し込みをする
ソフトバンクからMNP予約番号を取得したら、乗り換え先の通信会社や格安SIMなどに申し込みをします。
ウェブサイトから乗り換え先に申し込み、商品が手元に届いたら切り替え手続きを速やかにしましょう。ソフトバンクのUSIMカードが不通になったタイミングで、ソフトバンクは解約になります。
MNP予約番号は、取得から15日間が有効期限で、契約はMNP予約番号の他にMNP予約番号の有効期限、現在使用中の電話番号が必要になります。
MNP予約番号は15日間の有効期限がありますが、乗り換え先の通信会社によっては、有効期限が「何日以上必要」という条件があります。
有効期限が過ぎてしまっても何度でも取り直すことが可能ですが、MNP予約番号取得後は早めに手続きをしましょう。
MNP転出には料金がかかる
MNPは、他社との携帯乗り換えが成立して、ソフトバンクが解約になった時点でMNP転出料均が発生します。MNP転出料金は3,000円(税別)です。
また、移転先の携帯キャリアでも、MNP新規契約手数料3,000円(税別)が必要になります。
ソフトバンクを解約する際の注意点
三大キャリアでは、契約してから2年以内に解約すると9,500円の違約金(ソフトバンクは契約解除料という)が発生する「2年縛り」がありました。
しかし、2019年10月から「電気通信事業法」が改正され、違約金は廃止されました。2年契約の途中で解約をしても、1,000円~2,000円程度の費用で済みます。
解約時の違約金について
2019年9月13日以降の契約については「2年縛り」がないため、更新月が存在しないので、違約金(契約解除料)は発生しません。
ただし、2019年9月12日までに契約している人の場合の2年契約は2年利用し、24ヶ月目の契約満了月から3ヶ月間が更新月となります。
「2年契約(フリープラン)」を選択している場合は、最初の2年間のみ契約の縛りがあるだけなので、最初の更新月以降はいつでも解約できます。
契約更新月以外の解約では違約金が発生
契約更新月に解約すれば違約金(契約解除料)は発生しませんが、契約更新月以外に解約すると契約解除料が発生します。
通常の解約もMNP転出による解約でも、契約更新月以外に解約すると違約金(契約解除料)が発生します。
最低でも2年間利用して、契約が更新される月に解約しなければ違約金(契約解除料)が発生するという仕組みです。
複数の締め日があり、ソフトバンク側で締め日を指定されることもあるので、MNPの前に更新日を調べておくことをおすすめします。
契約更新月の確認方法
契約更新期間はMy SoftBankかLINEで確認できます。My SoftBankの場合は、携帯電話番号とパスワードを入力してログインをすれば確認できます。
「契約・オプション管理」の「基本料」のページの中に「更新期間」という項目があるので、その間であれば契約解除料は発生しません。
LINEの場合は、ソフトバンクの公式アカウント(@SoftBank)で友達登録をし、トークルームに表示される「My SoftBankとの連携はこちら」をタップします。
My SoftBankのページに変わるのでMy SoftBankのログインと同じ方法で、認証に同意して連携を完了します。連携が完了したあとは、LINEのトークルームで「契約内容」と入力し送信すれば、料金プランと更新期間が表示されます。
My SoftBankのログインする必要はありますが、解約する予定があるなら連携しておくと便利です。
ほとんどのプランで日割りができない
更新月に解約すれば、解約金は発生しませんが、注意しないといけないのはホワイトプラン以外のプランは、日割りが適用されないので月の途中で解約しても、1カ月分の料金を支払う必要があります。
よって、月の締め日に解約した方がお得なので、締め日まで使い切ることをおすすめします。「月末締め」「10日締め」「20日締め」の3種類があるので、前述の更新月とあわせて確認しましょう。
機種代の残金は解約後も請求される
分割で機種代金を支払っている場合は、契約更新月か更新月ではないに関わらず解約後も機種代金が毎月請求されるので注意が必要です。
解約後に契約解除料と機種代金の支払いは余計なお金を使うことになるので、契約更新月に解約して、無駄な出費をしないようにしましょう。
機種代金が請求されるのは機種代金を分割払いにしている場合です。一括購入や持込新規などで機種代金がかかっていない契約をしていれば請求はされません。
データシェアしているタブレットの料金が割高に
スマホとタブレットでデータシェアをしている場合、スマホだけを解約するとタブレット単体の契約に切り替わり、料金が割高になってしまいます。
有料コンテンツは個別に解約が必要
ソフトバンクで登録した有料コンテンツは、提供元がソフトバンクではない場合、各々の有料コンテンツの解約手続きが必要になります。
有料コンテンツの解約は、My SoftBankから手続きできます。
▼メニューの「料金・支払確認」を選択
▼「まとめて支払い」を選択
▼「ご登録中サービス」で有料コンテンツ一覧を確認しましょう。
全てのコンテンツを一括解約することはできません。コンテンツごとに登録解除の枠内の「次へ」のボタンを押して解除します。
最後に削除できているかを「ご登録中サービス」の下にある「解除済サービス」で確認しましょう。
事前にデータの引き継ぎをしておく
LINEやアプリなどの大切なデータの引き継ぎ設定をしましょう。引き継ぎがきちんとできていない場合、蓄積していたデータが消える可能性があるので注意してください。
解約に伴い機種のOSの変更をする場合、異なるOS間では、引き継ぎができないものがあるので注意しましょう。引き継ぎができないのは次の通りです。
トークの履歴を残しておきたい場合は、テキストファイルでバックアップしておくと、テキストとして保存ができます。
また、キャリアメールは使用できなくなりますので、メールアドレスの変更をしておく必要があります。
ソフトバンクの解約は違約金などの注意点を確認してから行おう
解約は、注意点さえおさえておけば問題なく乗り換えすることができます。
店頭で解約するとき、必要書類を忘れてしまうと解約の手続きが行えないので、解約をするときは事前にチェックして注意しましょう。
LINEやアプリなどの大切なデータをしっかりと引き継げるよう、準備をしておくことが重要です。
SoftBankを解約することで、キャリアメールは使用できなくなるので、お知らせ配信やメール登録に使用しているのであれば、解約前にフリーメールアドレスに変更するのをおすすめします。
また格安SIMの乗り換え先をどこにするか迷っている場合は、格安SIM診断がおすすめです。格安SIM診断なら、簡単な項目に答えるだけで自分の希望にあったプランを診断してくれます。