【2022年】おすすめWiFiルーター10機種比較|失敗しない選び方とは

Wi-Fiルーターおすすめ10機種を厳選紹介!Wi-Fiルーター・無線LANルーターの種類と選び方、違いを比較解説します。自宅で使えるおすすめWi-Fiルーターが欲しい、バッファローの人気Wi-Fiルーターを探している方も必見です。
インターネットを便利に使いたいなら、ワイヤレスで機器に接続できるWiFiルーターがおすすめです。WiFiルーターを使うことで、高速通信や複数台の同時接続、さらにはスマホなどの通信量の節約も可能です。
しかし、WiFiルーターは数が多く、どれを選ぶべきか悩む人は少なくありません。WiFiルーターの特徴や選び方のポイントを知り、快適なインターネット環境を手に入れましょう。
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WiFiルーターの選び方
種類が豊富なWiFiルーターは、自宅据え置き型やモバイルWiFiといった違いだけではなく、同じ種類でもモデルによって性能が大きく異なります。そのため、WiFiルーターを購入する際には次の点に注目して選ぶことが大切です。
ポイントを踏まえずに購入すると、ワイヤレス通信自体はできても利便性の面で不満を抱えてしまうことがあるため注意しなければなりません。
選び方1.通信規格・データ転送速度
WiFiルーターにはデータの通信規格があり、これによって使用できる電波帯や最大速度が異なります。11acや11nのように表記されたものが通信規格で、次のように最大速度が決まっています。
- 11ac:6.9Gbps
- 11n:300Mbps
- 11a:54Mbps
- 11g:54Mbps
- 11b:11Mbps
GbpsやMbpsとは1秒間に通信できる速度で、11acの6.9Gbpsでは、理論上1秒間に最大6.9Gbpsのデータ通信が可能ということです。通信規格にはそれぞれ電波帯があり、acとn、aの3つが5Ghzに該当します。
5Ghzは届けられる電波の距離が短く障害物の影響を受けやすいですが、高速通信可能な点が特徴です。一方でnやg、bが該当する2.4Ghzの電波は通信速度は5Ghzに劣るものの、電波が届きやすいという特徴を持っています。
ルーターによっては両方の電波帯が使用できるものもあるため、確認しておくとよいでしょう。また、通信規格は親機と子機の両方をチェックする必要があります。
これは通信規格が異なると遅いほうのデータ速度に合わせるからです。親機と子機の通信規格を合わせることで、より快適に通信を行いやすくなります。
選び方2.使う場所・カバー範囲
WiFiルーターをどこで使用するか、あるいはどこに設置するかも選ぶ際の重要なポイントです。
まず自宅と外出先のどちらでメインに使うのかを考えましょう。自宅のみでの利用なら据え置き型のルーター、対して外出先での利用がメインならポケットWiFi・モバイルWiFiを選ぶことになります。
また、自宅据え置きの場合はルーターをどこに設置するか、接続する子機はどこで使用するかも考えなければなりません。
WiFiは親機から離れるごとに接続が不安定になりやすいため、離れた部屋で子機を接続したいなら電波の送信力が高いものを選びましょう。部屋が広く、どうしても全体をカバーしきれない場合は、別途中継器の購入を考えることもおすすめです。
モバイルWiFiは機器ごとに使用できる範囲が異なるため、購入時には電波を供給できるエリアをチェックして外出先でも問題なく使えるか、確かめておかなければなりません。
選び方3.同時接続台数
一度に複数人、複数台での接続が可能なのはWiFiルーターの魅力ですが、これには機器ごとに接続数に限度があります。ルーターによって同時接続が可能な台数は異なるため、何人で使用するか、また何台同時に使用するかを考えておきましょう。
同時接続台数は機器によって違い、数台までのものから数十台利用できるものもあります。上限が多いものほど同時接続数が増えてもパフォーマンスが落ちづらいですが、反面コストは高くなりやすいです。
しかし、安いからといって接続台数の少ないものを選ぶと通信性能が落ちたり、使用時にいちいち接続を切り替えなければならないといった面倒もあります。
大切なのは接続可能台数と使用数のバランスを考えることです。接続可能台数が多く余ったり、反対に足りなくなったりしないようにしましょう。
また、快適な通信環境を保ちたいのなら、上限ぴったりにならないよう接続台数には少し余裕を持たせることも大切です。
【2021年】おすすめWiFiルーター10機種
選び方のポイントや機能別の比較を知った上で、実際にどのようなWiFiルーターがあるのか見ていきましょう。WiFiルーターを選ぶ際には、まずはどの種類にするか大枠を決めることが大切です。
自宅据え置きからモバイルWiFi、レンタルできるものまで紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Speed WiFi NEXT W06|レンタルWiFi
出典:UQモバイル
HUAWEI Speed WiFi NEXT W06はauの4G LTE回線が利用できます。そのため、持ち運びのWiFiルーターでありながら最大1.2Gbpsと固定回線並みの速さが出せます。
これを利用するには別途有料オプションを使わなければなりませんが、通常のWiFi接続でも最大速度は867Mbpsのため十分速いでしょう。
電波の受信性能を高めるハイモードアンテナと、信性能を高めるビームフォーミング機能の両方が搭載されているため、幅広い場所で快適に使いやすい点もポイントです。
Speed WiFi HOME L02|レンタルWiFi
Speed WiFi HOME L02は固定回線の開通が不要で、WiFiルーターのみで利用できます。機器が届き次第すぐにインターネットが利用でき、コンセントに繋ぐだけの簡単操作なため、手軽に使いたい人におすすめです。
簡単に使えるだけではなく性能も優れており、WiFi接続時の最大速度は867Mbpsと高速です。最大40台の子機に接続できるため、使用する機器が多い人にも向いているでしょう。
Speed WiFi HOME 01|レンタルWiFi
WiMAX HOME 01も、工事不要でルーターのみで使えます。最大速度は440MbpsとモバイルWiFi並みですが、受信性能を高めるワイドレンジアンテナや送信性能を向上させるビームフォーミング機能によって快適に利用しやすいです。
WiMAXハイパワーにも対応しており、基地局から遠くても接続が安定しやすい点も大きな魅力でしょう。
BUFFALO WXR-2533DHP2|据え置き型
BUFFALO WXR-2533DHP2 wifiルーター AirStationは最大18台の同時接続対応であり、通信方式と通信規格共に最新版が利用できます。
通信の電波を強化するビームフォーミング機能も搭載しており、自宅が広い人でも快適に使えるWiFiルーターでしょう。
「バンドステアリング Lite」という接続距離に応じて自動で電波帯が切り替わる機能もあるため、自宅内のどこでも最適な環境で通信できます。通信速度も最大1,733Mbpsと速く、コンパクトサイズでインテリアの邪魔になりづらい点も魅力でしょう。
BUFFALO WSR-1166DHPL|据え置き型
BUFFALOのAirStation WSR-1166DHPLです。2019年10月に発売された、比較的新しいモデルのWiFiルーターとなっています。
同時接続台数は最大12台で、4人まで接続できるWiFiルーターです。4人以下の家族で使うには、性能・価格共にぴったりのWiFiルーターといえます。
大人数で接続しても通信速度が速く・途切れにくい「ビームフォーミング機能」、「MU-MIMO」を搭載しています。家族で使える手頃な自宅用WiFiルーターを探している方に、おすすめの1台です。
BUFFALO WXR-5950AX12|据え置き型
BUFFALOのWXR-5950AX12は、「10ギガインターネット時代のWiFi 6ルーター」をコンセプトに作られたルーターです。
「WiFi 6」とは、従来の「WiFi 5」に比べて約3.1倍高速な通信規格を指します。WXR-5950AX12は、高速な「WiFi 6」の性能をフル活用したWiFiルーターです。
対応機種のスマホであれば、ルーターから距離が離れているスマホにも安定した電波を送ることができます(「8×8 ビームフォーミング」)。
オンラインゲームプレイ時や動画再生時等、通信が遅延しがちな場面で大活躍してくれる一台です。
NEC Aterm WG2600HP3 |据え置き型
NEC AtermWG2600HP3 無線LANルータはワイドレンジアンテナを内蔵していることで、広範囲で使用しやすい点が特徴です。
ビームフォーミング機能も搭載しているため強い電波を飛ばしやすく、自宅内のどこでも快適に利用できるでしょう。
また、無線接続だけではなく有線接続も可能なため、据え置きで使用するデスクトップパソコンなどの子機も使いやすいです。通信速度も無線時で最大1,733Mbps、有線時で1,000Mbpsと速く、高性能なモデルといえます。
ELECOM 2533GHBK2TA |据え置き型
ELECOM 2533GHBK2TA wifiルーターは、デュアルコアの高性能CPUを搭載しています。
データの処理速度が速く、タイムラグが少ない上にビームフォーミング機能も搭載しているため、広範囲で快適に使いやすいでしょう。
WiFiルーターにセキュリティ対策ソフトの「トレンドマイクロセキュリティ」が導入されているため、安全に使いやすい点も魅力のひとつです。接続時間を事前に設定できる「こどもネットタイマー」もあり、セキュリティ面も含めてお子様でも安心して利用できます。
ASUS RT-AC68U WiFiルーター|据え置き型
ASUS WiFi 無線LAN ルーター RT-AC68Uは、トレンドマイクロ社が提供する「Ai Protection」というセキュリティ機能が搭載されています。外部からの攻撃や不正なWEBサイトへのアクセスをブロックできるため、安心して使える点が魅力です。
また、お子様の使用を考え、インターネットの利用制限をかけたり有害なサイトをブロックしたりする「ペアレンタルコントロール」機能も使えます。専用アプリからスマホで簡単に設定が可能であり、使いやすい点も魅力でしょう。
単にお子様向けなわけではなく、最大1,300Mbpsの高速通信やビームフォーミング機能、MU-MIMO機能も有しているため、大人も便利に利用できます。
NETGEAR R6850-100JPS
NETGEAR R6850-100JPSは、コスパの良いWiFiルーターを探している方におすすめのモデルです。
WiFiルーターは設定が難しい・面倒というイメージがありますが、そんなことはありません。R6850-100JPSはパスワードの入力等が不要で、ワンプッシュで子機に簡単接続できます。
長期3年保障、年中無休の日本語サポートもついているので、故障といった困りごとの際もサポート体制が万全です。
ゲストネットワークの設定もできるので、自宅に友人や親戚が来た時もみんなでインターネットを使うことができます。
WiFiルーターの種類
知っておきたいのは、WiFiルーターの種類についてです。WiFiルーターを使用する際には、次の4つが関係してきます。
これら全てが必要なわけではありませんが、いくつかは複合して使うため、それぞれの特徴を覚えておきましょう。
主軸である「親機」
最も重要となるのは、インターネット接続に欠かせない主軸となる親機です。WiFiルーターの親機は自宅で使用するなら固定回線から電波を取り、それをWiFi電波にして飛ばす役割を持ちます。
簡単にいうとインターネット接続を無線で行うための必要機器と考えてもよいでしょう。親機には複数の種類があり、種類によって特徴が異なります。
WiFi接続の際には必須のアイテムであるため、ワイヤレス接続をするには必ず用意しなければなりません。
通信エリア拡大のための「中継器」
親機が飛ばした電波をキャッチし、より広い範囲や遠いところまで電波を拡散させることが中継器の役割です。中継器はその名の通り電波を中継するものであり、これ自体がWiFiの電波を発するわけではありません。
従って中継器のみでの使用は不可で必ず親機とセットで使用することは覚えておきましょう。ワイヤレスで接続可能なWiFi電波は親機から少し離れても使用できますが、距離が遠くなるにつれて電波は弱くなり、通信は不安定になりやすいです。
特に部屋の数が多かったり部屋が広かったりする場合は場所によって電波が弱くなりやすいため、これを補助するために中継器を使用します。中継器はWiFi接続に絶対に必要なわけではありませんが、広範囲で使用したい場合には便利なため、使用環境に応じて用意するとよいでしょう。
無線LANの受け手である「子機」
インターネット通信を行うには電波を発する親機だけではなく、それを受け取る子機も必要です。子機とは明確にどの機器と決まっているわけではなく、親機が飛ばした電波を受け取る機器の総称と考えましょう。
そのため、スマホやタブレット、パソコンなどはもちろん、WiFi接続可能な電子機器や家電は全て子機と呼ぶことができます。WiFi接続に対応している機器は多く、子機の数はルーター以上に膨大です。
持ち運びできる「モバイルWiFi」
親機の種類の1つとして、モバイルWiFiがあります。これは名前の通りモバイル型のコンパクトなWiFiルーターであり、持ち運び可能な点が大きな特徴です。
親機は大きく自宅据え置き型とモバイルWiFiの2つがあり、それぞれで特徴が大きく異なることは覚えておかなければなりません。持ち運びの有無も大きな違いですが、それだけではなくモバイルWiFiは機器本体から電波を発せられるという点が特徴です。
自宅据え置き型のルーターの場合は光回線などを引いて、電波の供給源を確保しなければなりません。しかし、モバイルWiFiは機器だけでWiFi電波を発することができるため、固定回線は不要です。
もちろん、外出先だけではなく自宅での利用も可能なため、幅広い場所で利用可能な便利なアイテムといえます。モバイルWiFiもいくつかの種類に分けられます。
携帯電話と同じ回線を使用する3Gや4Gなどの電波を飛ばすモバイル回線と、無線LANで接続するWiFi回線があります。どちらも本体に内蔵されたバッテリーを充電して使用するため、持ち運びが可能です。
あると便利なWiFiルーターおすすめ機能
WiFiルーターによって性能は異なり、有している機能も違います。そのため、搭載されている機能を見て、それぞれの違いを比較することも大切です。
これらはWiFiルーターに搭載される代表的な機能です。必ずしも全てが必要とは限らないため、どれが必要かを確認して自分に合ったものを選びましょう。
電波干渉を抑える「干渉波自動回避機能」
電波を発する機器を使用することが多かったり、周辺から電波の影響を受けやすい環境だったりするなら、干渉波自動回避機能を持ったWiFiルーターがおすすめです。名前の通りWiFiに干渉しようとする電波を避ける機能であり、干渉電波を自動で感知して別のチャンネルに切り替わるため、快適に利用できます。
電波干渉の多い環境だと通信速度が下がったり、回線が途中で切断されたりすることも少なくありません。使用している機器が多く混線しやすい場合は、干渉波自動回避機能を搭載したWiFiルーターを選ぶとよいでしょう。
通信が安定する「ビームフォーミング機能」
安定した通信を助ける機能として、送り出す電波の力を強めるビームフォーミングがあります。ビームフォーミング機能を搭載していると、WiFiルーターが受け取った電波を束にして強い力で発信できます。
そのため、受信電波が弱くても通信の安定性を確保しやすく、かつ遠い場所でも通信性能の劣化なしで使用しやすい点が魅力です。使用場所の関係で中継器の購入を考えているなら、まずはビームフォーミング機能を持ったWiFiルーターを試してみて、それから中継器が必要か考えてみてもよいでしょう。
高速通信ができる「高性能CPU」
スマホやパソコンと同じで、WiFiルーターにもCPUが搭載されています。CPUは高性能であるほど通信性能がよくなり、タイムラグの少ない高速通信が可能となります。
CPUとはデータを処理する役割を持つため、高性能だと処理速度が速く、同時処理数が多いため快適に利用できます。通信性能の品質の高さを考えるなら、高性能CPUの代表である「デュアルコア」や「クアッドコア」を搭載したルーターを選ぶとよいでしょう。
設定が簡単になる「AOSS」
WiFiルーターを使用する際には設定が必要であり、これをネックに感じる人は少なくありません。簡単な設定でスムーズに使い始めたいなら、AOSS機能を搭載しているルーターがおすすめです。
通常はパソコンやオンライン上から設定をしなければならないルーターが多いですが、AOSS機能を持っているとルーター本体のボタンを押すだけで設定ができます。簡単設定でも機能が劣るわけではないため、初心者以外の人にも向いています。
複数端末を使用するなら「MU-MIMO」
子機を同時に接続したいなら、MU-MIMOに対応しているものがおすすめです。これは複数台に同時接続できる機能であり、子機を使用する際に接続の順番待ちが発生したり、いちいち回線を切り替えたりする必要がありません。
同時に複数台に向けて電波を発せられるため、何台も使用したい人におすすめの機能でしょう。ただし、MU-MIMOを搭載していても同時接続できる台数には限りがあるため、ルーターごとの最大値はチェックしておきましょう。
最新方式の「IPv6対応機能」
快適なインターネット通信を楽しむためには通信規格だけではなく、通信方式も確認が必要です。スムーズに利用できるのはIPv6に対応したルーターであり、旧式のIPv4にしか対応していないと通信の安定性が下がりやすいため注意しましょう。
IPv6は新しい通信方式のため、旧式のIPv4より混雑しておらず快適な通信がしやすいです。通信方式を最新にしておくと、より通信速度が上がりやすいことは覚えておきましょう。
ただし、通信方式も親機と子機で合わせる必要があるため、子機もIPv6に対応しているかチェックしておかなければなりません。
自分にあったWiFiルーターを選ぼう
WiFiルーターを選ぶ際には、自宅据え置きかモバイルWiFiか、購入かレンタルかを決め、モデルごとの詳細な違いを比較することが大切です。
自分が使用する環境ではどれくらいの機能や性能が必要かを考え、快適に使えるWiFiルーターを選びましょう。