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パソコンがインターネットに繋がらない4つの原因と対処法

更新日:2020.07.02

「パソコンがインターネットに繋がらない」トラブルの原因は、インターネット回線の契約、ルーターやONU、パソコン本体の問題が挙げられます。一つずつ解決方法、対処方法を紹介していきます。

ある日突然パソコンが「インターネットが繋がらない!」「WiFiに接続できない」となってしまったらとても困りますよね。この記事ではインターネット回線やLAN、WiFi回線に接続できない時の原因や設定などの確認事項、対処方法をまとめました。

最後まで読めばおそらくあなたのパソコンはインターネットに繋がるようになるはずです。なるべくわかりやすく説明します。

パソコンがインターネットに繋がらない4つの原因

パソコンがインターネットに繋がらない場合、原因がありそうな場所を特定するための「切り分け」という作業がとても大事です。

パソコンがインターネットに接続されるまでの流れはそれぞれの環境によって多少異なります。

【一戸建てでフレッツ光回線を引いているケース】

  1. パソコン
  2. (使っている場合はルーター)
  3. ONU(回線終末装置)
  4. NTT収容局
  5. プロバイダ
  6. インターネット網

という形で繋がっています。

「ソフトバンク光」や「ドコモ光」のようないわゆる「光コラボレーション」とよばれるサービスを契約している人も多いと思いますが、光コラボはNTT東日本・西日本から光回線を借りて使っています。そのため接続の流れは上記とほぼ同じです。

アパートやマンションのような集合住宅でも「光配線方式かVDSL方式かLAN方式か」といった細かい違いはありますが、やはり接続の流れはほぼ同じです。

【ケーブルテレビ経由でインターネットに接続している場合】

  1. パソコン
  2. ケーブルモデム
  3. 分配線
  4. 保安器
  5. (光ファイバーや同軸ケーブルなどを経て)
  6. ケーブルテレビ会社
  7. インターネット網

この流れのどこにインターネットに繋がらない原因があるのかを特定できれば、その対処方法は自ずと見つかります

【インターネットに繋がらない原因として想定されるもの】

  • インターネット回線の契約
  • インターネット回線
  • ルーターやONU
  • パソコン本体

原因を特定するためには「上流(インターネット網)から下流(パソコン)」へ向かって原因がないかどうか探っていくのがおすすめです。これは上流へ行けば行くほど原因かどうかの見極めが簡単な上、原因である可能性が低いからです。

原因の可能性の低い要素を早期に排除し、調査範囲を素早く絞り込むことによって、効率よく原因追究ができます。

インターネット契約はあるのか、料金滞納で回線が停止されていないか

最初に、インターネット回線の契約自体が有効なのかどうかを確認してください。気づかないうちに料金引き落とし口座の残高不足等で料金が滞納していて、インターネット回線が利用停止状態になっていることもあります。

あるいは転居などで引っ越しをした際に、インターネット回線契約を不動産業者やハウスメーカーが行っていなかった、自分で契約をする必要があったのにうっかりして契約を忘れていた、という話もよく聞きます。

インターネット網全体に何か障害は発生していないか

次に確認すべきはインターネット回線自体に問題が発生していないかどうか、です。

【考えられる3つの原因】

  • 世界や日本のインターネット網全体
  • プロバイダ(So-netやBIGLOBEなど)
  • 回線業者(NTT東日本・西日本のフレッツ光、ケーブルテレビ会社など)

可能性はとても低いですが、世界や日本のインターネット網全体に何か問題が発生していれば必ずニュースになっているはずです。ニュースでの報道がなければ次にプロバイダや回線業者を確認してください。

スマホや別のパソコンがインターネットに接続できる状態であれば、各業者の公式サイトを確認するのが最も早いです。ほかに、ツイッターなどのSNSで「フレッツ光 障害」などのキーワードで検索をするのも有効です。

ここまでの確認で原因が見つからない場合、いよいよ「パソコン」「(使っている場合は)ルーターやONUなどの接続機器」「これらをつなぐケーブルやコネクタ類」のいずれかに原因がある可能性が高い、ということになります。

パソコンやルーター、ONUに原因がある場合の対処法

パソコンがインターネットに繋がらない原因が切り分けの結果、「パソコン」「ルーターやONUなどの接続機器」「ケーブルやコネクタ類」にあると想定される場合の見分け方と対処方法について説明します。

「ケーブル接続のし直し」と「電源の入れ直し」をする

最初に必ず行って欲しいのは「ケーブルの接続のし直し」と「各機器の電源の入れ直し」です。嘘のような本当の話ですが、これだけでインターネットにつながるようになることは割とよくあります

パソコンとルーター、あるいはルーターと情報コンセントの間のLANケーブルの接続がいつの間にかゆるくなっていてインターネットにつながらなかったということであれば、接続のし直しで解消できます。また、パソコン内部でファイル破損等の問題が発生している場合は、電源の入れ直しで破損ファイルが回復することがあります。

ルーターやパソコンも電源の入れ直し、再起動で内部的なリフレッシュが行われるので問題が解消することも多いです。「ダメで元々」くらいの軽い気持ちでまずはやってみてください。

テーブルタップを使って電源をとるのにタコ足配線を行っている人は、コンセントから直で電源をとって試してみるのもいいでしょう。また、パソコンにさまざまなハード機器を接続している場合、これらをすべて取り外してパソコンのみ、もしくはパソコンとルーターのみという構成でのインターネット接続も試してみてください。

ハード機器が障害となってパソコンのインターネット接続を妨げていることもまれにあるからです。

ONUの4つのランプを確認

ケーブル接続のし直しと電源の入れ直しを行ったら、次は「上流から下流へ」の原則に従ってまずはONUから確認しましょう。確認といってもランプの状態を見るだけなので簡単です。

ONUとは回線終末装置のことで、光回線を引いている家には必ず設置されています。集合住宅はONUを共有していることがあり、この場合は確認するのが難しいかもしれません。

【ONUで確認すべき4つのランプ】

  • 電源ランプ
  • 光回線ランプ
  • UNIランプ
  • AUTHランプ

これらのランプは正常であれば緑色に点灯していますが、異常が発生していると消灯、もしくは赤色に点灯します。つまり、すべて緑色ならONUには問題がないことになります。

電源ランプが消灯していたら、別のコンセントに電源コードを差し込んでみてください。それでも消えたままの場合はONUの異常です。

光回線ランプが消灯もしくは赤色になっていたら、NTT収容局からきている光回線とONUの接続に問題があります。ONU側のケーブルを抜き差ししてみて、まだ赤色のままならONUの異常です。

UNIランプが消灯もしくは赤色になっていたら、「ONUとルーター」、「ONUとパソコン」、「ONUと情報コンセント」などの接続が切れている状態です。ONUとこれらをつなぐLANケーブルを替えてみて、それでも消灯・赤色の場合はONUの異常です。なおUNIランプは緑色の点滅をすることがありますが、これは正しく通信ができている状態となります。

AUTHランプが消灯もしくは赤色になっていたら、ONUの異常です。

いずれのケースもONUの異常の場合はONU自体の修理や交換が必要になるケースがほとんどですので、NTT東日本やNTT西日本などONUを貸与している事業者へ連絡をしてください。

ONUに問題がなければルーターを疑う

ここまでのチェックはものの5分もあれば終わるはずです。どこにも原因らしきものが見当たらなければ、いよいよパソコンとルーターに原因がある可能性が高くなります。

ここからはパソコンとルーターのどちらに原因があるのかの切り分けをする必要があります。最初に疑うのはルーターです。ルーターをつかっていない場合、この項目は飛ばしてください。

ルーターとパソコンを無線接続(WiFi接続)している場合

ルーターとパソコンをLANケーブルで接続してみてください。これでつながる場合は少なくともルーターに問題はなく、パソコンのWiFi接続の設定や無線LANアダプタの問題になります。

ルーターとパソコンをLANケーブルで有線接続している場合

ルーター側の差込口を別の場所に変えてみてください。別の差込口でインターネットにつながる場合、使っていた差込口が壊れていた可能性が高いです。

正しくつながる差込口を使うか、ルーターを交換しましょう。

どの差込口でも繋がらない場合

パソコンとルーター、ルーターと情報コンセントを結ぶLANケーブルをそれぞれ交換してみてください

LANケーブルを交換して…

  • 繋がる:原因はLANケーブルにある
  • 繋がらない:原因はパソコンにある

パソコンのWiFi設定かインターネット接続設定を確認

ここまでで原因らしきものが見当たらない場合、パソコンのWiFi設定かインターネット接続設定、もしくは無線LANアダプタに原因があると思われます。

パソコンとルーター間のWiFi接続状態の確認方法

WiFi接続をしている場合、Windows10なら画面右下にあるWiFiマークの状態を確認してください。

Windows10のWiFiマークは扇状の形です。WiFi接続に問題があれば、扇の左下に黄色い三角で囲まれた「!」マークが表示されるか、扇のアイコン自体がグレイアウトされます。

「!」マークが表示されていれば、「パソコンとルーターは接続されているがルーター以降に問題がある」ということを表しています。ONUに問題がある場合などがこれに該当します。

グレイアウトされているのは「パソコンとルーターが接続されていない」という状態です。

グレイアウトされていたら…

  1. WiFiアイコンを右クリック
  2. 「ネットワークとインターネットの設定を開く」をクリック
  3. 「利用できるネットワークの表示」をクリック

するとそのパソコンから接続可能なネットワークが表示されますので、その中に自分が使っているルーターがあるかどうかを探します。

表示のされ方はさまざまですが、通常はルーターのメーカー名や機種名(Buffalo-〇〇やnovas-〇〇-××など)、SSID(12ケタ程度の数字やアルファベットなど)のいずれかで表示されています。SSIDはパスワードと一緒にルーター本体にシールなどで貼り付けてあるはずです。

自分の使っているルーターを見つけたら…

  1. 右クリックをして「接続」をクリック
  2. 「ネットワークセキュリティーキーの入力」という表示が出る
  3. ルーター本体に貼られているシールに記載のパスワードを入力して「次へ」
  4. パスワードが正しければインターネットへ接続完了

手順①だけでインターネットへの接続が復活することもあります。

パソコンとルーター、情報コンセントを有線接続している場合の確認方法

ルーターとパソコンをLANケーブルで有線接続している、あるいは情報コンセントに直接接続しているという場合は、通知領域にあるパソコンのモニター状のネットワークアイコンが表示されます。

【有線接続に問題がある場合】

  • モニター状の右下に赤丸で囲まれた白の「×」マークが出る
  • 黄色い三角で囲まれた「!」マークが表示される

「×」マークが表示されていれば、「LANケーブルが接続されていない(LANケーブルを認識できていない)」ということを表しています。LANケーブルが断線している場合などがこれに該当します。

「!」マークが表示されていれば、「ルーター以降がインターネットに接続されていない」「IPアドレスが正常に取得できない」などということを表しています。いずれにしてもパソコンの設定や回線の問題です。

「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」とクリックし、「アクティブなネットワークの表示」の項目の右側、「イーサネット」と表示されているところにモニター状のアイコンがありますが、これをクリックした上で「詳細」をクリックすると「IPv4アドレス」という項目があります。

ここに「169.254.〇〇〇.×××」と表示されていたらパソコンからルーターが見えていなかったり、ルーターに問題が生じている証拠になりますので、ここも併せて見ておくとよいでしょう。

通知領域のネットワークアイコンに問題がある場合、ネットワークアイコンを右クリック→「ネットワークとインターネットの設定を開く」→「イーサネット」とクリックします。

有線接続で正しくインターネットに接続できていれば、ここに接続しているルーターなどが表示されます。接続できていない場合は「未接続」と表示されます。

【未接続が表示された場合】

  1. イーサネットの下の「ダイヤルアップ」をクリック
  2. 「新しい接続を設定する」をクリック
  3. 「インターネットに接続します」をクリック
  4. 「ブロードバンド(PPPoE)」をクリック
  5. 「インターネットサービスプロバイダー(ISP)の情報を入力します」と表示される
  6. プロバイダ発行の「ユーザー名」「パスワード」を入力する
  7. 「接続」をクリック

これでインターネットに接続できるはずです。接続できない場合はパソコンが物理的に壊れている可能性が出てきますので、パソコンメーカーのサポート窓口に電話しましょう。

対処法を試しても繋がらない場合

インターネット接続の上流から下流までをたどりながら原因を追究していったにも関わらず、「原因が見つからない」「原因らしきものが見つかって直したはずなのにどうしてもインターネットに繋がらない」という場合、最後に確認して欲しいのが「ドライバ」と「ファームウェア」です。

ドライバはパソコンに接続されているハード機器をOS(WindowsやMac OS)が制御できるようにするためのソフトウェアのこと、ファームウェアはハード機器自体を制御するためのソフトウェアのことです。

ルーターのドライバ、ファームウェアが最新かどうか確認する

ルーターのメーカーのホームページで確認やダウンロードができます。パソコンがインターネットに繋がらない状態では難しいかもしれませんが、別のパソコンからUSBメモリなどにダウンロードしてからインストールするようにしてください。また、パソコンにインストールされているネットワーク接続関連のドライバが破損してしまっている可能性も確認しておきたいところです。

Windows10の場合、Windowsマークから「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスマネージャー」をクリックするとパソコンに接続されているデバイスが表示されます。

すべてのデバイスの「>」をクリックして開いていくと、どこかに「!」マークがついているデバイスがあるかもしれません。これは何らかの理由でデバイスを認識できていないということで、多くの場合ドライバが破損しています。

「!」マークがついているデバイスを見つけたら、右クリックで「削除」をクリックしてください。削除をしてもパソコンを再起動すれば、そのドライバは再起動の過程で再度入れ直されます。ドライバの破損もそこで修復されますので、再起動後にデバイスマネージャーを確認すると「!」マークが消えているはずです。

それでもインターネットに繋がらない場合はパソコンを初期化する

ここまでやってもパソコンがインターネットに繋がらない場合、他にできることはパソコンを工場出荷時の状態にまで初期化して、ゼロから環境を構築し直すくらいです。パソコンに生じている問題が原因であれば、初期化をすればほとんどの問題は解決するでしょう。

ただし、これはソフト的な問題に限られ、物理的に破損している場合は初期化しても解決しません。また、初期化する場合は必ずバックアップをとってから行うようにしてください。

初期化するのは負担が大きいしリスキーだという人は、パソコンのメーカーやルーターのメーカー、回線事業者、プロバイダなどのカスタマーセンターに電話やメールで問い合わせをすることをおすすめします。

フレッツ光を使っている人は「フレッツ・サポートセンタ(故障のお問い合わせ)」(NTT東日本=0120-000113、NTT西日本=0120-248995)へ、光コラボを使っている人は各事業者(ドコモ光ならドコモ、ビッグローブ光ならビッグローブなど)へ問い合わせをしてください。

インターネットに繋がらない場合はあきらめずに原因を追究するようにしよう

「パソコンがインターネットに繋がらない」というトラブルはパソコンを使っていて生じるトラブルの代表的なもので、インターネット上にさまざまな事例や解決方法が紹介されています。スマホや別のパソコンがインターネットに接続できる環境であれば、検索すると解決方法が見つかる可能性が高いです。

検索できない場合や似たような事例が見つからない場合は、インターネット契約の有無からインターネット自体に生じている障害、プロバイダの障害の有無を確認の上、ONU→ルーター→パソコンという順番で障害を探しましょう。

多くの原因はルーターかパソコンにあると思われますが、接続設定を最初から作り直せばつながるようになるケースがほとんどです。慌てずに落ち着いて復旧作業を進めるようにしてください。

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