【OCNモバイルONE】容量シェアで通信費を節約する方法|料金、申し込み手順を紹介

OCN モバイル ONEには、容量シェアプランといって家族で分け合えるお得なプランがあります。家族それぞれが単独でOCN モバイル ONEを契約するより、容量シェアプランにすることで毎月の費用を抑えられます。どんなふうに契約すると節約できるのでしょうか?
この記事の目次
OCNモバイルONEの「容量シェア」についてご存知ですか。
通信量をシェアできるサービスだということは想像できても、具体的なサービス内容についてはよくわからない方も多いでしょう。
そこで今回は容量シェアのメリットやデメリットを具体的に解説します。
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OCNモバイルONEの容量シェアとは?
OCNモバイルONEの「容量シェア」は、家族みんなで使う場合や複数の機器で利用したい場合に適したサービスです。
料金を含むサービス内容の詳細を解説するので、申し込み前の参考にしてください。
5枚のSIMで通信容量をシェアできる
OCNモバイルONEの容量シェアは最大5枚のSIMカードで通信量をシェアできます。
月間20GBのコースを契約し、家族みんなで分けるなどの使い方が便利です。
月間20GBのコースを4人家族で容量シェアを行った場合
家族構成 | SIM | 月間20GBの内訳 |
---|---|---|
父 | 音声SIM(スマホ) | 4GB/月 |
母 | 音声SIM(スマホ) | 3GB/月 |
姉 | 音声SIM(スマホ) | 2GB/月 |
弟 | 音声SIM(スマホ)+データSIM(タブレット) | 6GB/月+5GB/月 |
月間20GBコースの使い方だと月々7,800円から利用可能です。
ひとりで月間6GBコースを契約した場合
SIM | 月間6GBの内訳 |
---|---|
音声SIM(スマホ) | 4GB/月 |
データSIM(タブレット) | 2GB/月 |
表のように、スマホとタブレットでそれぞれデータ量を分けて使うと便利です。
容量シェアでは自身の使い方に合わせて柔軟に通信量を振り分けることができます。
容量シェア料金
容量シェアの料金を紹介します。毎月発生する通信量料金(コース料金)の他に、「初期費用」と容量シェアを使うための「月額費用」が発生します。
OCNモバイルONEを新規で申し込み容量シェアを利用するケースと、すでにOCNモバイルONEを契約中で追加で容量シェアを申し込むケースをそれぞれ表にしています。
初期費用
新規で容量シェアを同時に申し込む場合 | データ通信専用SIMカード SMS対応SIMカード 音声対応SIMカード | SIMカード追加手数料:0円 |
---|---|---|
SIMカード手配料:394円/枚 | ||
すでにOCNモバイルONEを契約中で容量シェアを申し込む場合 | データ通信専用SIMカード SMS対応SIMカード | SIMカード追加手数料:0円 |
SIMカード手配料:394円/枚 | ||
音声対応SIMカード | SIMカード追加手数料:0円 | |
SIMカード手配料:394円/枚 |
SIMカード追加手数料はどれも無料です。SIMカード手配料については1枚あたり一律394円です。
容量シェアを使うための「月額費用」
データ通信専用SIM | 400円/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料0円) |
---|---|
SMS対応データ通信専用SIM | 520円/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料120円) |
音声対応SIM | 1,000円/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料600円) |
内訳を見るとわかるように、容量シェアSIM料金は一律400円です。SIMカード利用料はSIMのタイプで金額が異なります。
▼OCNモバイルONEの料金プランについてはご一読ください。
容量シェアのメリット
家族や端末ごとに通信量を分けて使える利点以外のメリットに目を向けて解説しましょう。
特に「料金が安くなる」点と「支払いをまとめられる」点は容量シェアの大きなメリットです。
利用料金が安くなる
容量シェアは個別にSIMを契約する場合と比較すると料金が安くなるのがメリットです。
例えばスマホ1台とタブレット1台を利用するために月間3GBのデータSIMを1枚、月間6GBの音声SIMを1枚それぞれ契約したとします。その際の金額は月額2,860円です。
それを月間6GBの容量シェアコースに変更し、スマホとタブレットの通信量をシェアして使うと月額料金は2,380円で済みます。
ひと月に使用できる容量は少なくなりますが、個別で申し込むのと比較し毎月のコストを480円抑えられます。
個別契約 | 容量シェア | |
---|---|---|
スマホ1台 | 月間6GBの音声SIM 1,980円 | 月間6GBの容量シェアコース 1,980円 容量シェアSIM料金 400円 |
タブレット1台 | 月間3GBデータSIM 880円 | |
合計 | 2,860円 | 2,380円 |
差額 | 480円 |


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支払いがまとめられる
家族一人ひとりが個別に主回線を契約した場合、毎月の支払いは当然各個人で行います。
それを面倒だと感じるなら、支払いをまとめられる容量シェアは便利です。
OCNモバイルONEでは同一名義で最大5回線まで契約できます。
050 plusで通話料を無料にしよう
容量シェアを利用し、家族みんなで利用するならOCNモバイルの050 plusの申し込みも検討してみてください。
050 plusを使えば、家族間の通話料金が無料になります。050 plusアプリ同士や050 IP電話への通話料金が無料となるのが050 plusの利点です。
OCNモバイルONEでは050 plusとのセット割を実施しており、通常月額300円のところ月額150円のセット料金で使用できます。
通信コストおよび通話コストを抑えたいなら、容量シェアと050 plusの併用がおすすめです。
▼050 plusの詳細は以下記事で解説しています。
容量シェアのデメリット
コストを抑えられる点や支払いをまとめられる点は容量シェアのメリットですが、一方で容量シェアにはデメリットも存在します。
特にシェアしているすべてのSIMで「速度制限がかかる」点や、データ残量を「管理しにくい」点はネックです。それぞれ解説するので参考にしてください。
速度制限中はシェアしているすべてのSIMの速度が低下
容量シェア中に速度制限を受けると、すべてのSIMで速度低下が発生するのがデメリットです。
速度制限中の最大速度は200kbpsです。通常時の最大262.5Mbpsと比べて極端に遅くなるので注意しなくてはいけません。
200kbpsに制限されてもメールの送受信やSNS、IP電話は使用できます。ただし、高画質動画の視聴やオンラインゲームの使用は厳しいです。
そのため、容量シェアを利用する際は通信量に気を配ることが大切です。通信残量はOCNモバイルONEアプリやOCNマイページから確認できます。
後からSIMを追加すると追加手数料がかかる
容量シェアプランは新たにSIMカードを追加する際に手数料が発生します。追加する1枚あたりのSIMの金額は決して安くはありません。
SIMカード追加手数料
- 音声対応SIMカード:3,000円/枚
- データ通信専用SIMカード:1,800円/枚
データ残量を管理しづらい
容量シェアで家族の通信量を分けて使用している場合、データ残量の管理をしにくいのもデメリットです。
場合によっては家族の誰かが規定以上の通信量を使用する可能性があります。それで速度制限を受けてしまうとすべてのSIMで速度が低下します。
家族みんなが快適にインターネットを使用するためには、明確なルールを決めておくことが大切です。みんなが条件を守ることではじめて容量シェアのメリットが発揮されます。
容量シェアがおすすめな方
どのような方に容量シェアはおすすめなのか具体的にお伝えします。
条件に当てはまる方は容量シェアの利用を検討してみてください。
容量シェアがおすすめな方
- 音声SIMを家族でお得に使いたい
- たくさん使う人と使わない人がいる
- スマホやタブレットなどの複数の端末をまとめて使用したい
- メインで利用する端末以外はそれほど使用しない
容量シェアなら家族個人が1回線契約するよりも料金を抑えられます。また、050 plusを使用すれば通話料は無料です。
そのほか、複数の端末を所持しておりメインの機器以外は滅多に使わないという場合も容量シェアが適しています。通信量を無駄にすることなく使用できます。
SIMカードを追加して容量シェアする方法
容量シェア用のSIMカードを追加する方法を「新規」および「既存会員」別に解説します。どちらも手続きは難しくありませんので安心してください。
新規で追加SIMを申し込む方法
OCNモバイルONEの公式ページより主回線の申し込みを行います。その際、容量シェアSIMも選択できるので必要な枚数分申し込みましょう。
あとは画面の流れに沿って申し込み手続きを完了させてください。
SIMには、「音声対応SIMカード」と「データ通信専用SIMカード」があります。利用目的に合ったものを選びましょう。
会員が追加SIMを申し込む方法
すでにOCNモバイルONEを利用中の会員がSIMカードを追加するには、OCNマイページから手続きを行います。
OCNマイページにログインし、既存の契約内容を確認したらSIMカードの追加手続きを行いましょう。
1契約につき追加可能なSIMの枚数は4枚までと決まっています。また、SIMカードの追加は1ヵ月に1度だけです。
この条件は新規・会員ともに同じなので覚えておきましょう。
SIMカードの解約方法
SIMカードの解約はOCNマイページより手続きできます。解約に伴い、使用済みのSIMカードは返却しなければいけません。
SIMカード返却先
- 〒261-7101
- WBG郵便局留 NTTコム SIM回収係
なお、OCNモバイルONEの新コースプランで契約している場合、解約時に違約金は発生しません。SIMカードの解約に伴い050 plusのセット割りは解除されるので注意してください。
▼OCNモバイルの解約方法は以下記事で解説しています。
まとめ
OCNモバイルONEの容量シェアのメリット・デメリットをお伝えしてきました。容量シェアは個別にSIMを契約するより金額を抑えるられる点がメリットです。
ただし、ひとつの端末で速度制限を受けるとすべてのSIMの速度が遅くなる点については注意してください。本記事で紹介したメリット・デメリットを理解した上で利用しましょう。
容量シェアは家族や複数の機器で利用するのに便利なサービスです。あなたの利用目的に叶っているならぜひ申し込みを検討してみてください。