MNP(ナンバーポータビリティ)をした後にクーリングオフってできるの?
現在大手通販会社と契約をしていて格安SIM会社にMNPしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そんな時に気になることが格安SIM会社が本当に今と同じように使えるかどうかだと思います。ここではMNP後にクーリングオフできるのかどうかまとめていきます。
この記事の目次
今大手通販会社を使っていて月額料金に不満があるという場合は格安SIM会社にMNP(ナンバーポータビリティ)すると月額料金が安くなります。大手通販会社から格安SIM会社にMNPをする時に気になることが、格安SIM会社の使い勝手ではないでしょうか。
いくら月額料金が安くなろうが使い物にならなければ大手通販会社の方が良いですからね。そんな不安を取り除けるものがクーリングオフという制度になります。ここではMNP後にクーリングオフができるのかどうかなどをまとめていくので、MNPを検討している方はぜひご覧ください。
クーリングオフとは?
MNP後にクーリングオフができるのかをまとめていく前にクーリングオフという制度についてご紹介していきます。
クーリングオフを使うことで契約を解除できる
クーリングオフとは、一定の期間内であれば無条件で契約を解除できる制度のことです。期間内に頭を冷やして冷静に判断するという意味からクーリングオフという名前になっています。
携帯電話でクーリングオフができるようになったのは2016年から
携帯電話の契約でクーリングオフができるようになったのは2016年からで、それ以前にはない制度でした。
クーリングオフはどんな理由でも解約できるというものではなく、法律によって決められた理由に当てはまる場合のみ契約解除が可能となります。
クーリングオフの期間
携帯電話のクーリングオフの期間は法律で定められており、その期間は8日となっています。8日以内であればクーリングオフが可能となっているので忘れないようにしましょう。
クーリングオフが適用されるための注意点
ここからはクーリングオフが適用されるための注意点をいくつかまとめていきたいと思います。
- 契約してから8日以内しか解約は不可能
- 電波状況が悪く利用状況が十分でない場合は解約が可能
- 契約書類がないなど説明が不十分な場合は解約が可能
- 説明に虚偽があったり不十分であった場合は解約が可能
- 解約までに発生した利用料金や手数料は支払う
MNP後にクーリングオフが適用されるための注意点はこのようになります。使おうと思っているのに使えない状況であったり、説明不足のせいで不利益が発生した場合に利用できるものとなっています。
これからは説明不十分で解約をされないように店頭販売の場合は説明の時間がさらに長くなることが予想されます。予め時間を長く取れるときでないと店頭での契約は難しくなってくるでしょう。
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クーリングオフしないで済む格安SIMにMNP(ナンバーポータビリティ)しよう
クーリングオフ制度が実施されているもののクーリングオフが適用されるには、先程ご紹介したような条件を満たしている必要があります。クーリングオフを使うことを考えるよりもクーリングオフを利用しないで済むようにきちんと調べてMNPをしていった方が良いので、評判の良い格安SIM会社をご紹介していきます。
①mineo(マイネオ)
出典:mineo(マイネオ)
最初にご紹介する格安SIM会社がmineo(マイネオ)になります。格安SIMはdocomo(ドコモ)の回線だけを利用しているところが多いのですが、mineo(マイネオ)はauの回線も利用できるのでauユーザーからも選ばれやすくなっています。
mineo(マイネオ)の月額料金
mineo auプラン(Aプラン) | 月額料金 シングルタイプ データ通信専用SIM | 月額料金 シングルタイプ データ+ SMS | 月額料金 デュアルタイプ 音声対応SIM | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
500MB | 700円 | 700円(SMS付帯料なし) | 1,310円 | 500MB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
3GB | 900円 | 900円(SMS付帯料なし) | 1,510円 | 3GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
6GB | 1,580円 | 1,580円(SMS付帯料なし) | 2,190円 | 6GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
10GB | 2,520円 | 2,520円(SMS付帯料なし) | 3,130円 | 10GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
20GB | 3,980円 | 3,980円(SMS付帯料なし) | 4,590円 | 20GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
30GB | 5,900円( | 5,900円(SMS付帯料なし) | 6,510円 | 30GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
mineo ドコモプラン(Dプラン) | 月額料金 シングルタイプ データ通信専用SIM | 月額料金 シングルタイプ データ+SMS | 月額料金 デュアルタイプ 音声対応SIM | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
500MB | 700円 | 820円 | 1,400円 | 500MB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
3GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 | 3GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
6GB | 1,580円 | 1,700円 | 2,280円 | 6GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps (Xi相当) | 1枚 |
10GB | 2,520円 | 2,640円 | 3,220円 | 10GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
20GB | 3,980円 | 4,100円 | 4,680円 | 20GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
30GB | 5,900円 | 6,020円 | 6,600円 | 30GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
mineo(マイネオ)の月額料金はこのようになっており、docomo(ドコモ)の回線よりもauの回線のほうが少しだけ安くなっていることが特徴です。
mineo(マイネオ)のポイント
ここからはmineo(マイネオ)のポイントについてご紹介していきます。
mineo(マイネオ)は以前は最低利用期間や解約金があったのですが、現在は最低利用期間も解約金も必要ありません。
mineo(マイネオ)ではオプションにはなるものの端末のサポートも用意してあります。月額399円にはなりますが、端末の修理も行ってくれます。
公式サイト:mineo(マイネオ)
②UQモバイル
出典:UQモバイル
次にご紹介する格安SIM会社がUQモバイルになります。UQモバイルは辞表者を挟まないで直接通信網を利用するので通信品質が優れていることが特徴です。
UQモバイルの月額料金
UQモバイル | 月額基本料 | 基本データ容量 |
---|---|---|
スマホプランS | 1,980円 | 3GB/月 |
スマホプランR | 2,980円 | 10GB/月 |
UQモバイルの月額料金はこのようになっています。UQモバイルではSMSが無料でついてくるので他の会社と比べて少し安くなっていると考えても良いでしょう。
UQモバイルのポイント
ここからはUQモバイルのポイントについてご紹介していきます。
UQモバイルはauのKDDIの子会社が運営しているため通信環境はとても良くなっています。プラチナバンドの人口カバー率は99%なので屋内でも快適に利用できます。
UQモバイルにはターボ機能が搭載されており、この機能を利用することで高速通信と低速通信を切り替えられます。通信速度が必要ないときには低速通信に切り替えることで通信量も節約できます。
公式サイト:UQモバイル
③IIJmio
出典:IIJmio
次にご紹介する格安SIM会社がIIJmioになります。IIJmioは格安SIM業界でシェア1位2位を争っている人気の高い格安SIM会社になります。
IIJmioの月額料金
IIJmio タイプD | 月額料金 データ通信専用SIM | 月額料金 SMS機能付きSIM | 月額料金 音声機能付きSIM ※キャンペーン中 | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン | 900円 | 1,040円 | 300円 | 3GB/月 | 下り最大988Mbps 上り最大75Mbps | 最大2枚 |
ライトスタートプラン | 1,520円 | 1,660円 | 920円 | 6GB/月 | 下り最大988Mbps 上り最大75Mbps | 最大2枚 |
ファミリーシェアプラン | 2,560円 | 2,700円 | 1,960 | 12GB/月 | 下り最大988Mbps 上り最大75Mbps | 最大10枚 |
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IIJmioの月額料金はこのようになっています。3GBの月額料金が1,000円以下となっているので選びやすいことが特徴です。
IIJmioのポイント
ここからはIIJmioのポイントについてご紹介していきます。
IIJmioは頻繁に設備投資を行っているので、回線の品質が優れています。
IIJmioは基本通信容量を翌月に繰り越すことが可能です。バンドルクーポンの場合でも無駄にすることなく使えます。
公式サイト:IIJmio
MNP(ナンバーポータビリティ)後にクーリングオフはできるのかまとめ
MNP(ナンバーポータビリティ)後にクーリングオフは可能です。ただし8日以内になっていることや端末が気に入らなかったという理由ではクーリングオフはできません。
またクーリングオフをしなくて済むように事前に乗り換え先について詳しく調べておくことが大切です。