mineoでもタブレットは使用できる?SIMタイプや料金プランを徹底解説
タブレットの通信料を抑えたい人は格安SIMへの乗り換えがおすすめです。この記事ではmineoでタブレットを使うことがおすすめの人や、SIMタイプの選び方を紹介しています。自分にあうSIMタイプや料金プランを見つけてスムーズな乗り換えを目指しましょう。
この記事の目次
格安SIMは月額料金が安いため、格安SIMへの乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。
格安SIMのmineoはトリプルキャリア対応なので、各キャリアから乗り換えしやすく、SIMカードを入れて使うセルラーモデル(LTEモデル)のタブレットであれば、基本的にmineoでも使えるので安心でおすすめです。
この記事では、mineoでタブレットを使うのがおすすめの人やSIMタイプの選び方を紹介していきます。
おすすめの料金プランもあわせて紹介しているので、mineoへの乗り換えを検討している人は必見です。
mineoでタブレットの使用はどんな人におすすめ?
格安SIMによって特徴が異なるため、どこに乗り換えても自分にあうタブレットの使い方ができるとは限りません。
mineoへの乗り換えを検討しているなら、どのような使い方の人におすすめなのかを把握しておくことが大切です。ここでは、mineoでタブレットを使うのがおすすめの人を3パターン紹介していきます。
タブレットをLTEで使用している人
インターネット通信する際にはWi-FiやLTEといった無線通信を利用しますが、どちらを使うかで通信料に差が生じます。しかし、すべてのタブレットがどちらの無線通信技術に対応しているわけではありません。
たとえば、Wi-Fiモデルの場合はSIMカードを入れるスロット自体が装備されていないため、mineoなどの格安SIMでは使えません。
一方で、セルラーモデルであればmineoのSIMカードを入れて使えるため、通信料を大幅に節約できます。
そのため、大手キャリアで購入したセルラーモデルのタブレットを使っている人には、mineoへの乗り換えがおすすめです。
外出先でも自由にタブレットを使いたい人
タブレットは自宅に限らず職場やカフェといった外出先でも、安定した通信環境が確保できればどこでも使えます。ノートパソコンに比べると厚さが薄く軽いため、様々な場所に持ち運びやすいことがメリットです。
音楽や電子書籍のほか、愛車にカーナビが搭載されていない場合、専用アプリをインストールすればタブレットがカーナビの役割を果たしてくれます。
タブレット1台あれば、顧客との商談や営業のプレゼンといった様々なビジネスシーンでも活躍が期待できます。
タブレットが利用状況に応じて様々な使い方ができるため、外出先でも自由に使いたい人はmineoへの乗り換えがおすすめです。
タブレットでテザリングしたい人
バッテリー容量が少なければ充電持ちが悪かったり、パフォーマンスの低下が懸念されます。スマホのバッテリー容量は3,000~3,500mAhですが、タブレットは5,000mAhを超える大容量のものがほとんどです。
長時間使ってもバッテリーの消費をそれほど気にしなくてよいため、タブレットでデザリングしたい人にはmineoへの乗り換えがおすすめです。
手持ちのタブレットがテザリング対応機種であるかは、mineoの公式サイトで公開されている「動作確認済み端末検索」でチェックできます。
mineoのSIMタイプの選び方
タブレットにはSIMタイプで異なる、データ通信モデルと音声通話モデルの2種類があります。
mineoの場合はモデルにあわせて次のような名称で2種類のSIMタイプが提供されています。
- シングルタイプ:データ通信モデル
- ディアルタイプ:音声通話モデル
タブレットを効率よく使うためには種類や利用状況に加え、適切なSIMタイプを選ぶことが大切です。
ここではmineoにおけるSIMタイプの選び方を紹介していきます。
データ通信モデルにはシングルタイプのSIM
シングルタイプはインターネット通信に特化したSIMカードのため、音声通話には対応していません。そのため、インターネット通信だけでタブレットを使う場合はシングルタイプの契約がおすすめです。
ただし、シングルタイプにSMSオプションを追加しても利用できません。SMSを利用したいなら音声通話モデルのタブレットを購入し、デュアルタイプでの契約が必要です。
また、データ通信モデルの場合、音声通話に対応したデュアルタイプのSIMを挿入しても、通話やSMSは利用できません。
音声通話モデルならSIMタイプは用途で選ぶ
手持ちのタブレットが音声通話モデルの場合、利用状況に応じたSIMタイプを選ぶとよいでしょう。mineoにおけるSIMタイプと利用可能機能は、次の通りです。
SIMタイプ | 利用可能機能 |
---|---|
シングル | データ通信 |
シングル+SMSオプション | データ通信 SMS |
デュアルタイプ | データ通信 SMS 音声通話 |
このように音声通話モデルの機種では、スマホと同様に利用状況に応じてSIMタイプが選べることが特徴です。
たとえば、仕事で使う端末はタブレットがメインの場合、SMSや音声通話機能が利用できるデュアルタイプがおすすめです。
タブレットにおすすめのmineoの料金プラン
mineoの料金プランは、スマホとタブレットで共通です。音声通話機能が付いたデュアルタイプの場合、500MB~30GBの6種類設けられているため、より利用状況にあうプランを選びやすいといえます。
ここではmineoが提供するタブレットにおすすめの料金プランを紹介していきます。プランによって特徴や利用できる機能が異なるため、自分にあうプランを見つけましょう。
シングルタイプの料金
データ通信に特化したシングルタイプは、データ容量や回線によって月額料金が異なります。
データ容量 | Aプラン(au)の月額料金 | Dプラン(ドコモ)の月額料金 | Sプラン(ソフトバンク)の月額料金 |
---|---|---|---|
500MB | 700円 | 700円 | 790円 |
3GB | 900円 | 900円 | 990円 |
6GB | 1,580円 | 1,580円 | 1,670円 |
10GB | 2,520円 | 2,520円 | 2,610円 |
20GB | 3,980円 | 3,980円 | 4,070円 |
30GB | 5,900円 | 5,900円 | 5,990円 |
この表をみると、au回線のAプランとドコモ回線のDプランの月額料金は変わりませんが、ソフトバンクのSプラン金は高めであることがわかります。
インターネット通信をほとんど使わない場合は500MB、仕事やプライベートの様々なシーンで使う予定がある場合は30GBの大容量プランがおすすめです。
デュアルタイプの料金
音声通話機能が付いたデュアルタイプも、シングルタイプと同様にデータ容量や回線によって月額料金が異なります。
データ容量 | Aプラン(au)の月額料金 | Dプラン(ドコモ)の月額料金 | Sプラン(ソフトバンク)の月額料金 |
---|---|---|---|
500MB | 1,310円 | 1,400円 | 1,750円 |
3GB | 1,510円 | 1,600円 | 1,950円 |
6GB | 2,190円 | 2,280円 | 2,630円 |
10GB | 3,130円 | 3,220円 | 3,570円 |
20GB | 4,590円 | 4,680円 | 5,030円 |
30GB | 6,510円 | 6,600円 | 6,950円 |
この表をみると、au回線のAプランの月額料金が最も安く、ソフトバンク回線のSプランが最も高いことがわかります。
Sプランの月額料金は高めですが、全国各地に設置されたソフトバンクのWi-Fiスポットが利用できます。そのため、Wi-Fiスポットに接続すれば外出先や旅行先でも通信量を気にせず無料でインターネットを楽しめます。
デュアルタイプはシングルタイプよりも月額料金は高いですが、通信料を抑えるためにキャンペーンを利用するという手段があります。
mineoでは次のような条件を満たせば、月額料金が800円割引されるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間 | 2020年6月1日~2020年8月2日 |
---|---|
適用条件 | 他社からの乗り換え 3GB以上のデュアルタイプで契約 |
割引内容 | 月額料金が6ヶ月間800円割引 6ヶ月間データ容量を1GB増量 |
月額料金の割引に加えてデータ容量が6ヶ月間にわたって1GB増量されるため、mineoを通常よりも安く利用できます。
SMSオプション料金
mineoでは電話番号同士でメッセージをやり取りできる、SMSオプションを提供しています。月額料金は次のように契約するプランによって異なります。
契約プラン | Aプラン(au)の月額料金 | Dプラン(ドコモ)の月額料金 | Sプラン(ソフトバンク)の月額料金 |
---|---|---|---|
シングルタイプ | 無料 | 120円 | 180円 |
デュアルタイプ | 無料 | 無料 | 無料 |
シングルタイプのAプランとデュアルタイプはSMSオプションの月額料金が無料で、契約と同時にSMSサービスが利用できます。
シングルタイプのDプランとSプランは、契約時にSMSオプションの有無が選べます。利用開始後にオプションの有無を変更する場合は、SIMカード発行手数料440円がかかるので注意しましょう。
データ容量は使い方を参考にする
mineoの料金プランは、シングルタイプとデュアルタイプのどちらも6種類のデータ容量から選べる仕組みです。500MBから30GBと選択肢が豊富なため、タブレットの利用状況に応じたプランを選びましょう。
外出時に少しタブレットを使いたい人は500MB
近年では、利便性のよい駅の近くで会議や商談などが行えるレンタルスペースが増えています。基本的には職場の会議室がメインで時々レンタルスペースを使う程度であれば、500MBのプランがおすすめです。
また、自宅はWi-Fi環境が整っており、外出先でも無料Wi-Fiスポットの利用が多い場合も、500MB程度で問題ないでしょう。
たとえば500MBはパソコンでWeb閲覧する場合約2,250回、動画を視聴する場合は57分程度が目安です。利用状況がこのくらいであれば、500MBでも十分です。
スマホと併用で効率的に使うなら3GBか6GB
SIMカードを入れ替えればスマホとタブレットを併用できるため、効率的に使いたい人は3GBか6GBのプランがおすすめです。
普段はスマホをメインで使い、大容量のデータをやり取りするときだけタブレットを使うといった方法があげられます。
しかし、月に何度かテザリング機能を使ったり、ナビ機能を頻繁に使う場合は6GB必要なこともあります。
スマホと併用でどのくらいデータ容量を使うかわからない場合は、まずはお試しで使ってみることもおすすめです。
仕事で使う人は10GB以上がおすすめ
プレゼンや資料のやり取りなど、ビジネスシーンではタブレットを使う機会が多いことでしょう。仕事でタブレットを頻繁に使う場合は10GB以上のプランがおすすめです。
10GB以上は大容量のファイルやダウンロードだけでなく、動画の再生も十分にできる容量です。また、ストリーミングで音楽を楽しむ機会が多い人も10GB以上あると安心です。
mineoはタブレットのセット購入ができる
キャリアで購入したタブレットがmineoに対応していない場合、乗り換え時にセット購入するのも手段の1つです。
mineoでは、HUAWEI MediaPad M5 Liteの1機種を販売しています。専用に開発されたスタイラスペンを使うと、仕事の効率アップに繋がります。
HUAWEI MediaPad M5 Liteのスペックは下記です。
タブレットモデル | データ通信モデル |
---|---|
ディスプレイサイズ | 約10.1インチ |
色 | スペースグレー |
大きさ | 幅:約243.4mm 縦:約162.2mm 厚さ:約7.7mm |
重さ | 約480g |
対応SIMカードタイプ | Aプラン:au VoLTE対応SIM(nanoサイズ) Dプラン:マルチSIM(nanoサイズ) SプランnanoSIM |
OS | EMUI 8.0 (Android 8.0ベース) |
メモリ | RAM:3GB・4GB ROM 32GB・64GB |
バッテリー容量 | 7,500mAh |
mineoでiPadは使用できる?
mineoで使えるiPadは、他の機種と同様にセルラーモデルであれば基本的にSIMカードを入れれば使えます。参考までに動作確認できているiPadを紹介します。
- iPad (7th)Wi-Fi + Cellularモデル
- 11インチiPad Pro(2nd)Wi-Fi + Cellularモデル
- 12.9インチiPad Pro(3rd) Wi-Fi + Cellularモデル
タブレットのモデルによっては、mineoに乗り換えても使えない可能性があります。あらかじめ公式サイトで公開されている「動作確認済み端末検索」で確認しておくことが大切です。
タブレットをmineoで使うときの注意点
キャリアで購入したタブレットがmineoでも使えると、新たに端末を購入しなくてよいので初期費用が抑えられます。
SIMタイプの選び方や料金プランを確認してmineoへの乗り換えを決めたら、次のような注意点を把握して最終的に判断しましょう。
Wi-Fiモデルには使えない
mineoで使えるのはセルラーモデル(LTEモデル)だけです。
Wi-FiモデルにはSIMカードを入れるスロットルが最初から装備されていないため、mineoに関わらずSIMカードを入れて使う方法ではタブレットは使えません。
SIMロック解除が必要な場合がある
キャリアでセルラーモデル(LTEモデル)のタブレットを購入した場合、スマホと同様に基本的にSIMロックがかかっており、機種によってはSIMロックの解除が必要です。
しかし、mineoはau、ドコモ、ソフトバンクといったすべての回線に対応しています。同じ回線のプランを選べばSIMロックを解除する必要はありません。
例外もあるのであらかじめ公式サイトの「動作確認済み端末検索」をチェックしましょう。
キャリアのタブレットをmineoで使おう
キャリアで購入したタブレットをmineoで使いたい場合は、まずは対応機種であるかを確認しましょう。
利用状況に応じてSIMタイプや料金プランを選び、通信費を抑えたいならキャンペーンを利用することもおすすめです。
また、mineoに乗り換える場合、通常であれば契約事務手数料として3,000円が必要になるものの、大手ショッピングサイトなどで販売されているエントリーパッケージを購入すると無料になるのでおすすめです。
タブレットの利用や乗り換えを考えている人は、初期費用や通信費が抑えられるmineoを検討してみてはいかがでしょうか。