WiMAXのL01sと02シリーズを徹底比較|最新機種を選んだ方がよい理由とは

スマホやモバイルルーターと同様に、WiMAXのホームルーターも古い機種から新しいものまで幅広く販売されています。この記事では、WiMAXのL01sと02シリーズを徹底比較しています。これからL01sの購入を検討している人は、最新機種と比較して判断しましょう。
この記事の目次
面倒な開通工事が不要なため、速やかにインターネット環境を整えたい場合はホームルーターの設置だけで済むWiMAXが便利です。WiMAXのルーターの種類は多く、価格も様々です。
古い機種なら比較的安価なため、L01sの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、ホームルーターは、できるだけ新しく強い機種を選ぶことをおすすめします。
ここではL01sと最新の02シリーズの違いを紹介していきます。これからWiMAXでL01sの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
▼SIMチェンジではおすすめのポケットWiFi/WiMAXを比較しご紹介しています。ぜひご一読ください。
WiMAXのL01sと最新の02シリーズを比較
外出先などにも持ち運べるモバイルルーターと異なり、ホームルーターは自宅に据え置くタイプです。スマホやタブレットといった様々なデバイスを同時接続できるため、家族で使うときに便利です。
WiMAXのL01sと最新の02シリーズを比較しました。これからホームルーターの購入を検討している人は、スペックなどを比較して自分にあうものを選びましょう。
スペックなど | L01s | L02 | 02 |
---|---|---|---|
発売日 | 2018年1月12日 | 2019年1月25日 | 2020年1月30日 |
メーカー | HUAWEI | HUAWEI | NECプラットフォームズ株式会社 |
通信速度 | 下り最大:440Mbps 上り最大:75Mbps | 下り最大:1.0Gbps 上り最大:75Mbps | 下り最大:440Mbps 上り最大:75Mbps |
対応ネットワーク | WiMAX 2+ au 4G LTE | WiMAX 2+ au 4G LTE | WiMAX 2+ au 4G LTE |
サイズ(W×H×D) | 約180×93×93mm | 約93×178×93mm | 約50×118×100mm |
重さ | 約450g | 約436g | 約218g |
同時接続機器数 | 最大42台 | 最大40台 | 最大20台 |
有線LAN規格 | Ethernet 1000Base-T 100Base-TX 10Base-T | 10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T(ギガビット対応)/2ポート | 1000BASE-T 100BASE-TX×1ポート |
無線LAN規格 | 5GHz帯:IEEE802.11ac/n/a 2.4GHz帯:IEEE802.11n/g/b | 5GHz帯:IEEE802.11ac/11n/11a 2.4GHz帯:IEEE802.11n/11g/11b | 5GHz帯:IEEE802.11ac/11n/11a 2.4GHz帯:IEEE802.11n/11g/11b |
L01sは最新機種の02シリーズよりも同時接続機器数が多く、最大42台です。L01sと02は通信速度こそ変わりないものの、L01sに比べると重さは半分近く軽いです。
ここで紹介した3機種の中では、通信速度が最も速いのは下り最大1.0GbpsのL02で、他の機種と大きく違うことがわかります。
WiMAXのホームルーターは最新のものを選んだ方がよい理由
AndroidやiPhoneといったスマホと同様に、Wi-Fiのホームルーターも機種が新しいほど性能がアップしています。そのため、ホームルーターはできるだけ新しい機種を選んだ方がよいでしょう。
ここでは、WiMAXのホームルーターは最新のものを選んだ方がよい理由を4つ紹介していきます。
通信速度が速い
L01sから約1年ごとに新たな機種が発売されています。
L01sとL02の通信速度を比べるとL01sは遅いため、インターネットを快適に利用できるとはいえません。また、持ち運びに便利なモバイルルーターと比べても、L01sの通信速度が遅いことがわかっています。
L01sとL02、モバイルルーターの通信速度をまとめました。
ルータータイプ | 機種 | 発売日 | 通信速度 |
---|---|---|---|
ホームルーター | L01s | 2018年1月12日 | 下り最大:440Mbps 上り最大:75Mbps |
L02 | 2019年1月25日 | 下り最大:1.0Gbps 上り最大:75Mbps | |
モバイルルーター | W06 | 2019年1月25日 | 下り最大:1.2Gbps 上り最大:75Mbps |
W05 | 2017年1月19日 | 下り最大:758Mbps 上り最大:112.5Mbps |
この表をみると、L01sの通信速度はモバイルルーターよりも遅いことがわかります。W05はL01sの約1年前に発売された機種にも関わらず、W05の方が下りと上りとともに通信速度は勝っています
アプリのダウンロードや動画の視聴でインターネットを利用するときには、繋がりやすいほど快適になることはいうまでもありません。
そのため、快適なインターネット環境を求めるなら、できるだけ新しい機種を選ぶことをおすすめします。
スマートスピーカーで操作できる
設定情報や状態を確認したい場合、L01sは専用サイトにアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力しなければなりません。
その一方で02の場合、スマートスピーカーのAlexaが搭載されているので、話しかけるだけで確認したい情報を聞き出せます。
また、02にはオンラインゲームの時間を制限できる「こども安心ネットタイマー」機能を搭載しています。
そのため、子どもがゲームばかりに夢中になるのを事前に回避できるので安心です。新しい機種には操作が便利になる機能が搭載されているので、スマートに操作したい人には02がおすすめです。
アップデートが不要
L01sは、2020年12月31日までにオンラインアップデートしなければなりません。本体の「Mode Update」が赤ランプで点滅すると、アップデートが必要なサインです。
期日までにアップデートしなければ、修理が必要になるので注意しましょう。その一方で、02シリーズはオンラインアップデートが不要です。
アップデートによる作業が面倒に感じるなら、02シリーズなどの比較的新しい機種を選ぶとよいでしょう。
WiMAXの最新ホームルーターが使えるおすすめプロバイダ5社
格安SIMと同様に、WiMAXを取り扱うプロバイダの数は多いです。そのため、どのプロバイダを選べばよいか迷っている人も多いのではないでしょうか。
ここではWiMAXの最新ルーターが使えるおすすめプロバイダを5社紹介していくので、月額料金やサービス内容を比較して自分にあうプロバイダを選びましょう。
プロバイダ名 | 月額料金 |
---|---|
カシモWiMAX | 1,380円~ |
UQ WiMAX | 3,880円~ |
Broad WiMAX | 2,726円~ |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,609円~ |
DTI WiMAX2+ | 0円~ |
【PR】カシモWiMAX
出典:カシモWiMAX
※カシモWiMAXは当サイトを運営している株式会社マーケットエンタープライズの子会社であるMEモバイルが運営しています。
カシモWiMAXは、新規契約者にとってお得になる特徴があります。
- 端末代無料
- 送料無料
- 月額料金割引
20,000円相当の端末が無料なので、最新機種も手に入りやすいでしょう。料金プランは、ユーザーのニーズにあわせてライトプランとギガ放題プランの2種類を提供しています。
料金プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
ライトプラン | 7GB/月 | 初月:1,380円 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:3,580円 25ヶ月目以降:4,079円 |
ギガ放題プラン | 無制限 | 初月:1,380円 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:2,980円 25ヶ月目以降:3,379円 |
どちらのプランを選んでも契約から2ヶ月間は1,380円で利用できることがわかります。
月額料金は、24ヶ月目まではカシモおトク割引、25ヶ月目以降はカシモ長期割引といった割引サービスが適用された金額です。
たとえば、ギガ放題プランの初月と1ヶ月目は通常4,679円のところ、3,299円割引されて1,380円になります。
25ヶ月目以降はどちらのプランも月額料金が変動しないため、管理しやすい通信費を求める人におすすめです。
カシモWiMAXの料金プランやキャンペーンについて詳しく知りたい方は、ぜひこちの記事も参考にしてみてください。カシモWiMAXの特徴や実際のユーザーの口コミとあわせて徹底解説しています。
UQ WiMAX
出典:UQWiMAX
UQコミュニケーションズ株式会社が運営するUQ WiMAXは、スマホと同時契約すると月額料金がお得になる料金プランを提供していることが特徴です。
料金プランは実質ギガ放題の1種類で、ウルトラギガMAXはUQモバイルユーザー専用プランです。プロバイダの中には、利用期間に応じて月額料金が変動するケースもあります。
しかし、UQ WiMAXは利用期間に関わらず月額料金は変わりません。
料金プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
ギガ放題 | WiMAX 2+:無制限 LTE:7GB | 3,880円 |
ウルトラギガMAX | WiMAX 2+:無制限 LTE:7GB | 5,360円~ |
音楽や動画といったエンターテインメント系のオプションサービスが充実しているため、日頃からサブスクリプションを利用している人におすすめです。
Broad WiMAX
出典:BroadWiMAX
株式会社リンクライフが運営するBroad WiMAXは、2016年3月1日から終了日未定で初期費用が0円になるキャンペーンを実施中です。
初期費用には端末代も含まれており、02やL02も対象機種です。料金プランはライトプランとギガ放題プランの2種類で、月間のデータ容量が異なります。
料金プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
ライトプラン | 7GB/月 | 利用開始月:2,726円の日割り 1~24ヶ月目:2,726円 25ヶ月目以降:3,326円 |
ギガ放題プラン | 無制限 | 利用開始月:2,726円の日割り 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
通常であればau 4G LTEを利用した月は1,000円程度のオプション料金がかかりますが、Broad WiMAXは無料です。
そのため、WiMAX 2+対応エリア以外でインターネット通信する機会が多い人には、Broad WiMAXがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAX
出典:GMOWiMAX
東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営するGMOとくとくBB WiMAXは、高額なキャッシュバックキャンペーンを実施していることが特徴です。
現在のキャッシュバック金額は最大27,200円で、契約すると特典も受けられます。
- 端末代0円
- 月額料金割引
- 専用クレードル0円
- 送料無料
他社に比べて受けられる特典が多いため、お得にWiMAXを契約したい人におすすめです。料金プランは多くのプロバイダと同様に、2種類を展開しています。
料金プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
7GBプラン | 7GB/月 | 利用開始月:3,609円の日割り 1ヶ月目以降:3,609円 |
ギガ放題プラン | 無制限 | 利用開始月:3,609円の日割り 1~2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
最初の2ヶ月はデータ容量が無制限のギガ放題プランでも7GBプランと同じ月額料金で利用できることがわかります。
DTI WiMAX2+
出典:DTIWiMAX
株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営するDTI WiMAX2+は、契約すると次のような特典が受けられます。
- 端末代無料
- LTEオプション料金無料
- 月額料金が最大2ヶ月無料
料金プランはモバイルプランとギガ放題プランの2種類で、ギガ放題プランなら最初の2ヶ月間は月額料金が無料で利用できます。
料金プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
モバイルプラン | 7GB/月 | 3,500円 |
ギガ放題プラン | 無制限 | 1~2ヶ月目:0円 3ヶ月目:2,590円 4ヶ月目以降:3,760円~ |
また、NTTグループカードに新規契約した上で通信料の支払いに使うと、最大6,000円のキャッシュバックが受けられます。
そのため、WiMAXと同時にクレジットカードの契約を検討している人には、DTI WiMAX2+がおすすめです。
最新のホームルーターでネット環境を快適にしよう
モバイルルーターと異なり、ホームルーターには内蔵バッテリーが搭載されていないため、どの機種を選んでもコンセントが必要です。
コンセントなのでバッテリー劣化の心配がないのは魅力ですが、コンセントがある場所にしか置けないことはデメリットです。
しかし、02ならL01sの重さが半分なので、インターネットが繋がりやすい場所への移動も簡単です。
また、L02なら下り最大速度が1.0Gbpsと速いため、混線時間帯でなければ動画の視聴やアプリのダウンロードにもほとんど影響がないといえるでしょう。
L01sよりもスペックの高い02シリーズを購入して、快適なインターネット環境を整えましょう。