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格安スマホで音声通話を賢く利用するために知っておきたいこと

更新日:2021.02.08

大手キャリアと比べると、音声通話の料金が割高になると言われている格安スマホですが、自分の用途に合わせて賢く使えば、音声通話もお得に利用することができます。この記事では、格安スマホで音声通話を賢くお得に使う方法について紹介していますので、音声通話の利用が多い人は参考にしてください。

スマホと言えば、SNSやメッセージアプリ、インターネットブラウザの閲覧など、データ通信を利用してコンテンツを楽しむ人が多いと思いますが、中には、音声通話をヘビーユースしている方もいることだと思います。この記事では、格安スマホで音声通話を賢く利用するために知っておきたいことを紹介します。


格安スマホで音声通話を利用するには

まずはじめに、格安SIMを挿入して利用する格安スマホで音声通話を利用する方法について紹介します。

音声通話SIMを選ぶ

格安SIMには、用途によっていくつかの種類があります。その種類は、会社によっても多少異なりますが、大きくは以下の3つの種類です。

音声通話を利用するには、基本的には、以下のうちの「音声通話SIM」を選んで契約する必要があります。

  • データ専用SIM
  • データ専用SIM (SMS機能付き)
  • 音声通話SIM

データ専用SIMでも音声通話が使えるIP電話アプリ

データ専用SIMを選んだとしても、音声通話を利用する方法があります。それは、IP電話アプリを利用する方法です。

IP電話とは、インターネット回線を利用した音声通話のことで、月額料金を支払えば、通常の音声通話に比べて安く通話ができるサービスになっています。

主なIP電話アプリについては、以下の表に示すとおりです。

IP電話サービス名月額基本料通話料
(携帯電話へ)
通話料
(固定電話へ)
050 plus324円16円/1分8円/3分
LaLa Call108円18円/1分8円/3分
G-Call050302円16円/1分8円/3分

WiFiを使えばメッセージアプリでも音声通話が可能

上記で紹介したIP電話のサービスを使う以外に、メッセージアプリで音声通話を行うことも可能です。音声通話ができるメッセージアプリには、LINEやSkypeなどがあります。

ただし、モバイル通信接続時にメッセージアプリを使って音声通話を行なっても、通話品質が劣ってしまう可能性があるため、可能であればWiFiに接続して、メッセージアプリでの音声通話を利用することをおすすめします。

格安スマホの音声通話料金は?

続いて、格安スマホ会社における通話料金について紹介します。

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基本的には30秒あたり21.6円が共通料金

格安スマホ会社で音声通話SIMを利用して電話をかける場合、会社に関わらず、基本的に30秒あたり21.6円という通話料金が共通になっています。

音声通話の基本料金で格安スマホ会社を選ぶ必要はありません。

音声通話料金が半額になるアプリ

ただし、格安SIM会社では、利用するだけで音声通話料金が通常の半額になるアプリを用意している会社が数多く存在します。

しかも、これらアプリは、利用料金やインストールにかかるお金が基本的には無料となっているので、利用しないのは損だと言えます。

以下に、こういった音声通話料金が半額になるアプリを提供している格安スマホ会社をいくつか紹介しておきます。

音声通話をよく使うユーザーにおすすめの「かけ放題」オプションがある格安スマホ会社

音声通話をよく使うユーザーにおすすめなのが、音声通話を何度行なっても料金が一定となる「かけ放題」オプションです。ここでは、「かけ放題」オプションを持っている格安スマホ会社を紹介します。

5分間かけ放題のオプションを提供している格安スマホ会社

5分以内の音声通話であれば、何度でも通話可能なかけ放題オプションを提供している格安スマホ会社を以下にまとめました。お手頃な月額料金で利用できるのが魅力です。

MVNO月額料金
b-mobile(ビーモバイル)
(990ジャストフィットSIM)
540円(時間超過分は10.8円/30秒)
TONEモバイル(トーンモバイル)810円(時間超過分は19.4円/30秒)
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)918円(時間超過分は21.6円/30秒)

10分間かけ放題のオプションを提供している格安スマホ会社

10分以内の音声通話であれば、何度でも通話可能なかけ放題オプションを提供している格安スマホ会社を以下にまとめました。5分間かけ放題と比べて、より長い通話ができるのが魅力です。

MVNO月額料金
TONEモバイル(トーンモバイル)
(IP電話)
540円(時間超過分は国内携帯電話宛:21.6円/30秒、国内一般加入電話宛:14円/30秒)
nuromobile(nuroモバイル)864円(時間超過分は10.8円/30秒)
G-call SIM864円(時間超過分は10円/30秒)
DTI SIM885円(時間超過分は10.8円/30秒)
BIGLOBEモバイル(ビッグローブ SIM)896円(時間超過分は9.72円/30秒)
NifMo(ニフモ)896円(時間超過分は10.8円/30秒)
IIJmio(みおふぉん)
(同一mioID間なら30分かけ放題になります)
896円(時間超過分は10.8円/30秒)
楽天モバイル918円(時間超過分は10.8円/30秒)
イオンモバイル(イオンスマホ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
mineo(マイネオ)918円(時間超過分は10円(免税)/30秒)
DMM mobile(DMMモバイル)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
OCN モバイル ONE918円(時間超過分は10.8円/30秒)
QTmobile(QTモバイル)918円(時間超過分は16円/30秒)
Fiimo(フィーモ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LinksMate(リンクスメイト)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LIBMO(リブモ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LINEモバイル(ラインモバイル)950円(時間超過分は10.8円/30秒)
@モバイルくん。1,080円(時間超過分は10.8円/30秒)

時間無制限のかけ放題オプションを提供している格安スマホ会社

時間に関係なく、何度でも通話可能なかけ放題オプションを提供している格安スマホ会社を以下にまとめました。オプション料金は高くなりますが、時間を気にせず通話できるのが魅力です。

 月額料金
Y!mobile1,080円
楽天モバイル2,570円

格安スマホで音声通話を最もお得に使う方法は?

最後に、格安スマホで最もお得に音声通話を利用する方法について、その用途に分けて紹介します。

家族間通話無料を狙うならOCN モバイル ONE+050 Plusがおすすめ!

家族で同じ格安スマホを利用して、家族間の通話を無料にしたいと考えている人におすすめの格安スマホ会社が、OCN モバイル ONEです。

利用者間の通話が無料になるIP電話サービス「050 Plus」は、通常であれば月額利用料金324円が必要ですが、OCN モバイル ONEユーザーであれば、音声通話SIM利用者なら月額0円、データ専用SIM利用者でも月額162円で利用できるのです。

公式サイト:OCN モバイル ONE

時間を気にせず通話をするならワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」がおすすめ!

とにかく時間を気にせず音声通話を利用したい人におすすめなのが、ワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」です。

基本使用料にプラス月額1,080円で利用できるオプションで、国内通話が時間や回数、さらに相手の会社に関係なく、かけ放題になります。

公式サイト:ワイモバイル

音声通話SIMを最安値で使うならロケットモバイルがおすすめ!

とにかく月額料金を抑えて音声通話SIMを利用したいと思っている人におすすめなのが、ロケットモバイル(ロケモバ)が提供する神プランです。

データ通信の速度は200kbpsと低速に限定されますが、月額1,023円という安さで音声通話SIMを契約できます。国内通話料金は他の格安スマホ会社と同じく、30秒あたり21.6円となっています。

公式サイト:ロケットモバイル(ロケモバ)

格安スマホで音声通話もお得に利用しよう!

以上、格安スマホで音声通話を賢く使う方法について紹介しました。

多くの格安スマホ会社では、利用するだけで通話料金が半額になるアプリを提供しているので、確実に利用しましょう。また、音声通話をよく利用する人は、IP電話サービスの導入やかけ放題オプションの利用を検討するのもおすすめです。

自分にあった格安SIMを診断してみる!

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