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プリペイドスマホとは?購入方法・おすすめ端末を解説

プリペイドスマホ・プリペイド携帯は、前払いの回線契約のため、使いすぎを防げる・審査に通りやすいなどのメリットがあります。しかしデメリットもあるので要注意です。本記事ではプリペイドスマホの特徴や注意点、購入・契約方法を紹介します。

この記事の目次

「プリペイドスマホ・携帯は審査がない」「クレジットカード・口座情報が不要」と、プリペイドスマホのメリットについて目にしたことはありませんか?

プリペイドスマホは前払い方式の回線契約なので、審査に通過しやすく、現金があれば回線を利用できます。しかし、使い方によってはデメリットもあるので注意が必要です。

そこで今回は、プリペイドスマホ・プリペイド携帯の特徴やメリット・デメリット、購入・契約方法を紹介します。おすすめ機種やプリペイドSIMとの違いも解説しているので、プリペイドスマホの利用を検討しているなら、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

記事のかんたんまとめ

  • プリペイドスマホとは、通信・通話料を前払いした分だけ回線が使える、端末購入を伴う通信サービスのこと
  • 使いすぎを防げる・基本料金なし・解約手続きが不要・審査に通りやすいなどのメリットがある
  • デメリットは、通話料や通信料が割高・機種やサービスが限られる・有効期限があること
  • 所有端末があるなら、前払いで回線使用分だけを購入できる「プリペイドSIM」がおすすめ
  • プリペイドスマホ・プリペイド携帯は海外での利用はできない
  • 海外で利用できるプリペイドSIMは空港や家電量販店で購入できる


プリペイドスマホ・プリペイド携帯とは

プリペイドスマホとは

プリペイドスマホ・プリペイド携帯とは、先に支払った料金分だけ回線を使用できる、端末購入を伴う通信サービスのことを指します。

通常の回線契約では、1月に使用した通信・通話料を2月に支払う「後払い」が一般的です。しかしプリペイドスマホでは支払いが「前払い」となるので、使いすぎる心配がないというメリットがあります。

一方で、プリペイドスマホを購入できる通信サービスが限られており、通常のスマホ契約とは異なる部分が多い点に注意が必要です。

プリペイドスマホのメリット

プリペイドスマホのメリット

プリペイドスマホのメリットとして、4点が挙げられます。

プリペイドスマホのメリット

  • 使いすぎを防げる
  • 基本料金が無料
  • 解約の手間がない
  • 審査に通りやすい
  • クレジットカード・銀行口座がなくても契約できる

1.使いすぎを防げる

プリペイドスマホは、事前に料金を支払わないと通信・通話ができない前払い式のスマホです。支払った料金分を超過すると使えなくなるので、うっかり使いすぎる心配がありません。

「つい通話しすぎてしまう」「動画を視聴しすぎて毎月の支払いが高額」という人は、プリペイドスマホを使えば使いすぎを防げるでしょう。

2.基本料金が無料

プリペイドスマホは、ほとんどの場合で基本料金が無料です。支払いは、使いたい通話・通信量分の料金のみとなります。

「スマホはほとんど使わないけど、たまに使う時がある」という人におすすめです。「月額0円でサブスマホを持っておきたい」という人にも向いているでしょう。

3.解約の手間がない

プリペイドスマホは、解約手続きがないケースがほとんどです。課金しなければ一定期間後に自動で解約されるので、解約手数料や違約金もありません。

「短期間だけスマホを使いたい」「なるべく面倒な手続きは省きたい」という人にもおすすめできます。ただし、自動解約されないケースも存在するので、契約時に自動解約となる条件を確認しておくとよいでしょう。

4.審査に通りやすい

プリペイドスマホは、一般的な回線契約と異なり、事前に料金を支払う仕組みのため、審査に通りやすい側面があります。

通常、通信サービス側によって行われる利用者の支払い能力を判断するための審査に通らないと、回線契約はできません。しかしプリペイドスマホは前払い方式のため、通信会社側にとって「支払ってもらえないリスク」がありません。

プリペイドスマホの利用時にも審査はありますが、通常の回線契約よりは審査に通りやすいでしょう。

5.クレジットカード・銀行口座がなくても契約できる

クレジットカードがない人や銀行口座が使えない人も、現金があればスマホを利用できる点も、プリペイドスマホのメリットです。端末についても、代金引換やコンビニ払いに対応しているサービスも多くあります。

クレジットカードを作成できない人や、銀行口座が凍結されている人など、何らかの事情で支払い方法に制限がある人も利用しやすいでしょう。

プリペイドスマホのデメリット

プリペイドスマホのデメリット

プリペイドスマホのデメリットとして、主に3点が挙げられます。

プリペイドスマホには使いすぎを防止でき、審査に通りやすいという大きなメリットがありますが、デメリットも把握して利用するようにしましょう。

プリペイドスマホのデメリット

  • 通信・通話料が割高
  • 対応機種が少ない
  • 取り扱っている通信サービスが限られる

1.通信料が割高

プリペイドスマホは基本料金がない代わりに、通信・通話料が割高な傾向があります。

下表はソフトバンクのプリペイドスマホ(シンプルスタイル)と、通常の回線契約時の通信・通話料を比較したものです。

ソフトバンクの料金比較プリペイドスマホ通常のスマホ
通話料(税込)9.43円/6秒
(47.15円/30秒)
22円/30秒
通信料(税込)200MB:990円(2日)
700MB:2,970円(7日)
3GB:5,478円(30日)
3GB:4,378円(ミニフィットプラン+)
無制限:4,928円(メリハリ無制限+)
※割引適用後

通話料はプリペイドスマホのほうが2倍以上高く、通信料も割引が適用されれば通常の無制限プランよりも割高です。

あまりスマホで通信・通話をしないという人も、使用状況によってはプリペイドスマホよりも通常の契約のほうが安くなります。節約目的でプリペイドスマホの利用を検討しているなら、本当にプリペイドスマホのほうがお得か、試算をして検討しましょう。

2.対応機種が少ない

プリペイドスマホは、対応機種が少ない点もデメリットです。最新機種やハイスペックな機種は、使えないと考えてよいでしょう。

2024年2月現在、ソフトバンクで提供しているプリペイドスマホは3機種のみです。

ただし、前払い式の回線契約であるプリペイドSIMなら、多くのSIMフリー端末・SIMロック解除済み端末で利用できます。手元にプリペイドSIMで使える端末があるなら、プリペイドスマホよりもプリペイドSIMの利用がおすすめです。

プリペイドSIMについては、後述の「5.端末があるならプリペイドSIMも検討」を参考にしてください。

3.取り扱っている通信サービスが限られる

プリペイドスマホを取り扱っているキャリア・通信サービスが少ない点も、プリペイドスマホのデメリットといえます。

国内大手キャリアでは、ソフトバンクしかプリペイドスマホを取り扱っていません。選択肢が少ないので、自分に適したサービスが見つからない可能性があります。

一方で、選択肢の少なさはサービス選びに手間がかかりにくいというメリットもあります。次項の「プリペイドスマホはどこで買える?」でプリペイドスマホを購入できるサービスを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プリペイドスマホはどこで買える?

プリペイドスマホ購入場所

プリペイドスマホを購入できる通信サービスとして、主に次の3社が挙げられます。

プリペイドスマホが買える通信サービス

  • ソフトバンク
  • レクモバ
  • Lyprimo(リプリモ) など

ソフトバンクは、国内のキャリアの中で唯一プリペイドスマホを取り扱っています。信頼できる通信会社でプリペイドスマホの契約をしたい人に、向いているでしょう。

レクモバ・Lyprimoは、クレジットカードや銀行口座がなくても契約できるプリペイドスマホを取り扱っています。審査も契約期間もないので、自由に契約したい人におすすめです。

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プリペイドスマホの購入方法・契約方法

プリペイドスマホの購入方法

プリペイドスマホの購入方法はサービスにより異なりますが、おおまかな流れは同じです。今回は、ソフトバンクで新規契約する際の購入方法を例に紹介します。

プリペイドスマホの購入方法

  • 購入に必要な書類・情報を準備
  • 公式サイトで購入したい機種を選択
  • 購入手続き

1.購入に必要な書類・情報を準備

まず、プリペイドスマホを購入するために必要な書類・情報を準備しましょう。ソフトバンクのプリペイドスマホを購入する際には、次の情報が必要です。

購入に必要な書類・情報

  • 本人確認書類
    →運転免許証・個人番号カード(マイナンバーカード)・健康保険証など
  • メールアドレス
    →「@mail.mb.softbank.jp」「@mail.my.softbank.jp」が受信できるメールアドレス
  • 支払い情報(クレジットカードの場合)
    →デビットカードも利用可能

本人確認書類は、補助書類があれば「住民基本台帳カード」や「日本国パスポート」など、より多くの書類の利用が可能です。本人確認書類の詳細は、公式サイトの「本人確認書類」を確認しましょう。

メールアドレスは、購入手続き後に「お申し込み受付のご連絡」メールの受信に必要です。メールアドレスの有効性だけでなく、受信拒否設定も確認しておくとよいでしょう。

支払い情報については「代金引換」も選べるため、クレジットカード情報は必須ではありません。デビットカードも利用できます。

2.公式サイトで購入したい機種を選択

シンプルスタイル
出典:ソフトバンク

購入時に必要な書類や情報が準備できたら、公式サイトで購入したいプリペイドスマホを選びましょう。

2024年2月現在、ソフトバンクでは3機種の取り扱いがあります。どれを選べばよいか迷ったら、後述の「プリペイドスマホ・プリペイド携帯おすすめ3選」をぜひ参考にしてください。

3.購入手続き

購入手続き
出典:ソフトバンク

欲しい機種が決まったら、機種のページの「購入する」「申し込む」ボタンから購入手続きを行いましょう。ソフトバンクの場合、手順は次の5ステップのみです。

購入手続きの流れ

  1. 機種ページの「予約・購入する」をタップ
  2. 任意の機種・プランを選択
  3. お客さま情報を入力
  4. 規約を確認・同意
  5. 申し込み内容を確認・同意

手順2では、機種のカラーやプラン、キャンペーンコードの入力などができます。「次へ」で進み、本人確認書類のアップロードやお客さま情報の入力・選択をしましょう。

お客さま情報の入力項目

  • 本人確認書類のアップロード
  • 契約者名(フリガナも)
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • Eメールアドレス
  • 支払い方法(クレジットカード/代金引換)
  • 4桁の暗証番号設定

住所は、本人確認書類と同じものを入力してください。

また、暗証番号は契約後に利用する会員向けサイト「My SoftBank」へのログイン時に必要になるものです。設定したら忘れないように注意しましょう。

お客さま情報入力後、規約の確認・同意、申し込み内容の確認を済ませたら購入手続きは完了です。

プリペイドスマホの使い方

プリペイドスマホの使い方

プリペイドスマホの購入手続きをしたら、次の手順で初期設定をしましょう。設定に複雑な操作はないので、初めてプリペイドスマホを使う人も迷わず利用開始しやすいでしょう。

プリペイドスマホの使い方

  1. 審査通過後、商品が届くのを待つ
  2. 切り替え手続き
  3. USIMカードの取り付け
  4. チャージ

手順1.審査通過後、商品が届くのを待つ

プリペイドスマホへ申し込み後、まずは審査完了の通知が届くのを待ちましょう。書類や入力内容に不備があり、審査に通らなかった場合には、指定の方法で情報の修正・再提出をしてください。

審査に通ったら、購入したプリペイドスマホが申し込み時に入力した住所宛に発送されます。ソフトバンクの場合、正午までに購入手続きが終わっていれば最短翌日に届きます。

ただし、配送地域や状況により数日のタイムラグが発生する可能性がある点に注意しましょう。

手順2.切り替え手続き

切り替え手続き
出典:ソフトバンク

プリペイドスマホが届いたら開封し、商品と一緒に入っている案内に従って切り替え手続きをしましょう。

切り替え手続きは、Web電話で行えます。手続きに必要な情報や受付時間は下表を参考にしてください。

Web電話
手続きに必要なものお申し込み受付番号
生年月日
Eメールアドレス
携帯電話番号
暗証番号
窓口切り替えページ0800-100-2555(無料)
受付時間9:00〜20:30
(年中無休)

同じ切り替え手続きでも、Webと電話で必要な情報や窓口が異なる点に注意が必要です。

なお、切り替え手続きは通常30分程で終わりますが、混雑状況によっては2〜3時間かかる可能性があることも把握しておきましょう。

手順3.USIMカードの取り付け

USIMの取り付け
出典:ソフトバンク

切り替え手続きが完了したら、プリペイドスマホと一緒に入っていたUSIMカードを台紙から取り外し、端末にセットしましょう。USIMカードをセットする際、端末の電源は必ずオフにしてください。

装着方法は端末側面のSIMトレイ・挿入口にセットする機種が一般的ですが、機種により異なります。電源カバーを取り外さないとセットできない場合もあるので、商品のマニュアルを確認しましょう。

USIMカードをセットできたら、端末の電源を入れ、電波が受信できるかを確認してください。電波が受信できない場合には、端末を再起動し、再度受信状況を確認しましょう。

手順4.チャージ

電波が受信できたら、実際にプリペイドスマホで通話できるよう、必要な金額をチャージしましょう。

ソフトバンクでは、プリペイドカードクレジットカードでチャージができます。

プリペイドカードでのチャージ方法

プリペイドカードを使ってチャージする場合には、まずプリペイドカードを購入し、電話で登録手続きをする必要があります。

プリペイドカードでのリチャージ方法

  1. ソフトバンクプリペイドカードを購入する
  2. スクラッチ部分を削る
  3. 「1400」にダイヤルし、ガイダンスに従って追加登録

1400へのダイヤルは、通話料無料です。ソフトバンクプリペイドカードはオンラインで購入できますが、支払い方法は代金引換のみなので注意しましょう。

クレジットカードでのチャージ方法

クレジットカードを使えば、パソコンから簡単に通話料金のリチャージができます。

クレジットカードでのリチャージ方法

  1. My SoftBankへログイン
  2. メニューの「料金・支払い管理」をクリック
  3. 「リチャージ」→「クレジットカード」をクリック
  4. リチャージしたい金額を指定
  5. クレジットカードを指定・カード番号などを入力
  6. 「リチャージ」ボタンをクリック

リチャージが完了すると、プリペイドスマホに「リチャージ結果」のSMSが届きます。参照番号は、取引を証明する大切な番号となるので、消さずにメモに残しておきましょう。

プリペイドスマホの選び方

プリペイドスマホの選び方

プリペイドスマホを選ぶ際には、次の5点に着目すると用途に適したものが選べるでしょう。

プリペイドスマホの選び方

  • 音声通話・SMSの有無
  • 端末の機能・価格
  • 料金プランの安さ・使いやすさ
  • チャージのしやすさ
  • 端末があるならプリペイドSIMも検討

1.音声通話・SMSの有無

プリペイドスマホには、音声通話・SMSができないタイプのものがあります。

音声通話もしたい場合には「音声通話対応」「音声通話SIM」のプリペイドスマホを購入しましょう。

ただし、LINEのような電話回線を使わずに通話できるメッセンジャーアプリは、音声通話非対応でも通話可能です。固定電話へ発信しないという場合には、音声通話ができなくても不便さは感じにくいでしょう。

2.端末の機能・価格

端末の機能も、プリペイドスマホを選ぶ際に気をつけたいポイントです。

プリペイド式に対応した端末は、スマホだけでなくガラケーも存在します。使用目的が通話のみの場合は、価格の安いガラケータイプが向いているでしょう。

また、スマホタイプの端末を利用したい場合も、画面の大きさやカメラの画素数など、自分にとって必要な機能が搭載されているか、確認が必要です。

安さ重視なら、機能は最低限に絞ったものを選ぶとよいでしょう。

3.料金プランの安さ・使いやすさ

プリペイドスマホをどの通信サービスで契約するか迷った時、料金プランの安さだけでなく、使いやすさにも着目すると失敗を防ぎやすくなります。

ソフトバンクのように端末代に無料チャージ分が付帯していると、端末の初期設定後すぐに通話が可能です。

データの追加が面倒という人は、リプリモのように大容量プランがあるサービスが向いています。プリペイドスマホの用途を考慮して、より自分にとって使いやすいサービスを選びましょう。

4.チャージのしやすさ

チャージのしやすいサービスのほうが、チャージ分を使い切ってしまった際に対応しやすいでしょう。

プリペイドスマホは、チャージ分を使い切ってしまった瞬間に通信・通話ができなくなります。チャージ残高不足で会話中に突然通話が切れてしまった場合、すぐにチャージできればスムーズにかけ直し可能です。

ソフトバンクの場合、クレジットカードを登録しておけば設定残高を下回った場合に自動でチャージする「オートリチャージ」が選べます。

使いすぎ防止目的の利用ではおすすめできませんが、普通のスマホを同じように使いたいと考えているなら、便利に活用できるでしょう。

5.端末があるならプリペイドSIMも検討

「回線契約はしていないけど、端末は持っている」という場合には、プリペイドスマホではなくプリペイドSIMがおすすめです。

プリペイドSIMは、所有しているスマホに購入した物理SIMを挿入するだけで回線が使えるサービス。購入した容量分を有効期限まで利用できるので、プリペイドスマホと同様に使いすぎを防げます。

コンビニや家電量販店などで気軽に購入でき、審査はなく、クレジットカード・銀行口座も不要です。より自由にスマホを使いたいと考えている人は、プリペイドSIMの利用も検討しましょう。

プリペイドSIMを利用するなら、次の4サービスがおすすめです。

プリペイドSIM提供の通信サービス

  • IIJmio
  • b-mobile
  • HIS Mobile
  • レクモバ など

プリペイドスマホ・プリペイド携帯おすすめ3選

おすすめプリペイドスマホ・携帯

プリペイドスマホ・プリペイド携帯を探しているなら、次の3機種がおすすめです。すべてソフトバンクのオンラインショップで簡単に購入できます。

プリペイドスマホ・プリペイド携帯おすすめ3選

  • moto g53s 5G
  • Libero3
  • Simply

1.moto g53s 5G

moto g53s 5G
出典:ソフトバンク

「moto g53s 5G」は、2024年1月19日に発売された新しいプリペイドスマホです。

5,000mAhの大容量バッテリーや、約5,000万画素のメインカメラを搭載しています。「プリペイドスマホで、高性能な機種が欲しい」という人に向いているでしょう。

また、画面サイズが6.5インチと大きく、映像を滑らかに再生できる性能を備えているため、動画を楽しみたい人にもおすすめです。

ソフトバンクの販売価格は35,200円(税込)ですが、120日間有効な無料チャージが10,000円分付いています。実質25,200円程度で十分な性能を備えたプリペイドスマホが購入できるのは、大きな魅力といえるでしょう。

端末名moto g53s 5G
ソフトバンク
販売価格(税込)
35,200円
※無料チャージ10,000円分付き(120日間有効)
本体サイズ約75mm×163mm×8.2mm
画面サイズ6.5インチ
重さ約183g
CPUSnapdragon 480+5G(オクタコア)2.2GHz+1.9GHz
RAM/ROM4GB/128GB
バッテリー5,000mAh
アウトカメラ約5,000万画素+約200万画素マクロカメラ
インカメラ約800万画素
おサイフケータイ×
防水/防塵IP52
生体認証指紋、顔
VoLTE(音声通話)対応
カラーインクブラック


2.Libero3

Libero3
出典:ソフトバンク

「Libero3」は、実質14,000円程度で購入できるプリペイドスマホです。販売価格は24,200円(税込)ですが、120日間有効な10,000円分の無料チャージが付いています。

カメラ性能が高く、背面のカメラは約1,600万画素+約800万画素+約200万画素のトリプルカメラです。ぼかし撮影や広角撮影も問題なくできるでしょう。

画面サイズは約6.1インチと大きいものの、重さは約166gと片手でも持ちやすい点もLibero3の強み。十分な基本性能と持ちやすさを兼ね備えたプリペイドスマホといえるでしょう。

端末名Libero3
ソフトバンク
販売価格(税込)
24,200円
※無料チャージ10,000円分付き(120日間有効)
本体サイズ約73mm×155mm×9.2mm
画面サイズ約6.1インチ
重さ約166g
CPUMTK P22(オクタコア)2.0GHz+1.5GHz
RAM/ROM3GB/64GB
バッテリー3,900mAh
アウトカメラ約1,600万画素+約800万画素+約200万画素
インカメラ約500万画素
おサイフケータイ×
防水/防塵非対応
生体認証非対応
VoLTE(音声通話)非対応
※シンプルスタイル4Gプランは対応
カラーブラック


3.Simply

Simply
出典:ソフトバンク

「Simply」は、レッド・ホワイト・ダークブルーの3色から選べるプリペイド携帯です。持ちやすく使いやすいシンプルなデザインで、文字入力がしやすい機種となっています。

販売価格は6,578円(税込)ですが、60日間有効な4,000円分の無料チャージ付きのため、実質2,500円程度で購入できる計算です。

通話やメール送信だけできればよい」という人にとって、非常にコスパのよいプリペイド携帯といえるでしょう。

端末名Simply
ソフトバンク
販売価格(税込)
6,578円
※無料チャージ4,000円分付き(60日間有効)
本体サイズ約50mm×132mm×13.8mm
画面サイズ約2.4インチ
重さ約115g
外部メモリカードmicroSDHC/最大32GB
バッテリー1,770mAh
アウトカメラ約200万画素
インカメラ非対応
Wi-Fi非対応
おサイフケータイ×
防水/防塵非対応
生体認証非対応
VoLTE(音声通話)非対応
※シンプルスタイル(4G ケータイ)は対応
カラーレッド/ホワイト/ダークブルー


プリペイドスマホを使う際の注意点

プリペイドスマホの注意点

プリペイドスマホを使う際には、次の3点に注意しましょう。

プリペイドスマホの注意点

  • 期限切れになると自動解約になる
  • 登録残高がないと発信できない
  • 海外では利用できない

1.期限切れになると自動解約になる

利用有効期間と電話番号有効期間
出典:ソフトバンク

プリペイドスマホで事前に支払った通信・通話料には、使用期限があります。使用期限を過ぎると、通信・通話はできなくなり、契約内容によっては自動で解約となるので注意が必要です。

一度解約となると、同じ電話番号での継続利用はできなくなります。同じ電話番号で使い続けたい場合には、自動解約となる条件を確認しておきましょう。

ソフトバンク「シンプルスタイル(スマートフォン)」の場合、プリペイドカードを登録した翌日から60日間が「利用有効期間」となります。利用有効期間中であれば、メールやWebの利用や、登録残高内での通話(発信)が可能です。

利用有効期間を超過すると「電話番号有効期間」となり、メールやWebの利用、通話発信はできなくなりますが、着信や無料通話の発信はできます。

電話番号有効期間である360日間を過ぎると自動解約となり、同じ電話番号の利用はできなくなるので注意しましょう。

2.登録残高がないと発信できない

プリペイドスマホは、事前に回線使用分の料金を支払って通信・通話をする仕組み。そのため、登録残高が0円になった時点で、発信した通話は会話中でも切断されます。

大切な用件で通話をする場合には、相手にかけてもらうか、十分な登録残高をチャージした状態で通話をしましょう。

もしプリペイドスマホの主な用途が通話という場合には、音声通話し放題のプランがあるサービスの利用がおすすめです。また、会話が途中で切断されるのを避けたいなら、残高が指定金額を下回った場合に自動でチャージされるサービスを活用しましょう。

3.海外では利用できない

プリペイドスマホの海外での利用は、できないケースがほとんどです。また、ソフトバンクの場合は国内から海外へ国際通話はできますが、サービスによっては国際通話もできない場合があります。

ただし、海外で使えるプリペイドSIMは存在します。海外用プリペイドSIMを提供している通信会社のオンラインショップだけでなく、空港や家電量販店でも購入可能です。

海外への旅行や出張で短期間だけ海外利用したいという場合は、プリペイドスマホではなく海外用プリペイドSIMを利用しましょう。

プリペイドスマホに関するQ&A

プリペイドスマホのQA

プリペイドスマホ・プリペイド携帯について、疑問に思いやすいポイントを5つピックアップしました。プリペイドスマホには注意点があるので、不明点や不安なポイントは、利用前に解決しておきましょう。

Q.プリペイドスマホとプリペイドSIMの違いは?

プリペイドスマホとプリペイドSIMの違いは、端末の購入を伴うかにあります。プリペイドスマホは契約時に端末の購入が必要です。

一方のプリペイドSIMは、所有している端末に購入したSIMカードを挿入して使えるため、端末を購入する必要がありません。

どちらも「事前に使用料を支払い、支払った分だけ通信・通話ができる」という点は共通しています。

Q.プリペイドスマホはau・ドコモ・ソフトバンクの大手キャリアで購入できる?

プリペイドスマホは、ソフトバンクでのみ購入可能です。auやドコモでは購入できないので注意しましょう。

Q.プリペイドスマホには審査がある?

ソフトバンクの場合、プリペイドスマホ購入時に審査があります。審査基準は非公表のため、どのような人が審査に落ちるかは不明です。

ただし、事前に端末代や回線使用料を支払うため、通常の回線契約よりも審査は通過しやすいと考えてよいでしょう。

なお、プリペイドSIMを提供しているレクモバ・リプリモでは「審査なし」と記載されています。サービスによっては審査なしでプリペイドスマホを利用できるでしょう。

Q.プリペイドスマホはコンビニ・家電量販店で購入できる?

プリペイドスマホはコンビニ・家電量販店で購入できませんが、プリペイドSIMは購入できるサービスがあります。

「IIJmioプリペイドパック」は取り扱っているコンビニが多いので、利用しやすいでしょう。

Q.プリペイドカードには有効期限がある?期限を延長できる?

プリペイドカードには有効期限があります。

例えばソフトバンクの場合、プリペイドカード登録1枚につき、登録の翌日から60日間が有効期限です。有効期限内にプリペイドカードを新たに登録すれば、有効期限を延長できます。

また、有効期限から360日間の「電話番号有効期間」内にプリペイドカードを追加登録した場合も、有効期限の延長が可能です。

有効期限が延長できる条件はサービスによって異なるので、プリペイドスマホ購入時に確認しておきましょう。

プリペイドスマホまとめ

プリペイドスマホまとめ

今回は、プリペイドスマホ・プリペイド携帯の特徴とメリット・デメリット、購入方法などを紹介しました。

この記事でわかったこと

  • プリペイドスマホとは、通信・通話料を前払いする仕組みの回線契約・端末購入
  • 使いすぎを防げる・審査に通過しやすいなどのメリットがある
  • プリペイドスマホを購入できるキャリアはソフトバンクのみ
  • 端末を持っているなら、プリペイドSIMもおすすめ

プリペイドスマホ・プリペイド携帯とは、通信・通話料を前払いする端末購入を伴う回線契約のことを指します。前払いのため、使いすぎを防げたり、審査に通りやすかったりする点が大きなメリットです。

一方で、国内の大手キャリアではソフトバンクでしか取り扱っておらず、サービスや端末の選択肢が少ないというデメリットもあります。もし回線契約をしていない端末を持っているという場合は、物理SIMを端末にセットするプリペイドSIMの利用も検討しましょう。

本記事で紹介したプリペイドスマホのメリット・デメリットを参考に、自分に適したサービスを選んでくださいね。

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