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格安スマホは海外での利用も便利!利用方法とおすすめ機種

更新日:2018.09.12

格安スマホを海外で使うには「国際ローミング」「海外用プリペイドSIM」「現地のプリペイドSIM」などさまざまな選択肢がありますが、いずれの場合も現地のモバイルネットワークと格安スマホの対応周波数帯が合致していることが必要です。それぞれを使う場合の注意点を解説、海外で使うのにおすすめの格安スマホも紹介します!

最近はSIMフリーの格安スマホを使っている人も多いと思いますが、格安スマホを海外で使うには「渡航先で使えるSIMカードが格安スマホに入っていること」「格安スマホ本体が渡航先で使われている通信規格や周波数帯に対応していること」という2つの条件を最低限満たす必要があります。この条件を満たさないと、現地についたらスマホが使えないという事態に陥ってしまいます。


そこで今回は「格安スマホを海外で使うために必要なSIMカード」「各国の通信規格や格安スマホの周波数帯」「海外で使うのにおすすめな格安スマホ」という3つのポイントを解説したいと思います。旅行や出張などで海外で格安スマホを使う予定のある人はぜひ参考にしてください。

格安スマホを海外で使うには「国際ローミング」か「海外用プリペイドSIM」「現地のプリペイドSIM」を活用する


まずは格安スマホを海外で使うために必要なSIMカードから確認していきましょう。

言うまでもなくスマホはSIMカードが入っていなければモバイルネットワークにつないで通話や通信をすることはできません(WiFi通信はできます)。

日本国内で使う場合はdocomoやau、SoftBankといったキャリアのSIMカードや、これらキャリアから回線を借り受けてサービスを提供するMVNOのSIMカードを入れて使いますが、旅行や出張といった目的で海外に一時滞在する際に入れるSIMカードとしては以下の4つの選択肢があります。

  • 日本国内と同じくキャリアのSIMカードを入れて「国際ローミング」を使う
  • 日本国内と同じくMVNOのSIMカードを入れて「国際ローミング」を使う
  • 「海外用プリペイドSIM」を購入して使う
  • 「現地のプリペイドSIM」を購入して使う

渡航先にもよりますが、一般的に利便性のみを考えればキャリアやMVNOの国際ローミングを使う方法がおすすめ、料金のみを考えれば海外用プリペイドSIMがおすすめ、となります

「国際ローミング」は日本で使っているスマホをそのまま海外で使える


国際ローミングとは、簡単に言えば日本国内で使っているスマホをそのまま海外へ持ち出して使うことです。

日本のキャリアが海外の国や地域でサービスを展開しているキャリアから回線を借り、日本から出向いた契約者向けに使わせる、という仕組みになっています。料金は海外のキャリアから日本のキャリアに請求がいき、日本のキャリアが利用者に請求する、という流れです。

docomo、au、SoftBankはいずれも国際ローミングを使えますが、使える国や提携先、料金などはキャリアによって異なります。

なお国際ローミングで使える端末については各キャリアともにあくまでも自社で販売したスマホの使用を原則としていますが、SIMフリーの格安スマホでも基本的には大丈夫です。ただし動作保証はされませんので事前によく調べたうえであくまでも自己責任で使うようにしてください。

キャリアの国際ローミングに共通なのは通話は従量課金制データ通信は海外パケット定額サービスがあるということです。

docomo(ドコモ)は「WORLD WING」


出典:NTT DOCOMO, INC.
docomoの国際ローミングサービスはWORLD WING(ワールドウイング)というサービス名がついています。

WORLD WINGの利用は申し込みが必要です。

WORLD WINGに用意されている海外パケット定額サービスは2種類あります。

まず1つめがパケットパック海外オプション(申し込み要)で、こちらは24時間1,058円を払えば日本で契約している料金プランのデータ量が使える、というものです。渡航先についても利用開始手続きをしない限りは通信料金がかからず、24時間後には自動的にストップしてくれます。

利用条件は「WORLD WINGの契約」「SPモードの契約」「国内の『パケットパック』『パケット定額サービス』『Xiデータ通信専用プラン』『FOMA定額データプラン』のいずれかの契約」の3つが揃っていることです。

2つめが海外パケ・ホーダイ(申し込み不要)で、こちらは20万パケット(約24.4MB)までなら1日最大1,980円、それ以上なら最大2,980円で使い放題となります。こちらはスマホ側で「データローミング」をオンにしてれば特別な操作は不要で、利用単位は日本時間の0時から23時59分59秒となります(現地時間ではないことに注意)。

利用条件は「WORLD WINGの契約」「国内の『パケットパック』『パケット定額サービス』『Xiデータ通信専用プラン』『FOMA定額データプラン』のいずれかの契約」の2つが揃っていることです。

auは「世界データ定額」&「海外ダブル定額」


出典:KDDI CORPORATION,
auの国際ローミングサービスにはdocomoのWORLD WINGのようにサービス名がついていませんが、海外データ定額サービスには世界データ定額海外ダブル定額(共に申し込み不要)の2つがあります。

まず世界データ定額は24時間1,058円で日本で契約している料金プランのデータ量が使えます。利用開始手続きをしないと通信料金が発生せず、24時間後に自動的にストップするという点も含めてdocomoのパケット定額オプションとほぼ同じです。

利用条件は「『データチャージ』(無料)の契約」です。

次に海外ダブル定額ですが、こちらもdocomoの海外パケ・ホーダイとほぼ同じで、約24.4MBまでの通信なら1日最大1,980円、それ以上なら最大2,980円で使い放題となります。

利用条件は「『LTE NET』または『LTE NET for DATA」』の契約」です。

SoftBank(ソフトバンク)は「アメリカ放題」&「海外パケットし定額」

SoftBankの国際ローミングサービスは世界対応ケータイというサービス名がついています。

世界対応ケータイの利用は申し込みが必要です。

そして海外定額データサービスにはアメリカ放題海外パケットし放題(共に申し込み不要)の2つがあります。

アメリカ放題はアメリカ本土やハワイなどに滞在時に、アメリカの携帯電話会社・スプリント(ソフトバンク傘下)のネットワークを使った音声通話やデータ通信などがすべて無料になる、というものです。通常は申し込みをしたうえで月1,058円の料金を支払う必要がありますが、2018年7月現在は申し込み不要、料金不要のキャンペーンが実施されています。

なおスマ放題「データ定額 5GB」以上を利用している場合はキャンペーン終了後も無料で使える予定です。

スプリント以外のネットワークを使うと料金がかかってしまいますので注意してください。

利用条件は「『世界対応ケータイの契約』」です。

もう1つの海外パケットし放題はdocomoの海外パケ・ホーダイやauの海外ダブル定額とほぼ同じです。約25MBまでの通信なら1日最大1,980円、それ以上なら最大2,980円で使い放題となります。

利用条件はこちらも「『世界対応ケータイの契約』」「ウェブ使用料又は4Gデータ通信基本料に加入していること」です。

格安SIMの国際ローミングは原則として「通話=○」「通信=×」


MVNOはdocomoやau、SoftBankといったキャリア各社から回線を借り受けてサービスを展開していますが、国際ローミングの扱いはキャリアと若干異なります。

MVNOでも国際ローミングは可能ですが、原則として使えるのは通話のみです。データ通信はできません。

ただしNifMo、@モバイルくん。、Wonderlink、インターリンクLTE SIMといったMVNOは国際ローミング自体に対応していません。つまりこれらのMVNOは海外で使えませんので注意してください。

LINEモバイルのSoftBank回線も国際ローミングに対応していません(docomo回線は対応しています)。

なおY!mobileはMNO(=キャリア)でありながら格安SIMという特殊な立ち位置ですが、格安SIMの中でY!mobileのみがdocomo、au、SoftBank同様に国際ローミングで通話も通信も行えます。

格安SIM各社の国際ローミングは申し込みが必要なところと申し込みが不要なところがあります。

以上の内容をまとめた表が以下のとおりです。

 音声通話データ通信申し込み公式サイト
mineo××公式を確認
楽天モバイル××公式を確認
LINEモバイル(※1)×公式を確認
UQモバイル××公式を確認
DMM mobile××公式を確認
U-mobile×公式を確認
BIGLOBEモバイル×公式を確認
Y!mobile公式を確認
IIJmio××公式を確認
OCN モバイル ONE(※2)×公式を確認
b-mobile×公式を確認
イオンモバイル××公式を確認
J:COM MOBILE××公式を確認
LIBMO××公式を確認
エキサイトモバイル××公式を確認
QTmobile××公式を確認
NifMo×××公式を確認
Fiimo××公式を確認
DTI SIM××公式を確認
nuromobile×公式を確認
TONEモバイル××公式を確認
@モバイルくん。×××公式を確認
ロケットモバイル××公式を確認
Wonderlink×××公式を確認
インターリンクLTE SIM×××公式を確認
LinksMate××公式を確認
ヤマダニューモバイル××公式を確認
スマモバ××公式を確認

※1 SoftBank回線は国際ローミング不可
※2 2018年2月5日契約分より申し込みが必要。それ以前の契約分は申し込み不要

「海外用プリペイドSIM」か「現地のプリペイドSIM」を購入する

格安スマホを海外で使う方法として、国際ローミングのほかにプリペイドSIMを購入して使うというものがあります。

プリペイドSIMには楽天モバイルやIIJmioが出しているような海外用プリペイドSIMと、現地のキャリアなどが出している現地のプリペイドSIMの2種類があります。いずれにしても料金前払い式のSIMカードで、使える期間や容量によって料金が異なります。

楽天モバイルは楽天モバイル 海外SIMというのを3,240円で販売しています。


出典:Rakuten, Inc.

これはあくまでもSIMカードのみの価格で、通話や通信に必要な分はヨーロッパ、北米、アジアは地域別パックを、それ以外の地域や「少しだけ使いたい」という人は1,000円分からクレジットという形でチャージを行う必要があります。

例えば北アメリカパックの場合、データ通信が500MBのパックで4,579円、通話+SMSが通話100分、SMS100通で4,633円となっています。

IIJmioは海外トラベルSIMというものがあります。


出典:Internet Initiative Japan Inc.

料金は500MBのデータ通信のみのスタートパック(データ)が3,850円、500MBのデータ通信に通話30分、SMS25通がついたスタートパック(音声つき)が4,600円となっています。

現地のプリペイドSIMは渡航先の空港やコンビニ、スーパーで購入できますが、Amazonなどの通販でも一部取り扱いがあります。ただし通販で購入すると現地で購入するより割高になりがちなようです。

一例としてアメリカ最大の電話会社、AT&Tが用意しているプリペイドSIM(GoPhone)の2018年7月現在の料金は以下のとおりです。

 月額料金データ通信容量
$35/mo.30ドル1GB
$50/mo.40ドル8GB
$65/mo.55ドル無制限
$85/mo.75ドル無制限

どのプランもアメリカ国内への音声通話とSMSは使い放題です。そのため同行した家族や友人がそれぞれこのSIMカードを使えば、旅行中の家族間通話や友人間通話は無料になります。

高速データ通信容量は1GBまでであれば3,400円弱から使うことができますし、料金だけを考えれば最安値と言えます。

ただし現地のプリペイドSIMを使う場合、アクティベーション(有効化)のためには基本的に外国語の画面での操作が必要になるのがややネックです。語学力に自信のない人は事前にネットなどでアクティベーションの方法を調べておくといいでしょう。

そしてプリペイドSIMを使う場合、入れて使うスマホ側は必ずSIMロックが解除されている端末かSIMフリー端末を使う必要があります。docomoのスマホで楽天モバイルの海外SIM場合や、docomoやauのスマホでIIJmioの海外トラベルSIMを使う場合など、スマホの回線とMVNOの回線が合っていてもSIMロック解除が必須となりますので注意してください。

各国の通信規格と格安スマホの対応周波数帯について


次は格安スマホが渡航先の通信規格や周波数帯に対応しているかどうかを調べる方法について紹介しましょう。

冒頭でも触れたように、まず大前提として使いたい国や地域のモバイルネットワークスマホの通信規格や周波数帯が合致していなければスマホを使えません。

つまり格安スマホを海外で使いたければこれらを合致させる必要があります。

「キャリアのスマホ」×「国際ローミング」はキャリアのホームページを確認

各キャリアの国際ローミングを使う場合(MVNOで国際ローミングを使う場合も含む)で、なおかつ各キャリアで販売されたスマホを使う場合ですが、これは各キャリアのホームページの国際ローミングについて記載されているページで対応機種と対応エリアを確認してください。

以下の図はauの国際ローミングのページでハワイにおけるau版Xperia Z3(SOL26)の対応状況を調べた結果です。


出典:KDDI CORPORATION,

これを見るとau版Xperia Z3はハワイで国際ローミングを使って音声通話もSMSもデータ通信もできることがわかります。

ちなみにdocomo版のXperia Z3をハワイでdocomoの国際ローミングを使うとどうなるか、docomoのホームページで調べると以下のような結果になりました。


出典:NTT DOCOMO, INC.

同じXperia Z3でもdocomo版をdocomoの国際ローミングで使うと、ハワイでは音声通話とSMSしか対応していません。

このような形で国際ローミングへの対応状況がわかります。

海外のモバイルネットワークについての基本的な考え方

2018年現在、世界でモバイルネットワーク向けに使われている通信規格は「2G」「3G」「4G・LTE」の3つです。「LTE」は厳密に言えば「3.9G」になるのですが、世界的には「4GにはLTEを含める」という解釈になっています。

世界中の国々がこの3つの通信規格のうち最低1つ以上を自国のモバイルネットワークに採用していますが、1番普及しているのが2Gです。日本、韓国、北朝鮮、ツバル以外の世界中各地で使われています(オーストラリアは2Gを停波)。2Gのみを使っている国というのはあまりなく、多くの国々で2G、3G、4Gのすべてが使えるようになっています。

渡航先の通信規格や周波数帯の調べ方については、各国共通で「こうすれば調べられる」という決まった方法がありませんので、基本的な考え方をいくつか案内します。

2Gの周波数帯はあまり意識しなくても大丈夫

2Gは850MHz、900MHz、1,800MHz、1,900MHzの4つの周波数を利用しますが、「900MHzと1,800MHz」「850MHzと1,900MHz」というペアで表記されることが多いです。前者は主にアジアやヨーロッパで、後者はアメリカ大陸の国々で使われています。

少なくとも日本国内で販売されている格安スマホは、ほとんどがこの両方のペアの周波数帯をカバーしています。そのため2Gの周波数帯はあまり意識する必要はありません。

アメリカ大陸へ行く際は要注意

3Gや4G・LTEでは周波数帯を「バンド○」というように表示することもあります。参考までに日本国内のキャリア別周波数帯割り当て状況は以下のとおりです。

バンド/周波数docomoauSoftBank
バンド1/2.0GHzW-CDMA、LTECDMA2000、LTEW-CDMA、LTE
バンド3/1.7GHzLTELTE
バンド6/800MHzW-CDMA
バンド8/900MHzW-CDMA、LTE
バンド9/1.7GHzW-CDMA
バンド11/1.5GHzLTEW-CDMA
バンド18/800MHzCDMA2000、LTE
バンド19/800MHzW-CDMA、LTE
バンド21/1.5GHzLTE
バンド26/800MHzLTE
バンド28/700MHzLTELTE

日本国内で各キャリアごとに周波数帯が割り当てられているように、海外でもそれぞれの国でモバイルネットワークに使う周波数帯を定め、各キャリアに割り当てています。

すべての国、すべてのキャリアについてここで紹介するのは不可能ですが、傾向として「アジア、ヨーロッパ、オセアニア、中東、アフリカはバンド1、バンド3、バンド7、バンド8が主流」「アメリカ大陸はバンド2、4が主流」という形になっています。

日本国内で使われている周波数帯と比較すると、アジアやヨーロッパなどで主流として使われている周波数帯のうちバンド1、バンド3、バンド8は日本国内でも使われていますが、アメリカ大陸で主流として使われているバンド2、バンド4は使われていません。つまりアメリカ大陸の国々が採用している周波数帯は世界のモバイルネットワークの中では少数派ということです。

後ほど紹介しますが、これは格安スマホ選びに少なからず影響を与えます。

格安スマホは世界中の多くの国々で販売できるようになるべく多くの周波数帯をカバーするように作られますが、2万円台以下で売られる格安スマホの中にはアメリカ大陸で使われる周波数帯をあえてカバーしていないものがあります。

グアムやハワイも含めたアメリカやカナダなどのほか、アメリカ大陸の国々への渡航を考えている人は格安スマホがカバーしている周波数帯の確認をより一層注意深くする必要があります。

格安スマホの周波数帯の調べ方

格安スマホがどの通信規格、周波数帯をカバーしているかはメーカーのホームページなどで確認することができます。

ここでは一例としてHUAWEIのP20 liteの対応周波数帯を調べてみましょう。

メーカーのホームページからP20 liteの「スペック」というページを見ると、「通信方式」に以下のように記載されていました。


出典:HUAWEI Technologies Co.

P20 liteは「au、UQモデル」と「ワイモバイルモデル」「SIMフリーモデル」の3つがあり、それぞれ対応している周波数帯、通信規格が異なります。

au、UQモデルは「4G LTE & WiMAX2」となっています。2Gや3Gはカバーしていないように見えますが、auに確認をしたところ「SIMロック解除後はバンド1/3/8/18/19/26/28が利用可能」とのことでした。

ワイモバイルモデルはGSM、WCDMA、LTEいう表記があるので2G、3G、4Gをカバーしています。

SIMフリーモデルもワイモバイルモデル同様2G、3G、4Gをカバーしているうえ、キャリアアグリゲーションとau VoLTEにも対応しています。

つまりHUAWEIのP20 liteはワイモバイルモデルとSIMフリーモデルであれば海外のどの国に持って行ってもほとんど使え、au、UQモデルはSIMロック解除をすれば3Gと4Gを採用している国であれば使える、ということになります。

海外で使うのにおすすめな格安スマホ5選

それでは最後に、海外で使うのにおすすめな格安スマホを5つ紹介しましょう。

FREETEL Priori5


出典:MAYA SYSTEM Inc.

まず最初に紹介するのがFREETELのPriori5です。

FREETELはかつてMVNOでもありましたが、運営元のプラスワンマーケティング株式会社は2017年末にMVNO事業を楽天モバイルに譲渡した後に民事再生法の適用を申請、現在は株式会社MAYA SYSTEMがスマホ事業を承継してスマホの開発や販売を行っています。

【Priori5のおすすめポイント1】1万円台で買えるDSDSスマホ

Priori5のおすすめポイントは1万円台で買えるDSDSスマホということです。

2018年7月現在、FREETELの公式ストアでPriori5は1万8,144円で販売されていますが、これはDSDSスマホとしてはかなり安い部類に入ります。

DSDSとは「デュアルSIM・デュアルスタンバイ」の略で、2枚のSIMカードを入れて両方同時に待ち受けできます。

最近は低価格帯の格安スマホにもDSDS機能を持つものが増えてきていますが、中には2つあるSIMカードスロットのうち片方をmicroSDカード用のスロットを兼ねているものがあります。この場合、microSDカードを使ってしまうとSIMカードは1枚しか使えません。

しかしPriori5は2つのSIMカードスロットとは別にmicroSDカードスロットを用意しているので、2枚のSIMカードとmicroSDカードを併用できます。

DSDSスマホは国内では格安SIMを使っているという人に特におすすめです。

前述のように格安SIMのほとんどが国際ローミングでは通話のみしか使えず、通信を使えません。そのため1つめのSIMカードスロットに格安SIMを入れて通話に対応し、2つめのSIMカードスロットに海外用プリペイドSIMを入れて通信に使う、という使い分けをすると便利です。

FREETEL Priori5取り扱いMVNO

ASUS ZenFone 4 Max

続いて紹介するのがASUSのZenFone 4 Maxです。

ZenFoneシリーズはユーザーから大きな人気を集めている格安スマホの1つで、実に多彩なバリエーションがありますが、その中でも今回おすすめするのは2018年7月現在での最新シリーズであるZenFone 5系ではなく、1つ前のZenFone 4系の中から大容量バッテリーを搭載するZenFone 4 Maxです。

【ZenFone 4 Maxのおすすめポイント1】アメリカで使える低価格帯格安スマホ

ZenFone 4 Maxのおすすめポイントはアメリカで使えるうえに価格が安いということです。

各国の通信方式の項目でも紹介したように、グアムやハワイを含めたアメリカやそのほかのアメリカ大陸の国々で使われている周波数帯はバンド2やバンド4が主流で、そのほかの国々とは異なります。

低価格帯の格安スマホではこれらのバンドが切り捨てられていることが多いわけですが、ZenFone 4 MaxはLTEのバンド2、バンド4をしっかりカバーしています。

もちろんLTEのバンド1、バンド3、バンド7、バンド8もすべてカバーしているので、アメリカ大陸以外の国々でも幅広く使えます。

2018年7月現在公式ショップでの価格が2万3,094円となっており、Priori5に比べると約5,000円高いです。これはPriori5では対応していないバンド2、バンド4に対応している分だと思えば納得がいくでしょう。

「ハワイやグアムに行く機会が多いができるだけ安い価格の格安スマホにしたい」という人などにおすすめです。

【ZenFone 4 Maxのおすすめポイント2】バッテリーが4,100mAhと大容量

ZenFone 4 Maxのもう1つのおすすめポイントはバッテリーが大容量ということです。

ZenFoneシリーズで「Max」がつくものは大容量バッテリーを搭載していますが、ZenFone 4 Maxのバッテリー容量は4,100mAhとなっています。

海外旅行に行くとついつい写真やムービーをたくさん撮ってしまったり、Googleマップのナビゲーション機能を使ったり、普段よりバッテリーを消耗しがちです。それにも関わらず1日の大半を外で過ごしているとバッテリーを充電する機会がなく、気がついたらホテルに戻る前にバッテリーがなくなってしまう、ということがよくあるでしょう。

ZenFone 4 Maxはバッテリー容量が標準的なスマホに比べて1.5倍程度もあり、省電力機能も充実しているので、バッテリーを大量消費しがちな海外旅行に向いていると言えます。

モバイルバッテリーを持ち歩くのに比べると荷物が少なくなるのもうれしいところです。

ASUS ZenFone 4 Max取り扱いMVNO

FUJITSU arrows M04


出典:FUJITSU

3つめに紹介するのが富士通のarrows M04です。

arrows M04は今回紹介する格安スマホの中では唯一の国産メーカー機となります。格安スマホ市場は海外メーカー機に席捲されている感がありますが、その中で気を吐いているのがシャープのAQUOSシリーズと富士通のarrowsシリーズです。

【arrows M04のおすすめポイント1】とにかく頑丈

arrows M04のおすすめポイントは頑丈であるということです。

旅行や出張で海外に出掛ける際はおのずとスマホを外へ持ち出すことが多くなりますが、外へ持ち出せばコンクリートなどの硬い地面にスマホを落としてしまうリスクも高くなります。写真撮影などのためにスマホを頻繁に出したりしまったりすればなおさらのことです。

スマホは比較的落下時の衝撃に弱く「iPhoneを落としたら画面が割れてしまった」というような話はよく聞くわけですが、arrows M04は画面周辺に厚さ0.3mmの画面保護フレームがついているおかげで落下時に画面が直接地面に当たりにくい作りになっています。


出典:FUJITSU

さらにスマホ内部に使われるフロントフォルダの厚さを旧モデルと比較して向上させることによってボディ全体の剛性を高めたり、内部側面壁にステンレスフレームを追加して曲がりにくさとゆがみにくさを両立させています。

またarrows M04は水や埃にも強い作りで、米国防総省の物品調達基準であるMIL規格で防水性能はIPX5/IPX8、防塵性能はIP6Xとなっています。ちなみに防水性能のIPX8というのは「常温の水道水の水深1.5mのところにスマホを沈めて30分後に取り出しても使える」ということを意味します。

これらの堅牢性、防水性、防塵性は旅先での大きな安心につながります。

【arrows M04のおすすめポイント2】ハンドソープをつけて洗える

もう1つのarrows M04のおすすめポイントはハンドソープをつけて洗えるということです。


出典:FUJITSU

電源を切った状態でSIMカードとmicroSDカードスロットのキャップを閉め、TVアンテナがしまってある状態であれば市販の泡タイプのハンドソープをつけてスマホ本体をザブザブと洗えます。

万が一激しいアクティビティの際にスマホを落として汚してしまっても、ホテルのバスルームなどで汚れを洗い流せばOKです(ハンドソープをつけて洗う際は取扱説明書で洗い方をよく確認するようにしてください)。

FUJITSU arrows M04取り扱いMVNO

HUAWEI P20 lite


出典:HUAWEI Technologies Co.

4つめはHUAWEIのP20 liteです。

格安スマホは今やHUAWEIの存在抜きに語ることはできません。P20 liteに限らずHUAWEIのスマホはその性能と価格を比較したときのコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

またスペックには表れない端末性能の高さ、言い換えれば「サクサク感」のようなものを感じるスマホが多いです。

HUAWEIのスマホはハイエンド側から「Mateシリーズ」「honorシリーズ」「Pシリーズ/P Plusシリーズ」「novaシリーズ」「P liteシリーズ」「nova liteシリーズ」があり、今回取り上げたP20 liteは2018年7月に発売された最新型のミドルレンジモデルになります。

【P20 liteのおすすめポイント1】総合力が高い

P20 liteは特筆すべきおすすめポイントがある、ということよりも全体的に総合力が高いこと自体がポイントと言えます。

CPUはファーフェイ独自設計となるオクタコアのkirin 659、RAMは4GBを搭載し、高度な3D処理が必要なゲームを頻繁にプレイしない限りは性能面で困ることはないと思います。

セキュリティは顔認証と指紋認証の2つを搭載していますが、どちらも精度がかなり高くスムーズにロック解除が可能です。

画面サイズは5.8インチと旧モデルの5.2インチに比べて大型化しましたが、ベゼルが狭いおかげで端末サイズ自体の大きさはそれほど感じることがなく、非常に持ちやすいデザインとなっています。

つまり日常での使い勝手が非常に高いというわけです。

海外で使うという観点から考えるとワイモバイルモデルとSIMフリーモデルは3Gのバンド2に対応しているのでアメリカ大陸も含めた世界各国で使える点が高評価です。

SIMフリーモデルはSIMカードスロットが2つ付いていますが、セカンダリーSIMは2Gの音声通話にしか対応していないので注意が必要です。この点は4Gと3Gの同時待ち受けができるPriori5やZenFone 4 Maxが有利と言えます。

世界各国で使える格安スマホが欲しい、でも普段使いのために基本性能の高さは譲れないという人に向いているかもしれません。

HUAWEI P20 lite取り扱いMVNO

iPhoneシリーズ


出典:Apple Inc.

格安スマホではないですが、海外で使うのにおすすめなスマホとしてどうしても紹介しておきたいのがiPhoneシリーズです。

【iPhoneシリーズのおすすめポイント1】世界各国のApple Storeでサポートが受けられる

iPhoneシリーズのおすすめポイントは世界中にApple Storeがあるということです。

Appleの公式ストアであるApple Storeは2018年7月現在、世界24カ国に502店舗が存在しており、アメリカの271店舗は別格としても、中国には41店舗、オーストラリアには22店舗、フランスには20店舗、といったように主要国にはきめ細かくApple Storeが設置されています。

渡航先で故障や破損といったトラブルに見舞われた場合に駆け込める公式ストアがあるのはなにかと安心なものです。Apple Storeは各店舗に「Genius Bar」という技術サポート窓口があるので、簡単なトラブルであればその場で解決することもあります。

【iPhoneのおすすめポイント2】幅広い周波数帯に対応している

iPhoneシリーズはあらかじめ世界中で使われることが想定されているためか、対応している周波数帯が非常に幅広いです。

iPhone Xの対応周波数帯は

FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42)
TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)

……以上のようになっています。

海外旅行が趣味な人や世界中あらゆる国へ出張する可能性があるビジネスマンなどはiPhoneシリーズを持っておくのが無難だと言えるでしょう。

格安スマホは海外でもお得に活用しよう


ここまで格安スマホを海外で使う方法を、キャリア、格安SIM、海外版プリペイドSIM、現地のプリペイドSIMの4つのパターンに分けて説明したうえで、各国の通信方式やスマホの対応周波数帯、海外で使うのにおすすめの格安スマホを紹介しました。

「格安スマホを海外で使う」となったときにもっとも気になるのは「渡航先で使えるのか使えないのか」という点だと思います。

キャリアで販売されたスマホであれば、キャリアのSIMカードを使っている場合はキャリアに確認すればわかりますし、格安SIMを使っている場合であっても国際ローミングを使う場合はキャリアの回線に依存するので最終的にはキャリアを頼ればある程度までの情報は割と簡単に入手できます。

しかし格安スマホを使う場合はキャリアでは回答をもらえませんし、メーカーに問い合わせても対応がまちまちなであったり確定的な回答はもらえなかったりするので自力で調べざるをえません。こういった作業が苦手な人は「あくまでもSIMロック解除端末かSIMフリー端末で使うことを前提としている」「日本語でのやり取りが可能」という点で楽天モバイルやIIJmioの海外版プリペイドSIMを使うのがおすすめと言えるでしょう。

端末の対応問題さえクリアできれば国際ローミングはある意味もっとも手軽な方法ではあるのですが、「音声通話を使うときの料金が心配」「(格安SIMの場合)データ通信ができない」といった問題もあります。

英語でのアクティベーションに問題がなければ現地のプリペイドSIMを使うのも悪くありません。なんと言っても料金の安さが魅力です。

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