IIJmioは海外で使える!SMS・通話OK、データ通信対応プランを紹介

IIJmio(みおふぉん)の格安SIMを海外で使ってみました!人気のMVNO・IIJmioは国際ローミングに対応していますが、実際のところ国際通話やデータ通信はできるのでしょうか?今回の記事では実際に海外に行って検証しています。2018年9月現在、データ通信が使える「海外トラベルSIM」も登場しておすすめです!
この記事の目次
IIJmio(みおふぉん)のSIMカードは、海外でも使えるのでしょうか?実際に海外へ行き、検証してみました。docomo回線のタイプD、au回線のタイプAでは国際ローミングの海外音声通話に対応しており、2018年9月現在はデータ通信が利用可能な「海外トラベルSIM」パッケージも登場しているので、海外旅行用に利用するならおすすめの格安SIMの1つです。
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海外で使えるIIJmio(みおふぉん)の格安SIM
IIJmioの格安SIMは、ローミングを利用して海外でも利用可能です。docomo回線のタイプD、au回線のタイプAが提供されていますが、どちらも「音声通話機能付きSIMカード」で「音声通話」と「SMS」が使えます。
通話・SMSの利用可能なエリア・料金はdocomo、auの料金に準じるので、もし該当国・地域で使えるか調べたい場合には「海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索」「海外で使う (au世界サービス)」のページを確認しましょう。
IIJmio | 海外対応 |
---|---|
利用可能なSIMカード | 音声通話機能付きSIM |
使える機能 | 音声通話 SMS |
対応エリア・料金 | タイプD:docomoに準じる タイプA:auに準じる |
対応エリア・料金 の調べ方 | タイプD:海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索(docomo) タイプA:海外で使う(au) |
通常プランではデータ通信機能は使えないので、海外でもインターネットを利用したい場合には海外用の「海外トラベルSIM」を申し込むか、出国する前にモバイルWiFiルーターサービスを申し込んだり、現地に着いてから現地のSIMカードを申し込んだりといった対策が必要になってきます。
タイプD(docomo回線)の国際通話料金例
IIJmio(タイプD/docomo回線)で国際通話を利用する場合の料金例もいくつか紹介します。
【アメリカ本土】
- 発信する場合
- 滞在国内:125円/分、日本向け:140円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 175円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【イギリス】
- 発信する場合
- 滞在国内:80円/分、日本向け:180円/分、その他の国向け:280円/分
- 着信する場合
- 110円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【フランス】
- 発信する場合
- 滞在国内:80円/分、日本向け:180円/分、その他の国向け:280円/分
- 着信する場合
- 110円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【韓国】
- 発信する場合
- 滞在国内:50円/分、日本向け:125円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 70円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【中国】
- 発信する場合
- 滞在国内:75円/分、日本向け:175円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 145円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【台湾】
- 発信する場合
- 滞在国内:75円/分、日本向け:175円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 145円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【タイ】
- 発信する場合
- 滞在国内:75円/分、日本向け:175円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 155円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
【フィリピン】
- 発信する場合
- 滞在国内:75円/分、日本向け:175円/分、その他の国向け:265円/分
- 着信する場合
- 155円/分
- SMS
- 送信:100円/1通
すべて2018年9月現在
みおふぉんダイアルを使うと安く国際通話がかけられる
IIJmioの音声通話機能付きSIMでは「みおふぉんダイアル」を利用することが可能です。スマートフォンにアプリをダウンロードして利用可能でかつ基本使用料は無料です。みおふぉんダイアル経由で通話すると、指定の「国際通話サービス提供国・地域」に発信先が限られるものの、国際電話も10円(免税)/30秒と激安の通話料金でかけることが可能です。
【みおふぉんダイアルを利用した場合の国際通話料金】
みおふぉんダイアル | 料金 |
---|---|
使用基本料金 | 無料 |
国際通話 | 10円(免税)/30秒 ※指定の「国際通話サービス提供国・地域」にのみ適用 |
みおふぉんダイアルは発信専用アプリで、かつ海外→日本への発信は不可となっており、日本→日本、もしくは日本→海外(対象国)への発信のみに対応しています。つまり海外旅行へ自分が行くときには使えませんが、例えば友人・家族が旅行に行ったときに、日本から海外へ発信する安い連絡手段として便利です。


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ネットも使える「海外トラベルSIM」
IIJmioでは海外渡航者向けに専用のSIMプラン「海外トラベルSIM」を提供しています。料金は以下のとおり。
プラン | スタートパック (データ) | スタートパック (音声付き) |
---|---|---|
料金 | 3,850円(免税) | 4,600円(免税) |
機能 | データ通信のみ | データ通信 SMS 音声通話 |
音声通話可能時間 | なし | 通話:30分(発着信合計) SMS:25通(送受信) |
データ通信容量 | 500MB | 500MB |
有効期間 | 14日間 | 14日間 |
※SIMフリー端末でのみ利用可能
料金はデータ通信専用パッケージで3,850円、音声通話機能やSMS機能も付いたパッケージで4,600円となっており、どちらも免税で購入できます。
「海外トラベルSIM」がIIJmioの通常プランと決定的に異なる部分が、データ通信の利用にも対応している点です。またパッケージ内容以上のものを使わなければ定額なので、通常プランで国際ローミングを利用したときのように「データ通信・SMS・国際通話の使いすぎで高額になる」といった心配も少ないのがメリットと言えます。
もちろん、docomoはパケットパック定額オプションや海外パケ・ホーダイを提供していますし、auも世界データ定額を提供しており、海外での通話・SMS・データ通信においては、使用条件によっては必ずしも格安SIMが安いというわけではありません。とはいえ、海外でデータ通信が使えない格安SIMは多いので、データ通信も使える点は海外トラベルSIMの魅力と言えるでしょう。
海外トラベルSIMの有効期限はパッケージを購入してから14日間。2週間以内の旅行であれば問題ありません。迷いそうなときにマップを利用したり、緊急用に通話を用意しておくならお手軽なパッケージ料金なので、候補の1つとして入れておくべきでしょう。またデータ容量のリチャージなども可能なので、方法によっては2週間以上の利用もできます。
IIJmio(みおふぉん)のSIMは海外で使えるのか?海外現地で検証
※以下の検証内容は2015年6月時点での情報です。現在は異なる可能性がありますので、当記事前半の情報および公式サイトにて最新情報をご確認ください。
まずは「IIJmio(みおふぉん)のSIMを海外で使ってみる」という実験の環境と条件を箇条書きにしました。
- IIJmioのSIM
- mio高速モバイル/D ミニマムスタートプラン
- 場所・カナダ
- 機種・SIMフリー
- 日本のApple Store購入iPhone 6 Plus
国際ローミングは使えるはず
IIJmioはdocomo系SIMなので、国際ローミングやWORLD WINGのホームページを見る限り、カナダでは大手通信会社ROGERSの電波が仕様としては使えるようです。SIMフリーのiPhone 6 Plusであれば、電波の周波数も問題なさそうです。
出典:docomo 国際サービス対応表
国際ローミング対応表を見るとLTEにも対応している「はず」なんですが、どうでしょうか。結果、国際ローミングでデータ通信は利用できませんでしたが、IIJmioの格安SIMで3Gの国際電話は可能でした。
データ通信は使えないはず
IIJmioのホームページには「国際ローミング利用時は、データ通信はできません」と記載があるので、これが正しければ海外でデータ通信は使えないはずです。
docomo契約なら使えるのに、みおふぉんだと使えないの?同じSIMなのに?と疑問を一瞬持ちましたが、これは実際に試す他ありませんので、実際に検証していきます。
2018年9月現在はデータ通信も利用可能な「海外トラベルSIM」が登場しています。
IIJmio(みおふぉん)を海外で検証してみた結果
代表的なMVNOの1つであるIIJmioの格安SIMは、海外で利用できるのでしょうか?今回はカナダで検証してみました。
音声通話機能付きSIMカードのみ国際電話が可能
IIJmio高速モバイル/Dの音声機能付きプランは、海外で国際通話をすることができました。料金はdocomo国際電話の料金に準拠します。まず電波ですが、ROGERSの電波を3Gで掴むことができました。これで見た目上は通話ができそうです。

次に電話をかけてみたところ、しっかりと通話ができました。詳しくHPで確認してみたところ「ドコモの国際サービスエリアに準拠している」とのことだったので問題なく利用できているようです。
ちなみに国際通話ができるのは音声通話付きSIMカードのみで、データ通信専用やSMS機能付きのみのプランでは利用できないので注意しておきましょう。
2018年9月現在はデータ通信も利用可能な「海外トラベルSIM」が登場しています。
データ通信機能は利用不可
IIJmioのSIMでは現状海外でデータ通信機能を利用できないという結果になりました。
2018年9月現在はデータ通信も利用可能な「海外トラベルSIM」が登場しています。
同社ホームページには「国際ローミング利用時は、データ通信はできません」と書いてありますが、これだけではよく分からないので、本当に使えないのか直接Twitterで聞いてみました。

さすがは満足度が高いことで知られるIIJmioといったところでしょうか。すぐにリプライが返ってきました。

結論、データ通信は海外で使えませんという回答がありました。また「WIFiルーターの現地レンタルサービスや現地通信事業者のSIMカードを利用をご検討下さい」と代替案も提示していただきました。2018年9月現在、海外トラベルSIMが申し込み可能なので、インターネットも使いたい場合にはそちらを選んでも良いでしょう。
IIJmio 音声通話機能付きSIMカードを海外で試してみた結果
- 音声通話付きSIMカードのみ利用可
- 国際電話はできる
- 電話料金はdocomoと同じ(海外通話料金)
- 現状データ通信は使えない
- 代用で海外トラベルSIM、WiFiルーターレンタルや現地SIMを使おう
※検証内容は2015年6月時点での情報であり、現在とは異なる可能性があります。最新情報は公式サイトも併せてご確認ください。
IIJmio(みおふぉん)は海外利用も安い
IIJmio(みおふぉん)の海外対応しているSIMカードを紹介しました。2018年9月現在「海外トラベルSIM」が登場しているので、2週間程度の旅行であれば、こちらのほうがお得に使える可能性があります。格安SIMではデータ通信が使えないプランがいまだに多いですが、海外トラベルSIMなら対象国・地域であればデータ通信も使えるのが便利ですね。
通常プランのタイプD/タイプAでも音声通話SIMであれば対象国・地域での海外通話が可能なので、緊急用の音声通話用に持っておくだけというのもおすすめ。渡航先と期間、利用方法に合わせて選ぶと良さそうです。海外にいる相手へかけるのであれば、みおふぉんダイアルという選択肢もあります。発信側は10円/30秒と通常の国際通話と比較すると激安なので、ぜひ活用してみましょう。