ドコモの新キャンペーン「docomo With」とは?|料金を徹底比較!

ドコモの新プランdocomo withが安いと評判です。docomo withは毎月1,500円の割引が続くというプランですが、実質はどのくらいの料金になるのか、格安SIMと比べてみましょう。
この記事の目次
docomo(ドコモ)が特定の機種を使った場合に永久に1,500円の割引を行う「docomo with」を発表しました。まずはdocomo withを詳しく紹介しましょう。その上で格安SIMと比べてどのくらい安いのか検証したいと思います。
ドコモの新プラン「docomo with」月額1,500円割引
ドコモの新プラン「docomo with」。このプランは1,500円割引があるプランとなっています。まずはそこを詳しく説明します。
ずっと1,500円割引になる
ドコモの新プラン「docomo with」は契約してから半永久に1,500円を毎月割引するというプランです。これはau、ソフトバンクのサブキャリア格安SIMに対抗するために作られたプランのようです。
1,500円割引を受けるためには、基本プラン、SPモード、パケットパックへの加入が第1条件となっています。シェアプランの場合は基本料金にシンプルプラン980円を選ぶこともできます。
シェアプランを使わない場合はカケホーダイライト、カケホーダイを選択しないといけません。パケットパックはデータパック(S/M/L)、ウルトラデータパック(L/LL)、シェアパック(5/10/15/20/30)、ウルトラシェアパック(30/50/100)などほとんどが対象になっています。
割引は対象機種を購入した場合のみ
docomo withの対象条件に指定機種を利用した場合という条件もあります。対象機種はarrows Be F–05J、Galaxy Feel SC–04Jの2機種です。今後対象機種は増やす予定ということです。
arrows Be F–05J、Galaxy Feel SC–04Jはミドルレンジ、つまりスマートフォンに高度な処理を要求しない方向けの端末です。ですが、日常生活において使いづらさが発生するようなことはない性能です。
公式サイト:docomo


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スマートフォンの代金割引はなし
docomo withを契約した場合、スマートフォンの割引は一切ありません。ですが、スマートフォンの値段は安く設定されています。arrows Be F–05Jは28,512円、Galaxy Feel SC–04Jは36,288円です。
SIMフリースマホだとGalaxy Feel SC–04JがHUAWEI novaと同等くらい、arrows Be F–05Jだとarrows M02くらいの性能です。ただ、カメラの画素数はGalaxy Feel SC–04Jやarrows Be F–05Jの方が上です。
docomo withの評判
SNSでは、docomo withによる月額料金の割引に注目が集まっています。格安SIMよりも月額料金は高いものの、通信速度を重視したい方にとっては嬉しいサービスのようです。契約する店によって端末の価格が異なるので、より安いところで買うのがよさそうです。
1人で使った場合の月額シミュレーション
では、実際月額がいくらになるのか計算してみましょう。docomo withが本領を発揮できるのは2年後からになるので、1人で契約した場合の料金を4年間で計算してみたいと思います。
比較の条件
まずは計算に当たって条件を設定します。
docomo(ドコモ)
- カケホーダイライト
- 月額1,700円
- SPモード
- 月額300円
- データSパック(2GB)
- 月額3,500円
- Galaxy Feel SC–04J
- 36,288円
- docomo with
- 月額–1,500円
格安SIMのDMM mobile(DMMモバイル)
- シングルコース 通話対応SIMプラン 2GB
- 月額1,380円
- 5分かけ放題
- 月額850円
- HUAWEI nova
- 34,800円
この条件で比べてみましょう。
比較計算結果
ドコモの場合、カケホーダイライト 月額1,700円+SPモード 月額300円+データSパック(2GB) 月額3,500円+docomo with 月額–1,500円で月額は4,000円。4,000円を48ヶ月使うと192,000円。Galaxy Feel SC–04J 36,288円を足すと228,288円になります。
一方DMMモバイルの場合はシングルコース 通話対応SIMプラン 2GB 月額1,380円+5分かけ放題 月額850円で月額2,230円。48ヶ月使うと107,040円。HUAWEI nova 34,800円を足すと141,840円です。
ドコモとDMM mobile(DMMモバイル)の差額は86,388円。DMM mobile(DMMモバイル)の方が86,388円安いということになります。月額にすると約1,800円が毎月安くなる計算になります。
家族3人で4年間使った場合の月額シミュレーション
もしもあなたが所帯持ちなら、家族で利用した際の料金も気になるところでしょう。家族3人で4年間使った場合の計算もしてみましょう。
比較の条件
この条件で比べてみましょう。
docomo(ドコモ)
- シンプルプラン
- 月額980円×3
- SPモード
- 月額300円×3
- シェアパック5(5GB) 一人のみ
- 月額6,500円
- シェア料金
- 月額500円×2
- Galaxy Feel SC–04J
- 36,288円×3台
- docomo with
- 月額–1,500円×3
格安SIMのDMM mobile(DMMモバイル)
- シェアコース 通話対応SIM3枚プラン 5GB
- 月額3,310円
- 5分かけ放題
- 月額850円
- HUAWEI nova
- 34,800円×3台
比較計算結果
少し複雑になりますが、シンプルプラン 月額980円×3+SPモード 月額300円×3+シェアパック5(5GB) 一人のみ月額6,500円+シェア料金 月額500円×2+docomo with 月額–1,500円×3を48ヶ月で計算すると328,320円。Galaxy Feel SC–04J 36,288円×3台を足すと437,184円です。
DMM mobile(DMMモバイル)の場合はシェアコース 通話対応SIM3枚プラン 2GB 月額3,310円の48ヶ月分で158,880円。HUAWEI nova 34,800円×3台分の代金を足すと263,280円です。
差額は173,904円。DMM mobile(DMMモバイル)で使った方が199,344円安いということになります。月額にすると3,623円安くなる計算です。
公式サイト:docomo
docomo withは格安SIMに勝てない
計算結果は格安SIM DMM mobile(DMMモバイル)の圧勝でした。ドコモの新プラン「docomo with」の1,500円割引があっても格安SIMの安さにはかないません。もしも、ドコモを家族で契約しているのであればDMM mobile(DMMモバイル)に乗り換えた方が節約になります。スマートフォンは格安SIMで使うようにしましょう。