au回線が使えるSIMフリースマホおすすめ端末と格安SIMは?設定方法も

au回線が使えるSIMフリースマホのおすすめ端末と格安SIMを紹介します。ブランドだけでなく、端末ごとに紹介しているので格安SIMへの乗り換えを検討しているauユーザーは参考にしてください。SIMロックの解除と乗り換え方もお伝えします。
この記事の目次
携帯代を節約するために、キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討している方も多いでしょう。しかし、100社以上もある格安SIMの中から自分に合った会社を選ぶのは簡単ではありません。
厳密には様々なポイントを見比べて選ぶ必要がありますが、まずは自分が現在使っているキャリアの回線から選ぶのがおすすめです。
この記事ではau回線を利用している方に向けて、おすすめ格安SIMをご紹介します。
au(VoLTE)回線が使える格安SIM(MVNO)はどこ?iPhoneは使える?
auの回線が使える格安SIMについて見ていきましょう。それぞれiPhoneが利用できるかも解説していきます。
格安SIM、つまりMVNOはauをはじめとするMNOから通話回線を借りている事業者のことを指します。
UQモバイル

auのサブブランドであるUQモバイルから見ていきましょう。UQモバイルはauを提供するKDDIが運営しているため、厳密にはMVNOではなくMNOです。
UQモバイルの特徴はなんといっても、通信速度の安定性。KDDIが直接運営していることを考えれば、回線が安定しているのも納得できるでしょう。
また、2019年10月に発表された新料金プランにより2年縛りがなくなったのも嬉しいポイント。いつでも契約解除料なしで乗り換え、解約が可能です。
料金プランはシンプルで容量の違うS、M、Lのプランがあり、それぞれ1,000円ずつ料金が違います。UQ家族割を適用すると500円の割引になるため、Sプランが最安1,480円より利用可能です。
通話料金は基本20円/30秒ですが、通話オプションを利用すると料金が抑えられます。1回10分以内の通話がかけ放題になる「かけ放題(700円/月)」と、月に60分以内の通話が低額になる「通話パック(500円/月)」の2種類のオプションから選択可能です。
オプションを使わなければ10分の通話だけで400円もかかるため、仕事などで通話する機会の多い方は通話オプションを忘れずにつけておきましょう。
iPhoneとセットで契約できるのもUQモバイルの大きな特徴。格安SIMの中でもiPhoneとセット購入できる事業者はそう多くありません。
現在はiPhone6sとiPhone7がセット購入できます。総合的に見てもUQモバイルはサービスが充実しており、auユーザーの方が格安SIMに乗り換えるなら間違いなくおすすめです。
キャッシュバックも定期的に行っているため、auから乗り換えを検討している方はタイミングを見計らって乗り換えましょう。
BIGLOBEモバイル
インターネットプロバイダーとしても有名なBIGLOBEはKDDIグループの傘下であり、BIGLOBEモバイルももちろんau回線が利用できます。プランは「音声通話SIM」「データSIM」「SMS機能付きデータSIM」にそれぞれ、5種類の容量から選択できます。
最も小容量の3ギガプランはデータSIMで900円/月から利用できます。30ギガの大容量プランも容易されているので、スマホのヘビーユーザーも満足に使えるでしょう。
最大の特徴はエンタメ系のアプリがカウントフリーとなるエンタメフリーオプションがあること。ユーチューブやアベマTV、SportyやAWAなど動画や音楽、電子書籍といった20種類以上のエンタメ系アプリが対象となっています。
エンタメフリーオプションは、音声SIMなら480円/月、データSIMなら980円/月で利用できます。音楽や動画の視聴で容量不足を気にしたくない方におすすめです。
カウントフリーの対象になるアプリは徐々に増えているため、オプションの価値もどんどん高まっていると言えます。
以前はiPhoneを取り扱っていましたが、2020年3月時点ではiPhone7は完売して取扱がありません。また新しく格安SIMでのiPhone解禁があれば取扱があるでしょう。
特にBIGLOBEモバイルはiPhoneのデザリングに対応している数少ない格安SIMなので、iPhoneユーザーの方は再度取り扱うのを期待しておきましょう。
mineo

関西電力の子会社ケイ・オプティコムが提供する格安SIMmineoもau回線が利用できます。
最大の特徴はデータ通信量を家族だけでなく、友達やmineoユーザー同士で贈りあえる「パケットシェア」「パケットギフト」「フリータンク」サービス。ユーザー同士で格安SIMのことについて質問、回答できる掲示板マイネ王など、ユーザー同士の繋がりを作るサービスがユニークです。
プランは大きく「シングルタイプ」と「デュアルタイプ」に分かれています。データ専用SIMをシングル、音声通話機能付きがデュアルです。
容量が小刻みに6段階で設定されている他、何度でもプラン変更が可能なため利用状況を見ながら柔軟にプランを選べます。最も小さな容量は500MBから用意されているため、モバイルWiFiなどと組み合わせて使うなど、使い方の幅が広がります。
お得なキャンペーンが定期的に行われており、2020年5月31日までは6ヶ月間「800円/月割引」と「データ容量1GB増量」が適用されるキャンペーンがあります。半年間で4,800円もお得になるうえ、合計で6GBが無料で追加されます。
キャンペーンが適応されるのは、他社からのMNP乗り換えで3GB以上のコースに申し込んだ方です。スマホ代をさらに安くしたい方はぜひ活用しましょう。
mineoはiPhoneの取扱にも力を入れており、格安SIMでありあながら様々なiPhone端末を購入できます。ただし、一般的な格安SIMのようにあ安価で購入できるわけではなく、通常の料金となるため気をつけましょう。
iPhone8以降の端末が販売されており、最も安いのがiPhone8(64GB)で52,800円です。また、2020年5月31日までは端末購入者に電子マネーが還元されるキャンペーンを行っているので、端末の購入を検討している方にはチャンスです。
新規でデュアルタイプに申し込み、端末を購入した方全員に電子マネー3,000円が還元されます。
IIJmio

大手インターネットプロバイダーのインターネットイニシアティブ社が運営するIIJmio。数多くある格安SIMの中でも、安定したサービスに定評のあるブランドです。
iOSのアップデートが行われた時はいち早く動作検証を行ったり、社員と交流できる「IIJmio meeting」を開催したりと、大手ならではの安心できるポイントが充実です。通信速度が低下した際も、すぐさま理由と対策を伝える姿勢がファンからの支持を得ています。
プランは3GB・6GB・12GBの3プランが用意されており、格安SIM初心者でも迷うことなく選べるでしょう。通話に関しても、通話料を半分にできる「みおふぉんダイヤル」や規定の時間、回数の音声通話がかけ放題になる「通話定額オプション」などが」用意されています。
IIJmioが特におすすめなのがファミリーです。IIJmioの「ファミリーシェアプラン」なら、契約時に無料でSIMカードを3枚まで利用でき、追加手数料も払えば最大10枚まで追加可能。
例えば12GBプランを3人家族全員で契約すれば、3人で別々に契約した場合より安くなります。最低利用期間が2年ではなく1年なので、乗り換えのハードルが低いのも人気の理由の1つです。
iPhoneも取り扱っており、中古端末なので低下よりも安く購入可能です。現在はiPhone7が在庫ぎれになっているため、iPhone8からiPhoneXSまでを扱っています。
在庫があればiPhone8を3万円台でも購入できるので、iPhoneを安く購入したい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


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QTモバイル

九州電力グループが運営するQTモバイル。最大の特徴は、キャンペ―ンを使って1年目の月額料金を安く抑えられること。
6GBでも最初の1年は990円/月で利用できます。契約できる通信容量も1GB、3GB、6GB、10GB、20GB、30GBと豊富に揃っているため、使い方に合わせて柔軟に調整できるでしょう。
iPhoneはiPhone8(64GB)とiPhoneXR(128GB)のみ取り扱っています。
au(VoLTE)回線が使えるおすすめのSIMフリー端末
auの回線使えるSIMフリー端末の中から2020年におすすめの端末を紹介していきます。まずは端末の性能を比較して見てみましょう。
HUAWEI nova 5T | AQUOS sense 3 SH-M12 | OPPO Reno A | HUAWEI P30 lite | |
---|---|---|---|---|
価格※ | 54,480円 | 36,000円 | 35,760円 | 28,800円 |
ディスプレイ | 約6.26インチ | 約5.5インチ | 約6.4インチ | 約6.15インチ |
メインメモリ | 8GB | 4GB | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB | 64GB | 64GB |
指紋認証 | ○ | ○ | ○ | ○ |
防水 | × | ○ | ○ | × |
おサイフケータイ | × | ○ | ○ | × |
※各商品の価格はあくまでも目安です。ショップや販売時期によって変動します。 |
HUAWEI nova 5T
スペックもカメラの性能もよく、価格の割に満足度の高い1台と感じる方も多いでしょう。特にスマホでゲームを楽しみたい方や、SNSに投稿するためにきれいな写真を撮りたい方におすすめです。
DSDV(デュアルSIM デュアルVoLTE)に対応に対応しており、SIMを2台させば仕事とプライベートの電話番号を1台で利用可能です。
AQUOS sense3 SH-M12
「1週間の電池持ち」「充電からあなたを解き放つ」というキャッチコピーを持ち、大容量のバッテリーを備えるSH-M12。
AQUOSシリーズ史上最大の4,000mAhの容量に加え、静止画を表示しているときの消費電力が低いIGZOディスプレイにより驚異的な電池の持ちを実現しています。とにかくバッテリーの性能が気になる方におすすめの1台です。
OPPO Reno A
3万円代の価格でありながら、6GBメモリを搭載した1台。防水やおサイフケータイに対応していて、カメラも高性能という隙のない端末です。
ゲームをより楽しむための「ゲームブースト2.0」機能が搭載されており、スマホゲームを満喫したい方にもおすすめです。
HUAWEI P30 lite
コストパフォ-マンスに定評のあるHUAWEI P20 liteの後継機。3万円をきる値段ながら、トリプルカメラを搭載して手軽に美しい写真も撮影可能です。
ゲームをスムーズにプレイするためのAPPAssistantという機能もついています。
SIMロックの解除方法と乗り換え方法
格安SIMへの乗り換えを考えたら、次のステップで進めていきましょう。
電話番号を引き継ぐか決める
電話番号を引き継ぐのは便利な反面、MNP予約番号を取得したり、手数料がかかったりと手間が発生します。
逆に新しい電話番号を使う場合は簡単な一方で、新しい電話番号を周知しなければいけません。
格安SIM会社を検討
プランだけでなく、端末をそのまま使えるのか、お得なキャンペーンがあるのかも要チェックです。SIMロック解除が必要かどうかも事前に調べておきましょう。
SIMの設定
新しいSIMが届いたら端末に挿入して「APN設定」を行います。3分ほどで終わります。
データ通信環境が必要なので、もし自宅にないなら無料WiFiスポットなどを活用しましょう。
まとめ
auの方はau回線の使える格安SIMなら簡単に乗り換えられます。ぜひ自分にあった格安SIMを選んでスマホ代を節約しましょう。