arrows M02とAQUOS SH-M02、国産SIMフリースマホのスペック・価格を比較!

arrows M02とAQUOS SH-M02のスペックや価格を徹底比較!おサイフケータイや防水に対応した国産の格安スマホを比べます。Huawei P8liteやZenFone 2 Laserなど注目のSIMフリースマホとも比べてみました!
この記事の目次
arrows M02とAQUOS SH-M02のスペックや価格を徹底比較!おサイフケータイや防水に対応した国産の格安スマホを比べます。Huawei P8liteやZenFone 2 Laserなど注目のSIMフリースマホとも比べてみました!

arrows M02とAQUOS SH-M02のスペック比較
富士通とシャープ、2つの国内メーカーからSIMロックフリーの最新スマートフォンが発表。抜群の電池持ちや価格面でメリットのある新機種ですが、スペックや特徴も若干異なっています。
機種名 | arrows M02/RM02 | AQUOS SH-M02/RM02 ( エヴァコラボ:EVA20) (gooスマホ:g04) |
---|---|---|
OS | Android 5.1 | Android 5.0 |
CPU | Snapdragon 410 クアッドコア1.2GHz | Snapdragon 400 クアッドコア1.2GHz |
RAM/ROM | 2GB/16GB | 2GB/16GB |
ディスプレイ | 5インチ HD 1280×720 | 5インチ HD 1280×720 |
カメラ | 背面:810万画素 イン:240万画素 | 背面:1310万画素 イン:210万画素 |
バッテリー | 2330mAh | 2450mAh |
防水防塵 | 防水 IP5/8 防塵 IP6X | 防水 IPX5/7 防塵 なし |
おサイフケータイ | ◎ | ◎ |
VoLTE | ◎ | ◎ |
本体サイズ | 横68.9mm 縦141mm 厚さ8.6mm | 横71mm 縦134mm 厚さ9.9mm |
SIMサイズ | Nano SIM | Nano SIM |
まずはサイズ、SH-M02は暑さが9.9mmと、最新のスマホにしてはかさばる印象を受けます。それに対しarrowsは8.6mmと薄さを維持。使いやすさに少し差が出てくる部分です。
OSにはAndroid 5 Lollipopを採用。両者CPUは1.2GHzクアッドコア、RAM/ROMも2GB/16GBとほとんど変わりません。ディスプレイ・画面サイズも5インチ。解像度も(1280×720)と同じです。
違いがでてくるとすればカメラ機能。SH-M02は1310万画素を背面カメラに搭載しており、表面上の性能では違いがみられます。インカメラは240万画素と210万画素なので、そこまで大きな変化はないでしょう。
富士通のarrowsは防水防塵に対応していますが、シャープ機種は防水のみ。さらに富士通は「米国MIL規格14項目準拠」の堅牢性を備えており、耐久度でいえばArrowsに軍配があがります。赤外線機能はAQUOSのみ対応していますが、それ以外は「VoLTE・おサイフケータイ対応」と同等です。
出典:FUJITSU
ちなみに周波数帯の対応バンドですが、シャープはdocomo系MVNOのみ対応しているのに対し、arrowsは「ドコモ/au回線の両対応」となっています。
arrows M02とAQUOS SH-M02の価格比較
- 富士通/arrows 29,800円
- シャープ/AQUOS 39,800円
楽天モバイルでの価格(税抜き)
楽天モバイルの価格でいうと、スペックがほとんど同じであるにも関わらず約1万円の違いがあります。コストパフォーマンスの面で言えば、arrowsの圧勝と言えそうです。
arrows M02とAQUOS SH-M02のバッテリー/電池持ち比較
バッテリー容量に若干の差はありますが、どちらのメーカーも「3日持ち」を全面的に押している両モデル。ただしがっつり利用するヘビーユーザーに関しては、表記通り持たない可能性があることも付け加えておきます。
出典:FUJITSU
arrows M02とAQUOS SH-M02の比較まとめ
- スペックはほぼ同じ
- 堅牢性はarrowsが上
- 価格もarrowsが安い
- 結果的に、富士通のM02がお得
【公式サイト:楽天モバイル】


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arrows M02とHuawei P8liteを比較
先ほどの比較ではarrows M02に軍配が上がりましたが、SIMフリーの人気機種「Huawei P8lite」と比べるとどうでしょうか。
arrows M02とHuawei P8liteのスペック比較
画面サイズは5.0インチで同サイズですが、P8liteの場合は厚みが7.7mmと極薄。さらにCPUは傘下企業が開発した「Hisilicon Kirin620(オクタコア)」を搭載。クロック数は変わりませんが、コア数が多い分P8liteの方が上と言える内容に。カメラ機能も1300万画素と高性能で、性能だけみると太刀打ちできなそうにも見えます。
機種名 | HUAWEI P8lite |
---|---|
OS | Android5.0 (lollipop) |
CPU | HiSilicon Kirin 620 1.2GHz/8コア |
RAM (メモリー) | 2GB |
ROM (内部ストレージ) | 16GB |
SD (外部ストレージ) | microSDカード 最大32GB |
画面/解像度 | 1280×720 ドット 5インチHD/IPS液晶 |
バッテリー | 2200mAh 連続通話 約780分 連続待受 約500分(3G) 約450分(LTE) |
カメラ | メイン約1300万画素 イン 約500万画素 |
大きさ | 横 約71mm 縦 約143mm 幅 約7.7mm |
しかしarrows M02には国内仕様として「防水防塵・長時間駆動のバッテリー・VoLTE/おサイフケータイ対応」もあるので、この辺りを利用したい方は富士通スマホの方がおすすめです。
arrows M02とHuawei P8liteの価格比較
Huawei P8liteの価格は28,600円(税別:楽天モバイル)ということでコスパも抜群。「国内仕様か・否か」という部分が、両機種の購入ポイントになってくるでしょう。
arrows M02とHuawei P8liteの比較まとめ
- 国内仕様なら富士通
- スペック・コスパ重視ならHawei P8lite
【公式サイト:楽天モバイル】
arrows M02とZenFone 2 Laserを比較
最後にASUSの人気機種「ZenFone 2 Laser」との違いを確認。執筆現在も比較サイトのSIMフリーランキングで上位を独占する人気格安スマホです。
ZenFone 2 Laserの基本性能
出典:ASUS
同じく人気のZenFone 2も比較用に載せておきます。ZenFone 2 Laserとはスペックがほぼ互角となっており、背面カメラは1310万画素なのでこちらはASUSが勝ります。
ZenFone 2 Laser | ZenFone 2 | |
---|---|---|
OS | Android 5.0(Lollipop) | Android 5.0(Lollipop) |
ディスプレイ | 5.0インチ (720×1280)HD IPS ゴリラガラス4 | 5.5インチ (1920×1080)FullHD IPS ゴリラガラス3 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 (1.2GHz, クアッドコア, 64bit) | メインメモリ4Gモデル: Intel Atom Z3580 (2.33GHz クアッドコア) メインメモリ2GBモデル: Intel Atom Z3560 (1.83GHz クアッドコア) |
RAM/ROM | 2GB/8GB・16GB | メインメモリ4GBモデル: 4GB/32GB・64GB・128GB メインメモリ2GBモデル 2GB/16GB・32GB |
カメラ(前面/背面) | 500万画素/1300万画素(デュアルカラーLEDフラッシュ・レーザーオートフォーカス搭載) | 500万画素/1300万画素(デュアルカラーLEDフラッシュ・レーザーオートフォーカス搭載) |
外部メディア規格/最大容量 | microSD/128GB (microSDXC, microSDHC, microSD) | microSD/64GB (microSDXC, microSDHC, microSD) |
SIM | microSIM×2 | microSIM×2 (LTE×1、2G×1) |
対応無線規格 | 2G : EDGE/GSM : 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz 3G :W-CDMA 800MHz(6)/800MHz(19)/850MHz(5)/900MHz(8)/1900MHz(2) /2100MHz(1) 4G : FDD-LTE: (JP version) 2100MHz(1)/1800MHz(3)/850MHz(5)/800MHz(6)/900MHz(8)/1700MHz(9)/800MHz(18)/800MHz(19)/700MHz(28) | 2G : EDGE/GSM : 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz 3G :W-CDMA 800MHz(6)/850MHz(5)/900MHz(8)/1900MHz(2) /2100(1)MHz 4G : FDD-LTE: (JP version) 2100MHz(1)/1900MHz(2)/1800MHz(3)/1700MHz/2100MHz(4)/850MHz(5)/800MHz(6)/900MHz(8)/1700MHz(9)/800MHz(18)/800MHz(19)/700MHz(28) |
バッテリー | 2400mAh(取り外し不可) | 3000mAh(取り外し不可) |
連続通話時間/連続待受時間 | 約1393分 (3G)/約502.1時間 (3G)、約240.6時間 (LTE) | 約1144分 (3G)/約294時間 (3G) 約267時間 (LTE) |
サイズ(WxHxD) | 71.5 ×143.7×10.5 mm | 77.20 ×152.50 × 10.80 mm |
重量 | 145g | 170g |
ちなみにZenFone 2 LaserはデュアルSIM仕様なので、格安SIMを「プライベート/ビジネス用」や「低速使い放題SIM/高速通信SIM」などに使い分けている人には有利。
ZenFone 2 Laserのコストパフォーマンス
ASUS ZenFone 2 Laserの価格は、楽天モバイル16GBモデルで27,800円となっており、価格も同等。ここでの比較も焦点は「国内仕様かどうか」。ZenFone 2 Laserは防水やおサイフケータイに対応していないので、購入要素として参考にしたいところですね。
各SIMフリースマホのMVNO・格安SIMとの相性は?
どの機種もドコモ系MVNOのメインバンドであるband 1やプラチナバンドのband 19に対応。3Gの周波数帯に関してもFOMAプラスエリアであるband 6/19をカバーしており、ほとんど違いは見られない状態。
ただしarrows M02に関してはau回線の格安SIMでも運用ができるので、回線速度の評判が良いUQモバイルなどでの運用も可能!
ちなみに今回紹介したほとんどのSIMフリースマホは、MVNOでのセット販売は終了してしまっています。中古のSIMフリースマホを扱うサイトであれば、購入できることもありますので、そちらをチェックしてみることをおすすめします。
arrows M02とAQUOS SH-M02などの格安スマホ徹底比較まとめ
富士通とシャープの新機種発売によって、国産SIMフリースマホも巻き返しの兆しが。今後も要注目です。
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