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nuroモバイル通信速度を他社と比較!速度制限はどれくらい遅い?

更新日:2020.05.28

nuroモバイルの速度についてまとめました。格安SIMの通信速度を考える上では実効通信速度、つまり「実際の利用環境で出る通信速度」が重要です。この記事ではnuroモバイルの通信速度の口コミを紹介し、他の格安SIMと比較してみました。

nuroモバイルは、「nuro光」や「So-net」などを展開するソニーネットワークコミュニケーションズが手掛ける格安SIMブランドです。

nuro光は高速通信をアピールしている業者としても知られています。同じ会社が手掛けるnuroモバイルの通信速度は果たしてどの程度なのでしょうか。

この記事ではnuroモバイルの通信速度について、実際に利用しているユーザーの声を集めて実効通信速度を調べてみました。他のライバル格安SIMとの比較も行っていますので、これからnuroモバイルの契約を考えている人はぜひ参考にしてください。

nuroモバイル最大速度を他社と比較!

nuroモバイルの通信速度と他のライバル格安SIMの通信速度を比較してみましょう。

nuroモバイルと他のライバル格安SIMの口コミ平均速度は以下のとおりです。

「下り」とはダウンロード側で自分のスマホにデータが送られてくる速度、「上り」とはアップロード側で自分のスマホからデータを送る速度です。一般的に重視されるのは下りです。

ブランド名下り平均速度上り平均速度
nuroモバイル7.82Mbps7.29Mbps
UQモバイル44.78Mbps7.71Mbps
楽天モバイル9.81Mbps7.33Mbps
mineo20.63Mbps5.89Mbps

ワイモバイル

43.17Mbps11.81Mbps
IIJmio27.26Mbps8.76Mbps
BIGLOBEモバイル17.99Mbps9.1Mbps
QTモバイル31.93Mbps7.4Mbps
LINEモバイル16.94Mbps10.2Mbps
OCNモバイルONE28.51Mbps9.64Mbps
イオンモバイル27.05Mbps9.22Mbps

出典:みんなのネット回線速度

nuroモバイルの実効通信速度の口コミでは今回比較した11社の格安SIMの中で下り、上りともに最も遅い数値です。

今回の比較だけで判断するのは早計ですが、nuroモバイルの通信速度はお世辞にも「速い」とは言えなさそうです。

下り速度が最も速いのはUQモバイルの44.78Mbps、次いでワイモバイルの43.17Mbpsです。

上り速度が最も速いのはワイモバイルの11.81Mbps、次いでLINEモバイルの10.2Mbpsとなっています。

ドコモ回線の速度

nuroモバイルが発表しているドコモ回線(Dプラン)の通信速度(ベストエフォート)は下り最大1,288Mbps以下です。

「ベストエフォート」とは、さまざまな条件全てが最高レベルで整った時に出る通信速度のことです。通信速度を比較する際の目安にはなりますが、実効速度の口コミを見てもわかるように最大通信速度と実効通信速度は実際問題としてかなりの開きが出ます

au回線の速度

nuroモバイルが発表しているau回線(Aプラン)の通信速度(ベストエフォート)は下り最大1,237Mbps以下です。

ソフトバンク回線の速度

nuroモバイルが発表しているソフトバンク回線(Sプラン)の通信速度(ベストエフォート)は下り最大612Mbps以下です。

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速度制限はある?どれくらい遅いの?

一般的に格安SIMの料金プランは「月〇GB」のように1カ月で利用可能な高速データ通信容量が決められており、それを超える通信を行おうとすると通信速度に制限がかかります。

nuroモバイルもドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線ともにそれぞれ4つのプランがありますが、定められた容量以上の通信では速度制限がかかります

nuroモバイルのプランと容量

  • お試しプラン:0.2GB
  • Sプラン:2GB
  • Mプラン:7GB
  • Lプラン:13GB

速度制限後は、データ専用プランでは32kbpsデータ+SMSプランと音声通話プランでは64kbps~200kbpsです。

200kbps出ていれば、テキストのみのサイトなら何とかストレスなく閲覧できるでしょう。しかし、画像が多用されているサイトは表示にかなり時間がかかります。

200kbpsよりも遅い速度となると実用上かなり厳しいです。動画やゲームはほぼ無理というレベルになってしまいます。

nuroモバイルの口コミや評判は?

nuroモバイルの口コミや評判をTwitterから集めてみました。

速度について

やはり通信速度に不満を持っている人が多い印象です。

料金について

料金について評価する声はあるにはあるのですが、他社に比べると少し割高です。

格安SIMの月3GBのデータ通信プランは900円程度、音声通話プランは1,600円程度が相場です。

nuroモバイルのドコモ回線のSプランは月2GBでデータ通信プランは700円、音声通話プランは1,400円です。相場が1GBあたり300円とすると、nuroモバイルが割高であることがわかります。

Xperiaシリーズとのセット契約がおすすめ

nuroモバイルのドコモ回線の音声通話プラン契約とセットでソニーのXperiaシリーズの端末を購入すると、「プレミアム帯域オプション」が無料でついてきます。

これはXperia専用のプレミアム帯域が用意され、他のnuroモバイル利用者よりも快適で安定した通信ができます。このプレミアム帯域は慢性的に渋滞している国道に設けられたバス専用レーンのようなもので、通常の料金プランとの差は歴然です。

速度重視ならばサブキャリアもおすすめ

「サブキャリア」は自社で回線を持つ事業者(キャリア)が自社で行っているサービスとは別ブランドで行っているサービスや会社のことで、「サブブランド」と呼ぶこともあります。

サブキャリアに共通する特徴

  • 通信速度が速い
  • 料金がやや高い
  • ショップの数が多い

何よりも通信速度にこだわる人はサブキャリアを選ぶとよいでしょう。料金はキャリアよりは安いですが、ほかの格安SIMより2割から3割程度高いです。

料金重視の人はサブキャリアを選ばず、その他の格安SIMにしてください。

ショップの数はほかの格安SIMと比較すると、サブキャリアは全国いたるところにショップを展開しています。

格安SIMはショップの数が少ないので、どうしても電話やネットのサポートに頼ることになります。これに抵抗を感じる人に格安SIMはあまりおすすめできません。

しかし、サブキャリアであれば最寄りのショップを比較的見つけやすいので、対面でのサポート重視派の人にはサブキャリアがおすすめです。

ワイモバイル

ymobile出典:ワイモバイル

ワイモバイルのスマホベーシックプランS(3GB)の本来の月額料金は2,680円です。しかし、契約から6カ月間は「新規割」が適用され、1,980円になります。

その上、「データ増量無料キャンペーン2」が適用され、最初の1年間は月3GBの高速データ通信容量が月4GBになります。

新規割とデータ増量無料キャンペーン2は、月9GBのスマホベーシックプランMと月14GBのスマホベーシックプランRでも適用されます。

ほかにも様々な割引サービスが用意されています。最も大きいのが「おうち割 ひかりセット(A)」と「家族割引サービス」です(併用不可)。

おうち割 ひかりセット(A)とは、自宅の固定回線にソフトバンク光もしくはソフトバンクエアーを敷いていると、その家の家族のワイモバイル回線は1回線あたり月500円が割引されます。

家族割引サービスは、家族の2回線目以降のワイモバイル回線は1回線あたり月500円が割引されます。こちらは1回線目に割引が適用されないことに注意してください。

スマホベーシックプランSに新規割とおうち割 光セット(A)もしくは家族割引サービス(2回線目以降)が適用されると、本来月2,680円の料金が1,480円になります。

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UQモバイル


au PAY残高還元出典:UQモバイル

auを運営するKDDIの子会社、UQコミュニケーションズが手掛けるUQモバイルは、通話オプションの有無、種類が自由に選べます。

通話オプションが必要ない人はUQモバイルのほうが安く使えるのです。

UQモバイル通話オプション

  • かけ放題(24時間いつでも):月1,700円
  • かけ放題(10分/回):月700円
  • 通話パック(60分/月):月500円

ワイモバイルの国内24時間かけ放題「スーパーだれとでも定額」は月1,000円のオプションです。

24時間かけ放題、1回10分かけ放題をつけた時の金額はワイモバイル、UQモバイルともに同額となりますが、より自由度が高いのはUQモバイルでしょう。

また、UQモバイルにあってワイモバイルにない特徴として、節約モード使用時のSNS&音楽データ量消費ゼロがあります。

UQモバイルは専用アプリで「高速モード」(最大225Mbps)と「節約モード」(最大300kbps)を切り替えられるようになっています。節約モードでの接続時はTwitter、Facebook、LINEといったSNSや、グーグル検索などのデータ消費量がカウントされません

UQモバイルの節約モードは他社の同様の低速接続である200kbpsに比べると300kbpsと少し通信速度が速いです。この速度域での100kbpsの差はかなり大きいです。

UQモバイルは実効通信速度が非常に速く、UQモバイルは300kbpsにかなり近い速度が出ます。そのため、SNSの利用程度であれば十分に実用可能なレベルです。

頻繁にSNSを利用していて毎月速度制限に引っかかる人は、UQモバイルで高速モードと節約モードを上手に使い分けるのも良いでしょう。

なお、ワイモバイルにあった「データ増量」は、UQモバイルでは「スマホプランデータ増量キャンペーン」として行われています。

スマホプランSで最大1,000円、スマホプランM、Lで最大3,000円を割引になり、ワイモバイルと同等の容量になります。

しかし、UQモバイルはスマホプランデータ増量キャンペーンが適用されるためには申し込みが必要でステップがややこしく、ワイモバイルに比べるとやや不便といえます。

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まとめ|nuroモバイルはお試しプランもあり!

今回nuroモバイルに関して、主に通信速度の面でネガティブな口コミが目立ちましたが、通信速度は時間帯や利用環境などによって大きく左右されます。

そのため、口コミは広く浅くチェックつつも参考程度にしておくのがおすすめです。

nuroモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクと3つのキャリアの回線を提供するトリプルキャリアMVNOです。どのキャリアを使っている人でも、キャリアで買ったスマホを原則としてSIMロック解除なしで使うことができます。

「お試しプラン」が用意されているのも特徴で、ドコモ回線であれば300円から音声通話プランでも1,000円で使えます。

プラン名回線容量データ専用データ+SMS音声通話付き
お試しプランドコモ0.2GB300円450円1,000円
au500円650円1,200円
ソフトバンク

ただしnuroモバイルの音声通話プランは、解約時に「(12カ月-利用開始月を0カ月とした利用月数)×1,000円」が請求されます。利用月数が12カ月未満の場合は解約金が発生するので注意してください。

音質などの音声通話の使い勝手は、キャリアも格安SIMもあまり差がありません。差がつくのは実効通信速度なので、「試しにnuroモバイルを使ってみたい」という人はお試しプランを使ってみるとよいでしょう。

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