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ワイモバイルは本当に安い?特徴や料金を徹底比較|安い理由も解説

更新日:2021.02.08

Y!mobile(ワイモバイル)の月額料金は安い?安くない?大手3キャリアだけでなく、かけ放題セットのプランを提供しているUQモバイルや楽天モバイルとも比較しているので、格安SIM内でも安いのか、それぞれの基本料金や特徴、割引サービスをみてみましょう。

ワイモバイルは安いのか、安くないのか、疑問に思っている方もいるかもしれません。今回はワイモバイル料金プランの内容を大手キャリアのSoftBank、docomo、auと比べて、本当にお得に使えるのかをまとめました。さらに、ほかの格安SIMと比較してどのような使い方をするとワイモバイルが安いのかも解説しています。SIMカードのみもスマホセットの契約もお得で快適に使えるワイモバイルはおすすめの格安SIMです。

ワイモバイルのプランは安い?安くない?

ワイモバイルのスマホ向け料金プランは3種類とシンプルです。10分かけ放題もコミコミで安く使える格安SIMなので、まずはどんな特徴があるのか見てみましょう。

ワイモバイルのスマホプランは安い!

ワイモバイルのスマホ向けプランは、月間データ容量に応じてスマホプランS/M/Lの3種類があります。

スマホプランの月額料金

スマホプランS
1年目:1,980円/月
2年目以降:2,980円/月
スマホプランM
1年目:2,980円/月
2年目以降:3,980円/月
スマホプランL
1年目:4,980円/月
2年目以降:5,980円/月

ワンキュッパ割(1年間)を適用した場合の価格

スマホプランのデータ容量

スマホプランS
1、2年目:3GB/月
3年目以降:2GB/月
スマホプランM
1、2年目:9GB/月
3年目以降:6GB/月
スマホプランL
1、2年目:21GB/月
3年目以降:14GB/月

データ増量無料キャンペーンを適用すれば2年間は追加料金なしでデータ量が増量、3年目からはオプション料金500円を払えば1,2年目と同じデータ量になります。

S → M → L の順で月間で使えるデータ容量が多くなり、大容量プランのほうがデータ増量も多いのが特徴です。もしインターネットの使用量が少ないなら安いスマホプランSを、たくさん使うならスマホプランLを選ぶと良いでしょう。

ワイモバイル SIM料金プラン表

Y!mobile基本月額料金新規割適用
(6カ月間)
おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス」適用高速通信容量SIM枚数
スマホベーシックプランS2,948円(税込)-770円(税込)-550円(税込)4GB/月(2年経過後:3GB/月)最大3枚
スマホベーシックプランM4,048円(税込)12GB/月(2年経過後:9GB/月)最大3枚
スマホベーシックプランR5,148円(税込)17GB/月(2年経過後:14GB/月)最大3枚
「データ増量無料キャンペーン」データ増量オプション(550円(税込)/月)が2年間無料となります。2年経過後は、「データ増量オプション」の料金として、550円(税込)/月がかかります。


  1. 最低契約期間のないスマホベーシックプランと比べるとスマホプランがかなり安いのがわかると思います!

無料通話サービス(国内10分かけ放題)がコミコミ!

S/M/Lのいずれのプランにも、無料通話サービスが含まれています。他社のスマホ・ケータイや固定電話への通話でも、10分以内の国内通話であれば何度でも無料で発信できます。

ほかの格安SIMにも無料通話サービスはありますが、時間の長さや回数に細かい違いがあり、3分や5分のかけ放題となる場合も。ワイモバイルの10分かけ放題は無料対象時間が長い分、電話をよくかける方にもおすすめです。

さらに、「スーパーだれとでも定額」という有料オプションもあり、月額1,000円をプラスすれば回数だけでなく通話時間も無制限になります。時間も無制限のかけ放題オプションは格安SIMではほとんどないので、こちらもワイモバイルを利用するメリットとなっています。

ワイモバイルのかけ放題オプション「だれとでも定額」「スーパーだれとでも定額」については以下記事でより詳しく解説しています。

おうち割 光セット(A)・家族割引でさらに安くなる!

ワイモバイルのスマホプランは、SoftBank 光/Airの自宅向けインターネットサービスと併用すると「おうち割 光セット」が適用されて、さらに安くなります。

おうち割 光セット(A)の割引金額

スマホプランS
毎月500円割引
スマホプランM
毎月700円割引
スマホプランL
毎月1,000円割引

ワンキュッパ割+おうち割 光セット(A)割引後のスマホプラン料金

スマホプランS
1,480円~/月
スマホプランM
2,280円~/月
スマホプランL
3,980円~/月

おうち割 光セット(A)の割引が適用されると、スマホプランSなら10分かけ放題付きで1,480円/月から利用可能です。国内通話10分かけ放題、高速データ通信付きで1,480円スタートなので、月額料金はかなり安くなりますね。

またワイモバイルには「家族割引」というキャンペーンもあり、ワイモバイルの指定プランを2回線以上契約していると2回線目以降は最大9回線まで月額540円が割り引かれます。

家族割引はおうち割 光セット(A)と重複できませんが、固定回線を自宅で使っていなくても、家族で複数回線を利用すればお得になるのはワイモバイルのメリットです。

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SIMカードのみ契約で安い!

ワイモバイルはスマホセットの販売を行っていますが、SIMカードのみの契約も用意されています。

SIMカードのみ契約の場合は、条件を満たすと「SIM単体契約特別割引」が最大2年間適用されます。

「SIM単体契約特別割引」割引額

スマホプランS
400円/月
スマホプランM
600円/月
スマホプランL
600円/月

月額料金は以下のようになります。

ワンキュッパ割+SIM単体契約特別割引後の月額料金

スマホプランS
1,580円~/月
スマホプランM
2,380円~/月
スマホプランL
4,380円~/月

さらにSIM単体契約特別割引はおうち割 光セット(A)との重複もできるため、ワンキュッパ割と3つの割引を合わせると、ワイモバイルの格安SIMをさらに激安で使うことも可能です。

ワンキュッパ割+おうち割 光セット(A)+SIM単体契約特別割引後の月額料金

スマホプランS
1,080円~/月
スマホプランM
1,680円~/月
スマホプランL
3,380円~/月

SIMカードのみ契約であれば1年目は1,080円/月となり、10分かけ放題も付くことを考えると格安SIMの中でも最安クラスの料金でしょう。


  1. キャリア版スマホをSIMロック解除してワイモバイルで再利用すれば、端末購入の初期費用も抑えられます。

スマホセットも安い!

購入機種によっては、条件を満たすと「月額割引」が最大24カ月間適用されます。

もちろん本体代金の発生しないSIMカードのみ契約のほうがお得ですが、月額割引によってスマホの実質価格が安くなるため、スマホセットも実はお得です。

スマホセットで販売されている端末は動作確認が取れているので、自分でスマホを用意するのが心配という方にも向いています。機種によって割引金額は異なるので、機種ごとの価格は公式サイトで確認しておきましょう。

【ワイモバイル】最新キャンペーンはこちら

ワイモバイルのおすすめスマホ機種は以下記事で紹介しています!

大手3キャリアと比較!ワイモバイルの月額料金は安い?

本当にワイモバイルは安いのかどうか、まずは大手3キャリアのSoftBank、docomo、auとの比較です。

ワイモバイルとSoftBank(ソフトバンク)で比較

SoftBankのメインプランとなっている「ミニモンスター」「ウルトラギガモンスター+」の料金と比較してみました。
ワイモバイルはワンキュッパ割適用時。SoftBankは通話基本プラン、1年おトク割適用時。1GBあたりの価格は月額÷容量で計算

スマホプランSとミニモンスター

 Y!mobile
スマホプランS
SoftBank
ミニモンスター
月額1,980円1,980円
データ容量3GB1GB
1GBあたり‭660‬円1,980円

ミニモンスターとの比較では、スマホプランSでワンキュッパ割を適用すると1GBあたり660円/月から使えます。明らかにワイモバイルのほうが安いですね。

スマホプランLとウルトラギガモンスター+

 Y!mobile
スマホプランL
SoftBank
ウルトラギガモンスター+
月額4,980円7,480円
データ容量21GB50GB
1GBあたり237円149円

ウルトラギガモンスター+のほうが1GBあたり149円/月なので安く感じますが、かなりの大容量なので「果たして50GBも使うのか」も良く考えておきましょう。単純な基本料金はワイモバイルのほうが安くおすすめです。

またSoftBankプランはかけ放題オプションを含まない料金なので、5分かけ放題や時間無制限を付ける場合はもっと高額になります。


  1. ワイモバイルなら国内10分かけ放題が含まれているので安心ですね。

ワイモバイルとdocomo(ドコモ)で比較

docomoの新料金プラン「ギガライト」「ギガホ」と比較してみます。
ワイモバイルはワンキュッパ割適用時。docomoはかけ放題なし、ギガホはギガホ割で1,000円割引(半年)適用時。1GBあたりの価格は月額÷容量で計算

スマホプランSとギガライト

 Y!mobile
スマホプランS
docomo
ギガライト
月額1,980円1,980円
データ容量3GB1GB
1GBあたり660円1,980円

docomoのギガライトは使ったデータ容量に応じて月額料金が変動する仕組みですが、1GB以内の時点ですでに1,980円/月です。ワイモバイルのスマホプランSは1,980円で3GB使えるので、こちらのほうが安いですね。

スマホプランLとギガホ

 Y!mobile
スマホプランL
docomo
ギガホ
月額4,980円5,980円
データ容量21GB30GB
1GBあたり237円199円

大容量プランは1GBあたりだとdocomoのギガホが少し割安です。しかし、docomoの料金はかけ放題を付けていない状態なので、かけ放題込みで考えればワイモバイルのほうがお得感があります

ワイモバイルとauで比較

auの新料金プラン「新auピタットプラン」「フラットプラン7プラス」「フラットプラン20」「フラットプラン25 Netflixパック」と比較してみます。
ワイモバイルはワンキュッパ割適用時。auはかけ放題なし、auフラットプラン20、25 Netflixパックはスマホ応援割 1,000円割引(1年間)適用時。1GBあたりの価格は月額÷容量で計算

スマホプランSと新auピタットプラン

 Y!mobile
スマホプランS
au
新auピタットプラン
月額1,980円2,980円
データ容量3GB1GB
1GBあたり660円2,980円

au新プランとの比較でも、ワイモバイルのほうが安く使えますね。

スマホプランLとau3プラン

 Y!mobile
スマホプランL
au
フラットプラン7プラス
au
フラットプラン20
au
フラットプラン25
Netflixパック
月額4,980円5,480円5,000円6,150円
データ容量21GB7GB20GB25GB
1GBあたり207円782円‭250‬円‭246‬円

大容量プランに関してもauでは1回線利用の月額料金が高いです。5,000円台前半から21GBのデータ容量があり、かけ放題付きのワイモバイルはかなりお得でしょう。

ワイモバイルと大手3キャリア比較の共通点

大手3キャリアのプランすべてにいえることが、公式サイトに表示している最安料金は複数回線の割引や固定回線のセット割引を含めた、かけ放題なしの料金です。

データ容量が少ないプランの比較では、ワイモバイルが1GBあたり660円に対し3キャリアともに1GBあたり1,980円~と大差があります。データ容量が多いプランの比較では1GBあたりの金額は僅差ですが、かけ放題の有無は大きいのではないでしょうか。

他社格安SIMと比較!ワイモバイルの月額料金は安い?

大手3キャリアよりも安く使えることが分かりましたが、格安SIM同士の比較でもワイモバイルはお得なのでしょうか?

今回はかけ放題も使えて、よく比較対象にもなる「UQモバイル」「楽天モバイル」と比べてみました。

ワイモバイルとUQモバイルの料金比較

UQモバイルで現在スマホ向けの主要プランである「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」と比べてみます。
ワイモバイルはワンキュッパ割適用時。UQモバイルはイチキュッパ割適用時

3GBプラン

ワイモバイル
スマホプランS
1,980円/月~
UQモバイル
おしゃべり/ぴったりプランS
1,980円/月~

9GBプラン

ワイモバイル
スマホプランM
2,980円/月~
UQモバイル
おしゃべり/ぴったりプランM
2,980円/月~

21GBプラン

ワイモバイル
スマホプランL
4,980円/月~
UQモバイル
おしゃべり/ぴったりプランL
4,980円/月~

両社とも2年間はデータ増量のキャンペーンがあり、月間データ容量に対しての月額料金は同じです。対象プランでの複数回線利用なら2台目以降は500円割引となる点も同じなので、単純な基本料金だけをみると違いはほとんどありません。

しかしながら、ワイモバイルのSIMカードのみ契約ならSIM単体契約特別割引が適用できる可能性もあるため、その場合はワイモバイルのほうが安く使えます。もちろんUQモバイルも何らかのキャンペーンを開催していることがあるので、申し込み前に両方の特典を比較しておくのがおすすめです。

大きく異なるのは通話面。ワイモバイル スマホプランは10分かけ放題ですが、UQモバイル おしゃべりプランは5分かけ放題と無料対象の時間が短いです。また時間無制限のかけ放題オプションもUQモバイルにはありません。


  1. 通話面も含めるとワイモバイルのほうがお得といえます。

ワイモバイルはSoftBank回線、UQモバイルはau回線のエリアで使える格安SIMですが、通信速度の面ではどちらも良い数値を残しています。例えば2019年6月12日では22の格安SIM内で1位、2位を記録しています。

ワイモバイルと楽天モバイルの料金比較

楽天モバイルの10分かけ放題がセットになった「スーパーホーダイ」と比較してみます。スーパーホーダイはdocomo回線の格安SIMプランです。

楽天モバイル スーパーホーダイの月額料金

楽天モバイル スーパーホーダイは楽天会員ランクが高く、最低利用期間の契約年数が長いほど安い仕組みになっています。

スマホプランSとプランS

 Y!mobile
スマホプランS
楽天
スーパーホーダイ
プランS
月額1,980円980円
データ容量3GB2GB
1GBあたり660円490円

ワイモバイルはワンキュッパ割適用、楽天モバイルはダイヤモンド会員、3年契約で計算
もっとも安い月額料金で10分かけ放題込みのプランを使いたいなら、楽天モバイルのスーパーホーダイにメリットがあります。ただし、ワイモバイルではSIM単体契約特別割引があります。SIM単体契約特別割引にワンキュッパ割+おうち割 光セット(A)を適用すれば、スマホプランSは1,080円~/月で1GBあたり360円です。


  1. 契約内容や割引キャンペーンによって、ワイモバイルがお得だったり、楽天モバイルがお得だったりしますね。

スーパーホーダイを安く使うには最低利用期間や楽天会員ランクなどいくつか条件があるので、適用可能な割引によってお得度は大きく異なります。楽天会員ランクがダイヤモンドの方であれば安く使える楽天モバイルがおすすめですし、逆に3年契約が長いと感じ、会員ランクも通常の楽天会員であれば、ワイモバイルがおすすめです。楽天の会員ランクは毎月変動するのでその点も考慮して選ぶといいでしょう。

通信速度も大きなポイントです。2019年6月時点の計測結果では、ワイモバイルのほうが安定した通信速度を記録しています。しかしながらスーパーホーダイは月間データ容量を使い切ったあとでも最大1Mbps(通信が混み合う時間帯の12:00~13:00、18:00~19:00は最大300kbps)の中速通信が可能です。ワイモバイルでデータ容量を使い切ったときは送受信時最大128Kbpsで低速通信です。

そのため通信速度で比較するなら、現状は「高速通信の安定性ならワイモバイル」「データ容量を使い切ったあともそれなりの速度で使いたいなら楽天モバイル」と考えておくと良いでしょう。


  1. どちらが自分にあっているかまとめてみました。

楽天モバイルがおすすめの人

  • 楽天会員ランクをダイヤモンドのまま維持できる人
  • データ容量を使い切ったあともそれなりの速度で使いたい

ワイモバイルがおすすめの人

  • 通常の楽天会員で3年契約が長いと感じる
  • 高速通信の安定性を求める

ワイモバイルが安いかは条件次第

ワイモバイルは大手3キャリアと比較すれば安いです。しかし、同じ格安SIM同士で比べると条件によっては安くないこともあります。

格安SIM全体でみたときのかけ放題コミコミのプランとしてはお得ですが、よく比較される楽天モバイル スーパーホーダイのように条件次第では他社SIMプランのほうが安くなる可能性があることも分かりました。

もちろん選べるデータ容量が違ったり、通信速度の計測結果はワイモバイルのほうが良かったりと一長一短です。今回の記事で紹介した比較ポイントをみて、どちらが自分に合っていそうかを確認してから格安SIMに申し込みましょう!

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