ヤフオク・メルカリで中古スマホを購入・出品時の注意点!残債確認・SIMロック解除
ヤフオクやメルカリなどで中古スマホを購入する場合と、出品する場合の注意点をまとめました。購入時に失敗したり詐欺にあったりしないための5つのポイント、出品時の4つのポイントを押さえましょう。また、併せて各キャリアごとのSIMロック解除方法も紹介します。
この記事の目次
ヤフオクやメルカリなどで中古スマホを購入したいけれど、いいスマホなのか見極め方がわからず困っていませんか。
また、出品したけれどなかなか売れない場合、どういった情報を載せるといいのでしょうか。
今回は、購入時・出品時にわけて注意点をまとめました。中古スマホが気になる方はポイントをしっかり押さえておきましょう。
ヤフオク・メルカリの中古スマホ購入時の注意点
中古スマホを購入するときの注意点は5つあります。
購入したけれど使えない…と失敗したり、商品が届かないなどの詐欺にあわないようにしましょう。
残債の有無
残債があるスマホは、購入しても途中で使えなくなる恐れがあります。残債とは、端末を分割払いで購入した時の残り代金のことです。
スマホの元の持ち主がきちんと支払い続けてくれればいいのですが、支払いが止まってしまうと回線が止められてインターネット接続や通話ができなくなるからです。
ヤフオクやメルカリの出品ルールで、残債のあるものは販売できないようになっています。しかし、そういったルールがないオークションサイトやフリマサイトもあるので注意してください。
SIMロックの有無
SIMロックとは、購入したキャリア以外で使えないようにするロックのことです。SIMロックがかかっていると、auで買ったスマホはau、ドコモで買ったスマホはドコモでしか使えません。
そのため使いたい回線以外のSIMロックがかかっていると、購入してもすぐに使えないのです。
SIMロック解除をすれば使えるようにはなりますが、キャリアのショップに持って行ったり、WebサイトからSIMロック解除を申請する必要があります。ショップに持ち込みの場合はSIMロック解除の手数料がかかる場合もあるので注意してください。
また、2015年5月までに発売されたAndroid端末とiPhoneは、SIMロック解除に対応していない機種があります。事前にロックを解除できるか確認しておきましょう。
ネットワーク利用制限の有無
携帯電話には、固有の製造番号(IMEI番号)がそれぞれ割り当てられています。
携帯電話各社のシステムにIMEI番号を登録することで、条件に当てはまった携帯電話を利用できなくすることを「ネットワーク利用制限」といいます。
ネットワーク利用制限がされているかどうかは、簡単に確認できます。
IMEI番号は、電話のダイヤル画面で「*#06#」と入力するか、端末の設定情報から確認できます。ほかに外箱にも記載されています。
キャリアで購入した場合の確認方法
ドコモ、au、ソフトバンクで購入した場合は、各社の公式サイトで確認ができます。
- ドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
- au:ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- ソフトバンク:ネットワーク利用制限 携帯電話機の確認
格安SIMで購入した場合の確認方法
UQモバイルやmineoでは公式サイトで確認できます。
- UQモバイル:ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- mineo:ネットワーク利用制限携帯電話機照会(IMEI入力)
相場価格
相場を知らないまま欲しいスマホを探すと、購入したいがために高くても落札してしまう恐れがあります。
気になるスマホを中古で探す場合は、ヤフオク・メルカリどちらも落札相場と商品の状態を確認し、大体の相場価格を確認しておきましょう。
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ストアか個人か
出品者がストアなのか、個人なのかもしっかり確認しておきましょう。それぞれにメリット、デメリットがあります。
ストア出品の場合
ストア出品の場合は表示価格×税がかかるため、個人出品よりも高めになります。
ただし、個人間のトラブルが心配ならストアの方が安心です。オークション初心者はストア出品のほうがいいかもしれません。
個人出品の場合
届いたら故障していたなどのトラブルが起こる恐れがあります。
もちろん、丁寧な梱包や迅速な対応をしてくれる個人出品者も多くいます。評価の確認や、実際やりとりしてみて確認しましょう。
ヤフオクの中古スマホ出品時の注意点
新しいスマホを購入したので、持っていた古いスマホを出品しようと考えている方もいるでしょう。
どうすれば購入してもらえるのか、注意点をまとめました。購入希望者側の気持ちを考えて出品しましょう。
製造番号を記載する
ヤフオクでは製造番号を商品説明に記載することを義務付けていますので、必ず記載しましょう。
製造番号(IMEI番号)から確認できること
- 残債の有無
- ネットワーク利用制限の有無
- 保証の有無
購入希望者が製造番号を調べて、安全だとわかってもらえれば安心して購入してもらえます。
付属品の有無を記載する
付属品とは、スマホ本体以外に充電ケーブルや充電器、SIMトレーの取り出しピン、保証書など、購入した時の箱に入っていたものを指します。
本体のみでももちろん出品できます。しかし、付属品があると購入希望者側で用意しなくていいので便利だと評価が高くなりやすいです。
利用制限によっては出品できない場合も
ヤフオクでは、ソフトバンクとドコモの中古スマホ本体はネットワーク利用制限が「○」のものだけ出品可能としています。
ネットワーク利用制限
- 〇:残債なしで正常に利用できる
- △:分割購入代金の支払い中
- ×:盗難や残債などでネットワーク利用制限中のため通信不可
- -:キャリアと契約のないSIMフリー、Appleで修理交換したもの
出品しようとしているスマホを購入したキャリアのサイトで、製造番号からネットワーク利用制限を調べて「〇」になっているか必ず確認しておきましょう。
注意事項を記載する
個人間でのやりとりとなるため、トラブル防止のために注意事項を記載しておいてください。
商品説明だけでなく注意事項を記載しておくと、購入希望者からの質問も少なくて済みます。
注意事項例
- 商品の状態→「小さな擦り傷・汚れあり」
- 落札後の連絡→「落札後〇日以内にご連絡ください」
- 落札後の入金期限→「〇日以内に入金がない場合は落札をキャンセルします」
- 発送予定日→「入金確認後、○日以内に発送します」
- 返品不可の意思表示→「ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします」
- 発送時の補償→「普通郵便は事故補償・追跡サービスがありません」
- 送料→「北海道・沖縄などの離島は追加料金がかかります」
出品前には必ず見直しをして、自分が買うならこの情報があれば納得するか考えてみてください。
中古スマホのSIMロック解除方法
中古スマホを購入した際にSIMロックがかかっている場合があります。その場合、SIMロックを解除しないと使えません。
各キャリアでのSIMロック解除方法をまとめました。
ドコモの場合
ドコモは、他者から譲渡を受けたスマホや中古スマホも、「My docomo」で24時間SIMロック解除を受け付けています。My docomoから手続きをすると無料です。
ドコモと契約していなくても、「dアカウント」を登録すればMy docomoから手続きできます。
ドコモショップに行って手続きすると、事務手数料3,000円がかかります。
auの場合
auでは、「My au」で中古スマホのSIMロック解除を受け付けています。SIMロック解除にはIMEI情報が必要です。
My auの受付時間は9:00~21:30で、My auから手続きすれば無料で解除できます。
auショップに行って手続きする際は、本人確認書類と手数料3,000円が必要です。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクでは、中古スマホのSIMロック解除はソフトバンクショップでの受付のみです。Webでの手続きはできません。
ソフトバンクショップに本人確認書類とSIMロック解除したい中古スマホを持って行きましょう。SIMロック解除手数料は3,000円で、店頭で支払いになります。
まとめ
ヤフオクやメルカリで中古スマホを購入する際は、ネットワーク利用制限がないかしっかり確認しておきましょう。
出品する場合は、購入希望者の立場にたって必要な情報を記載すると親切です。
中古スマホはすでに新規販売が終了したものが購入できたり、安く購入できたりします。トラブルに巻き込まれないように注意して、希望の品を見つけてください。