WiMAXを有線接続する方法|クレードルは必要?通信速度は速い?メリット・注意点
無線でインターネットに接続できることは、外出先でパソコンやスマートフォンを利用するのにとても便利です。もちろん屋内でも利用できますが、もし家の中でWiMAXを利用するなら、有線が圧倒的にオススメ。その理由とWiMAX有線LANの接続方法を解説します。
この記事の目次
外でパソコンやスマートフォンを使うのに人気のWiMAXですが、家の中でもインターネットを楽しむことができます。
そして、家で使うのであれば、有線でWiMAXと接続するのが圧倒的におすすめ。この記事では、WiMAXの有線LAN接続について紹介します。
WiMAX有線LAN接続がおすすめの理由|メリットを解説
出典:UQ WiMAX
無線でインターネットに接続できるのはとても便利なことですが、当然のことながらデメリットも存在します。そんなデメリットを回避してくれるのが有線接続です。
ここでは、WiMAXを有線で接続するメリットについて紹介します。
通信速度が速くなる
無線LANの通信規格にもよりますが、WiMAXの通信速度の最大性能を、無線LANでは発揮できないことがあります。
高速通信が可能なWiMAX2+の場合、通信速度は下り最大220Mbpsと言われていますが、その性能を無線LAN接続では出せないという可能性があるのです。
有線LAN接続であれば、機器間の接続を安定させることができるので、WiMAXの通信速度の本来の性能を実現することができます。
なお、最近の無線LAN規格の場合であれば、WiMAXの通信速度の最大性能を出せるものも出てきているようなので、通信速度の点だけでは、一概に有線LANの方がいいとは言い切れませんが、上でも書いたように通信の安定性ということを考えるのであれば、断然有線LAN接続がおすすめです。
接続が安定する
有線LANを使わなくてもいい無線は便利ですが、機器どうしが直接接続しているわけではないので、当然のことながらインターネット接続が不安定になってしまいます。
また機器同士の相性の問題もあり、相性が悪ければ、しょっちゅう無線LAN接続が切れてしまうということが起こり、インターネットを利用する上でストレスになってしまいます。
さらに、2.4GHz帯と呼ばれる帯域の無線接続の場合は、電子レンジから出る電波と干渉を起こしてしまい、通信状況が急激に悪くなるといった障害を起こしてしまう可能性もあります。
有線LAN接続を行えば、上記のような無線LAN接続による問題をすべて解決することができるようになるため、大きなメリットと言えるでしょう。
▼2.4Ghz帯と5Ghz帯の違いを知りたい方は以下記事をご一読ください。
接続不具合の原因を切り分けができる
無線LAN接続でパソコンを家で使っている場合に、接続障害が起こった時、プロバイダからルーターへの接続が悪いのか、ルーターからパソコンへの接続が悪いのか、その原因を切り分けることができません。
しかし有線LAN接続でパソコンとルーターを直接つないでおけば、その間で接続不良が起こることは考えにくいので、すぐにプロバイダの通信が混雑している・問題を起こしていることが分かります。
セキュリティがより高くなる
有線と無線を比較すると、セキュリティは有線接続の方が高くなります。
WiFiルーターにパスワードを設定していない場合、無線接続だと悪意を持った第三者に接続されてしまう可能性があるためです。
セキュリティが気になる場合はWiMAXでも有線接続を行っておいたほうが良いでしょう。
WiMAXで有線LAN接続を行う方法
上で紹介したように、WiMAXを家で安定して利用するには、有線LAN接続がおすすめです。そこで、ここでは、実際にWiMAXを有線で接続するための方法を紹介します。
LANケーブルを購入する
当然のことですが、パソコンに有線LAN接続を行うには、LANケーブルとよばれる「線」が必要になります。
家でそれまで固定回線でインターネットを使っておらず、WiMAXルーターだけでインターネットを使ってきたという人は、新たにLANケーブルを購入する必要があります。
クレードルを購入する
出典:UQ WiMAX
WiMAXのモバイルルーターとパソコンを有線LAN接続するには、「クレードル」という機器が必要になります。
クレードルはどんなものかというと、携帯電話やスマートフォンの充電スタンドのようなものといえば、想像しやすいでしょう。
実際に、WiMAXのモバイルルーターをクレードルにおけば、ルーターを充電することが可能です。
そのクレードルにはLANケーブルのコネクターが付いており、クレードルにWiMAXのモバイルルーターを設置した状態で、パソコンなどの機器と有線LAN接続を行なうのです。
ちなみにWiMAXクレードルは家電量販店やネットショップで購入できますし、WiMAX契約時にモバイルルーターとセットで購入することも可能です。
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そのため、キャッシュバックよりも月額料金が元々安い方が結果的にお得になります。
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WiMAXの有線LAN接続に関するその他の知識
上で紹介したように、WiMAXを有線LAN接続するには、クレードルという機器が必要になりますが、そのクレードルの便利な使い方がもう一つあるので紹介しておきます。
固定回線インターネットの無線LANスポットにできる
上で紹介したクレードルの使い方は、本来無線でインターネットを楽しむことができるWiMAXのモバイルルーターを有線化できる、ということでしたが、その逆の使い方もできます。
つまり、固定回線のインターネットを有線でクレードルに接続し、WiMAXのモバイルルーターを無線LANスポットとして使う、という方法です。
この方法でWiMAXモバイルルーターを使う場合、機器がインターネット接続するのは固定回線ということになるので、WiMAXの通信量制限を気にせずにインターネットを利用することができます。
旅行先や出張先で便利
「無線LAN接続は通信が不安定」ということを紹介した後なので、上記の方法を使ってWiMAXモバイルルーターを無線LANスポットにしても、何のメリットがあるんだと思う人も多いかもしれませんが、実は、上の使い方は旅行先や出張先のホテルで使うと便利なんです。
最近ではWiFiを整備しているホテルも多いですが、いまだに有線LANケーブルによるインターネット接続しかできないホテルも多いです。そんなとき、WiMAXモバイルルーターとクレードルがあれば、その回線を無線で利用することができます。
無線化してしまえば、LANケーブルを差すことのできないパソコンやタブレット、スマートフォンでもインターネットを楽しめます。
WiMAXの有線LAN接続はメリットの方が多い
WiMAXの有線LAN接続について紹介しました。
WiMAXを有線で使うことのデメリットは紹介していませんでしたが、LANケーブルとクレードルを準備する必要がある、ということと、有線が煩わしく感じてしまうかもしれない、ということぐらいでしょう。
それよりも、通信が安定して快適に使える有線LAN接続のメリットは非常に大きいと思います。WiMAXを家のインターネットとして使う人は、ぜひとも有線LAN接続を使って快適なインターネット生活を楽しんでください。
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