格安SIMだけでなくキャリアでも、3日間で10GB以上使用した場合や、1ヶ月の基本データ容量をすべて消費してしまった場合、そしてネットワークの混雑状況によって通信速度を低下させる速度制限を設けています。

月額料金が安くてお得なUQモバイルですが、どのような利用状況で速度制限が発生するのでしょうか。

この記事では、UQモバイルで速度制限がかかるとき条件や、容量超過の速度制限がかかったときの対処法、速度制限を解除するためのデータチャージの方法などを解説しています。

また、UQモバイルで速度制限がかかった経験がある人のために、速度制限を回避する方法も紹介します。

UQモバイルの速度制限の条件

他のキャリアや格安SIMと同じように、UQモバイルにも速度制限が設けられています。ここでは、UQモバイルで速度制限が発生する条件について解説します。

▼UQモバイルの通信速度については以下記事で詳しく解説しています。制限がかかっていないときの速度などはこちらの記事でご確認ください。

UQモバイルの通信速度はどれくらい？口コミも合わせて徹底解説

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直近3日間の通信量が6GBを超えた場合

0時~24時までを1日と考えて、前日までの直近3日間で通信量が6GBを超えると、ネットワークの品質や公平性を保つために、通信速度が制限されます。

3日間6GBの制限は、UQモバイルで提供しているすべてのプランが適用対象です。制限される速度は、ネットワークの混雑状況によってことなります。

速度制限を解除するためには、3日後の使用量が6GBを下回るように調整して使いましょう。

0時~24時という基準があるので、その時間帯に使いすぎないように気をつければ、1日程度で速度制限が解除される可能性もあります。

プランごとに利用可能なデータ通信量を超えた場合

契約しているプランの1ヶ月のデータ容量を超えてしまった場合も、速度制限の対象です。制限される速度は、契約しているプランによって異なります。

スマホプラン、ぴったりプラン、おしゃべりプラン、おはなしプランで契約している場合は受信最大300kbps、データ高速プランに加入している場合は受信最大200kbpsに速度が低下します。

容量超過による制限を解除するための対処法

1ヶ月のデータ容量を使い切って速度制限になってしまった場合は、容量を追加で購入すれば、速度制限が解除されます。

データ容量を追加しない場合は、月末まで速度制限が続き、翌月まで解除することができません。

速度が遅くてプライベートや仕事に影響がある場合は、データ容量を追加して速度制限を解除しましょう。

データチャージの容量と料金

データのチャージ容量は、100MBか、500MBから選ぶことができます。

料金は100MBの場合が200円、500MBの場合が500円なので、100MB以上データを使用するなら、100MBを何度も購入するより、500MBを一気に購入した方がお得です。

どちらもチャージ後の有効期限は90日間で、余った場合でも翌月以降に繰り越すことができます。

おしゃべりプランやぴったりプランの場合

おしゃべりプラン、ぴったりプランを契約している人は、契約から最大25ヶ月間、増量オプションが無料で利用できます。

たとえばプランSを契約して基本データ容量の1GB使いきってしまった場合でも、増量オプションの適用で、1ヶ月に使えるデータ容量を3GBに増やすことが可能です。

おしゃべりプラン、ぴったりプランを契約している人は、増量オプションを上手に利用して、データ容量超過による速度制限を解除しましょう。

増量オプションに関する注意点

増量オプションでは、基本データ容量を使い切っても増量分のデータ容量が自動で増えることはありません。毎月自分でチャージする必要があります。

増量分のチャージを忘れた場合、翌月に繰り越すことはできません。チャージを忘れると損をしてしまうので、毎月初めにチャージしておくなどの対策が必要となります。

チャージするときに、まとめてチャージ機能を利用すれば、一気に増量分がチャージできるので簡単で便利です。

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UQモバイルでデータ容量をチャージする方法

UQモバイルでは、データ容量をチャージすることで、容量超過による速度制限を解除することが可能です。ここでは、UQモバイルでデータをチャージする方法を解説します。

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UQモバイルポータルアプリを利用する手順

UQモバイルポータプルアプリを利用して、データをチャージする手順は以下の通りです。

データチャージサイトを利用する手順

データチャージサイトでデータをチャージする場合は、my UQモバイルのIDとパスワードが必要です。データチャージサイトでデータをチャージする手順は以下の通りです。

データチャージの履歴を確認する方法

何度もデータをチャージしているうちに、自分がどのくらいデータをチャージしたのかわからなくなってしまう人もいるかと思います。

データチャージの履歴は、モバイルポータルアプリまたは、データチャージサイトの「チャージ履歴」から確認可能です。

チャージしたデータ容量には90日間の有効期限があるので、データチャージの履歴を確認しながら、無駄のないように使い切りましょう。

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UQモバイルで速度制限を回避するには

UQモバイルで速度制限になると、動画や音楽が楽しめなくなるのでストレスになってしまいます。ここでは、UQモバイルの速度制限を回避する方法を紹介します。

UQモバイルのWi-Fiスポットを活用する

UQモバイルWi-Fiスポットとは、UQモバイルのユーザーであれば、誰でも手数料無料で利用することができるUQ公衆無線のWi-Fiサービスです。

サービスの名称は「Wi2 300 for UQ mobile」で、月額基本料金や初期費用は不要です。全国のカフェや飲食店、コンビニで使えます。

Wi-Fiに接続している間は、データ容量を消費しないので、UQモバイルのWi-Fiスポットを活用して、データ容量を賢く節約しましょう。

UQモバイル公衆無線LANの申込方法

「Wi2 300 for UQ mobile」の申込手順は以下の通りです。

データ無制限プランに変更する

データ無制限プランは、最大500kbps程度の速度でインターネットを利用できる、速度制限のないプランです。

混雑状況によって速度は異なりますが、最大500kbpsの通信速度だと、SNSやWebサイトを閲覧するくらいは問題なく使用できます。

UQモバイルの料金プラン変更は無料でできる場合があるので、毎月のように速度制限にかかっているという人は、無制限プランへの変更を検討しましょう。

こまめにデータ容量を確認する

毎月データ容量を使いすぎて困っている人は、こまめにデータ容量を確認することがおすすめです。

データ容量の残りを目で確認することで、あとどのくらい使えるのかを把握できるので、データ容量の使いすぎが予防できます。

データ容量の確認は、UQモバイルポータルアプリを開くだけで簡単に確認することが可能です。

アプリでデータ残量を確認して、データ容量を計画的に使うようにしましょう。

ターボ機能を活用する

UQモバイルには、高速通信と低速通信を切り替えることで、高速通信が必要ないときに無駄なデータの消費を抑えることができるターボ機能があります。

SNSやメールを利用するときには低速通信、動画や音楽をダウンロードするときは高速通信、というように通信状態を切り替えることで、高速通信のデータ容量の消費を抑えることが可能です。

また、容量がなくなりそうなときに低速通信に切り替えてしまえば、速度制限がかかることはありません。

ターボ機能を積極的に活用してデータ容量が減るのを抑えましょう。

ターボ機能の切り替え方法

ターボ機能のONとOFFは、モバイルポータルアプリか、データチャージサイトで切り替えることが可能です。

モバイルポータルアプリでは、ウィジットを利用することができるので、データチャージサイトよりも簡単に切り替えることができます。

丸いアイコンがONになっている場合は高速通信モード、OFFになっている場合は低速通信モードです。

低速通信モードの送受信最大速度は、おしゃべりプラン、ぴったりプラン、スマホプランの場合で300kbps、その他のプランだと200kbpsになります。

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UQモバイル以外で速度制限の緩いMVNO・格安SIM

最近は3日間の速度制限も緩和していることが多く、より高速通信をガンガン使える格安SIMが増えています。UQモバイル以外にも快適に使えるSIMカードは多くあるので、今回はプラン別に紹介します。

楽天モバイル

楽天モバイルでは、2017年3月1日に3日間の通信速度制限が撤廃され、速度制限を気にせず全プランを利用できます。

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mineoのDプラン（ドコモ回線）

mineo(マイネオ)のドコモ回線であるDプランは3日制限なし。パケットシェアのオプションが豊富なので、家族での利用にもおすすめです。

AプランはUQモバイルと同様に、3日間で6GB以上の利用で速度制限がかかる可能性があるので、注意が必要です。

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DMMモバイル

DMMモバイルは、低速通信時のみ3日間366MB超過時の制限がありますが、高速データ通信の利用時は快適に利用可能です。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルもドコモ回線であるタイプDであれば、全プランにおいて3日間制限がありません。無料WiFiスポットも使えるので、ヘビーユーザーにおすすめです。

タイプAはUQモバイルと同様に、3日間で6GB以上の利用で速度制限がかかる可能性があるので、注意が必要です。

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使い方の工夫でUQモバイルの速度制限を回避しよう

UQモバイルでは、3日間で6GB以上使った場合と、契約データ容量を超えてしまった場合に速度制限がかかります。

速度制限自体は、3日間使用するのを控えたり、データ容量をチャージすることで解除することが可能です。ですが、毎月データの追加料金を払う負担が増えてしまうと、格安SIMを利用している意味がなくなってしまいます。

とはいえ、どうしても速度制限を解除したい、月末まで待てないという場合データチャージ(有料)を行うことが可能です。

UQモバイルでは、データ容量を節約できる機能や、データ容量を消費しないサービスを提供しているので、上手に活用して速度制限になるのを防ぎましょう。

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