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SIMロック解除義務化はMVNO・格安スマホへの追い風?

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SIMロック解除

2015年5月よりSIMロック解除義務化がスタートします。docomo,au(KDDI)が動きを見せる中、softbankはSIMロック解除義務化には慎重な姿勢を見せています。今回のSIMロック解除義務化のニュースは、国内SIMフリーと関連が強いMVNO・格安SIM各社にとって追い風となるのでしょうか?

ついに2015年5月より「SIMロック解除の義務化」がスタートしました。端末がキャリアフリーになることで、通信業界全体やMVNO・格安スマホにどんな影響が出てくるでしょうか?では詳細を確認していきましょう。

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SIMロック解除義務化はMVNO・格安スマホへの追い風?

多くの端末がSIMフリーとなることで何が変わるのでしょうか。

SIMロック解除って何?

まずは基本の用語をおさえましょう。

いままでの携帯電話は「SIMロック」といって、docomo,au,softbankが販売する多くの機種が、他社のSIMカードを挿しても使えないようロックがかけられていました。このロックが解除されることで、ユーザーは現在利用中の機種をそのまま他社の通信サービスに乗り換えたり、海外に持って行って現地のSIMカードでつかうことができます。

これには弊害もあります。例えば、他社に気軽に乗り換えができるようになる代わりに、本体代金の大きな割引がなくなる可能性が指摘されています。これはロック解除に興味のない人にとってはただの値上げになるので大問題です。 スクリーンショット 2015-05-16 13.57.52

 
 

MVNOにとってSIMロック解除義務化は追い風か

ロック解除のニュースは、大手キャリアからMVNOへの乗り換えに拍車をかけそうです。

大手3キャリアは今後大きな変革を求められそうですが、MVNOにとっては嬉しいニュース。どのSIMカードでも使えるのであれば、安さが売りのMVNOに乗り換えが多くなることが予想されます。

しかしながら、これにストップをかけたい大手3キャリアは解約金の値上げをする可能性もあります。また大手キャリアは、通信サービス以外にも「au wallet」「dポイント」「tカード」「dTV」など、独自の付加価値を提供することで、総合力でこの変革期を乗り越えようとしています。 スクリーンショット 2015-05-16 13.59.51 出典:総合力で勝負する大手キャリア au wallet HPより

docomo,au(KDDI),softbankのSIMロック解除義務化の動き

ではSIMロック解除義務化に関する各社の発表を見ていきましょう。

docomo

5月以降に発売する新機種は購入日から6ヶ月以上経過が条件です。

元々docomoは大手キャリアで唯一シムロックの解除に肯定的な姿勢を見せていて、手数料はかかりますがAndroid端末はSIMロック解除に応じていました。5月以降に発売した機種(iPhone・iPad含む)については原則解除に応じますが、購入日から6ヶ月以上経過していることが条件となります。

この6ヶ月以上の制限については、転売を防ぐ目的などがあります。SIMロック解除が施行されることで機種購入のサイクルは長くなることが予想されるので、端末の実質購入代金は値上げされるのでは?との予想もあります。 スクリーンショット 2015-05-16 14.16.39 出典:手数料一覧 docomo HPより

 

au

auでも5月以降発売機種を購入してから6ヶ月以降が条件です。

auもdocomoと同じく、購入から6ヶ月以降がSIMロック解除の条件となっています。各社足並みを揃えての発表もうなずける展開です。

au系回線はCDMA2000を利用するため、注意が必要なこともつけ加えておきます。世界ではW-CDMAの通信方式が普及していて、CDMA2000とW-CDMAは互換性がないので、解除をしても使えない場合があります。逆もしかりです。auがLTEエリアを急激に拡大した背景には、一刻も早くCDMA2000から移行したいという思惑が見て取れます。 スクリーンショット 2015-05-16 14.34.38 出典:au HPより

 

softbank

softbankは解除に慎重な姿勢を見せています。

大手通信会社の中では、2015年5月16日現在、明確なSIMロック解除内容を示していません。ですので、解除できる機種は従来のいくつかの機種のみに限定されています。softbank 経営陣はSIMフリー端末に対して需要が見込めないとコメントしていることもあり、今後の展開が期待されます。

しかしながら、広報部では「基本的には、ガイドラインに沿った形で対応する」とのコメントもあることから、順次発表していくのではないかと見られています。確かに、国内機種がSIMフリーになったとしても、いまの市場動向を考えると全てのユーザーにメリットがあるとは言えない状況なので、今後の対応が待たれます。 スクリーンショット 2015-05-16 14.36.08 出典:softbank HPより

SIMフリー化は市場をどう動かすか

各社総務省のガイドラインに沿った形で行う予定ですが、様子見感は否めません。

今回の発表で通信業界はどう動く?

SIMロック解除義務化によって市場が大きく揺れ動く可能性があります。

先述の通り、SIMロック解除によって業界図が大きく変わる可能性があります。最悪のシナリオとしては、本体代金に対して割引が少なくなり、既存ユーザーが損をすることです。ロック解除→実質値上げは多く議論されていて、これからどうなっていくのかが見ものです。大手キャリアからMVNOへ流出にも拍車がかかる可能性もあります。

しかしながら、急激な値上げは考えにくいので、現状維持しながら動向を見守るのが最善でしょう。業界編成が行われる前に転出可能なMVNOに切り替え、格安SIMで安く運用しながら動向を見守るのも賢い選択です。格安SIM各社は下の図のように契約数・市場規模を伸ばしてきているので、このチャンスをものにすることができるか注目です。 スクリーンショット 2015-05-16 15.01.03 出典:MM総研による調査結果の推定値

 

総合力で勝負の大手3キャリアと料金競争が激化するMVNO

各社今後の施策も大きく変わってきます。

auの「au wallet」と皮切りに、大手キャリアは通信事業をカバーする総合的な施策を数々打ち出しています。先日はdocomoが「dポイント」とPontaの相互ポイント交換サービスを発表しましたし、dビデオはUIを一新し「dTV」に生まれ変わりました。「うちのケータイを使っていれば、いろんなサービスが使えますよ」というスタンスで、MVNOには実現しにくい角度から攻める姿勢が見て取れます。

そうは言っても、通信料金はユーザーの最も気になるポイントです。MVNO各社の価格競争はいままで以上に熾烈を極めています。国内MVNOの高速通信に対する料金は世界水準で見ても相当安いので(エリア・品質・料金を含めて)、これ以上競争激化が進めば共倒れの感もあるので、今後は体力勝負になりそうです。

SIMロック解除義務化まとめ

では今回のニュースをまとめていきます。

格安SIMへ乗り換えのきっかけに

今回のニュースは格安SIMへの乗り換えのきっかけになるかもしれません。

今後ロック解除が進むことで、大手キャリアの携帯電話をそのままに格安SIMに乗り換えれるようになるかもしれません。大手キャリアも実店舗を活かした独自サービスを発表しており、今年は大きな変革期を迎えそうです。

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