1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. U-mobileが料金値下げとデータ容量増量を発表
 

U-mobileが料金値下げとデータ容量増量を発表

umobile0326
SIM

MVNOサービス「U-mobile」は、2015年4月1日より一部プランの価格を値下げするとともに上限の通信容量を増量すると発表しました。また「通話プラスLTE使い放題2」をスタートし、「Ascend G6」の購入と同時に契約すると基本利用料を最大6か月無料にするキャンペーンを開始することも併せて発表しました。

MVNOサービス「U-mobile」を運営する株式会社U-NEXTは、2015年4月1日より一部プランの提供価格を値下げするとともに上限の通信容量を増量すると発表しました。また新プラン「通話プラスLTE使い放題2」をスタートすると共に、「Ascend G6」の購入と同時に同プランを契約した場合に基本利用料を最大6か月無料にするキャンペーンを開始することも併せて発表しました。U-mobileの料金やプランがどう変わるかを実際に見てみましょう。

umobile0326

U-mobileの料金改定内容と新キャンペーン

まずは今回発表になったU-mobile(ユーモバイル) の料金・サービスの改定内容およびキャンペーンについて確認しておきましょう。

料金改定について

2015年4月1日から料金やサービス内容を改定するMVNOはIIJmio(みおふぉん)楽天モバイルhi-ho LTE typeD(ハイホー)OCN モバイル ONENifMo(ニフモ)がありますが、これらの5社の改定内容は「全てのプランで料金据え置きのまま高速データ通信容量を増量する」というものでした。しかしU-mobileでは一部のプランで高速データ通信容量の増量、料金の値下げが行われると共に新たなプランが加わる、という内容になっています。

まずは改訂ポイントのみを列挙します。

データ専用3Gプラン
料金1480円据え置きのまま高速データ通信容量を3GBから5GBへ増量
データ専用ダブルフィックス(1GB超過)
現行料金1680円を900円へ値下げ
通話プラス3GBプラン
料金1980円据え置きのまま高速データ通信容量を3GBから5GBへ増量
通話プラス1GBプラン
料金1580円据え置きのまま高速データ通信容量を1GBから3GBへ増量
通話プラスダブルフィックス(1GB超過)
現行料金2480円を1780円へ値下げ
「通話プラスLTE使い放題2」を新設、月額2730円の1年契約


これによりU-mobileの全料金プランは以下のようになります。



U-mobileデータ専用料金プラン(2015年4月1日改訂予定)
プラン名
LTE使い放題
3GB→5GB
1GB
ダブルフィックス(1GB~3GB)
高速データ通信容量使い放題3GB→5GB1GB1GB~3GB
データ通信専用SIM(SMS機能なし)2480円1480円790円1GB以下680円
1GB超900円
データ通信専用SIM(SMS機能つき2630円1630円940円1GB以下830円
1GB超1050円
通信速度下り最大150Mbps/上り最大50Mbp下り最大150Mbps/上り最大50Mbp下り最大150Mbps/上り最大50Mbp下り最大150Mbps/上り最大50Mbp
U-mobile通話プラス料金プラン(2015年4月1日改訂予定)
プラン名
LTE使い放題2
LTE使い放題
3GB
→5GB
1GB
→3GB
ダブル
フィックス
(1GB~3GB)
高速データ通信容量使い放題使い放題3GB
→5GB
1GB
→3GB
1GB~3GB
音声通話対応SIM(SMS機能つき)2730円2930円1980円1580円1GB以下
1480円

1GB超
1780円
通信速度下り最大150Mbps/
上り最大50Mbp
下り最大150Mbps/
上り最大50Mbp
下り最大150Mbps/
上り最大50Mbp
下り最大150Mbps/
上り最大50Mbp
下り最大
150Mbps/
上り最大
50Mbp


注意したいのは「データ専用1GBプラン」の高速データ通信容量は1GBのままで増量しないということ、「通話プラスLTE使い放題2」は「通話プラスLTE使い放題」に比べて200円安い代わりに1年契約であるということです。

「通話プラスLTE使い放題2」最大6ヶ月無料キャンペーン

U-mobileでは格安SIMとスマホのセット販売も行っており、2015年3月現在HuawaiのAscend Mate7、Ascend G6、ASUSのZenFone5、FREETEL(フリーテル)のprioriという4機種を扱っています。

このうちAscend G6を2015年4月1日から新設される「通話プラスLTE使い放題2」の申し込みと同時に購入すると、月額利用料が最大6か月無料になる、というキャンペーンが実施されます。

 Ascend G6
出典:Huawei Technologies Co., Ltd.

なお、このキャンペーンは2015年4月1日から9月30日までの期間限定で、在庫がなくなり次第終了となります。Ascend G6を狙っている人は早めに申し込んだ方が良いでしょう。

2.IIJmio、楽天モバ、hi-ho、OCN、NifMoと比較

それではU-mobileと同じく2015年4月1日にサービス内容を改定するIIJmio、楽天モバイル、hi-ho、OCN、NifMoと内容を比較してみましょう。ただしこれら5社とプラン内容が共通するのは「データ専用5GBプラン」「通話プラス5GBプラン」「通話プラス3GBプラン」のみなので、この3つのみに絞ります。

まずはデータ通信専用SIMのプランからです。



【データ】IIJmio、楽天モバイル、OCN、NifMo、U-mobileの比較(2015年4月1日以降)

MVNO名
IIJmio
楽天モバイル
OCN
NifMo
U-mobile
5GB1520円1450円1450円1600円1480円


次に音声通話対応SIMのプランです。



【通話】IIJmio、楽天モバイル、hi-ho、OCN、NifMo、U-mobileの比較(2015年4月1日以降)
MVNO名
IIJmio
楽天
hi-ho
OCN
NifMo
U-mobile
3GB(通話)1600円1600円2109円1800円1600円1580円
5GB(通話)2220円2150円2150円2300円1980円

データ通信専用SIMは平均的な料金

まずはデータ通信専用SIMの5GBの比較からです(hi-hoは5GBのプランがないので省略)。楽天モバイルとOCNが最安値の1450円で並びますが、U-mobileはそれに次ぐ安さということになりました。IIJmioよりも40円安く設定してきたのは評価出来ると思います。

MVNO名
IIJmio
楽天モバイル
OCN
NifMo
U-mobile
SMS機能追加料金140円120円120円150円150円


一応SMS機能追加料金も比較してみましょう。残念ながらU-mobileはNifMoと並んで最も高い150円となってしまいました。IIJmioは140円ですから、SMS機能をつけると40円差が30円差に縮まることになります。

通話はU-mobileが最安!

3GBと5GBのデータ通信容量を含む音声通話専用SIMの料金を比較してみると、どちらもU-mobileが最安値となります。特に5GBの方では唯一2000円を切る1980円となっていますし、2番めに安い楽天、OCNと比べても170円も安くなっています。

最低利用期間と解除料も比較してみましょう。

IIJmio
利用開始日の翌月末日まで
解除調定金は「(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1000円」
楽天モバイル
12カ月
違約金は「9800円」
hi-ho
1年
解約手数料は「利用残月数×1,000円」
OCN
6か月
解約違約金は「8000円」
NifMo
6か月
契約解除料は「8000円」
U-mobile
6か月
契約解除料は「6000円」


U-mobileは他社と比べても最低利用期間は短めで、解除料も割安です。MVNOはキャリアから回線を借りているとはいえ、初めて使う場合「繋がりやすさ」や「通話品質」は気になるところです。もしもの時のことを考えると最低利用期間の短さ、解除料の安さは気軽に使い始めることが出来る、と考えることも出来ます。

U-mobile特有の「ダブルフィックス」とは

U-mobileには「ダブルフィックスプラン」という他社にはない独自のプランがあります。これは3GBを上限にして1GBを境に料金が変わる、というもので、例えばデータ専用であればその月のデータ通信料が1GB以下なら680円、1GBを超えると900円となります。そして3GBを超えると料金は900円のまま変わりませんが、通信速度が最大128Kbpsに低下します。

これは見方を変えれば3GBを900円で使うことが出来る、ということにもなりますが、そうするとIIJmioのデータ通信専用SIM「ミニマムスタートプラン」と全く同じになります。IIJmioの場合は1GB以下の通信しかしなくても900円かかりますが、U-mobileの場合は680円で済む分お得、ということにもなります。

データ通信専用SIMで容量が1GBのもの、というと例えばDMM mobile(DMMモバイル) に1GBで660円のプランがありますが、これは1GBを超える通信を行うと200Kbpsに速度が落ちてしまいます。

こうして考えてみると月々のデータ通信容量に幅を持たせてあり、それに応じて料金も変わるというU-mobileの「ダブルフィックスプラン」は融通が利いていて良いかもしれません。特に自宅や会社ではWi-Fi接続で使うような人で出来るだけ月々の料金を安く抑えたい、でもいざという時のためにそれなりの高速データ通信容量は確保しておきたい、というような人にはピッタリのプランだと思います。

U-mobileの料金値下げとデータ容量増量 まとめ

3月も残り1週間を切ったところで駆け込み的にU-mobileのサービス改定の知らせが飛び込んできましたが、これはいかにMVNO間の競争がギリギリのところで行われているかをよく表していると思います。他社は高速データ通信容量の増量がメインでしたが、U-mobileは料金の値下げに手をつけてきた点が特徴です。料金が下がるということは利用者にとっては財布から出て行くお金が少なくなるわけで、お得さをより実感出来る嬉しい改定といえます。今後他社でも料金値下げの動きが出てくるかもしれず、目が離せませんね。