SoftBank(ソフトバンク)回線でSIMフリースマホを使うための設定
SIMフリースマホを購入したけれど、電話をたくさん使うからやっぱりキャリアのSoftBank(ソフトバンク)契約に戻したいという人もいるでしょう。SoftBank(ソフトバンク)でSIMフリースマホは使えるのか、設定はどうしたらいいのかについて紹介します。
この記事の目次
大手キャリアのSoftBank(ソフトバンク)ではSIMフリースマホはつかえるのでしょうか。それともSoftBankで販売しているスマホしか使えないのでしょうか?この記事では、SoftBank回線でSIMフリースマホを使うための設定について紹介します。
SIMフリースマホにSoftBank(ソフトバンク)SIMをそのまま挿入するとどうなる?
SIMフリースマホに、キャリアのSoftBankと契約したSIMカードをそのまま挿入するとどうなるのでしょうか。
基本的には利用不可
SIMフリースマホにキャリアのSoftBankと契約したSIMカードをそのまま挿入しただけでは、その端末は利用できません。
その原因としては、SoftBankのAndroid端末の場合、SIMカードごとにAPN設定が異なることが挙げられます。決まったAPN設定の方法がないためAPN設定を自分で行うことができず、結果としてデータ通信ができないというわけです。
ソフトバンクのAPN設定方法について、別の記事で詳細に解説していますので、あわせてご覧ください。
例外はあるのか?
例外として、キャリアのSoftBankと契約したSIMカードをそのまま挿入するだけで利用できるSIMフリースマホも存在します。
その代表例が、SIMフリー版のiPhoneです。なぜなら、iPhoneの場合はSIMカードを読み込んだ際にそのキャリアを識別し、公式キャリアであればAPN情報を自動で設定してくれるからです。
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SIMフリースマホをSoftBank(ソフトバンク)で使う方法は?
ほとんどのSIMフリースマホは、キャリアのSoftBankと契約したSIMカードを挿入してもそのままでは使えません。それでは、どのような設定が必要なのでしょうか。
すでにSoftBank(ソフトバンク)と契約がある場合
すでにキャリアのSoftBankと契約しておりSIMカードが手元にある場合、SoftBankショップに行って「機種変更・契約変更」の手続きを行う必要があります。
新しく使うスマホとして使いたいSIMフリースマホを持っていけば、ショップでAPN設定を行ってくれるのでSIMカードが使えるようになります。
ただし、その場合は機種変更の事務手数料として3,300円(税込)が必要なので注意が必要です。
新しくSoftBank(ソフトバンク)と契約する場合
SIMフリースマホを使っていたけれどSoftBankの電話料金やほかのプランが魅力で、新しくSoftBankと契約して使いたいという場合もあるでしょう。
その場合は、使いたいSIMフリースマホを持ってSoftBankの店頭に行き新規契約を行います。
新規契約時に必要な本人確認書類
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
- 健康保険証+補助書類(※1)
補助書類とは
- 住民票記載事項証明書(原本)
- 公共料金領収書(電気・ガス・水道・NHK受信料)または官公庁発行の印刷物
- SoftBank発行の請求書や領収書(いずれも発行日から3カ月以内のもの)
なお、この場合も新規加入事務手数料として3,300円(税込)が必要になります。
公式サイト:SoftBank
SIMフリースマホでSoftBank(ソフトバンク)SIMを使う時の注意点
SoftBankの店頭に行って手続きを行えば、SoftBankのSIMでもSIMフリースマホに挿入して利用できることが分かりました。それでは、使う時の注意点としてはどのようなことが挙げられるでしょうか。
SoftBank(ソフトバンク)のコンテンツサービスの利用料が高い?
SoftBankはSoftBankユーザーのみに格安でコンテンツサービスをいくつか提供しています。例えば、その中でも人気のコンテンツに海外サッカーやバスケなどのスポーツをスマホやタブレットで楽しめる「スポナビライブ」(月額1,628円(税込))があります。
スポナビライブは2018年5月31日(木)でサービス提供を終了しています。
SoftBank・ワイモバイルユーザーであれば月額1,078円(税込)で利用できるのですが、SoftBankと契約していても利用しているスマホがSIMフリースマホの場合は、この特典が適用されない可能性があります。ただし、Yahoo!プレミアム会員の場合は月額1,078円(税込)で利用できます。
結局のところMVNO契約の方が安い場合が多い
基本的にはSoftBankのような大手キャリアと契約するよりも、格安SIMを提供するMVNOと契約したほうが毎月の支払いは安くなることが想定されます。
MVNOに対してSoftBankが有利なのは、国内通話が無料になる携帯プラン「スマ放題」の存在です。電話をたくさん使う人にはとても魅力的でしょう。
ただし、通話の時間がそこまで長くないのであれば、DMMモバイルやmineoなどMVNOが提供している○分かけ放題プランを利用して、トータルの月額料金を安くするという考え方も悪くないと思います。
SoftBank(ソフトバンク)回線が使えるMVNOは?
最近はSoftBankの回線を借りたMVNOも増えています。大手キャリアのSoftBankのプランではなくてもSoftBankのサービスエリアがいい、という方にはこちらをおすすめします。
ワイモバイル
LINEモバイル
mineo
nuromobile(nuroモバイル)
b-mobile(ビーモバイル)
U-mobile
QTモバイル(QTモバイル)
スマモバ
H.I.S.モバイル
各MVNOを比較しながら詳細が知りたい方はこちらもご覧ください。
SoftBank(ソフトバンク)でSIMフリースマホを使うなら手続きが必要
SoftBank(ソフトバンク)で契約したSIMカードを挿入して、SIMフリースマホを利用する方法を紹介しました。
SIMフリーのAndroid端末はAPN設定の方法がSIMカードごとに異なるため、SoftBankのSIMカードをそのまま挿入しただけでは利用できません。SoftBankの店舗に足を運び、機種変更の手続きを行って、初めて利用できるようになります。
公式サイト:SoftBank
Softbank回線が使いたいならSoftBank系のMVNOも増えてきていますので、そちらも検討してみてください。