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SIMフリータイプのスマートウォッチの選び方を解説

更新日:2021.03.24

通話もできるSIMフリースマートウォッチを購入するときは電波の種類に気をつけなければいけません。ネット通販で販売されている安いスマートウォッチは国内の電波には対応していないこともあります。スマートウォッチを買う際に気をつけるべき電波の種類を紹介します。

SIMフリースマホについで、通話もできるSIMフリーのスマートウォッチも多く発売されるようになってきました。ネット通販のサイトを見ると3,000円程度でもスマートウォッチを手にすることができるようになっています。

しかし、安いSIMフリーのスマートウォッチは日本では通話することができないことがあります。どういうスマートウォッチを買えばいいのか紹介します。

スマートウォッチに通話も可能なSIMフリータイプがある

スマートウォッチにはスマートウォッチ単独で通話もできるSIMフリータイプのスマートウォッチもあります。

通話もできるタイプならスマホがいらない

今人気なのがSIMカードがセットできてスマートウォッチ単独で通話もSNSも使えるSIMフリータイプのスマートウォッチです。

SIMフリータイプのスマートウォッチは格安SIMを使うことができます。スマートウォッチによってはLINEやFacebookも利用でき、スマートウォッチだけでいいのではないかと思えるものもあります。

SIMフリータイプのスマートウォッチが安い

今Amazonのようなネット通販をのぞくとスマートウォッチがとても安く売られています。安いものは2,000円台のものだってあります。しかも通話対応までできると説明があり、とても魅力的な商品です。

ただ、やはり電池持ちが良くなかったり、動作が悪かったり、日本語に対応しなかったりなど使いづらい部分もあります。しかし、2,000円程度でスマートウォッチを試せるのならお買い得かもしれません。

でもSIMフリーで通話対応と説明があっても必ず格安SIMが使えると思ってはいけません。

おすすめのSIMフリースマートウォッチ

おすすめのSIMフリースマートウォッチをいくつを紹介します。

ZenWatch

ZenfoneのメーカーのASUSが作ったスマートウォッチのZenWatchです。

デザインが他のスマートウォッチより良く評価が高いのが特徴です。SIMカード非対応ですのでZenFone 5を使用していることが前提になっています。

ZenWatchの機能としてはコンパス、心拍数を計測、タイマー機能、Google検索、メールの作成送信、ナビゲーション、音楽が使用できます。

価格は29,000円台からAmazonで購入可能です。

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出典:ASUS

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Gear S

スマートフォンのギャラクシーシリーズで有名なSamsungから発売しているスマートウォッチがGear Sになります。

スクリーンショット 2015-04-11 22.01.50
出典:Samsung

このGear Sの特徴はSIMカードが装着できる点です。

3G通信が使えるのでスマートフォンがなくても通話やメールの送受信が可能です。また、他のスマートウォッチ同様にGPSや健康管理機能も内蔵されています。

価格は約38,000円台になります。

また、格安SIMを使っての使用も可能になりますので3G通信を使用しても月額料金は安く済みます。

使用可能なSIMはドコモ系のMVNOで3G通信(WCDMA2100MHz)が可能な物になります。

ARES EC309

EC309もSIMカード装着型のスマートウォッチになります。


出典:ARES – Amazon店

スマートフォンを一切使用せずに単体でAndroidOSが機能します。通話にはLINEやSkypeまたはIP電話を使用するようになっています。

使用可能なSIMはドコモ系のMVNOで3G通信(WCDMA)が可能な物になります。また、SIMのオプション契約のSMS付きを推奨しています。
対応周波数は明記がありませんが、WCDMAの3GとGSMの4つの周波数に対応でドコモ、ソフトバンクで使用可能となっています。

価格は37,000円台からです。

ANYYOUON SmartGear49

こちらもSIMカード装着可能なスマートウォッチになります。


出典:ANYYOUON – Amazon店

mictoSIMが装着でき格安SIMでも使えます。

Android4.4を搭載、5Mのカメラを搭載しています。また、GPS、加速度センサー、wifiも使用可能です。もちろんテザリングも可能です。

対応周波数はGSM/EDGE/GPRS(850/900/1800/1900 MHz)WCDMA 2100MHzです。ドコモで使える周波数帯はGSM1800/WCDMA2100になります。

価格は42,000円台です。

Huawei Watch

スマートフォンメーカーでもあるHuaweiのHuawei Watchです。

出典:Huawei

デザインはとってもかっこよく非常にオシャレです。
また、Apple Watchと同じくサファイアガラスを搭載しているようです。
こちらはまだ開発中ですので、機能の詳細はまだ不明な点が多いので気になる人は今後もチェックしてください。

発売は6月頃発売予定です。日本でも購入できるのかもまだ未定です。

SIMフリーのスマートウォッチを買う時は電波種別に気をつけよう

安くてお手頃価格な通話対応のスマートウォッチには実は落とし穴があります。

GSMタイプは海外向け

通話もできると説明のあるスマートウォッチには実は海外の電波でしか利用できないタイプのものがあります。

通話もできてSNSの通知もできると説明があり、価格も安いのですが、よく説明を見てみるとGSMという表記があります。GSMというのは2G電波で現在日本では利用されていません。他に3GやW-CDMAなどの表記もあれば日本の電波を利用することができるのでSIMカードをセットすると便利に通話も使うことができます。

3Gが使えるスマートウォッチは少し割高

ネットショッピングで3Gの電波が使えるSIMフリースマートウォッチを探してみましたが、2,000円や3,000円では販売されていません。安くても5,000円程度の商品でなければ3Gの利用は不可能なようです。

電波の種類

日本国内で使える電波、国内では使えなくなってしまった電波を説明します。

W-CDMA

W-CDMAはNTTドコモ、ソフトバンクが利用している電波方式です。ドコモではFOMAと呼びソフトバンクではSoftBank 3Gと呼んでいます。携帯電話やスマホなど幅広い機種で利用されています。

同じCDMAの表記をもつauの電波方式もあります。auの場合はcdma2000を主に利用していてドコモ、ソフトバンクの電波方式とは違います。auの利用するcdm2000もドコモ、ソフトバンクが利用するW-CDMAも日本では幅広く3Gと呼ばれています。

FDD

FDDはよく使われているLTEの電波方式です。データの通信速度が速く、スマホでは特に採用されています。これはドコモ、ソフトバンク、auでも共通で使われています。

ドコモの場合はXiと呼ばれていますし、auではau 4G LTE、ソフトバンクではSoftBank 4G LTEと呼ばれてします。

GSM

GSMは日本ではもう使われていません。以前は日本でも使われていて第2世代とか2Gと呼ばれていた電波方式です。海外では今も利用されていてGSMを利用している国は非常に多くあります。

ただ、3Gなどの第3世代の電波に変更しようとしている通信会社もあり、アメリカのAT&Tは2016年末でGSMを停波する計画が進んでいます。

TD

TDという電波方式は日本でも利用されていてWiMAXやソフトバンクのAXGPがこれに当たります。元は無線通信から発展したりPHSから発展した電波でFDD同様に高速データ通信が可能です。TD-LTEとも表現されます。

格安SIMもスマートウォッチでは利用可能

通話ができるタイプのスマートウォッチを格安SIMで利用している方もいます。よく利用されている格安SIMはIIJmioです。ドコモ回線の格安SIMなら利用可能ですが、IIJmio(みおふぉん)が堅い選択だと思います。

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スマートウォッチで通話できるSIMフリータイプの注意点は?

SIMフリータイプで通話もできるスマートウォッチを探す場合は3G、WCDMAという表記やTD、FDDという表記があることを確認して購入を検討しましょう。特にWCDMA、3Gの電波は高速通信はできませんが、音声通話では必要になる電波方式です。

SIMフリースマートウォッチを購入する場合に気をつけて購入してください。

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