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SIMカードのサイズは3種類ある

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SIMカード

SIMカードには3種類のサイズがあり、SIMカードを交換して使う時にスマホ側とサイズが合わないことがあります。携帯電話各社、格安SIMカード会社(MVNO)共に2000円前後でSIMカードを交換してくれますが、SIMカードカッターやSIMカードアダプターを使ってサイズを合わせる、という方法もあります。

携帯電話やスマートフォンを使う際は、基本的にSIMカードを挿して使うことになります。このSIMカードがあることによって、例え自分の携帯電話本体が壊れてしまったとしても別の携帯電話に挿せばすぐに自分の電話番号、メールアドレスで通話や通信が出来るようになります。しかし、いざ自分の携帯電話からSIMカードを抜いて別の携帯電話に挿そうとした時、SIMカードのサイズが違って使えない、ということがあります。この記事ではそんなSIMカードのサイズの違いについてご紹介します。

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SIMカードは全て同じサイズではない

携帯電話やスマートフォンにSIMカードが使われるようになったのは2001年以降ですが、その間に使われている携帯電話やスマートフォンに使用されているSIMカードは大きく分けて3種類のものに分かれます。大きい順から「miniSIMカード」「microSIMカード」「nanoSIMカード」の3つです。

miniSIMカードの上には「フルサイズSIMカード」というものも存在したことがありましたが、現在ではほとんど利用されていません。また、miniSIMカードを「標準SIMカード」と呼ぶこともあります。これはSIMカードが今のように一般的なものになるきっかけとなった、ドコモのFOMAシリーズで使われていたSIMカードがminiSIMカードで、つい最近まで主流のサイズだったことに依ります。

ただし、ドコモではSIMカードにそれぞれ独自の名称をつけており、一般的に言う「miniSIMカード」は「FOMAカード」「ドコモUIMカード」と呼び、「microSIMカード」は「ドコモminiUIMカード」と呼びます。また、nanoSIMカードを「ドコモmicroUIMカード」と呼びますので、混同しないようにして下さい。

miniSIMカード

iPhoneを例にSIMカードのサイズの変遷を見ると、2007年に発売された1番最初のiPhone、2008年に発売されたiPhone3G、2009年に発売されたiPhone3GSまでがminiSIMカードになります。

iPhoneは他のメーカーのスマートフォンに比べるとかなり早い時期に小さなSIMカードに移行する傾向にありますが、iPhone以外では2011年頃に登場した携帯電話、スマートフォンまではminiSIMカードが使われています。

microSIMカード

microSIMカードはminiSIMカードより一回り小さいSIMカードで、最近ではminiSIMカードに代わって最も標準的なサイズのSIMカードになりつつあります。

iPhoneでは2010年に発売されたiPhone4、2011年に発売されたiPhone4SでこのmicroSIMカードが使われています。ドコモでは2011年に発売されたスマートフォン、SH-13Cで(本体に付属するSIMとしては)初めてmicroSIMカードが使われました。

nanoSIMカード

nanoSIMカードはmicroSIMカードよりもさらに一回り小さいSIMカードです。

iPhoneでは2012年に発売されたiPhone5、2013年に発売されたiPhone 5sおよびiPhone 5c、2014年に発売されたiPhone 6およびiPhone6 PlusでnanoSIMカードが使われています。ドコモでは2014年冬モデルの一部の機種から(本体に付属するSIMとしては)nanoSIMカードが使われていますが、以降に登場するモデルでは最新のスマートフォンのハイエンドモデルでは続々とnanoSIMカードに対応するようになっています。

SIMカードのサイズが違う場合はどうすれば良いのか

以上にご紹介したように、SIMカードと言っても3種類のサイズがあるので、挿し替えようと思ってもSIMカードが大き過ぎて入らない、あるいはその逆でSIMカードが小さすぎてぴったりと嵌らない、ということがあります。このような場合はどうすれば良いのでしょうか。

SIMカードを発行した携帯電話会社等で交換してもらう

ドコモ、au、ソフトバンク等の携帯電話各社でも、いわゆる「格安SIMカード」を提供しているMVNOも、手数料さえ支払えばSIMカードのサイズ交換をしてくれます。交換には手数料が発生し、各社で料金は異なりますが概ね2000円前後となっているようです。

SIMカードカッターやSIMカードアダプターを使う

SIMカードが大きすぎる、小さすぎるという問題に自力で対処するためのアイテムとして「SIMカードカッター」や「SIMカードアダプター」といった類のアイテムが用意されています。

SIMカードカッターとは、miniSIMカードをmicroSIMカード、もしくはnanoSIMカードへ、microSIMカードをnanoSIMカードへとサイズを小さくするためのものです。大き目の爪切りのようなカッターにSIMカードをセットして上かパチン、と挟むと好きなサイズにカットすることが出来ます。

SIMカードカッターを使わなくても小さい方のSIMカードのサイズがわかれば、そのサイズに合わせてマジック等で線を引いてハサミやカッターで切断する、という方法もありますが、SIMカードカッターを使った場合に比べて失敗する危険性が高くなります。切断に失敗すればそのSIMカードはもう使うことが出来なくなってしまいます。

いずれにしてもSIMカードはあくまでも携帯電話会社等から利用者に対して貸与されているものであり、理屈の上では貸してくれた時のままの状態でいずれは返却する必要があると考えられます。そのためSIMカードカッター等で加工をしてしまうと色々と問題が生じる可能性があるため、あくまでも自己責任で行って下さい。

SIMカードアダプターとは、SIMカードが小さすぎて携帯電話やスマートフォンに入れることが出来ない場合にmicroSIMカード大、もしくはminiSIMカード大のアダプターにnanoSIMカードやmicroSIMカードを嵌め込んで使うためのものです。

こちらはSIMカードカッターと違い、SIMカード自体に加工をするものではありません。また、iPhoneのようにSIMカードをSIMカードトレイに載せてスロットに挿すタイプのものの場合、SIMカードトレイ自体を小さいSIMカードに対応したものに換えてしまう、という手もあります。例えばiPhone4SのSIMカードはmicroSIMカードですが、これにnanoSIMカードを挿して使おうとするトレイ側が大きすぎて小さなnanoSIMカードはぴったりと収まりません。もちろんSIMカードアダプターを使えばnanoSIMカードを使うことが出来ますが、SIMカードトレイそのものをnanoSIMカードが収まるように加工されたものを使った方が、SIMカードスロットを破損したりする危険性が低くなる、という利点があります。

SIMカードカッターやSIMカードアダプター、SIMトレイは、楽天やアマゾンのような通販サイトで1000円から2000円程度で簡単に入手することが出来ます。しかしどの手段を使った場合でも失敗してSIMカードを使えなくしてしまったり、携帯電話やスマートフォンを壊してしまうリスクが生じますので、十分な注意と覚悟が必要です。

SIMカードのサイズについてのまとめ

2015年5月に予定されている「SIMフリー原則義務化」や、格安SIMの台頭によって、今後はSIMカードを抜き挿ししながら携帯電話やスマートフォンを使う人が今まで以上に増えるはずです。

1枚のSIMカードを複数の本体で使い回すということも条件さえ合えば可能ですが、出来れば1つの本体に1枚のSIMカードを用意する、それもきちんと対応したサイズのSIMカードを用意する、というのがよりベターな方法であると言えるでしょう。格安SIMカードは安いものなら月500円以下で、高いものでも月3000円程度で使うことが出来ますので、「2枚目のSIMカード」として選ぶにはふさわしいものになります。

「ガラケーとスマホの2台持ち」や「スマホとタブレットの2台持ち」など、人によって様々なスタイルで携帯電話やスマートフォン、タブレットを使い分けることになると思いますが、それぞれのライフスタイルや使い方に合わせたSIMカード選びをすることが大切です。